【めいきゅうのちかにしす】
| ジャンル | ロボと魔物と魔法少女のRPG |  通常版 |  限定版 | 
| 対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | ||
| 発売元 | コンパイルハート | ||
| 開発元 | ゼロディブ コンパイルハート | ||
| 発売日 | 2015年12月17日 | ||
| 定価 | 通常版:7,344円 / 限定版:9,504円 ダウンロード版:6,480円(各税8%込) | ||
| レーティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
| 判定 | ゲームバランスが不安定 | ||
| ポイント | 女子キャラとロボが二人三脚でダンジョン探索 女子キャラでも戦車でもなくまさかのロボ推し 第二のメタルマックスにはなれず | ||
| 魔界1番館シリーズ 魔壊神トリリオン / メイQノ地下ニ死ス | |||
| コンパイルハートWizライク系列 限界凸記 モエロクロニクル / 限界凸起 モエロクリスタル / メイQノ地下ニ死ス / 神獄塔 メアリスケルター 塔亰Clanpool / 神獄塔 メアリスケルター2 / 神獄塔 メアリスケルターFinale | |||
コンパイルハートより発売された3DダンジョンRPGの三作目。位置付けとしては「魔界1番館シリーズ」の第二弾としてリリースされた。
第二弾とはいうものの、第一弾である『魔壊神トリリオン』とは開発元が同じなだけで、ストーリー・登場人物・システム他、何もかもが違う。
本作はディレクターとして『メタルマックス』シリーズでのディレクター経験を持つ田内智樹氏を起用している。
公式サイトでは顔出しでPV出演の他、コラムも連載し、それによるとシステムや企画の原案も同氏によるものだという。
そしてサウンドには『メタルマックス』シリーズのBGMを手がけた、門倉聡氏もサブで起用(メインは佐藤天平氏)。
さらに同シリーズの生みの親であり、かつてはドラクエシリーズにも関わっていた「ミヤ王」こと宮岡寛氏すら、本作に声優(!?)として出演。セリフまでやたら多い。
よって、これはさぞかし『メタルマックス』を意識した物語に仕上がっているのだろう…
と思いきや、本作はファンタジー世界を舞台にしており、主人公格のキャラも全員が女子。作風はまるで違っているのだった。
なおミニゲームは特に存在しない。
ある日、この星の自転が停止した。それにより世界は闇に覆われ、魔物が徘徊する夜だけの世界になってしまった。
世界を元に戻すには、この星の自転を司る星のネジを巻く必要があるという。
魔械士の少女エストラは、ガーディアンと共に守護神の待ち受ける4つの塔に挑む。
選ばれし5人の魔械士、闇の三影衆、そして謎多き竜の髑髏の戦士。さまざまな試練を乗り越え、世界に光を取り戻す事はできるのか。
エストラとガーディアンの冒険が、今始まる。
(※公式サイトより抜粋)
| + | 5人の詳細 | 
| + | ガーディアンの声優紹介 | 
| + | 登場する敵キャラの詳細(ネタバレ等ありのため格納) | 
田内智樹氏が公式サイトで語っている面白みは作中でしっかりと表現されているが、ヒロインの魅力とガーディアンの魅力は別々に描かれているような印象であり、調和をあまり感じられない。
独特な世界観は『メタルマックス』とは全く異なるものであり、バトル以外の面に期待して購入するのは難しく、ターゲット層がブレてしまった惜しい作品。
しかし、システム自体は結構作りこまれており、戦闘面に全振りした『メタルマックス』と表現することは可能。特にロボットファンにはおすすめできる。
まともにやれば勝ち目のない強敵にもパーティや装備を調整すれば挑めるという点では意外とバランスも整っている。