超ゴジラ
【ちょうごじら】
ジャンル
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シミュレーション + アクション
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対応機種
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スーパーファミコン
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メディア
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12MbitROMカートリッジ
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発売元
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東宝 東芝EMI
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開発元
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アドバンス通信会社 (アドバンスコミュニケーション)
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発売日
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1993年12月22日
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定価
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9,800円(税抜)
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判定
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なし
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ポイント
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平成ゴジラシリーズの外伝的作品
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ゴジラシリーズ
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ストーリー
199X年、何者かが日本を攻撃すると宣言し、大阪にキングギドラを送り込んできた。
これに対抗するため防衛庁はゴジラの頭脳にコントロールボックスを埋込む事で闘争本能を制御し遠隔操作を可能とさせた。
やがて、キングギドラを送り込んできたのは地球征服を狙う宇宙人である事が発覚。
あなたは宇宙人が送り込む様々な怪獣たちを相手にゴジラで戦うのだ。
概要
平成ゴジラを題材としたゲーム。
ストーリーは完全オリジナルであり、映画シリーズとの整合性は無視されている。
「ゴジラが人類の味方」「敵は宇宙人」と、昭和ゴジラシリーズ(二代目ゴジラ)を意識した点もある。
特徴
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独特なステージ構成
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まずシミュレーションゲームのような四角形マスで構成されたステージを移動し、ボス怪獣やザコ敵と遭遇すると画面が切り替わり格闘ゲームを彷彿とさせるバトルパートに突入する。
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シミュレーションパートは戦車や地雷などが散りばめられており、当然ダメージも受けるが踏み潰す事で対処も可能。ビルや山、鉄塔などの障害物も存在し、これらを打ち壊すとHPを消費する。
他にもバトルパートで使える「体力回復」「防御力アップ」などの各種アイテムや回復施設なども存在する。
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バトルは「アニメーションバトル」と銘打たれた独特のシステム。
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まず怪獣にパンチをした後、後退し距離をとることで「尻尾」「頭突き」「放射熱線」「スーパー放射熱線」の4つのパネルが出現し、ボタンを押すことでそれぞれの技を出す事が可能。これら4つのうち1つがランダムで出る「?」パネルもある。
技を出した時や敵の攻撃の際などは怪獣の咆哮音と共にアニメーションが挿入される。
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リズムごとに増減する「闘争本能ゲージ」
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これが高くなっている状態で怪獣にパンチすると次に出る技に強力なものが出やすくなる。
ただし敵もこれを持っており、敵の方が高くなると攻撃を出してくる事が多い。
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最終的にステージごとに存在するボス怪獣を倒す事でステージクリアとなる。
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登場するボス怪獣
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キングギドラ
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ステージ1のボス怪獣。攻撃に参加する首が増えると攻撃力が上がるが、それ以外に特殊な攻撃は使ってこない。
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メカゴジラ
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ステージ2のボス怪獣。通常攻撃のワープ体当たりも厄介だが、何より通常の放射火炎は吸収され強力なものとして跳ね返されて逆にダメージを喰らってしまう。
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ちなみにグラフィックは平成版(G-フォース版)メカゴジラだが、何故か鳴き声が昭和版メカゴジラになっている。
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ビオランテ
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ステージ3のボス怪獣。防御力が高く、頭突きをすると必ず反撃してくる。とんでもなく強く、多くのプレイヤーを挫折させた。
魔獣バガンと超ゴジラの技以外では最強の「じゅえき攻撃」というチート級の攻撃をしてくる。
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バトラ
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ステージ4のボス怪獣。かなり素早いためパンチが当てづらく、さらに技もスーパー放射熱線でしか効かないなどかなりの強敵。
1体目を倒した後、2体目の繭の元に向かわされるが、時間経過によりもう一体戦う羽目になることも。
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メカキングギドラ
