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ドラゴンボールZ Sparking! METEOR
【どらごんぼーるぜっと すぱーきんぐ めてお】
ジャンル
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3D対戦アクション
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対応機種
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プレイステーション2 Wii
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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スパイク
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発売日
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2007年10月4日
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定価
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7,140円(税込)
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プレイ人数
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1~2人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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ポイント
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スパキンシリーズ完成版 ドラゴンボールZ準拠の声優が揃うのは本作が最後 Wii版はシリーズ初のオンライン対戦実装 防御テクニック増加でさらに戦いは複雑化 対戦ツールとしての出来はお察し
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ドラゴンボールゲームリンク
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概要
ドラゴンボールZ Sparking!の第三弾。Sparkingシリーズの集大成とも言える出来で、システムの追加や全体的なボリュームアップ、キャラの追加や仕様変更がなされた。
PS2版とWii版の発売は今回同時に行われたものの、それぞれモードに差が存在し、マルチプラットフォームでありながらやや違った内容が楽しめた。
Sparkingシリーズとしては本作が一応の最終作となる。
追加要素
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ただでさえ多量だった登場キャラクター数が、無印時代のキャラを中心にさらに増加し、合計161キャラ。
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ハッチャンやアックマンといった初期のドラゴンボールのキャラクターが多数登場。本作で一番追加されている作品群である。
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ほとんどがゲームシステム的には使いづらいキャラクターが多いが、ファンにとっては感涙ものなチョイス。
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Zからもフリーザ編で印象深いキャラであったネイル、また、ベジータ王(ベジータの父)や未来御飯などドマニアックなキャラも参戦した。
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また、悟空やピッコロが前作のベジータのように原作時期ごとのキャラとして分割された。
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さらにキャラではないが、今回はコスチュームがさらに多数追加された。悟空は三分割されたこともあって特に多い。
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GTからは超サイヤ人4の流れを自然にするためにGT版の縮んだ悟空や、邪悪龍の一体である四星龍が参戦。これによりアニメ化された悟空の形態は全て集結した。
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さらに原作でもゲスト出演していた関係で、なんと今回はアラレちゃんが登場する。声優も最初のアニメ版である小山茉美。必殺技演出でガッちゃんズも登場する。
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ちなみにこのキャラクター数は、後のレイジングブラストで一度リセットされ激減したため、本作のキャラクター数は異常なものになっている。
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戦闘アクションにさらに追加。
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相手の打撃があたる瞬間、特定のコマンドを入力することで相手の後ろに瞬間移動する「Zカウンター」。
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使用すると気力を消費し、どちらかの気力が尽きるか、コマンドを入力失敗するまで続く。
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打撃に合わせてこのコマンドを入れると、打撃の乱打をかわす演出の後、カウンターで蹴り上げる「ソニックスウェイ」。
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これにより、投げと打撃の駆け引きがやや重要になった。
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気力を消費しながらダッシュするドラゴンダッシュ中、もう一度同じコマンドを打つことで、相手の背後へ高速移動するZバーストダッシュ。
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この状態で描く軌道は、緩いカーブを描くアニメなどでお馴染みのもの。
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戦闘中分岐の追加。
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ドラゴンヒストリー(ストーリー)モードでは戦闘中、特定条件を満たすと他のキャラに交替する事が可能になった。
