【前作から続投している男性キャラクター】
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エイジ
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23歳
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日本人。本作の主人公。会津出身。前作大会の覇者とされている。 武器は四聖武具の一つ「白虎の太刀」。かつては超えられない壁であった兄との実力差はかなり縮まっている。 隠しコスチュームは『1』と同じ半袖衣装。
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カイン
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24歳
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イギリス人。エイジの親友。 『ストリートファイターシリーズ』における「ケン」のポジション。 亡き養父アモウが実は古代組織の一員であったと判明する。武器は西洋刀「キャリバーン」。
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デューク
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31歳
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フランス人。高潔な地方領主。かつてエイジとの野試合で敗れるも、今や互いの実力を認め合う仲。 前作では「騎士道に反する」という設定で唯一人ダウン攻撃を所持しておらず、本作でもダウン追い打ちに厳しい制約が課されている(空中コンボは制約なし)。 武器は両手剣「デルニエ・ヴァンクール」。
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モンド
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44歳
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日本人。富士の樹海に隠れ住む隠密集団「夜鬼一族」の一員にして、四聖武具の一つ「青龍の槍」の使い手。 前作までは古代組織の命令で動いていたが、一族ですらその組織に狙われる状況となり、参戦。
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ラングー
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32歳
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アメリカ人。ワイオミング州の怪力自慢の鉱山夫。 家族を大切にする男で、ガイアの境遇に深く同情し、前作に続き彼に協力するため参戦。武器は巨大な金棒。 隠しコスチュームでは『2』のような袖なしジャケットを着用している。星条旗を背負ったデザインは『2』の没設定が元になっているらしい。
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ガイア
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41歳
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日本人。本名不詳。和装の大男。『1』でラスボスを務めて以降は公に善玉として闘っている。 秘密結社製のプロテクターを捨てた『2』以降も炎を吹くなどトンデモな必殺技を披露する。 武器は巨大な和洋折衷刀「バッドエンド」。
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カオス
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36歳
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スリランカ人。元・秘密結社四天王の一人。長身痩躯の禿男で、何より闘いを好む。 ハードな設定を持っているキャラクターだが、それを全く感じさせないぶっ飛んだ言動が特徴。 味方サイドにいるのが不思議なくらいの戦闘狂だが、本作のオープニングではエイジ達と並んで朝日に見入っている。 武器は四聖武具の一つ「玄武の盾」と大鎌「最後の審判」。さらには体内から吹き出す毒ガスや毒ゲロで闘う品の無い男。
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ヴァーミリオン
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年齢等不詳
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黒服の眼鏡男。前作では謎の男と紹介されていたが、本作で古代組織の諜報員だったという拍子抜けな正体が明かされた。 『闘神伝カードクエスト』での発言によると暗殺は趣味でしかないらしい。 標的を儀式に招くという意味合いで、前作のコート姿から礼装姿に着替えたとのこと。ゲーム中では分かりにくいが衣装に怪しい紋様が描かれている。 メタ的(性能的)には前作から大幅に弱体化している。短期間で他のキャラクターの実力がヴァーミリオンに切迫したということだろうか。 とはいえ、本作の彼はキック系の技が非常に高性能で、前作と違った強みがある。 前作で使用していたショットガンは用いず、本作では前作で使用していた黄金の拳銃「ピースメーカー」と硫酸ビンにくわえて、新たに長大なデリンジャーと電撃ワイヤーを用いて闘う。 必殺技が全て得物に依存しており、闘気などは一切使いこなせないのかもしれない。 高圧的なルックスと狂気的なボイス、それでいてセコイ闘い方というギャップから、シリーズで特に人気の高いキャラクター。 本作でもパッケージはおろか、攻略本の表紙を描き下ろしイラストで飾っている。攻略本に至っては主人公たちを差し置いての単独イラスト&オリジナルコスチュームである。
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ショウ
