機種 | タイトル | 発売元 | 概要 | 判定 | |
FC | 西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件 | アイレム | シリーズ1作目。西村作品お馴染みの刑事3人の視点から謎を解く。実は平成最初のゲーム。 | なし | |
西村京太郎ミステリー スーパーエクスプレス殺人事件 | シリーズ2作目。前作とは打って変わって、亀井刑事を単独主人公に据えた王道推理ADV。 | ||||
PCE | 西村京太郎ミステリー 北斗星の女 | ナグザット | シリーズ3作目。CD媒体を活かしてボイスが追加され、サスペンスドラマの雰囲気が強まった。 | ||
3DO | 西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京~南紀白浜連続殺人事件 | パック・イン・ビデオ | シリーズ4作目。ボイスに続き実写映像も加わり本格的にサスペンスドラマ化。日数制限システムを採用。 | 良 | |
PSP | 西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京~南紀白浜連続殺人事件 | マーベラス | リメイク版。実写からシルエットに変更。映像部分が大きく劣化し、シナリオの省略もあり。 | ク | |
DS | DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠 | テクモ |
オリジナル主人公・新(あらた)を主役に据えた新機軸の作品。ライトユーザー向けの低難易度設計となっている。 過去作同様サスペンスドラマ色が強く、おまけの充実度が高め。 |
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DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影 | なし |
西村京太郎は1930年生まれのミステリー作家。
2022年に亡くなるまでに600を超える作品を直筆で輩出し、それらは多数ミステリードラマの原作となっている。
時刻表をトリックに活用した「トラベルミステリー」の第一人者であり、年6回もの取材旅行を通じて鉄道をトリックに用いた作品を数多く手掛けた。
同じミステリー作家の山村美紗氏とは親交が深く、彼女同様に西村氏の名前を冠したゲームも近い頻度で同じハードに送り出されている(FC版以外は発売元も同じ)。
DSより前のゲーム作品は全て『十津川警部シリーズ』を題材としており、捜査一課の面々と共にお馴染みの時刻表トリックに挑むことができる。
『山村美紗サスペンスシリーズ』と異なり、こちらのシリーズは名称が統一されていない。
元々ドラマ作品で『トラベルミステリー』という副題が定着したのをきっかけに、ゲーム作品では4作目にこの名前が使われた。
4作目まではテレビ朝日系のシリーズに基づくタイトルとなっていたが、後に出たDSの2作はTBS系の作品に準拠した『西村京太郎サスペンス』がタイトルに使われている。