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リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズ - (2024/01/15 (月) 15:00:02) のソース

*リバーヒルソフト推理アドベンチャーシリーズリンク
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''刑事J.B.ハロルド''|
|PC-88/PC-98/MSX2/&br;FM-7/X68k/PCE/DS/&br;Switch|[[殺人倶楽部]]|地道に情報を集め事件を追う、本格ミステリーADV。&br;多岐に渡る情報をプレイヤー自ら整理する思考も要求される。&br;全体的に地味だったリバーヒルソフトの名を一気に高めた作品。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|PC88/PC98/X68k/&br;Switch|[[マンハッタンレクイエム>殺人倶楽部#id_d0c555ea]]|聞き込みが主体のハードボイルド刑事の推理ミステリーADV。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|~|[[殺意の接吻>殺人倶楽部#id_905fde59]]|『マンハッタンレクイエム』のパラレルワールドなスピンオフ。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|PC88/PC98/X68k|D.C.コネクション|||
|SS/PS/3DO/PC-FX/&br;Win|[[ブルー・シカゴ・ブルース]]|シリーズで初めてバッドエンドを導入。&br;ハリウッド&シカゴで計2ヶ月半ロケの実写ムービー!|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''カップリング''|
|DS|マンハッタン・レクイエム ~闇に翔ぶ天使たち~&br;& キス・オブ・マーダー ~殺意の接吻~|『マンハッタンレクイエム』と『殺意の接吻』のカップリング。&br;より長く、より深く、ハードボイルドな世界を堪能できる一本。||
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''藤堂龍之介探偵日記(1920シリーズ)''|
|PC88/PC98/FM77/&br;X68k/MSX2/DS|[[藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言~西洋骨牌連続殺人事件~>藤堂龍之介探偵日記 琥珀色の遺言 ~西洋骨牌連続殺人事件~]]|大正時代を舞台にした作品。やはりバッドエンドがない。&br;当時の世論や時代背景を考慮した、ゲームとしては珍しい作品。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|PC88/PC98/X68k/&br;FM-TOWNS/Win|黄金の羅針盤~翔洋丸桑港航路殺人事件~|同じく大正時代を舞台にした作品。&br;舞台となる「翔洋丸」は実在した三菱重工の豪華客船がモデル。||
|DS|[[藤堂龍之介探偵日記 亜鉛の匣舟~相馬邸連続殺人事件~>藤堂龍之介探偵日記 亜鉛の匣舟 ~相馬邸連続殺人事件~]]|『藤堂龍之介探偵日記』の4作目。製作はアルティ。&br;世界観にマッチしたグラフィックとBGMが怪奇の世界を彩る。|なし|

**備考
『藤堂龍之介探偵日記』シリーズのうち、以下の作品は携帯アプリ版のみ配信されていた。
-『瑠璃色の睡蓮~伍彩龍伝説連続殺人事件~』
-『泪色の雫~亀蔵酒造殺人事件~』
-『柘榴の天鏡~吉祥仲秋祭連続殺人事件~』
-『鈍色の天秤~鬼塚邸連続殺人事件~』
-『菫青の鳥籠~人形屋敷連続殺人事件~』
-『薔薇色の旋律~巴里人狼連続殺人事件~』

『刑事J.B.ハロルド』シリーズのうち、以下の作品は携帯アプリ版のみ配信されていた。
-『シアトル・パープル・ヘイズ』
-『サンフランシスコ・ブラック・ベル』
-『孤立する死者 BOSTON SOLITARY CORPSE』


***シリーズの経緯
-そもそもはリバーヒルソフトが『刑事J.B.ハロルド』シリーズ及び『1920』シリーズと銘打って開発・販売していた推理ADVシリーズ。
--『刑事J.B.ハロルド』シリーズは上記の4作+スピンオフ1作、『1920』シリーズは『藤堂龍之介探偵日記』の『琥珀色の遺言』と『黄金の羅針盤』がリリースされた。
---どちらもコマンド選択方式でかつ、コマンド総当たり前提な、非常に似通ったシステムである。
--ところがリバーヒルソフトは2004年に解散し、『刑事J.B.ハロルド』シリーズ及び『1920』シリーズの版権は同社と関連の深いアルティへ移った。
--アルティは『藤堂龍之介探偵日記』の実質2作しか無かった『1920』シリーズを『藤堂龍之介探偵日記』シリーズと改名。
--携帯向けソフト開発専門だったアルティはリバーヒルソフト推理ADVの過去作を携帯アプリに移植。さらに、携帯アプリ向けに新作をリリースしていた。
--携帯アプリ向けの新作には、鈴木理香氏などは関与していないが。リバーヒルソフトの元スタッフでクレイ作家の池本浩司氏にキャラデザを依頼し、見た目の雰囲気は維持していた。
--『刑事J.B.ハロルド』シリーズの新作は、いずれも既存作の間の時間軸に起きた事件を描いていたため。時系列的には『ブルー・シカゴ・ブルース』が最新作となる。
--アルティは『[[ワールド・ネバーランド 2in1 Portable>ワールド・ネバーランド2 ~プルト共和国物語~]]』でCS機へ進出。以降、リバーヒルソフト推理ADVシリーズがDS/Switchに移植されている。
--『藤堂龍之介探偵日記』の『亜鉛の匣舟』はアルティによる新作の内の1つで、アルティ製の新作の中ではCS機向けにアレンジ移植された唯一のタイトル。
---『琥珀色の遺言』のDS移植版に併せて収録された『虚妄の報い~琥珀色の遺言 追補篇~』もアルティのオリジナル作品である。
---Switch向けに携帯アプリを復刻配信しているG-MODEアーカイブスにて、『琥珀色の遺言』『黄金の羅針盤』『瑠璃色の睡蓮』の3作が配信中。
--『薔薇色の旋律』は当初ADVとして開発されていたが、ゲーム性の無いノベルとして配信されることとなり。以降は『JBハロルド』も含むADVシリーズの展開は既存作の移植のみとなっている。

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**関連作品
|機種|タイトル|概要|判定|
|PS2|[[玻璃ノ薔薇]]|『殺人倶楽部』『琥珀色の遺言』の脚本担当の鈴木理香が脚本を担当。&br;しかし、本シリーズのような本格推理物ではなくサスペンス物。&br;『1920』シリーズと同じく、大正時代を舞台としている作品。&br;さらに、2階のMAPが『琥珀色の遺言』の2階のMAPと酷似している。&br;加えて主人公の姓は『琥珀色の遺言』の被害者と同じ「''影谷''」である。|なし|