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昆虫族(遊戯王OCG)

登録日:2017/10/20 Fri 10:39:45
更新日:2026/04/25 Sat 17:33:08
所要時間:約 41 分で読めます





見てろ! オレの昆虫(インセクト)軍団で、このフィールドをうめつくしてやるよ!!

どうした~! オレの昆虫(インセクト)カードに攻撃してみろよー遊戯~!!


昆虫族とは、遊戯王OCGにおけるモンスターの種族の1つ。



概要


その名の通り虫をモチーフとするモンスターが属する種族。
昆虫と名乗ってはいるが、クモムカデといった昆虫ではない節足動物に、果ては虫っぽい格好の人たちも含まれている。
一般的に虫と呼ばれる生物や虫を連想させるものは大概この種族に割り振られると思ってよい。

属性の比率では地属性が最も多く、次いで属性統一テーマの存在もあって風属性闇属性が多い。
逆に炎属性水属性は非常に少なく、未だ片手で数えられる程度しか存在しない。

原作ではインセクター羽蛾が多用した種族であり、彼が使用した《グレート・モス》系列や《インセクト女王》が有名どころとして挙げられる。
他には妨害カードの手札誘発モンスターである「○○するG」シリーズ、中でも《増殖するG》が高い知名度とデッキ採用率を誇る。
また、かつて【甲虫装機】が大会環境を一色に染め上げた時期もあるため、当時を経験したデュエリストの中には昆虫族といえば彼らを思い浮かべる者もいるだろう。


特色


  • (多少リンクモンスターは経由するが)ほぼメインデッキのみで戦線を確立可能
  • サーチやリクルートといった「デッキからカードを取り出す能力」が高く、特殊召喚できるものも多いため展開力が高い
……と、恐竜族に近しい特徴を持つ。
ただし、EXデッキ0枚でも難なく行動できる恐竜族と比べると、EXデッキへの関与度は若干高め。
種族のほぼ全体が「大型を出して吶喊する」というカードゲームの基本に沿った動きをするため、こう見えて実は基本に忠実な連中である。
強いて言うなら、昆虫族サポート魔法・罠カードがなくても行動できる地力の高さが特徴といえば特徴か。

最上級アタッカークラスに対抗できる攻撃力を持ったものは少なく、対ドラゴン族とかで大型同士の力比べになると厳しい物がある。
扱いやすい除去効果を持ったカードもかなり少ない方。

第11期では海外産昆虫族テーマ「ビートルーパー」の来日に合わせて新規カードが多数登場し、大幅に強化された。
それらは高攻撃力や除去効果、融合モンスターなど既存の昆虫族に不足していた要素を持つものが多く、上記の課題も改善され始めている。

12期からは、種族全体が「蕾禍」サポートに属することとなり、実質的な強化を貰った。


代表的な昆虫族関連カード


個別項目のあるものは下線付きで表記。これ以外は タグ:昆虫族 も参照。

メインデッキの昆虫族モンスター

通常モンスター

「羽蛾さん!これ『ゴキボール』! レアカードなんかじゃない!」

長らくネタ方面での知名度が強かったが、後に《ゴキール》というリメイクモンスターが登場。
あちらはレベル4昆虫族サーチ+αができる効果モンスターとなっている。
しかし、その後関連カードが出る度にイラストでの扱いが段々とぞんざいになっているように見えるのは、やはりモデルとなった虫(嫌われ者)の宿命…なのだろうか。

効果モンスター

手札誘発モンスターなゴキブリ。恐らく現代の遊戯王OCGでは昆虫族はおろか、全カード中でも最も採用率が高いとされる1枚
効果の解説は個別項目に譲るが、1ターンキルや先攻制圧に伴うソリティアに対する抑止力として頻繁に使用される。
一方で、先攻側も展開するだけした直後の後攻ターンにこのカードを使う事で制圧を更に強固にできるため、「結局このカード自体も先攻有利を助長している」という意見も根強い。
更には調整版の後輩が登場した事もあり、現在は制限カードに指定中。

