本項目ではプレイステーション用ソフト『アークザラッドII』と、その関連作品『モンスターゲームwithカジノゲーム』の紹介をしています。
【あーくざらっどつー】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 1枚 | |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | |
開発元 | ジークラフト | |
発売日 | 1996年11月1日 | |
価格 | 6,090円(税込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※ゲームアーカイブスで付与されたレーティングを記載 |
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廉価版 |
PlayStation the Best:1998年7月9日/2,940円 PS one Books:2001年11月22日/1,890円 |
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配信 | ゲームアーカイブス:2007年11月14日/600円(PS3非対応) | |
判定 | 良作 | |
アークザラッドシリーズ | ||
PlayStation Studios作品 |
「光と音のRPG」がキャッチフレーズのRPG『アークザラッド』の続編。
前作が「シナリオが短く中途半端」と批判されたのに対し、本作はそのストーリーの完結編的位置づけでもある。
本作はバグが非常に多い。
関連しているかどうかは不明だが、データ量が非常に多いため、ディスクにちょっとでも傷がつくと何かしらの不具合やリードミスが起きる可能性がある。
キャラクターやストーリーのみならず、ゲームシステムまでもが魅力的な一作。このゲーム自体も他の様々な名作RPGの面白い要素を多く取り入れ、それらを大ボリュームを持った一作に纏め上げているのが本作の最大の評価点であり、名作RPGとして名を連ねる理由であろう。
一方で装備品やアイテムの強化と仲間モンスターの強化といったやり込み要素はおそらくスタッフでも想定外であり、大量のバグも含めてそれらを未だに研究をしているチームがある。上記で紹介したページもそのチームの一部なので興味がある人は一度覗いてみるといい。後世にまで愛されることは良いことである。どうも何かが間違っている気もするが…
+ | しかし…(ネタバレ) |
【あーくざらっど もんすたーげーむうぃずかじのげーむ】
ジャンル | シミュレーションRPG+ミニゲーム集 | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 2枚 | |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | |
開発元 | ジークラフト | |
発売日 | 1997年7月31日 | |
価格 | 6,090円(税込) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※ゲームアーカイブスで付与されたレーティングを記載 |
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配信 | ゲームアーカイブス:2007年12月12日/600円(PS3非対応) | |
判定 | 良作 | |
PlayStation Studios作品 |
『アークII』のやり込み用ディスク『モンスターゲーム』とファンディスク的な作品『カジノゲーム』のセット品。
『モンスターゲーム』は元々は『アークII』の初回出荷版に付属する応募券を送る事で抽選でプレゼントされた非売品だった経緯がある。
キャッチコピーは「アーク、たまには脇役になりなさい。」。
やりこみディスク+ファンディスクとしては非常に凝った作り。本編を極めた人にもより極めたい人にも、単純にアークの世界観が好きな人にもオススメできるセットである。
*1 コンバートした場合だと、エルク視点の頃にもアーク達の活躍を描くイベントが挿入される。
*2 火のエルク・水のシャンテ・風のシュウ・地のリーザ・光のグルガ・闇のサニア・属性なしのヂークベック。
*3 前作も仲間キャラは7人だったが、一人はストーリーの関係でスポット参戦、もう一人は司令官的ポジションで非戦闘員になっている(代わりに彼の特殊能力で召喚できた召喚獣が仲間になる)。
*4 奇しくも数ヶ月前には同じくソニーからSRPG風の戦闘システムを持つRPG『ポポロクロイス物語』が発売されている。
*5 ただ仲間にするだけなら本作のみでも可能。
*6 普通の攻撃で倒されてもHP1でとどまり行動不能になるだけになる。しかも少し後に一定量回復して復活する。行動不能状態に追撃をすることで初めて撃破扱いになる。光属性攻撃で倒すと即座に撃破となる。
*7 受注してからクリアしないままその依頼の消滅時期を過ぎると「他のハンターが終わらせた」という事になる。
*8 ストーリー中に登場はするが、仲間にするのは任意。
*9 BEST版以降は修正されている模様。
*10 本編中イベントで2回だけ戦闘になるマップでのみ入手可能。余談だが、鍛冶屋の説明を見る限りでは「攻撃時に自傷ダメージも入る」という能力になるはずだったような設定がされている。つまり成長ボーナスは設定ミスと考えられる。
*11 ストーリー中一度しか来ないイベントマップの戦闘中に、極めて低確率で手に入る剣であり、知らなければまず間違いなく取り逃す。知っていても直前のセーブポイントが非常に遠く、繰り返し作業にも時間がかかる。
*12 四将軍の1人を倒しに海底油田に訪れるのだが、撃破後にしか該当モンスターには出会えない。四将軍撃破後は時間制限有の脱出をこなす必要もありアイテムの回収をしつつだと結構大変。さらにその部屋は脱出過程で寄る必要はない。一応ボス前にセーブ地点はあるので取り返しはつきやすい。
*13 取得経験値1.5倍という美味しいアクセサリーで、コンバートでも手に入るのだが本編中で入手できるのはここだけ。
*14 装備すると毎ターン攻撃補正が入る「チャージ」が1回だけ掛かった状態になる。
*15 後述の通り通常攻撃の命中率に「敵とのレベル差」が大きく影響する本作において「レベルが1のまま固定」のヂークベックは後半になればなるほど通常攻撃が当たらなくなるという問題を抱えている。また装備も専用の物しかなく特殊能力も安定ダメージは狙えるものの高火力にはならないため終盤で扱うにはかなりきつい
*16 次回作『III』でラヴィッシュに代わるカーディッシュは、効かない相手にはそもそも使う事が出来なくなっている。本作の教訓だろうか。
*17 ブラキアの依頼七つのうち、バンザ山に行くのは五つで二つは最奥部まで行かされる上、その一つは隅々まで探索させられる。尚、主人公達が喋る依頼はその中で一つだけ。
*18 ただし元々氏はドラクエ4コマや少年漫画をメインに描いていた。
*19 とある敵の「金髪の女(リーザのこと)は俺によこせ」という台詞に対する返し。ちなみにリーザは14歳。巨乳。
*20 合流シーンでのトッシュとの口喧嘩にて。台詞が字幕のみだからこそ出来るメタ発言である。この台詞の所為でトッシュ=セリフがひらがなというイメージが定着してしまっている。
*21 四コマアンソロジーでも案の定ネタにされており、「あの人、数が数えられないんだよ」というヒドいオチが付く。
*22 ただし通常のレベル上げではLV150を目指すのもきつい。
*23 デスブレイド・デスイレイザー・デスニードル・デスクリムゾン・デスイリュージョン・デスロザリーと何と6種類も存在する。また、デスクリムゾンの鑑定文に、同名のクソゲーの事を示唆する記述等は特にない。
*24 モンスターの技追加やクラスチェンジなどを行う施設
*25 ヂークベックの蓄積した経験値を仲間たちに分配する施設
*26 加えてウェアウルフ、ウェアタイガー、ウェアジャッカル、ウルフアンデッドの計六種
*27 前者二種はヘルハウンド系、後者二種はグリフォン系
*28 ベットしていない邪魔なキャラを射撃してレースに介入できる要素がある。