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武器と装備
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武器タイプ
- AE:範囲効果武器 Area-Effect Weapon
範囲効果兵器は目標ヘクスにいるすべてのユニットにダメージを与える。AE武器の中には、目標ヘクスに隣接している周囲のすべてのヘクスにダメージを与えることができるものもある。範囲効果武器は常にバトルアーマーユニットの各兵士に全ダメージを与え、通常歩兵には2倍のダメージを与える(通常歩兵ユニットが平地ヘクスにいる場合、このダメージはさらに2倍になる)。範囲効果武器が水地ヘクスに命中した場合、その水地ヘクスを建物ヘクスとして扱い、適切にダメージを解決する。例えば、1つの水地ヘクスにダメージを与えるAE武器は、その水地ヘクスの水面にいるすべてのユニット(そのヘクスにいるホバービークルも含まれる)にその標準的ダメージを与え、水面から1つ上のレベル(WiGEビークルがいる場合ダメージを与える)、および水面から1つ下のレベルに標準的ダメージの半分(切り上げ)を与える。詳細についてはダメージの解決,TW,P.173参照。 - AI:対歩兵武器 Anti-Infantry Weapon
対歩兵武器は通常歩兵に対して、標準的なダメージの代わりに特殊なダメージを与える。
バースト射撃武器:通常歩兵小隊がバースト射撃武器から命中を受けた場合、攻撃側プレイヤーは使用された武器のタイプに基づいたダメージロールをおこなう(TW,P.217「バースト射撃武器VS通常歩兵ダメージ表」参照)。 - C:クラスター武器 Cluster Weapon
クラスター武器はクラスター命中表をロールしてダメージを決定する。 各武器はそのダメージを異なるダメージ値のグループに分ける。そしてそのグループ分けには別々の命中部位が割り振られる(TW,P.116参照)。LB-X武器は直射弾道武器として発射することも、クラスター武器として発射することもできる。 - DE/DB:直射エネルギー/弾道武器 Direct-Fire Energy/Ballistic Weapon
これらの武器タイプ(火炎放射器とマシンガンを除く)は、攻撃時に照準コンピュータを使用できる(照準コンピュータ,TW,p.143参照)。 - E:電子機器 Electronics
ECMシステムは電子機器を妨害することができる(p.134ECM Suite参照)。タイプEの装備はターンのエンドフェイズにオン/オフすることができる。 - F:対空砲火 Flak
現在航空飛行高度および地表飛行高度を有しているユニット、またはそのターンにVTOLおよびWiGEのMP、推力ポイントを消費したユニットに対して使用される場合(たとえその移動フェイズの終了時に着陸した場合でも)、このタイプの武器が与える他の修正に加えて、命中-2の修正を適用する。ただし対空砲火は低高度以上からの射撃にはボーナスを与えない。 - H:発熱武器 Heat-Causing Weapon
この武器タイプは追加の熱、ダメージ、またはその両方を与えることができる。追加の熱は該当する武器と装備表の注釈に示されているように、メックと気圏戦闘機/小型航空機のみに適用される(このような武器の効果については、外部熱源,TW,P.159を参照)。 - M:ミサイル武器 Missile Weapon
ミサイル武器は以下のルールを使用する:
ミサイル武器はミサイル1発当たりのダメージを、各ミサイルの命中回数に等しい値で与える(武器と装備表では"X/Msl"と略され、"X"は各ミサイルのダメージである)。
攻撃側がクラスター命中表でロールすることで目標に命中したミサイルの具体的な数を決定したら、ミサイル武器は実際に目標に命中したダメージを特定のダメージ値グループに分割してから目標に割り当てる;各ミサイル武器がどのようにダメージ値を決定するかは、該当する武器と装備表のダメージ欄に記載されている。スラッシュの左側の数字はグルーピングごとの最大ダメージを示す。スラッシュの右側の数字はクラスター命中表のどの列を使用するかを示す(クラスターヒット,TW,p.116参照)。 - P:パルス武器 Pulse Weapon
このタイプのすべての武器攻撃は命中-2の修正を適用する。この武器タイプは、エイム・ショット以外の攻撃を行なう際に照準コンピュータを使用できる(照準コンピュータ,TW,p.143参照)。 - R:ラピッド・ファイア(速射/連射)武器 Rapid-Fire (Multi-Firing) Weapon
速射武器は以下のルールを使用する:
速射武器は1回の武器攻撃フェイズに複数のショットを発射することができる。該当する武器と装備表のダメージ欄の"R"の後の数字は、連射可能なショットの総数を示す(例えば、R2武器は1ターンに1~2発、R6武器は1ターンに1~6発のショットを発射できる)。速射オプションを使用する場合、武器は発射されたショットと同じだけ弾薬を消費し、熱を発生させる。
速射武器が1ターンに2発以上発射されるたびに、その武器は弾詰まりを起こし残りのゲームに使用できなくなる可能性がある(例外についてはTW,p.140ロータリーオートキャノンを参照);ただし、射撃はおこなわれる。2発または3発の射撃をおこなった場合、命中判定ロールの結果が2であった場合、その武器は残りのゲームにおいて使用できない;追加で2発撃つごとにその数値に1を足す。つまり2~3発の場合には命中判定が2の場合にのみ弾詰まりが発生し、4~5発の場合には命中判定が3以下の場合に弾詰まりが発生する。
