【うるとらまん ふぁいてぃんぐえぼりゅーしょんすりー】
ジャンル | 対戦格闘 | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | メトロ | |
発売日 | 2004年12月2日 | |
定価 | 7,140円 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
廉価版 | バンプレストベスト:2007年7月19日/2,940円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
キャラ、BGM等の原作再現度の高さはシリーズ随一 ウルトラシリーズファンから高評価 |
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ウルトラマンゲーム・リンク |
特撮番組『ウルトラマン』シリーズのキャラクターが登場する3D格闘ゲームの第3作。
システム的には前作『2』の発展型であり、キャラも全員続投している。
また、平成ウルトラシリーズのキャラも本作から登場しており、「この時点で終了していた実写ウルトラマン(TVシリーズ)11作品」は全て網羅された事になる。
基本的には『2』と同じだが、様々な面で改良されている。
太字は新規参戦キャラ
+ | 強キャラ |
+ | 弱キャラ |
+ | 該当例。長いので収納。 |
ゲーム性もさることながら、ウルトラマン原作を重視したキャラゲーとしてシリーズ最高傑作と呼ばれている。
映像素材としても優れており、動画サイトでも映像を編集することで「一大バトル絵巻」とでも呼ぶべき優れたMADを作ってしまう人々が続出した程である。
前作から引き継いだ独自のシステムの数々は改良されて継承され、ウルトラマンらしさを重視しつつも、前作までで足りなかった駆け引き要素も独自システムによりしっかりと押さえて昇華させている。ウルトラマンごっこで終わらないのが本作だ。
大幅なボリュームアップも、本作の大きな魅力。
派生作品界で冷遇されていた80を隠しキャラながら登場させた点も大きな話題となった(*25)。
「問題点」として挙がっている内容は、「ゲーム」としては些細な部分も少なくない。
しかし、こういった細かい粗が気になってしまう人が多いということは、それだけ本作が全体的な再現度の極めて高い、ディープなファンをも満足させる良質なウルトラマンのキャラゲーであることを如実に表していると言えるだろう。
*1 だが、これも2D格闘ゲーム的な弱、強攻撃とも違う。
*2 格闘ゲームでいう気絶値を視認できるようにしたもの。ただし気絶値と違い、戦闘中に減少はしない。
*3 原作通りに科特隊がゼットンにトドメを刺すパターンも存在する。恐らく原作に沿ったプレイの方が難易度が高いためか。
*4 自分が劣勢になった場合に作品毎の防衛隊や同胞の円盤が飛来し、敵に攻撃してふらふらゲージを蓄積させるというシステム。
*5 原作13話「大爆発!捨身の宇宙人ふたり」の再現。ちなみにこれのみ一撃でふらふらゲージが最大まで溜まる
*6 ジャックは通常攻撃に「ブレスレットチョップ」があり、この時も動作自体はそのままだが、違和感が出ないようにブレスレットの効果音を削除した専用の演出になっている。
*7 番組後半では2分30秒となっている時もあった。
*8 ただし、ジャンプ+□で似た動きのドリルキックはいつでも出せる。専用の演出が入るのはここだけ。
*9 原作での初代マンは、変身登場シーンに限りカラータイマーがついていない。「完成したデザインにはなかったカラータイマーを後から現場で付け足した」との証言がある。
*10 本来、これらに客演した際のセブンには耳がついていない
*11 本作シナリオのモチーフとなった劇場版3作目に限っては「コロナモード」自体は登場しないが、亜型である「スペースコロナモード」を経ていた
*12 非生物相手には完全無効な他、光線技扱いなのでバリアで防がれてしまうこともある。
*13 四股踏みはジヒビキラン戦で使用した。ダイナマイトボールはグロブスク戦で使用した体を丸めての体当たり。
*14 06年発行の『ウルトラマン80』のムック本収録のスタッフインタビューでは、特技監督の佐川和夫氏が『80』製作中の段階から構想していたのを『ダイナ』でやってみたと語られている。後の『マックス』『メビウス』以降のTVシリーズではこの演出は当たり前のように用いられており、これには今なお賛否ある
*15 セブンのアイスラッガー、タロウのウルトラダイナマイトなど。
*16 「分身の術」と同じ吸収技である「レボリウムウェーブ」等は説明文上で「吸収する(受け止める)」との記述があり、そこで判別することもできるのだが、「分身の術」にはそういった記述もない。
*17 一応、キャラクター選択画面のBGMが『ガイア』のメインテーマ曲である劇伴「逆転のクァンタムストリーム」になっている。
*18 同じくシューティング面のある『暗黒の支配者』ではムービー中に操作の指示が入るのだが。
*19 前作のウルトラモードでは原作通りの流れでライトンR30爆弾を喰らってそのまま爆発している。
*20 劇中ではタイラントが昼寝をして休憩していたり、とある事情からタロウ(東光太郎)がウルトラサインを見逃してしまう場面もあった。
*21 敵を異次元へ送り飛ばす光線技で、どんな敵も一撃でしとめるチート技との呼び声が高い。
*22 この効果音は他ゲームでも再現されていないことがあり、「ウルトラレプリカ」シリーズといった高級玩具の音声としても未収録になっているケースがある。
*23 コスモスで倒した場合は怪獣もダウンになる。またレジェンドで倒すと敵怪獣は消滅する。
*24 ウルトラモードではCPUとタッグとなるため、実質的に1P一人で発動できる。
*25 実際は説明書に『80』の戦闘機が載っているため、登場はバラされていたのだが…その後、さらにマニアックな「妄想セブン」という更なる隠しキャラの登場も判明した