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ルイージマンション - (2016/05/06 (金) 23:46:48) の編集履歴(バックアップ)
ルイージマンション
【るいーじまんしょん】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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ニンテンドーゲームキューブ
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発売・開発元
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任天堂
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発売日
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2001年9月14日
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価格
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7,140円(税込)
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判定
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なし
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ポイント
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オバケを掃除機で吸い込みながら屋敷を探索 ルイージの初主役作品
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マリオシリーズ・関連作品リンク
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概要
ゲームキューブの記念すべき第一弾及びローンチタイトル。同時にそれまで単体での主役作品がなかったルイージの初主演作品でもある。
任天堂としては珍しいホラー主題の作品で、薄暗いオバケ屋敷を舞台にオバケ退治の力を持つ不思議な掃除機「オバキューム」を手に、行方不明となったマリオを探して探索する。
ストーリー
ある日、「貴方に屋敷をプレゼントします」という手紙がルイージに届いた。地図を頼りにその屋敷へ向かうが、そこには不気味な屋敷が建っていた。先に屋敷に行き、行方不明になったマリオを探すため、屋敷に侵入するが、そこで大量の幽霊に襲われる。オヤ・マー博士に助けられ命拾いしたルイージは事情を聞き、掃除機「オバキューム」を授かり屋敷の探索に向かう。
システム
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オバケを吸い込む掃除機、「オバキューム」でオバケを退治しつつ暗い屋敷内を探索していく。「暗い無人の屋敷を探索する」のは初代バイオハザード、オバケを掃除機で吸引するのはゴーストバスターズの設定に通じる。
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オバケを吸い込むにはライトを当てる→オバキュームで吸引という手段を取るが、中には特殊な条件下でライトを照らさなければ吸い込めない特別な"肖像画のオバケ"がいる。肖像画のオバケはライトで照らさなくとも、ハートがでている状態で吸い込めば吸い込み開始となる。これらのオバケの多くは次の部屋へ進む為の鍵を落とし、これを使ってまた新たな部屋を探索していく。また、全てのオバケを捕獲すると部屋が明るくなり、安全地帯になる。
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肖像画のオバケは何かしらの行動(カーテンを開ける、サンドバッグをぶつける、出題される問題に答える、部屋の氷を溶かすなど)を起こさなければ隙を見せないため工夫がいる。また、吸い込んでいる最中にパールを落とし、この時落としたパールの大きさによって絵画にしたときの額縁の色が変わる。一度に90以上吸い込むと出てくる大パールを入手すれば金縁になるが、裏屋敷でないと難しい。
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ただの雑魚オバケも一癖も二癖もある奴が多く、瞬殺できるものから厄介なものまで様々。ちなみにテレサは特殊なタイプで、ライトを当てずにいきなり吸い始められるかわりに他の部屋に逃げる厄介な相手。全部で50匹(エリア3のボスを除けば実質35匹)存在し、一定以上捕まえておかないと次のエリアやボス部屋に進めなくなる。
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なお50匹全て吸い込むと一つ2000万Gのイエローダイヤが手に入る。
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屋敷を探索しているとコインやお札と言った現金や、金塊、真珠、宝石などの貴金属が手に入り、最終的にルイージのものになる。金額の総計によってランクが変わり、エンディングでゲームで探索するものとは違う真・ルイージマンションを建てることになる。最高ランク(=Aランク)だと豪邸、最低ランクだとテントになる。
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ただまともにプレイするとむしろ最低ランクのテントのほうが最難関。詳しくは後述の問題点で。
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オバキュームはオバケを吸い込むだけでなく、アイテムを吸ったりエレメントと呼ばれる物を手に入れることで炎や氷や水を噴出できる。作中にはこのエレメントを用いた謎解きが多く存在する。
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セーブは屋敷のあちこちにいるキノピオに話しかけることでできる。
評価点
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ホラーゲームではあるが、マリオシリーズにふさわしくオバケはコミカルで可愛らしいデザインになっており、それほど恐怖は感じない作りになっている。