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ステージ5のボス怪獣。パンチから後退している間にワイヤーアンカーで素早く攻撃されるため、手早い技の入力が必須。
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シミュレーションパートでフィールドに3つあるスペシャルエネルギーを集めることにより超ゴジラに変身して戦う事ができるが、一応、ワイヤーアンカーの対処がきちんと出来れば通常ゴジラでも十分対応できる。無効化される技が無いのは大きい。
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撃破後、シミュレーションパートで度々表示される『東京破壊度』によって展開が変わる。
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魔獣バガン
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ラスボス。古代中国にタイムスリップした宇宙人が陸海空を司る怪獣にゴジラ細胞とギドラ細胞を掛け合わせて生み出した
チート生物兵器。ラスボスだけあってかなりの強敵。
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カットイン無しの体当たりで100以上のダメージをたたき出す脅威の攻撃力をもつ。
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前のメカキングギドラ戦で超ゴジラに変身していても、戦闘後に変身が解けてしまう。
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前のステージで『東京破壊度』が50%に達していなければ、1個で超ゴジラに変身できるスーパーエネルギーパックを移動モードで拾う事が出来るが、
『東京破壊度』が50%以上だとそれが出現せず超ゴジラに自力で変身する事が出来ないため通常ゴジラでバガンに挑む羽目になる。
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その場合、スーパーX-1で変身のエネルギーをかき集めてくると言う事だがかなり時間がかかる。
戦闘中にスーパーX-1が現れれば再び超ゴジラに変身できるが、それが来るまでは絶望的火力を誇るバガンに通常ゴジラで持ちこたえなければならない。(冗談抜きで1コンティニューが一瞬で吹き飛ぶレベルの攻撃力)
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といっても、時間を稼ぐだけならば後退して放置するだけで良いのだが
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怪獣以外の敵
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ザコUFO
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シミュレーションパートで移動中にランダムエンカウントするザコ敵。
戦闘中にESCAPEを選んで逃げた場合、表示はされないが同じマスに入った時にまた戦闘になる。
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マザーUFO
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シミュレーションパートの赤い固定マス。こいつを倒すと二度とザコUFOとエンカウントする事は無くなる。
また、ステージ2では進行上倒す事が必須となる。
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超ゴジラ
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ステージ5から登場するゴジラのパワーアップ形態。ゴジラにギドラ細胞を取り込ませ、超多量のエネルギーを蓄えさせる事により変身が可能となる。
ただし、怪獣と戦うと変身が解ける。
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パワーアップ形態は伊達ではなく、攻撃力・防御力が非常に高くなりシミュレーションパートで受けるダメージはゼロになり、バトルパートでは各種強化された攻撃のほか、溜めパンチ(ゲーム内での名称は「超パンチ」)が使えるようになる。
溜めている間闘争本能ゲージが伸び、さらに前進しながらパンチを出すため強力な攻撃が非常に出しやすくなる。
評価点
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ストーリーなどに平成シリーズの雰囲気がよく出ている。
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いきなり東宝のロゴから始まるOPや防衛庁など政府の人間が絡むストーリー、よく似せて描けている怪獣のポートレイトなどは実にゴジラ映画らしい出来栄え。
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BGMはゴジラのテーマを除き全てオリジナルだが、クオリティが高い。
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サントラCDもプレミア価格がついているなど、BGMの人気が窺える。
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グラフィックも怪獣・背景共に非常に出来がよい
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怪獣の立ち絵は無論、細やかな動きにも気を配られて作られており、強力な攻撃を繰り出す怪獣の迫力は目を見張るものがある。
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ボス怪獣との決戦の場所もよく出来ている。ステージ1:大阪・通天閣、ステージ2:霧の晴れる富士山麓、ステージ3:芦ノ湖、ステージ4:横浜・ベイブリッジ&みなとみらい21、ステージ5:東京新都庁前となっており、細かいところまで再現が行き渡っている。
ステージ6の崩壊した国会議事堂での最終決戦は、崩壊しきった世界での一騎打ちを演出している。
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その他細かいネタとして、青いマスの補給地では原子力発電所の制御棒から放射能を補給して回復する。
問題点
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バトルの仕様が若干分かりづらく、テンポも悪い。
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ゴジラが強力な攻撃を出すためには、まず敵怪獣に近づき攻撃ボタンでのパンチを当てる必要がある。
その後、後退して敵と充分に距離を取らないと、他の攻撃を出す為のウィンドウが開かない。
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その仕様を知らなかったり、敵に追い詰められて距離が取れない状況だと延々とパンチを繰り出す羽目になる。
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ウィンドウ表示中に何かしら攻撃を喰らうとウィンドウが閉じてしまう。そうなるとまたパンチからやり直しである。
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強力な攻撃と「闘争本能ゲージ」についても厄介な仕様が付きまとう。
