【ぱわぷろくんぽけっと さん/すりー】
ジャンル | 野球ゲーム | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売元 | コナミ | |
開発元 | KCEO(ダイヤモンドヘッドプロダクション) | |
発売日 | 2001年3月21日 | |
定価 | 6,090円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
周辺機器 | 通信ケーブル対応 | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
GBAのローンチタイトル 狭い球場&バント無双 シリーズでも異色作 畜生と化した亀田 事故が多くクリア難度は高め |
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パワプロクンポケットシリーズ |
手のひらにおさまる本格野球ゲーム!
本家『パワプロ』シリーズとは似ても似つかないシナリオや彼女、サクセスで人気を集めてきた『パワプロクンポケット(パワポケ)』シリーズの3作目にしてGBA版の第1作。
GBAのローンチタイトルの一つでもある。
これまでのパワポケはBADエンドにおいて死ぬ彼女・寝取られ展開などはさておき、『パワプロ5』の悪役校「極亜久高校」やオリジナルのプロ球団「モグラーズ」など地に足のついた設定だったが、本作は「事故死した初代主人公がサイボーグに改造されて蘇る」というトンデモ設定から始まる。
『サイボーグ編』
プロペラ団の放ったサイボーグ選手による暗躍。それによって世界中のスポーツはその手中に落ちつつあった。
そんな中、とある事件で死んでしまった1主人公は、生前の記憶と引き換えにマッドサイエンティストの唐沢博士と高校時代の親友である亀田によってサイボーグとして蘇生された。
クローン技術で人間の体に戻るための資金集めのため、そして毎年プロペラ団本部で開催される闇大会に潜入するため、そして失った記憶を取り戻すために、社会人野球チーム「火星オクトパス」に入団しプロペラ団との決戦に挑む。
『ドキドキ地雷パニック』
+ | その一幕(ネタバレあり) |
携帯機における野球ゲームとして見てもパワポケ世界として見ても歴史に大きな影響を与えた一作と言ってもいいだろう。今から見ると陳腐だが当時としては十分だったのだ。
パワポケの中でも癖の強い一作ではあるものの、プロペラ団と決着をつけるストーリーは十分熱く、心に残る名言も多い。
後のシリーズにおいて伏線扱いされた設定も含めて『パワポケ』シリーズの方向性を決めた一作の一つと言えよう。
*1 この4人に関してはミニゲームをクリアすると30~50万円の大金までもらえる。2年目は300万円もしくは200万円もの大金が必要なので、クリアのためにも重要。
*2 過去作における「血の気」「プレッシャー」のようなシステム。上がりすぎると大量のエネルギーを消費しストレスを減らす「暴れる」コマンドしか選べなくなる。
*3 ターン開始時に回復するので「ショート」で死ぬこともない
*4 「防水スプレー」は安価で水を被る系統のイベントから完全に身を守る代わりに使い捨て、「メッキ」は消耗せずにサビつきを防げるが高額で、ストレス上昇などのデメリットは受ける。両方を所持すると前述の「キムチ」など特定のイベントを除き何度でも防げる。
*5 買値と同額で売却できる「金目のもの」を買って現金を減らしておくことで被害を軽減することは可能。
*6 記憶が戻った主人公を殴って忘れさせたり、記憶を無くす薬を飲ませたりすることなど
*7 徴収額が多ければ多いほどガンダーロボの反応速度と防御力が上がるためクリア難易度は上がる。
*8 一応これでもゲームオーバーでなくクリア。
*9 一応「やる気が上がった」「やる気が下がった」というメッセージがあるが、恐らくあまり関係ないものと思われる。
*10 恐らくパーツがすべてなくなる処理が行えないからだと思われる
*11 ただしリセット回数自体はカウントされるため、試合外でリセットすると…
*12 青い宝箱のこと。
*13 変化球と特殊能力は良くなるが、球速とコントロールが大きく下がる。
*14 チートで無理やりイベントを呼び出さないとパワーアップ不可。
*15 キャッチャーの捕球直前に盗塁予約をされる。ランナーのアニメーションが変化せず、投球後に硬直挟んだ後にランナーに進塁される。
*16 次作以降はスタミナが切れても続投させることが多い。
*17 この補正は対象能力がA14以上だった場合にA15の限界値を超える。ただでさえ強肩のアクメドは肩力が17に強化されてバントヒットの難易度が更に上がる。(「立花」と「ネロ」は補正対象外。)
*18 先述の通りミニゲームで1回あたり最高50万円(4人分で200万円)入手でき、通常の優勝ボーナスが100万円であるため、金の面でも素直にミニゲームをクリアしたほうが得。
*19 ちなみに威圧感と超特殊能力は非売品。
*20 それぞれ33%か17%。
*21 しかもうろつくごとに一週間消費。
*22 ムード☓」や「ケガ☓」(-80万)、「スロースターター」や「タイムリーエラー」(-100万)売る時に高額な金が必要になってしまうマイナス特殊能力も多い。
*23 しかもオートやセミオートなどいらないパーツに限って100%販売。
*24 作成したファイル全てにロックオンマシーンを貰えるように出来る裏技があるが、3つデータを作らないといけないため少し面倒。