脱出ゲーム Aloha ハワイの海に浮かぶ家
【だっしゅつげーむ あろは はわいのうみにうかぶいえ】
| ジャンル | 脱出ゲーム |  | 
| 対応機種 | Nintendo Switch プレイステーション4
 | 
| メディア | ダウンロード専売ソフト | 
| 発売元 | シルバースタージャパン | 
| 開発元 | jammsworks | 
| 配信開始日 | 【Switch】2018年5月24日 【PS4】2018年10月2日
 | 
| 定価 | 612円 | 
| プレイ人数 | 1人 | 
| セーブデータ | 1箇所・オートセーブ方式 | 
| レーティング | CERO:A(全年齢対象) | 
| 判定 | なし | 
| ポイント | ハワイを舞台とした脱出ゲーム 難易度控えめで遊びやすい
 プレイ時間はかなり短い
 | 
 
概要
シルバースタージャパン発売、jammsworks開発によるダウンロード専売ソフト。Nintendo Switchとプレイステーション4に配信されている。
元はスマートフォン向けのアプリゲームであり、原則として操作体系以外は忠実に移植された内容となる。
ハワイを舞台に、海に囲まれた別荘からの脱出を試みるという設定。とはいえ、具体的なストーリー描写は皆無であり、設定を深く意識する必要はあまりない。
ゲームルール
- 
ゲームの流れ
- 
別荘の中を探索し、所々に示される手がかりを元手に謎を解いて脱出(エンディング)を目指していく。
- 
画面は主観視線で表示され、そこから複数の探索場所への切り替えができる。謎解きを進めていくと、切り替えできる場所が段階的に広がる。
- 
状況によってはアイテムが入手できる場面があり、とある場所で使用していく事になる。使用したアイテムは一部を除き消費される。
 
- 
本作ではいかなる行動をとってもゲームオーバーに陥る心配はない。また、随時ヒントが確認できる機能も搭載されている。
 
- 
操作体系
- 
主にアナログスティックで画面内のカーソル移動、ボタンでカーソルの決定の操作を行う。Switch版は本体のタッチ操作にも対応している。
 
- 
おまけについて
- 
本編をオールクリアすると、本編の舞台を再利用した「おまけゲーム」がプレイ可能となる。
- 
具体的な内容はここでは省略するが、謎解き要素は皆無なゲームである。あくまでもおまけなので、軽いノリでのプレイが推奨される。
 
- 
なお、本編にもミニゲーム的な展開が待ち構えており、これをクリアしないと本編が進まない。
 
評価点
- 
難易度控えめで遊びやすい謎解きゲーム
- 
総合的な難易度は低めに抑えられており、謎解きゲームとしてもオーソドックスで遊びやすい。
- 
とりあえずは「怪しい場所を確認及びカーソル操作をする」という攻略を行っていけば問題ない。その状況に応じてじっくりと謎を解いていけばいい。
- 
適度に頭を使う謎解きでありながら、特別な前知識や上級レベルの計算力は必要としない。これはメーカー側もセールスポイントとしてアピールしている。
- 
探索できる範囲が限定的なため迷う心配は少なく、謎解きのフラグを立てていけば確実に脱出への道が開ける。謎解きに詰まってもヒント確認の救済処置もあり。
 
 
- 
南国感溢れる癒し系の雰囲気
- 
ハワイの別荘が舞台というだけあって、作中の雰囲気は南国感に溢れておりどことなく癒される。
- 
優しいBGMに乗せながら、温かみのある屋敷内の空間を探索していく世界観は、他ではあまり見られない特色といえる。
- 
一方で「大砲やサメなどの物騒なブツが何の脈拍もなく出現」「なぜかマグロネタが多用される」といったシュールな絵面も所々に登場する。
 
 
問題点
- 
プレイボリュームが短すぎる
- 
脱出までのクリア時間の推定は、普通にプレイしても2時間以内というボリュームで、かなりの短期で攻略できてしまう。
- 
そもそも探索場所が小さな1階建ての別荘限定であり、それ以外の探索範囲はほぼない。そのため、脱出までの道のりは思いのほかにあっけない。
 
- 
アプリ版自体が手短に脱出できるコンパクトな謎解きゲームであり、新たな探索の追加がされていない本作も同様のコンパクトさとなっている。
 
総評
謎解きゲームとしては良くも悪くも普通な一作。控えめな難易度で遊びやすい反面、プレイボリュームという面ではかなりの寂しさを覚える。
「ハワイの別荘の中でほのぼのとした謎解きをしていく」という設定に魅力を感じるのであれば、プレイの価値はあると思われる。
最終更新:2024年06月05日 19:22