【うるとらまん ふぁいてぃんぐえぼりゅーしょん りばーす】
ジャンル | 対戦格闘 | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | メトロ | |
発売日 | 2005年10月22日 | |
価格 | 7,140円 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
廉価版 |
バンプレストベスト 2007年7月19日/2,940円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
ムービー長すぎ 技・キャラ減少 「転生」を目指した意欲はよし 偉大すぎた前作の威光 |
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ウルトラマンシリーズ |
特撮番組『ウルトラマン』シリーズに登場するキャラクターを使った3D格闘ゲームシリーズの第4作だが、『4』ではなく『リバース(転生)』というタイトルになっている。
これは、「『3』の発展型」としてではなく、別の方向性を追及したソフトである事を意味している。
『3』は『2』の発展型であり、原作でのバトルや光線技の忠実な再現を目指していたが、本作では「ゲームならではのダイナミックな表現」をメインに据えている。
スタッフインタビューでは「原作の忠実な再現は前作で行き着いてしまった」と語られている。
太字はシリーズ新規参戦キャラ
前作は異常な内容の充実度から「神ゲー」と呼ばれ、一時プレミア化していた程だったが、本作はそれに何かと比較され、辛辣な意見が寄せられた。
前作と比べればボリューム不足と言われ、単品で見ると難易度が高くストレスが溜まるという、けっして成功したとは言えない実験作であった。
やはり前作が神がかりすぎたのが祟ったのであろう。
しかし、単体で見ればウルトラモードの難易度は高いもののゲームとして遊べない出来ではなく、一新された鮮烈なビジュアルと強烈な演出からは、新たな地平を見出そうというスタッフの気合いを感じられる一作である。
*1 鍾乳洞ステージなど、限定された組み合わせでしか選べないステージもある。
*2 ちなみに『ギンガ』の監督は本作及びカオスロイドの存在を知らなかったようで、プロデューサーが用意した悪のウルトラマンの着ぐるみの中から、偶然ウルトラ兄弟三人の相手として選抜されただけとのこと。
*3 隠し必殺技を出すにはそのエピソードで一度敵に倒されなければならないのだが、条件を満たしていればその直後に初代マンが復活するイベントが発生し…詳細は各自で確認してみて欲しい。
*4 もっとも、コスモスのボイスや戦闘BGMは前作から引き続き劇場版準拠のままである。
*5 なお、原作のフルムーンレクトは興奮抑制効果を持つ光線なだけであるため、前者はともかく後者は強化版ルナエキストラクトというべき技となっている。
*6 これについては、タイラントが怪獣・宇宙人の怨念が集まって誕生した怪獣であるためと考えられるが、原作では実体を持たない相手や心を持たない相手には効かなかった技であるため、幻影アグルに効果があるのは本作ならではのアレンジといえる。
*7 目の色が本物と異なっており、原作では『ニセウルトラマンアグル』に相当する外観。
*8 根源的破滅招来体は正体不明、宇宙怪獣の一部は破滅招来体の被害者、地球怪獣は最終的に共に地球に生きる仲間。
*9 前者は幻影ウルトラマンアグルの出現、後者は体内に入っての戦い。
*10 原作ではアグル本人ではなく、アグルの力を引き継いだガイアV2がウルフファイヤー戦にてアグルブレードを用いる形で披露している。