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パワプロクンポケット - (2014/03/20 (木) 01:44:58) の編集履歴(バックアップ)
パワプロクンポケット
【ぱわぷろくんぽけっと】
ジャンル
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野球ゲーム
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対応機種
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ゲームボーイカラー(全GB共通)
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメント大阪 (ダイヤモンドヘッドプロダクション)
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発売日
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1999年4月1日
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定価
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4,500円
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ポイント
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全ては極亜久高校から始まった物語 彼女シナリオは初代から死亡・NTRがある バランスは非常に大味、だがそれがいいという声も
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分類
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良作
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実況パワフルプロ野球シリーズリンク
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概要
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本家とは似ても似つかないシナリオや彼女、サクセスで人気を集めていく事になるパワプロクンポケットシリーズの初代作。キャッチコピーは「いくぜ甲子園! めざせ、プロ野球!!」。
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ゲームボーイカラー対応。
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『実況パワフルプロ野球5』の外伝作であり、『パワプロ5』の悪役校だった極亜久高校の野球部を真っ当に立て直す王道ストーリーになっている。
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ニンテンドウ64版『パワプロ6』とプレイステーション版『パワプロ'99(開幕版及び決定版)?』に選手を送る事が出来るため、当時は選手育成用ソフトという側面も強かった。
ストーリー
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「極亜久高校編」
不良ばかりの極亜久高校に転校した主人公。荒れ果て卑怯な手で試合に勝利する野球部を、プロ野球選手を目指す主人公は建て直し甲子園優勝を目指す。
しかしその影では全て娯楽スポーツを手中に収めようとする「プロペラ団」が暗躍していた…。
特徴
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『パワプロ』の外伝という色が強いためか、猪狩兄弟、矢部君、ダイジョーブ博士、パワフル学園や白鳥学園の面々が顔見せしたりもする。
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特に猪狩進とダイジョーブ博士はプロペラ団の野望に巻き込まれ、ストーリーにも深く関わってくる。ダイジョーブ博士は『3』まで継続して登場。『4』からは黒野博士に役割を移すことになった。
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ハードのスペックの都合上、野球のバランスが甘い。
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守備と走塁が完全オート。その割りにオート守備・走塁の頭が良くない。
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前年にKCE名古屋が開発した『パワプロGB』ではマニュアル守備が出来た。
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ただし『パワプロGB』の操作難易度は高く、お世辞にも遊びやすいとは言い難かったためオート操作は英断ともいえる。
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野球パートの難易度は低め。
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走塁スピードが異常に速く、走力がB以上の選手なら内野安打が非常に出やすくなる。
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また今作の走力による走塁や守備の動きは走力に比例しており走力がFやGだと逆に異常に遅くなる。
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ある程度のパワーを持ってボールの下をミート打ちするだけでホームランが面白いように出る。
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そのためラスボスの「野球マスク」が弱く、上手く粘れば99-2という状況にもなる。
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ただし右打者は何故か左打者より打球が飛びにくくさらに「対左投手○」が発動しないと強制ミート-1という謎の現象が起こる。
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ちなみにこの現象は相手投手の利き腕関係無しに発生GB版の2でも起こる。実際左打者も「対左投手○」を持っていないと対左時にミートが-1され打球が飛びにくくなることから右打者では左打者の左対左効果が常に起こっている可能性が高い(実際「3」以降のパワポケは右対右でもミートの減少は無く、左対左では通常ミートが-1される。パワーの減少については不明)。----今作では元々打球が飛びやすいためこのことに気づかないプレイヤーもいるが、仲間のパワーがあまり高くない序盤は「村上」よりも明らかに「水原」や「ボブ」の方がホームランを打ちやすい。
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ヒットが打ちづらくなった「2」ではこのバグが露骨に見て感じ取られるようになった。
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そのためGB版のパワポケは選手を移植する以外、両打者育成するメリットが無い。
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GBAのリメイク版では野球マスクが魔強化されて立ちはだかった。
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本作では血の気システムがある。けがをしたり悪いイベントを行うと増えていき、溜まっていくとケガ率が上がる代わりに経験点が上がる。これはパワポケ14のストレスとバーニング状態に通じるシステム。
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投手の育成方法は本作ではポイントを割り振るのではなく、『パワプロ5』のように練習する事で勝手に球速や変化球、コントロールやスタミナが上がっていくシステム。
評価点
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「極亜久高校」に入学した主人公が仲間を集めて野球部を再建する。