  • 《代打バッター》(☆4)
フィールドから墓地へ送られたに手札の昆虫族1体をレベルを問わずに特殊召喚できる効果を持つ下級モンスターのバッタ
低ステータス故に《共鳴虫》や《クリッター》などのリクルーターやサーチャー、《リミット・リバース》に対応するためサーチ・特殊召喚が非常に容易。
しかし、この効果は時の任意効果なのでタイミングを逃す効果であるというのが難点。
そのため基本的には戦闘破壊時に効果を使う事になる。場合によっては自爆特攻するのも手。
羽蛾のように自壊させるコンボ用カードを用意する手もあるが、公式が勘違いするくらい処理を間違えやすいので合わせるカードは吟味しよう。

余談だが、日本語名《代打バッター》は野球の「代打バッター」と昆虫の「バッタ」をかけた洒落。
英語名《Pinch-Hopper》は野球の「ピンチヒッター」と昆虫のバッタを意味する英語「Hopper」をかけた洒落。
日本語名と英語名の両方で洒落を成立させている面白いモンスターでもある。

  • 共振虫(レゾナンス・インセクト)》(☆4)
「フィールドから墓地に送られるとレベル5以上の昆虫族をサーチする効果」・「除外されるとデッキの《共振虫》を除く昆虫族1体を墓地送りする効果」を持つ巨大スズムシ。
どちらも便利な効果であり、《甲虫装機 ピコファレーナ》や《武装蜂起》などで持ってきてキーカードを集める戦術は【昆虫族】の基本となっている。
加えてこれらの効果には同名ターン1制限も無いため、デッキによっては延々とこの効果を使い回して手札や墓地にカードを貯め続けたりもする。
場から墓地へ、墓地からは除外され、除外後は《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》で回収……と現代の【昆虫族】における「過労死」枠として名高い。

  • 《スケイルモース》(☆5)
お互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できなくする効果を持ったガ。
その効果は《エルシャドール・ミドラーシュ》が持つものと同じであり、特殊召喚を繰り返して戦う現代遊戯王ではメタとしてよく刺さる。
あちらと比べると守備型のステータスをしているためアタッカーには不向きだが、逆に置き物役には適している。
登場当時は採用率は高くなかったが、ゲーム性の変化によって高い評価を得た1枚で、今では【昆虫族】における先攻制圧要員として採用される機会も増えている。

虫嫌いにもよく刺さる恐ろしい(?)イラストからか、英語名は《Scary Moth(恐ろしいガ)》となっている。

  • インセクト女王》(☆7)
  • 《究極変異態・インセクト女王》(特殊召喚・☆7)
インセクター羽蛾が使用した最上級モンスター。通称「女王様」。
原作では幻のレアカードと呼ばれたり城之内を追い詰める活躍を見せはしたが、アンティで城之内に奪われた後は色々と不遇な扱いだった。
更にOCG化に際して原作版から大幅に弱体化し、より悲惨な性能となってしまった……
のだが、後にリメイクモンスターとして《究極変異態・インセクト女王》が登場。通常召喚できなくなったものの、【昆虫族】のエースを担える優秀なモンスターへと進化を遂げた。
詳しくは項目参照。

  • 《粘糸壊獣クモグス》(☆7)
  • 《怪粉壊獣ガダーラ》(☆8)
前者は地属性、後者は風属性の壊獣モンスター。
前者は壊獣の中では低めの攻撃力が、後者は《烈風の結界像》を突破できる*1属性が評価されている。
《共振虫》を使えばサーチも容易であり、さらに昆虫族なので《代打バッター》や《寄生虫パラノイド》の効果で自分の場に特殊召喚する事もできる。
除去カードとしてだけでなく状況と手札次第ではアタッカーとしても使えるのは他種族の壊獣には無い利点。

  • 《円喚師フェアリ》(チューナー・☆3)
可愛らしい妖精の姿をした昆虫族チューナー。日本語名及び英語名(《Fairyant the Circular Sorcerer》)から察するにアリの妖精らしい。
昆虫族か植物族が自分・相手の墓地に存在すると手札から特殊召喚でき、同種族のS召喚時に自身を「チューナー以外のモンスター」として扱える。
植物族が効果指定に入っているあたり、上記の《樹冠の甲帝ベアグラム》と同様に【蟲惑魔】との連携を意識されたカードであろう。
だが風属性の昆虫族チューナーである事から【蟲惑魔】以上に【B・F】との相性が良い。
ちなみに特殊召喚の条件は相手の墓地も参照するので、こちらの墓地が空っぽでも相手の《増殖するG》のおかげで特殊召喚できる場面もあり得る。

