カトリーナ・シュタイナー - バトルテック日本語ルール@ ウィキ

カトリーナ・シュタイナー

生涯	2976-3040
地位	大公
所属	ライラ共和国

人物列伝

惑星ギャラリーで生まれたカトリーナは病弱だった。しかし12歳でバトルメックを操縦するようになり、医師を驚かせた。
2994年に18歳でナーゲルリングを卒業し、歩兵将校としてアークトゥラン・ランサーズ第3連隊に配属された。1年後、カトリーナは第28ターカッド装甲騎兵連隊に配属され、2996年には第2スカイ砲兵連隊に配属された。彼女が言うには、それはすべての連隊と顔なじみになるためだった。彼女は迷走を続けながらも、2996年にはついにライラ第10衛兵隊(伝統的に大公の後継者、あるいは少なくともシュタイナー家の者が率いる)に配属され、わずか2年でランス指揮官から連隊全体を率いるまでに成長した。3001年には第二ロイヤル・ガードを率い、3004年には戦略戦術部に昇進した。
3004年、アレッサンドロ・シュタイナー大公の命令を受けたロキの暗殺未遂に遭い、ポールスボで消息を絶つ。
アレッサンドロは死の間際、ライアン・シュタイナーに、このときヘイムダルの高官であるアーサー・ルヴォンを殺すためにロキを送り込んだと内密に語った；カトリーナ・シュタイナーとモーガン・ケルがその場にいたのは予期せぬ偶然であり、カトリーナが自分が標的になったと信じることはまったく意図していなかった。アレッサンドロによれば、彼は姪の中に強く有能なリーダーシップを見出し、常に彼女を後継者と考えていたが、彼女が潜伏から戻った後、2人の関係は永遠に毒された。3人は1年後にターカッドに再び現れたが、すっかり変わり果てた様子で、彼女の叔父である大公に敵対心を抱いていた。彼女がロキのエージェントによる誘拐または殺害から逃れるためアーサー・ルヴォンとモーガン・ケルとともに潜伏を余儀なくされていたことは一般には知られていない。
カトリーナ・シュタイナーはレッド・コルセアと名乗り、3人は辺境に逃げ込んだ。そこで彼らは、非公開の状況でブラックボックス超光速ファックスを含むロステックを発見する。彼らは最終的に自由世界同盟を経由してライラ宇宙域に戻った。
このことが、アレッサンドロの愚かな軍事戦略と相まって、3007年にカトリーナが彼に対してクーデターを起こし、その後彼女がライラ共和国の大公に任命される直接のきっかけとなった。
カトリーナは3009年、長年の友人で恋人のドネガル公爵アーサー・ルヴォンと結婚した。翌年、二人の間にメリッサという一人娘が誕生した。アーサーがガンで亡くなったのも同じ年だった。
3020年、カトリーナ大公は継承権戦争の外交的解決を望んだ。この和平提案はすべての継承国家によって拒否されたが、ハンス・ダヴィオン第一王子と恒星連邦との友好的な関係が始まった。3022年までに、カトリーナとハンスはそれぞれの国家間で同盟条約を結び、大公は娘のメリッサを第一王子と婚約させた。
3037年、カトリーナはガンと診断され治療を始めたが、不幸にも3038年12月に末期であることが判明した。余命1年を切ったカトリーナは、残された時間を娘や孫たちと過ごすことを選んだ。そのため、3039年3月25日に5人目の孫イヴォンヌが誕生すると、カトリーナはメリッサのために退位し、アーコン＝エメリタスの称号を得た。カトリーナの退位は、LCAFが3039年戦争の準備の最終段階にあったにもかかわらず、彼女の平和主義者としての名声が損なわれないようにするものでもあった。
カトリーナは3039年戦争の間、娘の軍事的・政治的顧問を務めたが、その年の暮れにはますます衰弱し、深刻な不調を訴えていた。3039年戦争を終結させるエクセター協定が正式に調印されるわずか数日前の3040年1月4日、カトリーナ・シュタイナー名誉大公は眠るように息を引き取った。