【くらっしゅ ばんでぃくー ぶっとびさんだんもり】
ジャンル | アクション | ![]() ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション4 Xbox One Windows(Steam) Nintendo Switch |
|
発売元 |
【PS4】Sony Interactive Entertainment 【One/Win】Activision 【Switch】セガゲームス |
|
開発元 |
【PS4/One】Vicarious Visions 【Win】Iron Galaxy 【Switch】Toys For Bob |
|
発売日 |
【PS4】2017年8月3日 【One】2018年6月29日 【Win】2018年6月30日 【Switch】2018年10月18日 |
|
定価 | 5,292円(税8%込) | |
再販版 | 【PS4】2018年8月2日 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
劣化ゲー | ||
ポイント |
初期3作を北米版準拠でリメイク 操作の快適性は低下 オリジナル声優はほぼ集結 『1』『2』にもタイムアタック追加 原作と比較して雑なローカライズはファンから不評 しかしアクションゲームとしては良作 |
|
クラッシュ・バンディクーシリーズ | ||
PlayStation Studios作品 |
初代PSの人気アクションゲーム『クラッシュ・バンディクー』『クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!』『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』の3作品を一本にまとめたリメイク作。
ただし、ベースは北米版であり日本版独自の要素は無い(*1)。だが、パプパプの体力などは日本版から逆輸入されている。
また、欧州版にあったTNT箱などのカウントが早い仕様や、敵の数や一部の敵の仕様が違うという事も無い。
当初はリマスターとして開発されていたが、開発コードの関係上リメイクとして作り直すことになった。
ただあくまでリマスターであることを意識して「リマスタープラス」という名目で宣伝されている。
実に『フェスティバル』から11年(*2)ぶりの新作であり、人気の高い初期作のリマスターとあって発売前から注目を浴びていた。
開発は『アドバンスシリーズ』や『ニトロカート』を手掛けたActivision傘下のVicarious Visions。
20年前の名3部作を比較的忠実にリメイクしたものなので、ゲームの出来は依然として高い。
ただし、操作性や(元が破格の丁寧さだったとはいえ)粗の多いローカライズといった劣化点は、長年ノーティドッグ制作の原作をやり込み、『クラッシュ』シリーズを愛したファン程違和感を抱くだろう。
一方で美麗化されたグラフィックや一部システム変更などの改善点、ココのプレイアブル化、タイムアタックといった追加要素などは少なからず原作ファンにも満足出来るだろう。
賛否両論こそあるものの、懐かしくてプレイしたい人・初めてプレイする人どちらにもおすすめな一作となっている。
*1 日本のPS版で使用されていたテーマ曲「クラッシュ万事休す」なども無し。
*2 海外でも『Mind over Mutant』から9年。
*3 旧キャストの中多和宏(現・中田和宏)氏は、エヌ・ジンに限らず2000年後半から多くの役を降板している。
*4 キャストの変更があったエヌ・ジンは逆にテンション高めになっている。『がっちゃんこワールド』に近い。
*5 海外PS版では没データとして残っている。
*6 実績機能の「トロフィー」と被るからと言う理由により、「トロフィー」から「レリック」の名称に変更になった。ちなみに海外版は元から「Relic」の名称だった。
*7 PS版のベイビーTの鳴き声は日本版と海外版で異なっており、海外版の声に近い
*8 「ボディプレス」のオリジナル名が「ベリーフロップ (Belly Flop)」である。そのまま訳すなら「腹打ち飛び込み」といったところ。
*9 このミスのせいか、本作のPSテーマの一つが「サンセットビスタテーマ」と読みの名前で配信されている。
*10 このミスは海外版も同様。
*11 ちなみに余談だが、本物のミミナガバンディクートの前肢の指は3本ずつであり、4本でもエヴォルヴォレイで指が増えたことになる。
*12 海外ではどの機種でもActivisionが発売元であるが、当時はActivisionの日本法人がなかったため、日本では機種によって発売元が異なっている。