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年齢不詳
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日本人。エイジの実兄だが、何故か年齢不詳(作品・媒体によっては本名も不詳)。 生きながらにして伝説の「風の異邦人(エトランゼ)」として語られるほどの大天才。自分以上の強者を常に欲しており、カオスとは別のベクトルで戦闘狂。武器は東洋刀「飛燕剣」。 過去にカインの養父を殺害している。その理由は媒体により異なっており、ゲームの方はというと、詳細が語られていない。 シリーズ恒例の隠しキャラクターだが、本作ではCPU敵としては特に条件もなく普通に出てくるのでありがたみが薄い。 作品ごとに性能が変わってきた闘神奥義「炎魔烈襲砕(えんまれっしゅうさい)」が、本作ではとうとう対戦相手を一定時間止めるという格闘ゲームでも稀に見るチート技に。 1ラウンド1回しか使えず、止められる時間も非常に短いが、うまく決めればガードを崩し放題である。 自らの腹に刀を刺しその反動ダメージを相手にも確定で与える謎の技「自らを絶つ」とこの「炎魔烈襲砕」を併用して勝利でもしようものなら、ヴァーミリオンよりも卑怯な闘士に思えてくる。
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【前作から続投している女性キャラクター】
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エリス
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18歳
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トルコ国籍の緑髪の少女。ガイアの実の娘。父(ガイア)の配慮により旅芸人一座に身柄を預けられており、かつては自身の出自を知らなかった。 現在は父や仲間を守るため闘っている。武器はダーク(片刃の短剣のこと)。 母カエデも日本人なので、実のところエリスは純然たる日本人である。ただし日本人としての本来の名は、未だにどの媒体でも明かされていない。ひょっとして「設定」が無いのでは……。 1作目からヒロインとして一部で圧倒的な人気を誇った。生足姿かつ足を大きく開いた構えをとり、半透明の処理により地肌が透けて見えている衣装など、エロスとCG技術の高さを両立させており色々な界隈に衝撃を与えた。 ちなみに、エリスの衣装は『初代』『2』『3』それぞれでデザインが大きく異なっている。『2』における変更の際はファンの賛否が大きく分かれたと言われており、当時の関心の高さをうかがわせる。
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ソフィア
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26歳
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ロシア人。ボンデージ風の衣装を纏った私立探偵。 かつて秘密結社により強化手術と記憶操作を受けており、自身の正確な出自を追い求めている。古代組織の非人道的な行いが気に入らず参戦。武器は革製のムチ「クラースヌイ・ブーリァ」。 エリスと双璧を成す『闘神伝』シリーズの大人気ヒロイン。こちらは女王様系。本作では性能はともかくとして、モデリングで不遇なことに。 隠しコスチュームでは『2』のデザインに近い衣装になる。
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トレーシー
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22歳
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アメリカ人。好戦的なボーイッシュ婦警。本作では古代組織の捜査に回されることになった。 武器は高出力スタンガンを仕込んだトンファー。恐らく銃より物騒な代物である。 エリスとソフィアに遅れ、『2』から登場した人物。本作ではなぜかソフィア(及びゾラ)に謎の対抗意識を持っているようで、専用の勝利ボイスが用意されている。 隠しコスチュームは、バンダナにロングパンツとよりボーイッシュな服装。
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【新規男性キャラクター】
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バイホウ
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不明
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中国出身のオス猿。前作まで登場していた殺人鬼の老人「ホー」の技を見よう見まねで身につけた。 なぜか何者かの頭蓋骨を背負っており、ホー本人はというと行方不明になっている。武器はカギ爪。 隠しコスチュームは「ゾンビ化したホー」のような姿になる。
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デヴィッド
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15歳
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イギリス人。古代組織によって実験体にされそうになったところを自力で脱走してきた少年。 武器はその場で強奪したチェーンソーと、シズクから護身用に譲られたトカレフ、他に手榴弾も使う。新主人公的なポジション。 『闘神伝カードクエスト』でもプレイアブル8人のうちの1人として登場する。
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ナギサ
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36歳
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日本人。本作でトレーシーとコンビを組むことになった強面のICPO捜査員。 女性のような自分の名前にコンプレックスを持っている。 常識人寄りだが、ソウルボムの挙動は地上版・空中版ともにツッコミどころ満載。武器は大型拳銃と警棒。
