山村美紗サスペンスシリーズリンク

機種 タイトル 発売元 概要 判定
FC 山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件 タイトー シリーズ第1作。シナリオは良いが、ややこしい人名と詰まりやすいシステムが難。 なし
MSX2 山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件 登場人物の減少や音楽の使用箇所の変更などの多くの変更が施され、難易度はFC版よりやや下がっている。
FC 山村美紗サスペンス 京都花の密室殺人事件 シリーズ第2作。良い所はそのままにシステムは遊びやすく改善された。
山村美紗サスペンス 京都財テク殺人事件 ヘクト シリーズ第3作。
PCE 山村美紗サスペンス 金盞花京絵皿殺人事件 ナグザット シリーズ第4作。旅情感はたっぷりだが、ゲームテンポやシナリオは残念な出来に。 なし
3DO 山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件 パック・イン・ビデオ シリーズ第5作。実写取り込み。
PSP 山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件 マーベラス PSPリメイク版。実写はシルエットに変更された。 劣化
DS DS山村美紗サスペンス
舞妓小菊・記者キャサリン・葬儀屋石原明子
古都に舞う花三輪 京都殺人事件ファイル
テクモ シリーズ第6作。人気シリーズ主人公3人が集合。
長編に登場する京文化をはじめとした専門用語の数々についての解説を収録。
さらに、京都を舞台とした「京都スタンプラリークイズ」も300問以上搭載。

シリーズ概要

山村美紗は1931年生まれのミステリー作家。
「トリックの女王」「日本のアガサクリスティ」と評されており、1996年に亡くなるまでに百を超える作品を執筆した。代表作は『キャサリンシリーズ』など。
生まれ故郷の京都を舞台とした作品が多く、その固有の文化を題材とした作品は旅情に定評がある。

主な活躍の場は小説やドラマだったが、ファミコンの『京都龍の寺殺人事件』を皮切りにゲーム作品も複数送り出している。
山村氏自身も当時ファミコンに興じており、ノリノリで執筆していたのだとか(参考)。
親交が深いミステリー作家である西村京太郎氏、長女にして役者の山村紅葉氏はゲーム作品でも接点が多く、前者は同様のゲーム作品が複数展開され、後者は一部のゲーム作品に出演を果たしている。

最終更新:2025年04月12日 00:18