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『パワプロ5』では悪役だった『外藤』だが、本作の主人公達から見れば面倒見のいい先輩である。
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2年目から転校してきたプロペラ団のスパイである四路智美の提案で「妨害作戦」を行って敵を弱体化する事が出来るが、最終的に主人公は「正しくないやり方で手に入れたものからは、満足は得られない」と妨害作戦をやるべきじゃなかったと否定。甲子園から真正面にチャレンジする事を決める。
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ミニゲームで他の部から部員を引き抜いてくる展開が1年目の主な目的となる。
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悪役校だった極亜久高校を熱血主人公が立て直すというストーリーは王道性が高く、そこを評価されている。
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後のシリーズを遊んでいると、亀田や荒井三兄弟といったキャラを普通に野球選手として使えるのは逆に新鮮かもしれない。仲間評価を上げると彼らもかなり強化される。
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主人公を育てやすい。
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初期ステータスが非常に高い事が多い。状況によってはステータスにCがある事も多々ある。
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また2年目まで大きな怪我をしない、練習ボーナスの回数制限が緩い、ダイジョーブ博士の成功率が何故か高めという事もあって歴代パワプロ・パワポケの中でも最も育成しやすいサクセスになっている。
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GBAのリメイク版では育成難度が上がっており賛否両論になっている。
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彼女シナリオは初代からパワポケ節に満ちている。
+
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以下、初代から発揮されてる本作の彼女候補とその顛末
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初代から彼女が死ぬ。
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甲子園で優勝してドラフト1位になるか甲子園決勝を諦めなければ幼馴染の進藤明日香は病死、コンビニ店員の佐瀬みなこは飛行機事故に巻き込まれてしまう。
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プロペラ団のスパイながら主人公に好意を持つ四路智美も、極亜久高校に肩入れした事でプロペラ団に捕まってしまい、条件を満たさなければピストルで射殺。追い撃ちもきっちり撃ちこまれるという念の入りよう。
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だが仲間を集めて、彼女が持ち逃げした「レポート」をしっかり扱えば主人公が智美を助けに行くことが出来る。その時の展開は仲間達との絆も感じられ、非常に熱い。
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初代からNTRがある。
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マネージャーの石田由紀がそれである。仲間の一人「佐藤」とくっつく展開があり、GBAのリメイクでは同じく由紀に惚れていた平山と共に主人公が「佐藤コロス!」と怨嗟の声をあげるアルバムが存在する。これは、佐藤を仲間にしていなくても必ず発生する。
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どうやって二人がくっついたのかは未だに明らかになっていない。少なくとも、作中で由紀は主人公に好意をもっている場面もいくつか見られる。本作の佐藤のプロフィールには、「女の子のはしっかり手を出す、隅に置けないタイプ」とあるが・・・
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しかも佐藤と由紀がくっついたのは正史である。子供が『10』『13』に出てくる鉄砂高校に入学している。
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初代から攻略できないサブヒロインが居る
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顧問になってくれるようこ先生がそれである。野球知識はないが、野球部に親身になり、妨害してくる教頭に対して怒り奮闘してくれる熱血女教師。ランダムで倒れるイベントがあるものの攻略は不可能。
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エンディングでは極亜久高校から転勤していくが、『10』では佐藤の子供達が在籍する鉄砂高校に顧問として登場。野球知識をしっかり身につけた名将として成長している様子。
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初代からはずれ彼女が居る。
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時代を感じさせるガングロコギャルの獨田(どくだ)マリコも大概だが、本当に酷いのは荒井紀香(あらいのりか)である。
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荒井三兄弟よりすごく年上の姉だが、恐ろしい疫病神。ランダムで出てきたら無理やり彼女にさせられる、断る事も出来るが代償として仲間評価が死ぬほど下がる。彼女にしたらマイナスの影響しか与えない。カラオケでは主人公の歌をバカにしてセンス×を与えたり、自分の髪を縫い込んだマフラーで恋の病にしたりなど。その癖、小馬鹿にしたような「ふふふ~ん」という会話が癪に障る。
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下手すれば『3』の亀田よりもウザくて怖い。というよりも、本作の亀田が主人公に最も与えた被害が紀香との仲をはやし立てた事だとも言われている。基本、『1』の亀田は憎めない奴。
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後のシリーズにも「顔がお世辞にも良くない彼女キャラ」や「無意識にマイナス効果を与えるが本人は主人公を支えようとしてくれて可愛くて最終的に主人公がとても強くなる彼女キャラ」などは居るが、ここまで主人公に嫌がらせをしてくる彼女キャラはパワポケでも類を見ない。
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しかし恐ろしい事に正史ヒロインであり、彼女と交際したせいかは知らないが主人公はプロであまり活躍できずにつまらない事故で死んでしまい、その後にやさぐれた亀田によってサイボーグとして蘇らされコキ使われる事となるのが『3』の物語である。
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一応「野球超人伝」をくれる事だけが紀香の与えてくれる旨味である。GBA版のリメイクでは超特殊能力をくれる唯一の彼女キャラ。
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批判点
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対戦で使えるのは極亜久高校とサクセス中の敵高校のみで、プロ球団は一切使えない。
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ランダムイベントが非常に多い。
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本作は彼女候補すらランダムが非常に絡む。幼馴染の明日香ですらイベントを起こさないと彼女に出来ない。安定した育成はほぼ不可能になっている。