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レオン
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25歳
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アメリカ人。古代組織所属。エイジのライバルキャラクターで、使用する技もほぼ同等。組織のボスであるアベルにのみ忠誠を誓う豪快な男。 勝利ボイスの一つ「チョーMM!」は今でもファンの語り草。武器はレイピア「スカルストーカー」。 隠しコスチュームはアメリカ兵じみた姿になるが、なぜか目の色が異様になっている。
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テンカウント
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29歳
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イギリス人。古代組織所属。カインのライバルキャラクターで使用する技も似ているが、オリジナルの蹴り技も多い。 オネェ口調な上に、マイケル・ジャクソン氏のダンスを取り入れたアクションを披露する強烈な人物。 武器は長剣「ナイトメア」と投げナイフ。
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バルガ
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33歳
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ノルウェー人。古代組織所属。デュークのライバルキャラクターだが、騎士道精神のかけらもない粗野な男で、ダウン追い打ちも制約なく可能。 自身の祖先が没落した理由がランバート家にあり、現当主であるデュークへ深い恨みを抱いている。 武器は大剣と盾で、剣技だけでなく蹴り技やシールドバッシュ等の体術も使う。
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ジャッジメント
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16歳
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イギリス人。古代組織が生み出した怪人。デヴィッドの幼馴染だが、彼と違い古代組織から逃げ出せなかった。 闘神を生身の身体に宿す実験に耐え切れず、精神が壊れている。武器はチェーンソーと手榴弾。デヴィッドと違い、足技は使わない。 ホッケーマスク風の仮面で顔を隠している。勝利時にはうなり声しか出さない。『闘神伝カードクエスト』でもマトモに言葉をしゃべれない。
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トウジン
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62歳? |
日本出身。古代組織の傭兵。お面でもなく被り物でもなく、本物の天狗。 不治の病に侵された妻を救うには不老不死の教義が必須と考え、そのルーツを求め呪術に精通している古代組織に近付いた。 武器は槍と大砲「美人局」。モンドのライバルキャラクターであるが相違点はかなり多い。
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アダム
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不明
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古代組織が製作したロボット。一応ラングーのライバルキャラクター扱いだが、技の類似はほとんど無い。 アベルの身辺警護を任されているが自我を持っており、人間になることを本気で夢見ている。武器は打撃での使用にも耐えるガトリング砲。 隠しコスチュームはモヒカンでヒゲ面の頭部をしたサイボーグになる。
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アタワ
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17歳
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ペルー人。古代組織の傭兵。古の帝国の末裔であり、インディアン風のペイントと衣装を身に付けている色黒の少年。 エリスのライバルキャラクターで、エリスには無い投げ技を持っている。武器は吹き矢も撃てる二対の笛「オシュラフン」と「ボロン」。 オフィシャルイラストでは驚くほど端正な顔立ちだが、ゲーム中では奇妙な笑い声とローポリゴンの影響でかなり怖い。
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タウ
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45歳
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ブラジル人。古代組織の傭兵。少数部族出身の大男で、自分の一族の再興を夢見る。 アタワに強いシンパシーを感じ、彼の帝国復興計画に力を貸している。ガイアのライバルキャラクターであり、前作でガイアが使っていた必殺技を分け合う形で設定されている。 武器は大鉈と吹き矢。
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シュルツ
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32歳
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ドイツ人。古代組織最高幹部の一人。ガイゼル髭がチャーミングな大男だが、呪術に精通し組織の儀式を取りまとめている聡明かつ冷酷な人物。 忍者のような装束と神父のような言い回しが特徴。武器は大鎌「真理の究明」と腕に装着したカッター。 隠しコスチュームは何故かピエロの格好になる。
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アベル