羽蛾の策略により城之内のデッキに無断で入れられたカード。相手のモンスターに寄生し種族を昆虫族に変更する特殊な効果を持つ。
OCG化の際には効果ダメージを与える効果と不正行為をせずとも相手のデッキに潜り込める効果が追加された。
しかし、「効果処理が独特すぎる」「特殊な裁定が絡む」「手間のわりに全く強くない」「イラストが怖い」と問題点だらけ。
羽蛾ごっこをする以外の目的でお呼びがかかる事はまずないだろう。

後にリメイクとして、リバースモンスターでなくなった《寄生虫パラノイド》も登場。
見た目も効果もだいぶ違うが、こちらもこちらでちゃんと寄生効果を持っている。個別項目も参照。

  • 《ニードルワーム》(リバース・☆2)
リバース時に相手のデッキを上から5枚墓地に送る効果を持ったリバースモンスター。《ラーバモス》の色違いモンスターでもある。
OCG最初期に登場し、遊戯王OCGに「デッキ破壊」という概念を持ち込んだカードの1枚。
「一度に5枚」という枚数は以降のデッキ破壊カードのパワーに於いて1つの指標にもなっている。
構築にもよるが【デッキ破壊】では未だに採用される事もある。
リバースモンスターなので《メタモルポット》などと組み合わせやすいのも強み。

  • 《人喰い虫》(リバース・☆2)
リバースすると場のモンスター1体を破壊するリバースモンスター。遊戯王OCGにおいて初めて登場した効果モンスター及びリバースモンスターでもある。
リバースできれば《ブラック・マジシャン》でも《カオス・ソルジャー》でも問答無用で喰って破壊するその効果からOCG最初期に活躍した1枚。
より扱いやすい除去効果を持つ効果モンスターが登場するにつれ次第に使われなくなっていったが、古参プレイヤーにとっては印象深いカードであろう。

種族が「戦士族」に誤植されているエラーカードが存在する事でも有名。
このエラーカードを意識したのか、OCG第11期登場のリメイクモンスター《擬態する人喰い虫》は自身の種族を変更できる効果を持っている。

OCG第1期に登場してから22年間、昆虫族最高攻撃力の記録を守り続けてきたグレートなモンスター。
その攻撃力自体は確かに高いが、テキストに記された特殊召喚のための条件は「遊戯王OCG最高難易度」とまで称された非常に厳しいものとなっている。
そして効果耐性などは一切持たないので出したところで簡単に除去されてしまい、召喚条件に対しリターンが全く釣り合っていない。
しかし2017年に《超進化の繭》や《寄生虫パラノイド》といった召喚条件を虫だけに無視できるサポートカードが登場し、「出すだけ」であれば割と簡単になった。
王者の座も現在は《超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス》に託されたが、やはりこのカードはグレートなのである。

  • 《デビルドーザー》(特殊召喚・☆8)
「墓地の昆虫族を2体除外」という、かなり緩い条件で特殊召喚できる巨大ムカデ。
登場当時から「気軽に出せる昆虫族のアタッカー」として親しまれてきた古株で、かつては【デミスドーザー】で一世を風靡していた実績も。
しかし攻撃力は《青眼の白龍》などの3000ラインに一歩及ばず、流石に現代で切り札とするには若干物足りない。
それでも後発の《ゴキポール》や《共振虫》を筆頭に相性の良いモンスターは増えており、【昆虫族】の主力としては未だに現役を張れる存在。

  • 樹冠(じゅかん)甲帝(こうてい)ベアグラム》(特殊召喚・☆9)
墓地の昆虫族か植物族を合計3体除外する事で、手札か墓地から自身を特殊召喚できる特殊召喚モンスター。
《究極完全態・グレート・モス》には届かないものの充分高い攻撃力3400と、昆虫族・植物族モンスター以外の表側表示モンスターを全破壊する除去効果が強力。
加えて、自分の魔法・罠カードの効果の発動時に相手はモンスターの効果を発動できなくする効果も持っている。
言うなれば「令和の《デビルドーザー》」といったカード。

植物族をコストに使える点も含めて、同時期にストラクチャーデッキが発売された蟲惑魔とのシナジーを意識したカードであると思われる。
このカードの持つ高攻撃力や能動的な除去効果は【蟲惑魔】に不足しているものであり、魔法・罠へのカウンター封じも罠デッキとしては嬉しい。
全体的な弱点のカバーと「ホール」「落とし穴」カード発動時のフォロー、その両方を任せられる。