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一方で、落雷による光と影の演出や必ずルイージの後ろに現われるオバケなど、ホラーゲームのツボはきちんと押さえており、コミカルホラーといった趣を演出している。
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オバケを吸いこむ爽快感。次々と湧き出てくるオバケを一気に吸い込んでいく快感は一度やれば思わず癖になる。
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グラフィックはゲームキューブの性能をアピールするには十分。オバケの潜む暗闇、暗闇を照らす懐中電灯などの光とそれによる影、マンション内を探索することで出るホコリ、掃除機による風、それに揺られて変形する半透明のオバケなど、表現力の進化がいくつも伺える。
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また、構造・描写ともに細かく作りこまれたマンションはハードの性能を発揮するには十分すぎる完成度であり、今でも鑑賞に堪える。
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Cスティックを使った操作系は複雑との意見も多いが、慣れれば逃げるオバケに振り回される感覚はなかなか楽しい。
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ただライトで照らして掃除機で吸い込むだけでなく、オバケを倒すためにシステムを活かした様々な謎解きが用意されている。
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謎解きもアクションもそれほど難しいものは要求されないため、さらっと遊ぶ分には多くのプレイヤーが楽しめる作りになっている。
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ゲームボーイホラーで色々な物体を調査するとルイージがテキストで多彩な反応を示してくれる。この反応は攻略的な情報のみならず、ルイージの意外な一面を見ることもあるため、ルイージファンには嬉しい配慮と言える。
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反応する物体は調べられるものほぼ全てに及び、それぞれにコメントがある(もちろん同じセリフが多い)。挙句の果てには通常では見えない手前側の壁のオブジェクトにまで反応する等、その作りこみは凄まじい。
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また、この機能を使って鏡をサーチすると、一瞬でエントランスに戻ることができる。中にはこれを使わないと脱出できない部屋もある。ちなみにエントランスにある鏡をサーチしてもエントランスに戻る。
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ただし極一部の鏡はサーチしてもエントランスにワープできない。例えば鏡の部屋の鏡など。
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ストーリーが良質。
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序盤は成り行きでいやいや探索していたが、中盤で囚われていることが発覚した兄のマリオを救出するために、オバケに怯えながらも屋敷に乗り込んでいき、無事助けだした後の展開は感動できるものになっている。
問題点
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高ランクより低ランクを狙うのが難しい
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お札や貴金属は一度入手すると捨てることができないため、EDのマイホームも高ランクより低ランクを狙うのが難しいというおかしなことになっている。また、札束・金塊・宝石は不用意にオブジェクトを調べなければあまり集めずに済むが、肖像画のオバケが大量に落とすパールは拾わずに捕獲するのはかなり難しい。
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通路のオバケ
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通路を歩いてると天井からオバケが出てきてルイージを驚かすことで、HPを削りコインを落とさせる。初めのうちはびっくりするが、次第にイライラするだけの邪魔な存在になりがち。
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テレサの存在と倒し方
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中盤以降、すべてのエリアの各部屋に出現する50匹のテレサを捕まえることになるが、倒し方がすべて同じで違うのはテレサの個体と体力だけなので水増し感が強い。
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まず、各部屋に行っても隠れてるので探す作業から始まる。隠れている場所以外を調べても何も出てこなかったりダメージを受ける爆弾が出てくるのでイライラする。
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序盤のエリアに出てくる個体のHPは30~50と普通だが終盤になると300のものも現れ、ただ面倒なだけの単調な作業と化す。しかも吸い込み損なうと壁抜けして逃げ、逃げた先でも壁抜けを繰り返すのでめちゃくちゃテンポが悪い。にもかかわらず最低40匹(エリア3のボスを除けば25匹)は捕獲しないと話が進まないので本作最大のストレスポイントといえる。
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一応50匹すべてを捕まえる必要はなく、特典の「イエローダイヤ」がなくてもAランクを取れるのはせめてもの救いか。
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エレメントの補充がやや面倒。
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エレメントは使うことによって消耗し、空になると使えなくなる。特定の部屋の特定のアイテムを吸い込むことで再利用できるが、わざわざそこまで行くのは面倒。無制限にするわけにはいかなかったのだろうか?
