サイコガンダムのバリエーション

登録日:2012/06/10 (日) 00:20:52
更新日:2020/05/08 Fri 17:33:56
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本項では、可変MA「サイコガンダム/サイコガンダムMk-Ⅱ」のバリエーションについて記述する。


○バリエーション機体一覧


■プロトタイプサイコガンダム

型式番号:MRX-007

「究極のMSを造る」という目的で地球連邦・旧ジオン系技術を統合して開発されたニュータイプ専用の試作機
ガンダムMk-Ⅱの基本フレームを部分的に流用していて、頭頂高19.3mと後のサイコガンダムよりも小さい。また、装甲材質はガンダリウム合金ではなくチタン合金。

接収したジオングの設計図から得られたサイコミュ・システムを試験的に搭載しているが、小型化できなかったのか機体内部ではなく背中の大型バックパックに積まれている。その影響で本体重量は70tを超え、全備重量に至っては100tオーバーと滅茶苦茶重く、機動力はかなり低いなど問題点が多い。
一方で火力は優秀で、胸にはジェネレーター直結型のメガ粒子砲、腕には分離可能な有線制御式ビーム砲を装備している。

これがきっかけとなり、拠点制圧用としてサイコガンダムが産み出されることとなった。

当初は連邦軍のエースパイロットだったユウジ・シイナが乗り込んでいたが、後に強化人間のサード・ムラサメが搭乗して模擬戦を行った。
しかし、その最中にサードが暴走したため、彼ごと機体は破壊された。



■プロトタイプサイコガンダム大型化試作機

型式番号:MRX-118(MRX-008説もあり)

サイコガンダムのプロトタイプに当たる機体の1つ。高さが40m近くある。
変形機構を取り入れるために開発が凍結されたらしいが、詳細不明。

で動作テストを行っていたプロトタイプΖΖガンダムが本機と遭遇し、交戦したという。
その際、この機体のパイロットは戦う前からとっくに死んでいて、更にテスト中に突然行方不明になっていたフルアーマー百式改ジムⅡハイザックを何らかの方法で操っていた(こちらは無人)。
武装はプロトタイプサイコガンダムと同じであるが巨大な分パワーは凄まじい。
プロトΖΖの攻撃で顔が損傷しパイロットがとっくにミイラ化していることが判明したのだが、その亀裂がまるで口のように開いたり動くはずのないMSの残骸が起き上がったりと作者の画風も相まって出る作品を間違えたような絵となる。
台詞ではMRX-118だがモニターにはMRX-008と表示されており、(MRX-118は誤植で)試作8号機という位置づけだった可能性が高い。



■サイコガンダム試作8号機

型式番号:MRX-008

その名の通り、サイコガンダムの試作8号機。
大型の可変MAとして造られていて、白い機体色から「冷蔵庫」と呼ばれている。
未完成なサイコミュ・システムを搭載しているせいでパイロットへの負担が非常に大きく、実験中に死亡事故も起きている。

当初はキョウ(後のフォウ・ムラサメ)が搭乗するはずだったが、彼女の代わりにジル・ラトキエが乗って実験を行った。
その結果ジルは死亡したが、この時に得られたデータによってサイコガンダムは完成した。



■量産型サイコガンダム

型式番号:MRX-011

エースパイロット用にサイコガンダムMk-Ⅱを基にして造った量産仕様。
変形機構などをオミットしたことで機体が小型化されている(あくまでサイコガンダムよりは小さいというだけで、他のMSよりは大きい)。
多数のビーム兵器を搭載して高い火力を持たせている上、インコムでオールドタイプでも擬似的なオールレンジ攻撃を行える。
しかし、その弊害でしょっちゅうパワーダウンを起こしてしまうという欠点もある。

2機が月面都市イプシロンにてクリフ・フレミングのフルアーマー百式改と交戦し、相手を破損させた。
その後、アイリッシュ級戦艦クークスタウンを攻撃したが、駆けつけたクリフによって撃破されている。