自分のレベル5以上のモンスターのレベルを1つ下げて墓地から自己蘇生できるテントウムシ。
レベル調整、S素材の調達などを行えるうえ、1ターン内の発動回数制限もない。
その結果S召喚主体のデッキやソリティア系コンボデッキなどのお供として数多くのデッキで乱用され、禁止カードに指定されてしまった。

儀式モンスター




エクストラデッキの昆虫族モンスター

融合モンスター

  • 《完全態・グレート・インセクト》(☆9)
羽蛾の切り札モンスターである《グレート・モス》と《インセクト女王》がまさかの融合
素材指定は「昆虫族・レベル8モンスター+昆虫族・レベル7モンスター」なので、《グレート・モス》と《インセクト女王》*2がそのまま融合素材になれる。
そしてそれらを使った融合召喚以外にも「装備カードを装備した守備力2000以上の昆虫族1体をリリース」する事でEXデッキから特殊召喚できる。

効果の方も戦闘破壊耐性に加え、フィールド魔法が存在すればお互いのバトルフェイズに相手モンスターを全破壊できるという強力なもの。
《グレート・モス》の「モス・ハリケーン」の再現とも遊戯の使った罠カードへの意趣返しとも取れるこの効果で相手の場を吹き飛ばしてやろう。

シンクロモンスター

  • 《地底のアラクネー》(☆6)
ルドガーが使用した、元・ダークシンクロな昆虫族シンクロモンスター。「闇属性チューナー+チューナー以外の昆虫族モンスター1体」をS素材に指定する。
相手モンスター1体を自身の装備カードに変換するという、《サクリファイス》や《D-HERO Bloo-D》を思わせる独特な除去効果を持つ。
除去効果は魅力的だが、【昆虫族】で扱うにあたっては闇属性チューナーを指定した素材縛りがネック。
未だ《インフェルニティ・ビートル》・《竜咬蟲》しか存在しない闇属性・昆虫族チューナーを如何にして用意するかがポイントとなる。

海外と『マスターデュエル』で先行実装されたレベル8の昆虫族シンクロモンスター。
S素材に使用したチューナー以外のモンスターの数まで昆虫族か植物族のモンスターをデッキから墓地に送る効果を持つ。
加えてフィールドの昆虫族・植物族1体をチューナーにする効果も持ち、総じてS召喚を軸とした【昆虫族】を手厚くサポートしてくれる。

エクシーズモンスター

  • 《アロメルスの蟲惑魔》(★4)
「レベル4の昆虫族or植物族を蘇生する効果」を持つエクシーズモンスター。モチーフはアリの一種でよく見ると衣装の胸元がアリの頭の形になってたりする。
蟲惑魔に属するモンスターだが、蘇生対象は蟲惑魔に限定されていないためそれ以外の昆虫族デッキでも採用が検討できる。
具体的には《共振虫》や《応戦するG》を蘇生して更なる展開に繋げる戦術が強力であり、【蟲惑魔】以外のデッキで使う場合はこれを狙っていきたい。
限定的な罠カードへの耐性や条件を満たした相手モンスターの蘇生効果も持つが、それらはデッキ構築の段階で意識しておかないと活用は難しいだろう。

リンクモンスター

  • 甲虫装機(インゼクター) ピコファレーナ》(L2)
昆虫族2体でL召喚できる甲虫装機のリンクモンスター。甲虫装機では珍しい女性型モンスターでもある。
手札を1枚捨ててデッキの昆虫族1体を場の昆虫族に装備させる効果と、墓地の昆虫族3体をデッキに戻した後で1枚ドローする効果を持つ。
効果自体は他の様々な昆虫族デッキで活用でき、《応戦するG》や《ゴキポール》など彼女と相性の良い昆虫族も多い。
ドロー効果は昆虫族専用《ダイガスタ・エメラル》といった効果だが、《D.D.クロウ》や《墓穴の指名者》などをチェーンされ対象3枚のうち1枚が墓地を離れても、残りを戻してドローできる点はあちらより優れている。
サポート役としては優秀だが攻撃力は僅か1000しかなく、効果使用後は早々に《熾天蝶》などの後続のリンクモンスターに繋げたいところ。