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原作通り一緒に戦ったメンバーに交代してそのまま戦闘が続行したり、原作とは異なるIFルートへ突入する事もある。
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各プラットフォームにおける独自要素。
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PS2版は、過去のSparking!、Sparking! NEOのディスクを入れることでアルティメットバトルの各モードがMETEORで遊べるモード「ディスク・フュージョン・システム」がある。
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Wii版はシリーズ初のネットワーク対戦、ドラゴンネットバトルモードが存在する。
評価点
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必殺技演出の強化、名称のそれらしい変更。
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それぞれ固有の技がより演出が強化されている。これまで暫定的っぽい名前だった技の数々は、一部(特に前期)は劇中の台詞を元にしたものが多くなり、演出も変更された。
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悟空で言えば悟空の超必殺技は全て元気玉だが、演出はこれまでのように元気玉を放り投げるタイプ固定ではない。前期なら初期に使った時のように相手を打ち上げていく演出、後期であれば魔人ブウを倒した時の「スーパーサイヤ人になってから元気玉を押し込む」演出になっている。
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おまけ程度の参戦だった少年期の孫悟空も、超必殺技が超かめはめ波という投げやりなものではなく、ピッコロ大魔王にトドメを刺した特の「つらぬけ!」に変更となった。
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バーダックの使い回し感バリバリだったラディッツは、「プレゼントしてやる!」「俺は一流の戦士だ!」「くたばれ!」など台詞技となり、演出も全て変更されている。これに伴い、バーダックの技もより固有技感がでるようになった。
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GT悟空追加によって、超サイヤ人4にちゃんと変身出来るようになった。
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単独キャラだった超サイヤ人4が、GT悟空の最終変身へと変更され、演出が自然となった。
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GT悟空も一応超サイヤ人、超サイヤ人3という前段階がある。
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初期のキャラクターが追加された事で原作初期のストーリーも再現された。
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これによりドラゴンボールの主要ストーリーをほぼ全て遊べるようになった。フリーザやセルを操作するステージも用意されている。
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また、敵の強さが調整され原作通りの強敵ぶりが再現された。ラディッツのまさかの強さに驚いたプレイヤーも多い。
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Wii版はネット対戦が可能な点。
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正直対戦バランス的に本作はいろいろ崩壊しているが、これによって一応全クリ後の楽しみも確保された。
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ドラゴンボール図鑑、IFストーリーのカオスさ。
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本作ではプレイアブルキャラを解説する図鑑モードがある。解説するのはチチであるが、その内容がチチの主観に基づくものになっている。
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しかもそれらは二代目チチ役である渡辺菜生子のフルボイス。味方はもちろん敵にいたるまで、チチらしい解説内容。ただチチ自身の知識が薄いものはあまり解説が濃くない。
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恒例のIFストーリーも充実。まさかのアックマンが主人公に据えられ、フリーザ親子などの強敵相手に戦うといったカオスな展開が設けられている。
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戦闘前・戦闘後会話の充実具合。
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前二作のストックに加えて、さらに増えたキャラクター達により、そのパターンは無限大に近いものになっている。
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孫悟飯(未来)のように、切ないやりとりのものや、孫悟空とチチ(少女期)のようにネタっぽいやりとりも豊富。
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また、ドラゴンヒストリーモードでは戦闘中にも会話が行われるようになり、自然な流れで原作の名シーン、名台詞を再現している。
問題点
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相変わらず必殺技演出がすごいものとあっさりなものの差が激しい。
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特に前作の使い回しキャラや、とってつけて作ったようなキャラは演出が微妙。特にGT関連は使い回しのような技が多い。
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元気玉に関しては前述の二つの再現度が異常な反面、中期の悟空とGTはいつも通り巨大気弾を投げつけるだけであっさり過ぎる。GTの悟空はシリーズ集大成としてアニメ本編ではそれなりの演出があったうえに、そもそも「超ウルトラ元気玉」という技もあるだけに勿体無い話である。