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クリアまでのプレイ時間は短く、ボリュームややりこみ要素も少なめ。
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一応のやりこみ要素としてはクリア後のランクや、タイムアタックといった所。
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3Fに行くためのカギの入手方法がわかりづらく、面倒。
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マリオの5つの落とし物を見つけ、あるオバケに全て届けて、その後吸い込むことでようやく入手できるが…
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落とし物の場所はノーヒントであちこち探さないと見つからない。
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また落とし物を届けた際のイベントも冗長で、しかも一個渡すごとに挿入されるのでストレスが溜まる。なおまとめて渡すことはできない。
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後半にブレーカーが落ちて真っ暗闇になるというイベントがあるが、配電室でブレーカーをONにするまではキノピオがすべて避難するためセーブができない。
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さらに、停電中はエントランス以外のすべての部屋と通路でオバケが大量に出現するため非常に厳しい。
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停電後、配電室に入るためにはカギが必要となる。そのカギを持つオバケの場所のヒントは一応あるが、そのヒントが抽象的で長時間悩むことも。またヒントの場所自体わかりづらい。
ちなみにヒントは「鏡がある部屋」だが、真っ先に思いつくであろう大きい鏡がある鏡の部屋ではない。その前の「おしゃれに気を使うヤツ」のほうがより答えに近い。
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各エリアで相手することになる肖像画オバケや、エリアの最後に戦うボスオバケの強さに結構なバラつきがある。
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肖像画オバケやボスオバケに関するネタバレあり、閲覧注意
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肖像画オバケの中で最も手ごわいのは「アルプ」で間違いないだろう。彼を吸い込むにはオバキュームから炎を噴出させ彼の纏う氷に当て続けなければならないが、その際に放ってくる攻撃が苛烈という言葉では済まされないほどに極悪。更に足元も氷で滑る為、単純に戦いづらい。
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戦う時期は屋敷探索の最終盤だが、同時期に戦うことになる肖像画オバケの中でも頭一つ抜けた強さを誇る。
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他に手ごわいのは吸い込みを撥ね退ける力が強く、また周囲に障害物が多く吸い込み辛い「マッディー」「ポール・ロング」、単純に多対一の数的不利を強いられる「ウォンとテッド」「パペット・アーミー」など。彼らの金額縁は、素直に裏屋敷で挑戦したほうがいいだろう。
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逆に出現時期に見合わない位に弱いのは「マダム・ミエール」「ヤミノフ」。一応前者はオバケでありながらルイージの味方的立場にいるキャラクターであり、後者は捕まえる事がとある強制イベント終了のフラグになっている為あまり強くしすぎるとそれはそれで問題となってしまうが。
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ラスボス以外では最後に戦うことになるであろう「セニョール・プジィ」も、やることは文字通りのザコラッシュ。アルプのあまりの凶悪ぶりからの落差に、別の意味で唖然としたプレイヤーは少なくない。
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エリア3のボス「ジャンボテレサ」はラスボスを差し置いて最強とされがち。
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このジャンボテレサには体力が存在しないが、合体状態のテレサを分離させ、エレメントの冷気を当てて凍らせることで吸い込める。分離した状態の15匹全てを吸い込めばルイージの勝利。しかし、分離状態のテレサは数が少なくなると機敏に動き回るようになる。最後の1匹になるとこちらの攻撃はなかなか当たらず、隙あらばヒット&アウェイの体当たりでルイージの体力をじわじわ削ってくる。
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2周目以降「うらやしきにいく」という選択がでるが、1周目とほとんど変更がなく、一見して何が違うのかわかりにくい。
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変更点は「オバキュームの吸引速度」と「オバケの移動速度」が倍になり、ビックリハートの受付時間が半減したこと。
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このため全肖像画オバケの金にするのは裏屋敷のほうが楽。
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ムービーのスキップ機能が付いていない。このためボス戦でゲームオーバーになって再チャレンジする場合、何度も何度も同じムービーを見る羽目になる。
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雰囲気を重視しているため、BGMは少なめ。
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様々なアレンジがされて使われているメインテーマがあるが、最も良く聞くのは屋敷の探索中にルイージの鼻歌として。
総評
新ハード初のソフトでルイージが初めて主役になるという、ルイージファン待望の作品となった本作は、「掃除機でオバケを吸い込み退治する」というユニークな新システムを取り入れつつ、うまくまとめ上げている。その斬新なプレイスタイルは、単純ながら気持ちいい。
その一方で、内容上、マリオシリーズらしいアクション性・開放感に欠けることやボリュームの不足など、まとまっている反面どこか物足りなさも否めず、結果的に「初作品としては及第点」という評価に落ち着くことになった。
もうひとひねり快適さとシステムに工夫が効いていれば、良作として評価されていただろう。
余談
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このゲームに未使用グラフィックが削除されていないまま収録されていることが後に発覚した。おそらくゲームのデバッグ等に使用していたものと思われる。ちなみにマップ上ではエントランスになっている。
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地味に本作はゲーム内でマリオが初めてテキストで喋った作品である。