【ふぁんたじーぞーん】
ジャンル | 横スクロールシューティング | ![]() ※画像はコンプリートコレクション版 |
対応機種 | アーケード(システム16A) | |
販売・開発元 | セガ・エンタープライゼス | |
稼働開始日 | 1986年3月28日 | |
プレイ人数 | 1~2人(交互プレイ) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
カラフルでポップなSTG 「買い物STG」の始祖 |
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ファンタジーゾーンシリーズ |
セガからリリースされた業務用の横スクロールシューティング。
強制スクロールではなく振り向きの要素があり、自機の向いている方向に画面がスクロールする方式を取っている。
操作系統は、8方向レバー+ショット&対地ボムのボタンというオーソドックスなスタイルだが、「敵の落とすお金で武器を買う」という独特なパワーアップシステムが本作の特徴となっている。
遠い昔、宇宙のどこかに「ファンタジーゾーン」と呼ばれる場所があり、そこには勇敢なヒーロー「オパオパ」がいた。
あるとき(*1)、ファンタジーゾーンの惑星間に通用している公式通貨のバランスが乱れ、惑星の1つを未曾有の大恐慌が襲った。
それは何者かが周辺の宙域から金を大量に掻き集め、ファンタジーゾーンに巨大な要塞を建造していたためであった。
その計画を阻止するため、オパオパはファンタジーゾーンを巡る冒険に出るのだった。
ゲーム性・グラフィック・演出・音楽において高いクオリティを持つ本作は、セガを代表する作品になった。
家庭用向けへの移植が何回もされているほど。
+ | 参考:AC・MkIII・FC・PCEのBGM比較 |
+ | スペハリ面 |
+ | ... |
+ | 衝撃の結末 |
*1 アーケードの当初の設定ではB.G.1422年、家庭用機移植版以降は宇宙歴6216年となっており、それ以降のシリーズ設定では後者の設定をベースとして展開されている。
*2 アドバタイズデモのタイトルロゴがラスタースクロールによって揺らぎながら出現するほか、1周目の各面開始時に曲名が表示される。
*3 1984年のデータイースト製作の縦シューティング。ファミコンにも移植版が発売された。
*4 没収された残機は1機につき100万点、所持金は$1につき10点のボーナスに変換される。
*5 ドラマ「スチュワーデス物語」の台詞で、流行語ともなった「ドジでのろまな亀」が元ネタ
*6 背景が黒いのが初期、緑が後期バージョン。
*7 当時はどちらかと言えば、『いっき』を作ったクソゲーメーカーのイメージが強かった
*8 本項で表示しているSEGA AGESのパッケージ画像はVol.33のもの。
*9 ちなみにSYSTEM 16とは、AC版ファンタジーゾーンが稼働していた16bit基板ではあるが、FZCC版ファンタジーゾーン2はSYSTEM 16基板にメモリを(ハードウェアに詳しいプログラマがコテ先のテクニックで)追加したカスタム基板(SYSTEM 16C)で動作するため、AC版ファンタジーゾーンと基板上の互換性はない。この作品が動作するハードは、SYSTEM 16C基板(セガ本社にのみ存在する半ばハンドメイドの基板)もしくはPS2上でのエミュレーションのみとなっている。
*10 OLD Ver.時比べてるとわかるがメロディラインが追加されている。
*11 コンピューターゲームではなく、ストロボフラッシュ内蔵の銃型玩具。胸に光センサーを付けて撃ち合う。なお「ルビーバレット」の名で『ファンタシースターオンライン』にも登場している。
*12 ただしこの世界でのウパウパはオパオパの妹という設定である。
*13 ダライアスの名誉のために補足しておくと、タイトーのサウンドチームであるZUNTATAは『ダライアスR』に携わっていない。
*14 現在の消費税込みで8424円。
*15 『Endless Legend』『Endless Space』『Dungeon of the Endless』という共通の世界観を有する作品シリーズ。