【じゃすとこーずすりー】
ジャンル | アグレッシブ・アクションアドベンチャー | ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション4 Xbox One(*1) Windows 7~10 (Steam) |
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発売元 | スクウェア・エニックス | ||
開発元 | Avalanche Studios | ||
発売日 | 2016年1月21日 | ||
定価 | 4,500円 | ||
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント | 豊富な移動手段と爆発が魅力のオープンワールド | ||
Just Causeシリーズ : 1 - 2 - 3 - 4 |
混乱と破壊、再び―。
スウェーデンのデベロッパーAvalanche Studiosの代表作として知られる、破壊系オープンワールドゲーム『ジャストコーズ』シリーズの第3作。
本シリーズは破壊と国家転覆のスペシャリスト「リコ・ロドリゲス」を操作し、軍事独裁政権を潰す為に広大なマップを駆け回って破壊の限りを尽くすもの。
地中海に浮かぶ宝石と言われる美しい島国・メディチ共和国。この国は危機に陥っていた。メディチでしか採掘できない希少物質「バベリウム」は磁石の性質に加え、爆薬や無限の燃料源になることから、ディラベロ将軍に目をつけられた。ディラベロは大統領を暗殺し、クーデターを起こし軍事政権を打ち立てた。ディラベロの野望はこれに留まらず、ここから世界征服を目論んでいる。この島に生まれ育ったマリオ・フリーゴはディラベロに抵抗するため反政府運動をしているが、小規模なため上手くいっていない。マリオは古くからの友人でCIAのエージェントのリコ・ロドリゲスをメディチ共和国に呼び寄せた。リコは政府軍の施設を破壊し、政府の求心力を低下させる作戦を立てる。
「オレが破壊し、あんたが立て直す」
リコとマリオは育ちの地であるメディチを独裁者から解放するために、政府軍と戦う。
(Wikipediaより引用)
オープンワールドとしての破格の広さに反して、『GTA』『Fallout』『The Elder Scrolls』といったAAAタイトルと比べると自由度・ボリューム共にやや物足りなさを感じる。
しかし、徹底的に爽快感を重視したゲームデザインにより、夢中になってガスタンクを爆破して回れる優れた作品になっている。
メリハリの効いた戦闘に、美しいロケーション、豊富な武装、スーパーカーや戦闘機で広大なマップをブッ飛ばす快感、大爆発とオープンワールドアクションに求められる要素は十二分に備えている。
それ故に、「オープンワールドらしさ」においては他のAAAタイトルに勝るとも劣らない。
チープなストーリーと爽快感全振りのゲームデザインに4500円という価格も合わせ、B級ゲームの雄と言える。
*1 日本ではダウンロード専売。
*2 洋ゲーのローカライズに参入したばかりのスクエニが、レーティングをCERO:D(17歳以上対象)にする為に不要な規制を行った結果、ゲーム性そのものが破綻してしまっていた。
*3 鉱山採掘用の超巨大な車両。画像検索推奨。
*4 バス、ダンプカー等の「はたらくくるま」の類である。
*5 敵軍が攻撃してくる状態。『GTA』で言う手配度が近いか。
*6 兵士からマークされているが今のところ攻撃はされない状態。
*7 通常の目的地の上空から始まるファストトラベルとは違い、地上からの開始となる
*8 「同カテゴリのチャレンジ全てでギアを回収した場合」に要求される平均。5箇所しか無いグラップリングフックのチャレンジならまだしも、数十箇所あるウイングスーツのチャレンジは平均3.3点ではかなり厳しい。
*9 一応、無限に復活するドラム缶で資金を稼ぎ続けることは可能だが、得られる金額は雀の涙である。
*10 ソフトインストール中でも散策できる島や、最終決戦用の島など、まるっきり無意味ではない。
*11 東南アジアと南ヨーロッパ。実際にも人口密度に大きな差がある。
*12 その割に「過去作と同程度のサイズを維持しつつ、その密度を高めようとした」と語っている。
*13 匿ってもらう事でHEAT状態の解除と昼夜の切り替えができる。
*14 単純なコースタイムアタックと爆発する車両を目的地にぶつける二種類あり、どちらもタイムが得点につながる。