ケルハウンド - バトルテック日本語ルール@ ウィキ

ケルハウンドが設立されたのはほんの数十年前のことだが、その名声は短期間で高まり、ハウンドはインナースフィアの現象となった。モーガンとパトリックのケル兄弟は、3010年に従兄弟のアーサー・ルヴォン公爵(カトリーナ・シュタイナー大公の亡き夫)からの遺産をもとにハウンドを設立した。
兄弟はまずガラテアで最高の技術者を雇い、その結果、最高のメックウォーリアたちが自分たちの旗に引き寄せられた。彼らは応募してきたメックウォーリアの中から、最も熟練した経験豊富な者だけを厳選した。
ケルハウンドの最初の主な活動は、マロリーズワールドでのAFFSとの共同作戦であった。そこでドラコニス・コンバインによる激しい侵攻があり、イアン・ダヴィオン第一王子の命が奪われた。イアン・ダヴィオン第一王子の死後、ケル・ハウンドがタイミングよく到着したため、クリタ軍は第一王子の遺体を戦利品として持ち去ることはなかった。ハウンドはマロリーズワールドの防衛を続けたが、部隊指揮官モーガン・ケル大佐がセカンド・ソード・オブ・ライトの指揮官ヨリナガ・クリタと一騎打ちになった時、この惑星の運命は決まった。ケルはクリタを徹底的に辱め、インナー・スフィア全体を驚かせた。侍は全コンバイン軍にこの世界からの退去を命じたのである。
モーガンはその後ハウンドを解散させ、パトリックの指揮下に大隊を残して修道院に入った。11年後、ヨリナガ・クリタはパトリック・ケルを殺すことで復讐を果たした。弟の死をきっかけにモーガンは職務に復帰し、マロリーズワールドの後に分散させていた部隊を呼び戻した。
ケルは第四次継承権戦争中、ヌサカンでヨリナガ・クリタと再会し、再び彼を破った；ヨリナガはその直後、公の場で切腹した。
それ以来、ケルハウンドは最高レベルの精鋭部隊として、幾度となくその名を馳せてきた。カトリーナ・シュタイナー大公が死去したとき、彼女は再びケルに遺産を遺し、ケルは彼女の要請に応えてハウンドに第2連隊を加えた。