GジェネだとOTでも使いこなせることやサイズがLで編成枠を圧迫しないことから本家より重宝されることも。


■サイコガンダムMk-IV G-ドアーズ

型式番号:MRX-013-3

ティターンズの残党部隊が開発したサイコガンダムMk-IVの3号機(1号機と2号機の詳細は不明)。
サイコガンダムの系列機ではあるが、本体サイズはガンダムMk-IIなどの一般的なサイズと同等の19m級MSであり、武装もバルカンとビームサーベルビームライフルを主武装とするオーソドックスな機体であるが、最大の特徴は背部に搭載された全16基の「サイコプレート」にある。
これはリフレクタービットを防御兵装として発展させた装備なのだが、簡単に言えば「サイコフレームでできたシールドファンネル」と呼べるもの。



■フルバースト・サイコ・ガンダム

型式番号:KRX-00

ゲームガンダムトライエイジ』のオリジナルMSとして登場。
カラバがホンコン・シティにてサイコガンダムを鹵獲し、アムロ・レイ用に改修したものとされる。
アムロ・レイに縁深いMSのカラーリングにしようという意向で、あのRX-78-2ガンダムに近いデザインと化した。

危険だったサイコミュには調整が加えられて問題点を克服、パイロットの力を最大限に発揮できる性能となった。
背部に「ハロファンネル」と呼ばれるビットを収納したコンテナを、右肩にバストライナーを転用装備し、左腕にはキャノン砲2門を内蔵したシールドを追加している。



○関連機体


■ブラックドール

小説版「∀ガンダム」にてグエン・サード・ラインフォードが乗り込む機体。黒歴史の遺産の一つ。
黒歴史の遺産が多く眠る「マウンテンサイクル」…取り分けその中でも極めて危険性の高い兵器が眠る場所……「ロストマウンテン」に眠っていた機体。その外見がホワイトドールに似てる事や、色が単純に黒かった事から名付けられた。

非常に∀ガンダムに酷似した外見をしているものの、各部に応力センサーが見られ、電気系統にもモニターが多く見られる等作りかけ…というよりも廃棄されたプロトタイプといった方が正しい。
一応、∀には存在しない「飛行形態」という独自の形態を持つのだが、居住空間は考慮されておらず、通常のMA形態でも重力下なら『動くだけで手一杯』という有り様であり、おまけに当然ながら月光蝶も搭載されていない。
…とはいえ、こんな有り様でも旧文明が作った異物には変わりはなく、現代で匹敵する兵器等は、皆無。指の一本一本にまで搭載されたメガ粒子砲の火力は戦艦クラスであり、適当に乱射してるだけであらゆる者を沈黙させる。加えて装甲も古い火(原子爆弾)を耐え抜く*1等、恐ろしい堅牢さを持つ。

ちなみに前述した飛行形態ですら40mという巨体であり、直立したMA形態での大きさは想像を絶する。……圧倒的な巨体と圧倒的な火力で当初は外宇宙の脅威に対抗しようとしたのだろうか?
ナノマシンの搭載の有無については劇中では明かされていないが、恐らく搭載されていないだろう。
……しかし、発掘された場所は原爆の爆心地であった為、「爆破解体されて破棄されたが、長い年月をかけてナノマシンによって復活した」とも取れる。

…ここまで読んでおいて分かるだろうが、外見こそサイコガンダムであるが、中身は全くの別物である。(というかそもそもサイコガンダムは強化人間にしか乗れない)
…が、この機体のこともあってか、スパロボGジェネではグエンが敵になった際には、再現としてサイコガンダムに乗ってくることがよくある。



■サイコガンダムMk-Ⅲ

型式番号:MRX-012

ガンダム・ザ・バトルマスター」に登場するオリジナル機体。



■ゲミヌス

型式番号:QRX-006

GUNDAM EVOLVEに登場。
ティターンズの可変MAで、チャクラ研究所が開発したとされる。
通称「サイコ・シップ」。

項目をスクロールしてて『!?』となったあなた。大丈夫、あなたは間違ってない。
サイコガンダムの流れを汲んでいると言う者もいるらしいが、そんな風には全く見えない。
というかむしろこいつらの仲間にしか見えない。
共通点と言えばせいぜい変形機構があることとサイコミュを積んでいること、図体がデカいことぐらいか。

