ジハード - バトルテック日本語ルール@ ウィキ

3067年のスターリーグ会議において、カペラ大連邦国、恒星連邦、ライラ同盟の指導者たちは新生スターリーグの失敗を宣言し、リーグから離脱するという衝撃的な決定を下した。スターリーグの支持者たちは皆落胆したが、なかでもこの出来事を最も深刻に受け止めたのが、ワード・オブ・ブレイクだった。
3052年、クランがツカイードで敗北した後に結成されたワード・オブ・ブレイクは、コムスターの新指導部がインナースフィアとの関係をより世俗的で開放的なものにしようとしたためコムスターから離脱した、狂信的で擬似宗教的な派閥を代表するものだった。急進派とみなされ、かつてのコムスターの同胞たちからは嘲笑されることも多かったが、ワード・オブ・ブレイクは急速に勢力を拡大し、3058年にコムスターからテラを奪取し、辺境、自由世界同盟、テラ近郊の放棄された世界に徐々に影響力を拡大していった。3064年までに、ワードたちは新しいスターリーグの仮メンバーシップを獲得し、3067年には偉大な予言の実現として正式メンバーになることを期待していた。
だがその代わりにスターリーグが解散すると、ワード・オブ・ブレイクの最も急進的一派は一連の攻撃を開始し、不注意にもインナースフィア全体の戦争に火をつけた。巨大な聖戦の勃発である。わずか数ヶ月の間に、スターリーグに銃口を突きつけて再結成を強要したワードの悲惨な努力は、インナースフィア全体を敵に回す紛争を引き起こし、第三次継承権戦争以来の恐ろしい兵器が使用された。3076年まで、ジハードは激しさを増していた。戦火はインナースフィア、辺境、そしてクラン・ホームワールドにまで及び、権力、自由、そして何よりも生存をめぐる戦争で人類は再び自らを敵に回した。