  • 《グレートフライ》(L2)
L召喚黎明期から存在する、属性強化リンクモンスターの風属性担当。
「風属性モンスター2体」をL素材に指定する。《ブレードフライ》のリメイク。


魔法・罠カード

  • 《孵化》(通常魔法)
自分のモンスター1体をリリースし、そのモンスターよりレベルが1つ高い昆虫族をデッキから特殊召喚する通常魔法。
勘違いしやすいが、リリースするモンスターは昆虫族である必要が無いので中々融通がきく。
また、参照するレベルは元々の数値ではないため、幻獣機など「自身のレベルが上昇するモンスター」をコストに使えばより高いレベルの昆虫族を特殊召喚できる。

昆虫族のサポートカードだが、イラストの卵がどう見てものものである点が度々ネタにされる。
リリースする種族を問わない事を考えると、「鳥の卵に産み付けられた寄生性昆虫族の卵が宿主の鳥の卵を破って『孵化』する」、という事なのだろう。
つまり《ブラック・マジシャン・ガール》などの人型モンスターをコストに発動すると彼女らの体内から……立体幻像が実在しなくて良かったかもしれない。

  • 《大樹海》(永続魔法)
破壊された昆虫族と同レベルの昆虫族をサーチできる永続魔法。
《代打バッター》と同様に任意効果であるためタイミングを逃す弱点もあるものの、かつての【昆虫族】の生命線として様々なデッキで採用されていた。
当初はダメージステップでの破壊や裏側守備表示の昆虫族が攻撃された場合での戦闘破壊にも非対応だったが、後に裁定が変更され使い勝手が大きく向上した。

  • (ジャイアント)・ボールパーク》(フィールド魔法)
昆虫族通常モンスターに関する2つの効果を持ったフィールド魔法。
条件を満たすと昆虫族通常モンスターを特殊召喚でき、特に1つ目の効果なら一気に3体まで同名の昆虫族通常モンスターを展開できる。

  • 《超進化の繭》(速攻魔法)
《進化の繭》のリメイクカード。
装備カードを装備した昆虫族1体をリリースし、デッキから昆虫族1体を召喚条件無視で特殊召喚する速攻魔法。
《究極完全態・グレート・モス》はもちろん、《グレート・モス》系統以外の昆虫族にも進化できる。
リリースする昆虫族は相手でも良いため、上記の通り《寄生虫パラノイド》と併用すると除去と展開を兼ねる強力コンボとなる。
加えて、墓地から自身を除外し墓地の昆虫族1体をデッキに戻して1枚ドローする効果も持っている。
単純に手札を増やせるだけでなくサーチやリクルート効果の多い昆虫族の特性と嚙み合った効果で、昆虫族デッキを強力にサポートしてくれる。



昆虫族テーマ


仲間の甲虫装機を装備カード扱いとして装備するという特性を持った、闇属性・昆虫族統一テーマ。
登場当時としては展開・除去の両面において他の追随を許さないレベルを誇っていたため、環境を一色に染め上げた。
《カブトロン》など相性の良い昆虫族は存在するものの、基本的にはテーマ間で強くまとまりを持っており他の昆虫族と組ませる利点はあまりない。
昆虫族に属してはいるが、見た目は仮面ライダーか何かのような虫を模した特撮ヒーロー(&ロボット)のような出で立ち。

虫とも機械ともつかないグロテスクな容姿が特徴的な、地属性・昆虫族統一テーマ。
各モンスターの名称は神経用語から採られており、体の至る所に神経を思わせる不気味な触手が蠢いている。
リバース効果とリクルート効果を持つ下級モンスターで相手を翻弄し、自軍強化を持つ専用リンクモンスター達に繋げて数で攻める動きが得意戦法。
ただしステータスは貧弱な上にリバースモンスターの特性上動きが遅くなりやすいため、専用罠《星遺物の傀儡》によるサポートが欠かせない。

地属性の昆虫族・植物族で構成された混合テーマ。
登場当初は昆虫族の方が多かったが、追加カードは植物族の比率が高く現在は植物族の方が多くなっている。
テーマとしては「落とし穴」罠カードと深い関わりを持ち、罠カードで相手を妨害しながら戦う戦術が特徴。
肉食の虫や食虫植物がモチーフのテーマだが、見た目が美少女で穴とか危ないワードやフィールが飛び交うアイドルカード満載なテーマなのでかなり人気が高い。
テーマデッキとしても組めるが、一部の蟲惑魔や「落とし穴」罠カードを出張パーツとして派遣させる使い方も可能。