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年齢等不詳
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古代組織の教主であり本作の大ボス。 「闘神を蘇らせ現世を破壊し尽くした上で新世界を創造する」という計画を本気で実行しようとしているシリーズ屈指の危険人物。本人の戦闘力も極めて高く、素手で闘いを挑んでくる。 ×ボタンで選択すると隠しコスチュームになり、バグったような姿になる。
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ヴェイル
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年齢等不詳
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アベルが破壊衝動を解き放った姿。過去にアベルは己に闘神を宿らせようとするも失敗し、不完全な意識だけを身に宿してしまった… …ということがあった。その事件の再現でしかないが、戦闘力はアベルの時と比較して更に上がり、荒々しくも妙にサッパリした言動になるのがシュールである。 武器はオーラの刃「エレメンタルブレード」。
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【新規女性キャラクター】
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シズク
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23歳
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日本人。流れ者の博徒。瀕死のデヴィッドを匿ったことから自身も古代組織に狙われてしまう。 武器は刃物のような切れ味を誇る着物の袖と、色々と規格外な長煙管(キセル)。短刀投げも使う。 『パズルアリーナ闘神伝』においてもプレイアブルキャラクターとして登場する。
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レイチェル
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22歳
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アメリカ人。トレーシーの双子の姉。幼少の頃に生き別れ、古代組織に拾われた。 「自身の不幸は妹のせい」と組織に言い聞かされており、本作においては暗いストーリーが展開する。武器は爆発や雷撃を繰り出せるダブルトンファー。 『闘神伝カードクエスト』では妹を前にしても取り乱さず、冷静に対話するなど大人らしさを見せている。
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スイレイ
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15歳
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香港人。古代組織の傭兵。幼少の頃から暗殺術を仕込まれてきたため、良心の呵責なく笑顔で人を殺せる恐ろしい少女。 財閥『昇竜』預かりの暗殺者だったが、そこが敵対組織『鬼影』によって壊滅した後に古代組織入りした。 バイホウのライバルキャラクターという位置付け。しかし前作のホーがベースの性能のため技の差異が激しい。武器はもちろんカギ爪。 キャラクター人気が高かったのか、『闘神伝カードクエスト』では8人のプレイアブルキャラクターのうちの1人に選ばれている。
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ゾラ
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24歳
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オーストリア人。古代組織所属。表の顔は有名なオペラ歌手。裏では猫を模した覆面とボンデージ服を着用して暗殺者をしている。 カインの養父に惚れ込んでいたが、彼がショウに殺害されてしまったので復讐のためにも組織に身を置き続けている。武器は棘のムチ「ブラッディローズ」と左手の鉤爪。 技の構成はほとんどソフィアと同じで、ソフィアのライバルキャラクターではあるものの、ストーリー上はソフィアよりもショウやカインと因縁深い人物。 隠しコスチュームは何故か猫の面を付けた法被姿である。
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ミス・ティル
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26歳
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マレーシア人。シュルツと肩を並べる古代組織最高幹部の一人。 未来を見通す力を持つ巫女だが闘神の行く末は見ること叶わず、使命感から組織に身を置いている。ソウルボムでは召喚術のようなものも披露する。武器は「精霊の杖」とダガー。 シズクのライバルキャラクター。技の構成はほとんどシズクと同じだが、主要技には大きな変更があり、意外と使用感は異なる。
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ナル
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5歳(誤植ではない)
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イギリス人。設定上は1作目から存在していたカインの養女が、本作最後の隠しキャラクターとして参戦。 武器は養父と同じく「キャリバーン」。どんな攻撃を受けても「えへへ♪」と無邪気に喜び、低すぎる身長によりそもそも一部の攻撃が全く当たらない。恐ろしい闘士である。 後に『闘神伝 昂』にてデフォルトキャラクターとして活躍する。そちらでは「キャリバーン」は正式に彼女の所有武器となっている。
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