速射武器はクラスター武器としてダメージを与え、クラスター命中表 (p.116 のクラスター命中参照)の該当する列を使用して解決する。各ダメージ値のグループ分けは、速射武器の単発ダメージ(武器と装備表では"Sht"と略される)に基づく。速射武器はあくまでクラスター武器であるため、攻撃側は2発以上の攻撃をおこなう場合、クラスター命中表でロールをおこなう。
速射武器は攻撃をおこなう際に照準コンピュータを使用することができるが、1ターンに2発以上発射する場合には照準コンピュータを使用してエイム・ショットをおこなうことはできない(TW,p.143照準コンピュータを参照)。 - S:切替可能弾薬装填 Switchable Ammo Supply
このタイプの武器は複数の弾薬タイプを選ぶことができる(P.140特殊弾薬を参照)。 - X:爆発武器 Explosive Weapon
このタイプの武器はダメージを受けると爆発する(P.135ガウス・ライフルを参照)。
武器
オートキャノン
ガウスライフル
ミサイル
レーザー
装備
CASE
C3コンピュータ
ゲームルール:C3コンピュータシステムは最大12機のメックを通信ネットワークでリンクさせ、照準情報を共有することができる。C3コンピュータネットワークを使用する場合、ターゲットまでの射程距離はターゲットに最も近いネットワーク接続されたメックから計算される。つまり、うまく配置されたメックであれば、攻撃者が遠距離にいても、武器の近距離目標数修正を使用することができる。
C3ネットワークを使用した武器による攻撃は標準的なLOSの制限に従わなければならず、最大射程を超えて発射することはできない。C3ネットワーク自体に最大射程距離はないが、実際にプレイエリア内にいるメックのみがネットワークの恩恵を受けたり、ネットワークに情報を提供したりすることができ、C3マスター(中隊規模のネットワークを使用している場合はC3マスター達)はプレイエリア内にいなければならない。
間接射撃:C3ネットワークは間接射撃(p.30参照)のために射撃したり、目標をスポットする際には役立たない。しかしTAG(命中した場合スポットの恩恵を与える)には恩恵を与えることに注意すること。
LOS:C3システムを使って攻撃を行う場合、メックは目標に対してLOSを持っていなければならないが、C3システム自体はLOSを持っている必要はない。
最小射程:これは実際の攻撃者から計算される。
同一ヘクス:ネットワークの他のメンバーに照準データを提供しているネットワーク化されたメックが、ターゲット(建物など)と同じヘクスにいる場合、そのターゲットに対する他のメンバーによる攻撃は依然として合法である。
水:C3コンピューター(種類を問わず)が水面上にある場合、水中のC3システムにリンクすることはできない。代わりに水中のC3は同じく水中にある別のC3にのみリンクできる。
武器と装備:以下のアイテムやルールは特定の方法でC3システムと相互作用する:
C3ネットワークを使用した武器による攻撃は標準的なLOSの制限に従わなければならず、最大射程を超えて発射することはできない。C3ネットワーク自体に最大射程距離はないが、実際にプレイエリア内にいるメックのみがネットワークの恩恵を受けたり、ネットワークに情報を提供したりすることができ、C3マスター(中隊規模のネットワークを使用している場合はC3マスター達)はプレイエリア内にいなければならない。
間接射撃:C3ネットワークは間接射撃(p.30参照)のために射撃したり、目標をスポットする際には役立たない。しかしTAG(命中した場合スポットの恩恵を与える)には恩恵を与えることに注意すること。
LOS:C3システムを使って攻撃を行う場合、メックは目標に対してLOSを持っていなければならないが、C3システム自体はLOSを持っている必要はない。
最小射程:これは実際の攻撃者から計算される。
同一ヘクス:ネットワークの他のメンバーに照準データを提供しているネットワーク化されたメックが、ターゲット(建物など)と同じヘクスにいる場合、そのターゲットに対する他のメンバーによる攻撃は依然として合法である。
水:C3コンピューター(種類を問わず)が水面上にある場合、水中のC3システムにリンクすることはできない。代わりに水中のC3は同じく水中にある別のC3にのみリンクできる。
武器と装備:以下のアイテムやルールは特定の方法でC3システムと相互作用する:
- ECM:ECMはC3を装備したメックをネットワークから遮断する。ECMの効果範囲を通らずにマスターメックに直通できるC3メックのみがネットワークにアクセスできる。詳細はECMスート(112ページ)参照。
- ステルスアーマー:ステルスアーマーの範囲ペナルティはステルスを装備したメックとネットワーク内で最も近いメックとの間の距離を使用して計算される。
- TAG:C3マスター(C3スレーブは含まない)はTAGの機能を正確に再現する(p.113ターゲット捕捉ギア参照)。
- 可変ダメージ武器:タイプV(可変ダメージ)武器のダメージを決定する場合、常に攻撃するメックからターゲットまでの距離を使用する。
C3ネットワークの指定
プレイ開始前に、C3ネットワークのコントローラーは、どのC3マスターがどのC3マスターおよび/またはC3スレーブをコントロールするか、どのC3マスターが3つのC3マスターを連結して中隊レベル(12メック)のC3ネットワークを形成するかを、自分のメックのレコードシートに明確に指定しなければならない。上記の通り、C3ネットワークは12メックを超えて拡張することはできない。
C3ネットワークの指定は以下のルールに従う:
C3ネットワークの指定は以下のルールに従う:
- C3マスターは1~3体のC3スレーブ、または1~3体のC3マスターしかコントロールできない。
- C3マスターが他のC3マスターをコントロールする間、C3スレーブをコントロールすることはできない。