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確実に彼女に出来るのは妨害活動を起こし続けて電話番号をもらえる智美のみ。
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だからこそ紀香の出現が恐ろしいのだが。ふふふ~ん。
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亀田が甲子園決勝前に交通事故にあって死んでしまうのもランダム(野手が九人以上で17%)。
総評
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『パワプロ5』の外伝という印象が強い一作だが、「パワプロの悪役校」に焦点を当てて再建を目指すシナリオ、彼女シナリオの容赦のなさなどは後のパワポケシリーズに繋がる要素も多い。
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粗削りだが、強い選手を作りやすいのはカタルシスがある。
余談
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GBA初パワポケである『3』は、本作の直系の続編になっている。
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紀香とくっついて死亡した主人公が、亀田と唐沢博士によってサイボーグとして蘇らされるという筋書き。プロペラ団との決着もつけられる。
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『1』ではお調子者ながら憎めない奴だった亀田だが、『3』ではやさぐれており主人公に対してかなり畜生の態度を取る。
リメイク
パワプロクンポケット1・2
【ぱわぷろくんぽけっとわんつー】
ジャンル
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野球ゲーム
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ (ダイヤモンドヘッドプロダクション)
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発売日
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2004年7月29日
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定価
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4,179円
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ポイント
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野球パートを『6』に準拠したリメイク版 グラフィックは概ね向上したが育成難度も上がる 魔強化された野球マスク
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2004年、GBAで『2』と共にリメイクされた。しかし、評判はあまり良くない。
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こちらはGBAパワポケで最も野球パートが完成された『6』の野球を移植して完成度は上がっている。
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女の子の好感度が数値で見えるようになり投手も経験点で育成できる。アルバム閲覧モードやミニゲーム練習モードもある。
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だが元々シリーズの中でも育成難度が厳しい『6』を引き継いだせいか強い選手を育成できない。
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本作から選手の交代が自由にできなくなった。そのため、代打などの采配はCPUに完全に任せなければならなくなった。
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初期ステータスがGB時代に比べて低い上、ラスボスの野球マスクを初めとした一部の敵チームが強化。難易度が上がっている。
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また作中にイベント中の体力やタフの増減を、GB版を元に設定されているため、他のシリーズと比べると増減幅が異様に小さいうえにタフは一年目に仲間獲得のためにうろついたりするとあっという間にゼロになったりするので管理が難しい。
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仲間評価の増減がGB版に比べて差異があり、GB版はどの練習でも必ず上がり、やる気が高いと上がり易く下がりにくくなる、がGBA版はGB版でやる気が普通だった場合の処理を元にしているため、河原での練習や「ガンダーロボ」が壊れた際、GB版の絶好調だったときより仲間評価がうんと下がるので(なんとGB版はやる気が絶好調の時、河原などでの仲間評価の減少が40%も抑えられる)、仲間評価を最大値にするのは「7」と同様かなり難しい。
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前作の『6』と比べて打球が飛びにくくなっており、パワーの低い選手だと上記の野球マスクなどのストレートの速い投手と対戦すると、強振でジャストミートしてもボテボテの内野ゴロにしかならない。
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チームメートの能力の上がり方もGB時代と比べて格段に悪くなっており(GB版は基本的、仲間の走力が1上がった場合、仲間全員の走力が1上がるのに対しGBA版仲間評価がほぼ最大値にならないと数人の走力が1上がるだけとういう結果に終わる)。
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しかもチームメイトのパワーが1上がる代わりに肩力が1上がってしまうというバグがある。そのため肩力だけが馬鹿みたいに上がったり初期能力からパワーが1も上がらない仲間も大勢いる(仲間評価をMAXにしてあかつき高校に勝つと仲間全員の肩力が5も上がる)。また投手の場合肩力ではなく球速が上がるというバランス崩壊級になっている。観方を変えればパワーより肩力や球速が上がった方がステータス的にはいいかもしれないがあっとういまにカンストするため意味はない。またGBでは仲間のパワーは平均60~80位上がる。そのため「水原」「村上」「ボブ」「武田」の4人のパワーはほぼ確実にAになり「荒井三兄弟」全員のパワーもBかCになる。
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そのため爽快感がなくなったという評価も。一応、世間評価さえあれば甲子園でクリアせずとも「クリア」自体は出来るのが救いだが。
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また二年目の大東亜学園戦では仲間の調子が下がるのだが、GB版では味方全員が赤トンボ学園戦同様不調になったのに対しなぜかGBA版では絶不調になる(智美は一体GBの時よりどれだけ痺れ薬の量を多くしたのだろうか)。ただでさえGB版より試合が難しいのにスタッフはいったい何を勘違いしたのだろうか。
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また今作は「6」同様GB版と違って自由に選手交代ができず、せっかく仲間にした三鷹がイベント以外ではほとんど使えなかったり、何故か明らかに能力が低い「田中」がよく「荒井三兄弟」の三人の誰かを差し置いてポンコツの外野手として起用されることが多い。COMの目は節穴なのだろう。
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また『3』以降に登場した超特殊能力を普通の彼女と交際して手に入れることが出来ない。超特殊能力を入手するには「野球超人伝」をもらうしかないが、これをくれるのは紀香のみ。ふふふ~ん。
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グラフィックはGBA相応に進化している。