表示形式、とりわけ守備表示に関連する効果を持った光属性・昆虫族のシリーズカード。
虫を意味する「バグ」とコンピュータ用語の方の「バグ」をかけたカード群であり、カード名もコンピュータ用語を多用している。
機械部品をデザインモチーフとしているカードも多く、機械族かサイバース族のような見た目であるがれっきとした昆虫族である。
シリーズ間で特に繋がりが強くなるよう調整されてはいるが、「昆虫族・レベル3」を指定するカードが多いためシリーズ外の昆虫族も充分組み込める。
レベル3の昆虫族及びレベル3のサポートには有用な物が多いため、意外なカードとのシナジーを見出せたりするなどデッキ構築が面白いシリーズである。

アニメARC-Vにてシンジが使用。蜂をモチーフとした、風属性・昆虫族統一のS召喚テーマ。
連続攻撃やバーンなどで相手ライフを積極的に奪いにかかる攻撃的な性質を持つ。
B・Fだけではなく昆虫族全般をサポートする効果も多いので、それらは各種【昆虫族】への出張パーツとして使う事もできる。
2024年夏には念願の新規をもらい、《武装蜂起》と《B・F-猛撃のレイピア》&《B・F・W》のおかげで展開力が大幅に強化された。

2022年に来日した海外先行の昆虫族統一テーマ。「騎甲虫」あるいは「○騎甲虫*3」と書き「ビートルーパー」と読む。
マスターデュエル』ではOCGに先んじて先行実装されており、同作のソロモードでは彼らに関する設定も語られている。
ステータスも召喚条件も文字通り重量級な大型モンスターや墓地・除外に関する効果を持ったカードを多く抱えているのが特徴。
所属カードは昆虫族デッキなら汎用的に使えるものも多く【昆虫族】の強化パーツとしても優秀。
イラストは巨大昆虫やそれに跨り共闘する騎士といった外見で、昆虫族版ドラグニティのような雰囲気。

昆虫族・植物族爬虫類族の3種族混合テーマ。昆虫族と植物族は以前から縁があったが、そこに爬虫類族が加わるのは初となる。
「黒い流体状の植物が朽ちた鎧や刀や骸骨と絡み合い、各々の生物を模した鎧武者を象る」という不気味さとカッコよさが入り混じった和風デザインが目を引く。
設定から切り札は植物族が担当するのかと思いきや、昆虫族初のリンク5モンスター《蕾禍ノ大王鬼牙》がそのポジションに就いている。
その《蕾禍ノ大王鬼牙》など特定の条件で墓地から蘇るリンクモンスターを主体としており、昆虫族のものは既存の【昆虫族】でも活用できる。



原作・アニメでの主な使用者




  • メンド・シーノ(漫画遊戯王R)








  • 蚊忍者(アニメ遊戯王ZEXALII)








追記・修正は《寄生虫パラサイド》を相手のデッキに仕込んでからお願いします。

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最終更新:2026年04月25日 17:33

*1 2025年1月現在《烈風の結界像》は禁止カードとなっているが、あちらの現役時は他の壊獣を差し置いて高い採用率を誇っていた。

*2 及びその進化系・リメイクモンスターでもOK。

*3 重騎甲虫、超騎甲虫、大騎甲虫が存在。

*4 作中で使用されるカードゲームの名称がアニメDMの「デュエルモンスターズ」ではなく原作遊戯王の「マジック&ウィザーズ」となっている。

*5 これはミスではなく「フィールドに影響を与える効果ではないため尺の都合で意図的に削った」という説がある。それはそれで問題だと思うが。

*6 コストで墓地に送る《甲虫装甲騎士》のカード画像が《鉄鋼装甲虫》になっている。再放送時には修正済み。

*7 《ドミノ》(アニメ仕様)で《ファイティング・スピリッツ》を墓地に送る際に「ファイティング・スピリッ『ト』を墓地に送り~」と発言してしまっている。

*8 「Mayfly」=カゲロウ(蜉蝣)。カゲロウをモチーフとした昆虫族モンスターはOCGオリジナルカードを含めても2025年11月現在でこのカードのみ。