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GTは本作でSparkingシリーズでは初めて本格的にシナリオ再現された。宇宙から元気を集めるというところまで再現しておきながら、元気玉の技発射演出がお粗末なため、演出に反してショボさが異常に際立つ。
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追加キャラ(GTを除く)はその分演出が物凄いのだが、今回は無印キャラが主なため、技の迫力自体はイマイチなものが多い。
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悟空・中期と悟空GTは中途形態は雑な技配分が多い。GTは今回の新規キャラなのにも関わらず使い回しな汎用技オンパレード。他の形態と比べると同じ悟空とは思えない作り込みである。龍拳はまだどの形態もまともな方だが。
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いくら原作ファンに嫌われているからと言っても、GTにもファンはおり、それを蔑ろにする演出は必ずしも良い傾向とはいえないだろう。
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各部キャラ選びが中途半端。
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クウラ機甲戦隊がサウザーのみだったり、邪悪龍は結局一星龍と四星龍のみだったり、GT悟空とパンはいるのにGTのトランクスはいなかったり(未来トランクスがその役割を肩代わりさせられている)。
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今回はつまるところ、後期になればなるほどキャラクターの優遇度が下がっていく傾向にある。その代わり初期作品のキャラに対する作り込みはすごいのだが。
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悟空にGTが追加されてスムーズになった反面、超サイヤ人4のベジータは相変わらず単独キャラで、本作における変身しておく楽しみを体感出来ないのは残念。
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少女期がせっかく登場したのに、ゲーム・超ドラゴンボールZには登場していたチチの大人バージョンが参戦しなかったのは、本作のキャラの充実ぶり的には惜しいと言われる。
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音声関係のバグ・ミスが多い。
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ピッコロ(前期)、孫悟空(GT・超サイヤ人)、孫悟空(GT・超サイヤ人3)の3キャラは、一部の戦闘ボイス(相手から攻撃を受けている時の声など)が何故か欠けており、他のキャラに比べてやたら無口な印象を受ける。
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ドラゴンワールドツアーモードにて、試合開始時・終了時のレフェリーの声が、セルゲームと天下一大武道会とで逆になっている。
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Wii版にネット対戦があることを鑑みて、対戦ツールとしてのバランスを見るともはや崩壊している点。
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どのキャラもあくまで戦闘力相応ということなのだが、ネットで幅広く対戦出来るゲームとして見るとそのバランス崩壊具合がやはりネック。
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超サイヤ人4ゴジータがやはり最強格で、あとはゲージ2で技が連発出来るものは、「相手のダウン中に気を溜めてまた技」の連発が強く、そうでなくても打撃が強いので押し込みやすく強い。
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ドラゴンワールドツアーのシステム。
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ドラゴンワールドツアーとは天下一武道会などの作中で開かれた大会を体験できるトーナメントであるが、従来に比べてシステムに難が多い。
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大会の種類はリングアウトのルールのある天下一武道会、マップがランダムの天下一大武道会、セルゲーム会場で行われるダメージ蓄積型のセルゲーム、制限なしのあの世一武道会、キャラ選択がランダムのヤムチャゲームの5種類だが、これら大会は設定されたゲーム内時間に行かないとお目当ての大会に出場出来ない。
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ゲーム内時間はメインメニューから各モードに移動すれば1時間経つのだが、いちいち目当ての大会に出るためにそれの繰り返しで面倒くさい。更に難易度も3種類あるのだが難易度も新しい大会が開催された時点でランダムで決まり、お目当ての難易度ではない場合はまたゲーム内時間を勧める必要がある。
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大会に優勝しないと登場しないキャラクターもいて、キャラを出すのも一苦労。特にコルド大王はセルゲームの最高難度に優勝する必要があり、ただでさえ強いCPUの敵と戦う必要があるのにセルゲームのルールとして1勝ごとの体力の回復は20%だけなので5回戦まで勝ち進むのは結構なゲームスキルを必要とする。
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前作までは各大会のアナウンサーが戦う前に選手名として各キャラの名前を呼んでいたが、それが無くなった。おそらく天下一武道会アナウンサー役の鈴置洋孝氏がお亡くなりになった為に新キャラの名前を言う音源が無かったのが原因かと思われるが、そこは代役を立てるなり方法があったであろう。
総評
Sparkingの集大成であり、キャラゲーとしてみればこれほど作りこまれた作品はなかなかないだろう。
アニメ版の映像をそのまま動かしているかのようなアクション再現の数々はかなり極まっており、そのクオリティは高い。
しかし、Wii版でネット対戦が実装され、単純に友達とガヤガヤ遊ぶだけのゲームではなく、対戦ツールとしての見方が出てきたことで、バランスに対する見方がより強くなった。
そして、対戦ツールとして見るとバランスも何もあったものではなく、その点ではやや評価を落としている。
なお、ドラゴンボールZ準拠の声優のみでキャストを揃えたのは本作が最後。これ以降はドラゴンボール改以降のキャスト変更を主軸としたゲームとなっていく。
そういう意味でも本作はその後の3Dドラゴンボールゲームのターニングポイントになったといえよう。