MS形態に変形できるが下半身には脚は無く、代わりに着陸用ランディングギアが展開する。
機体の制御などは全てサイコミュ・システムで行われ、パイロットとしてNTか強化人間が複数人乗り込む。

武装に多数のメガ粒子砲を内蔵している他、「ハスター」なるMS型ビットも装備。また、両腕は分離させてサイコミュでの無線コントロールが可能。

ティターンズから離反したチャクラ研究所への攻撃に投入され、超遠距離からのビーム攻撃を敢行。迎撃に出てきた3機のΖガンダム3号機も圧倒し、ユウリ・アジッサのレッド・ゼータに積まれたサイコ・ニュートライザーを通して精神攻撃を仕掛けた。
だが、ホワイト・ユニコーンの呼びかけもあって跳ね除けられ、逆にサイコミュ・ジャックで腕のコントロールを奪われてしまう。
最後はその腕で頭部を握り潰されて撃破された。



■サイコロガンダム

「SDガンダムワールド ガチャポン戦士」シリーズなどに登場。
デカいサイコロの上にサイコガンダムの頭を載っけているという何ともふざけた姿をしているが、それとは裏腹に凄まじい戦闘力を持っている。付いた渾名が「四角い死神」。
サイコロの1の目からは拡散メガ粒子砲、6の目からは6発のミサイルを発射し、Iフィールドで敵のビーム攻撃も寄せ付けない。

元々はゲームでサイコガンダムを出そうとしたところ、ファミコンのスペック不足で全身が描けなかったのが原因。
その後、Gジェネシリーズにも参戦したことで知名度が上がった。



■サイコロガンダムMk-Ⅱ

サイコロガンダムの頭をサイコMk-Ⅱに変更。
リフレクタービットも装備している。



■サイコガンダムMk-Ⅳ

型式番号:MOX-012

「機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ」に登場する機体。
外見はサイコMk-Ⅱによく似ていて、機体制御や火器管制などは全てサイコミュで行われる。

これまでのサイコガンダムは強化人間用だったが、本機は純粋なニュータイプの搭乗を前提としていて、以前よりも安定した性能を発揮できるようになった。
アルテイシア・ソム・ダイクン少佐の専用機となっている。

まぁ、全部嘘設定なんだけどな!そもそも企画からして嘘だし。


ガンダムMk-Ⅴ

型式番号:ORX-013

おそらく大型化前のプロトサイコのコンセプトに立ち戻り、
サイコガンダムの小型化を目指して作られた。詳細は単独項目。


■NT専用プロトタイプガンダム&ネティクス

型式番号:MRX-002&RX-78NT-X(MRX-003)

ガンダムNT-1のサイコミュ型であると同時に
サイコガンダムの原型とも言える機体。
詳細はガンダムNT-1のバリエーションへ。

■サイコゴーレム


SDガンダム外伝の「伝説の巨人」に登場する、サイコガンダムをモチーフにしたゴーレム
その大昔、戦乱のスダ・ドアカワールドに目覚めたときは敵味方関係なく虐殺してまわり、額の「心の水晶」を抜かれて眠りについた。

その後、サラサを襲い心の水晶を手に入れたジオン族によって再び目覚めさせられ、ラクロアの街と城を破壊する。
妖精キッカ曰く、本来は優しい心を持っているらしく、瓦礫に潰されそうになったジムヘンソン一家を助けたこともあった。

最期は騎士ガンダムによって光の矢を水晶に撃ちこまれ、再び眠りについた。
騎士ガンダムがゲスト出演しているガンダム無双3でもサイコガンダムがこのシーンを再現している。

その後はシャアが心の水晶を使い、サイコゴーレムの幻影を呼び出してムーア界に乗り込んだりスペリオルドラゴンの覚醒の時間を稼いだりとそれなりに活躍した。

SFC版「大いなる遺産」では第2章のボス。みんなのトラウマ





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