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ライラ共和国
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ダヴィオン家と同様、シュタイナー家とその軍隊であるライラ共和国軍は、自らを第一に国民の繁栄の守護者と考えている。シュタイナー家の兵士は、自分たちの王国の平和と同胞の物質的な幸福が、典型的ライラ商人の手練手管と同様に、敵を撃退する自分たちの能力にかかっていることを知っている。しかしダヴィオン家とは異なり、シュタイナー家の戦士たちは、自らがインナースフィア全体の正義の担い手であるという妄想を抱いていない。典型的なシュタイナー家の兵士は、必要であれば自分たちの民族と生活様式を死守するが、それをわざわざライラ国境を越えて輸出することはない。攻撃的な軍事行動は、シュタイナー家に言わせれば、ライラの真の国益に資すると言える前に、ライラを豊かにする機会を提供するものでなければならない。シュタイナー家とライラ国家を繁栄させるものであれば何であれ、シュタイナーの戦士は喜んで戦う。
しかしこのような戦闘意欲と、戦闘で部隊をうまく指揮する戦術的センスは、必ずしも一致するわけではない。シュタイナー家の社会的エリートの多くは、一線級の部隊を監督するという名誉ある特権を望んでおり、そのためLCAFの階級には実力ではなく社会的・政治的コネクションによって指揮を任される上官、いわゆるソーシャルジェネラルの数が増えている。優秀な人材に見合う将校団を育成するための苦闘が、ライラ軍がその潜在能力を十分に発揮できない原因となっているが、LCAFは隊員のエネルギーと気概、兵器の質と量によってこの障害を克服している。