【すーぱーろぼっとたいせんねお】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | Wii | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | さざなみ | |
発売日 | 2009年10月29日 | |
定価 | 8,379円 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
スーパーロボット大戦シリーズリンク |
Wiiにおける最初で最後のスパロボ。『GC/XO』やスクランブルコマンダーシリーズに続き、戦闘アニメに3Dを採用。
シミュレーションRPG部分の基本は踏襲しつつも従来のスパロボと全く違ったシステムを採用し、作業ゲー・リセットゲーに陥りがちなゲーム性からの脱却が図られている。
+ | ... |
「20代スタッフの意見を参考にした」という事から、人気がありながらも世界観や版権の問題で参戦が絶望視されてきた1990年代の作品群が大挙して参戦している。
当時から人気の高かった『NG騎士ラムネ&40』『覇王大系リューナイト』に加え、『エルドランシリーズ』の4作品が勢揃いし、
さらにほぼ人間サイズの『疾風!アイアンリーガー』までもが参戦という、直撃世代には豪華すぎるラインナップにファンは狂喜乱舞した。
「人類間戦争を描かない作品のみが参戦」「リアル系作品が存在しない(*1)」というスパロボは史上初である。
シリーズのマンネリ化からの脱却、そして3Dスパロボの進化が着実に味わえる作品となっている。
特にシステムの変更は賛否両論あるものの、3Dを生かした新しいスパロボの形を提示できたことは非常に大きい。
また1990年代狙い撃ちという大胆な参戦作品群に惹かれた人であれば、シリーズ未経験でも遊ぶ価値は十分にあるだろう。
*1 『機動武闘伝Gガンダム』をリアル系としてカウントしても1作品のみになる。
*2 過去作の「プロペラントタンク」(EN回復)などの強化パーツに相当する。
*3 『獣神ライガー』のリュウ・ドルク関連で流れる「宿命のライバル」などが該当する。
*4 『R』のラリアーは年齢不詳、『第3次α』のルアフ・ガンエデンは約500歳であり、外見相応の年齢のショタキャラとしては初。
*5 天音本人はこの事を気にしており、本編でも版権キャラに間違われて落ち込んでいる。
*6 後に『第2次Z再世篇』において、『天元突破グレンラガン』のダリー役で版権作品キャラでの出演も果たした。
*7 この大量誘拐の影響で、今作ではアイアンリーグが中止になっている。
*8 『ライジンオー』の泉ゆう・ファルゼブ、『ゴウザウラー』の立花浩美・光主エリカ・山本春枝の5役
*9 『ライジンオー』の小島勉・エルドラン、『ガンバルガー』の流崎力哉・魔王レツアーク、『ゴウザウラー』の白金太郎の5役
*10 『ライジンオー』のベルゼブ、『ゴウザウラー』の原子王、『新ゲッターロボ』の武蔵坊弁慶、『獣神ライガー』のリュウ・ドルク、『ラムネ&40』のブレンドン、『アイアンリーガー』のゴールドアームの6役
*11 一応本作でも勇者シリーズ【※伝説の勇者ダ・ガーン、黄金勇者ゴルドラン】と共に声優ネタとして触れられてはいる。