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ゴジラ側は「闘争本能ゲージ」が非常に高い状態でも攻撃を自由に選択できず、あくまで「強力な攻撃が出やすくなる」だけなので、ウィンドウに望みの攻撃が登場するまで待つ必要がある。
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敵怪獣によっては効かなかったり反撃される攻撃方法もあるため、それを回避するために待ってるうちに敵怪獣の強烈な攻撃を喰らう…と言うのはよくある話。
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ゴジラも敵怪獣も一度強力な攻撃が出ると取り消すことは出来ず、回避行動も行えない。
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アニメーションが頻繁に挿入される上にカットもできない。
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評価点でもあるグラフィックだがゴジラが熱線を吐くとき、口は下方を向いた絵なのに熱線は真横に飛んでいくため、少しおかしな画になってしまうカットもある。
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ステージ3がややこしく、さらにボス怪獣のビオランテが強すぎるため、そこで挫折するプレイヤーが続出。
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まずはシミュレーションパートでさらわれた博士を探す所から始まる。フィールド上に複数あるオレンジ色のマスのどれかに捕われているが、間違ったオレンジマスに入ると罠でダメージを喰らってしまう。
博士の救出に成功すると水域(芦ノ湖)にビオランテが現れ、倒せばクリアになる。
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ある場所の黄色マスに、正解のオレンジマスの周囲が表示されるヒントが表示される。
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もしも電線エリアに捕われている場合は救出のための手順がさらに厄介なことになる。
電線は直接壊すことは出来ず、繋がっている鉄塔を壊すことで取り除けるがいずれにせよダメージを受けてしまう。
電線エリアはそれを繰り返しながら進まなければならないため作業感がさらに増すこととなる。
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尚、このステージからフィールドが広くなる(2×2→3×2画面)ため迷いやすくなっている。
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苦労して出現させたビオランテもこの時点では恐ろしく強く、コンティニューを使い切り挫折するパターンもある。
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こちらの最強攻撃はダメージが80ほどなのに、「じゅえき攻撃」という攻撃は、まともに食らうとHPが140近く減少するという無双っぷり。
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また、バトル開始時に触手が2本設置される。パンチを3発ぐらい当てれば倒せる。
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だが、こちらは技を一切出せないのにビオランテは技を使ってくる。(攻撃力70)
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こちらの攻撃も「頭突き」を繰り出すと反撃される(攻撃力60)という理不尽ぶり。
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おまけにゴジラはHPが500前後なのにビオランテは700。大技中心に立ち回ろうとすると押しつぶされる可能性がある。
ここは戦闘前のアドバイス通り防戦重視で挑むと良い。アイテムを有効に使い、攻撃は「尻尾」の連打で刻むのがオススメ。
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ただし、先のシミュレーションパートで苦戦していると制限時間が足りなくなる場合がある。
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その強敵を苦労して倒すとご褒美と言わんばかりにエネルギーを溜めこむ特性を持つギドラ細胞を注入されHPの最大値が100上昇する。
しかしその恩恵はむしろ戦闘前に欲しかったし、ストーリーの関係上、戦闘前に貰えても問題は無いと思われるが…。
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博士はギドラ細胞の特性を突きとめた直後にさらわれた。博士を無事救出した直後にエネルギーは回復してくれるが、その時点でギドラ細胞の恩恵を得られればもう少し状況も変わったはず。
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セーブ機能は無い。一応、裏技でステージセレクトとコンティニュー×99が出来る。
総評
荒削りな面が多いものの、ゴジラの雰囲気は実に良く出来ている。
オリジナル怪獣などの存在もあり、マニアックな作品ながらも密かな人気があるのも確かと言える。
余談
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本シリーズに登場するオリジナル怪獣であるバガンは没映画『モスラVSバガン』が元ネタとなっている。
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イラストやゲーム中でのスプライト、没映画でのイメージイラストとフォルムこそ似通っているがデザインの統一性が無いのはご愛嬌。
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ゴジラのパワーアップ形態である「超ゴジラ」は、後の映画『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場する怪獣「スペースゴジラ」のデザイン原案として有名。
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事実、超ゴジラは頭に角・肩から生えたデッパリのゴジラと、どこからどう見てもスペゴジそのものだったりする。
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海外版も発売されており、メカゴジラが平成版から昭和版に差し替えられている。戦闘前の演出もメカゴジラが化けた偽ゴジラの皮を本物のゴジラが引っぺがして戦闘開始となる。
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2014年に『ゲームセンターCX』の挑戦タイトルとして本作が採用されたが、「放射熱線」というワードがご時勢上NGだったらしく、ナレーションで全て「火炎攻撃」と言い換えられていた。仕方がないとはいえ、放射熱線は言わずと知れたゴジラの代名詞であり、ちょっと残念な話である。
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まあ放射熱線の方はやや過剰な自主規制としても、「原発に立ち寄って放射能を浴びることで体力回復」という仕様はさすがに今現在の日本では出来ないことだろう。当然『GCCX』でも単に「回復ポイント」と濁していた。
最終更新:2022年12月19日 01:07