鉄道にっぽん! 路線たびシリーズリンク

3DSシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
3DS 鉄道にっぽん! 路線たび 長良川鉄道編 記念すべき第一作。美濃太田~北濃は現在もシリーズ最長の収録距離。
まだゲームシステム・UIとも未成熟で、映像も質がよろしくない。
なし
鉄道にっぽん! 路線たび 鹿島臨海鉄道編 前作のシステムをそのまま引き継いでいる。実は初のJR線収録作。
内容はさらに薄くなったうえ、なぜか他作品より1000円以上高額に。
なし
鉄道にっぽん! 路線たび 叡山電車編 シリーズ初の夜間走行を収録し、ボリュームが大幅増加。
UIもかなり改善され、ここから評価が安定し始める。
鉄道にっぽん! 路線たび 近江鉄道編 5形式の運転が堪能できる大作。細かな再現も見所。
分かりやすすぎるほどのアドバイスが特徴的。
鉄道にっぽん! 路線たび ゆいレール編 路線の短さゆえ、シリーズ屈指の大ボリュームの観光案内でカバー。
モノレールということもあって運転は最も簡単な部類。
鉄道にっぽん! 路線たび 上毛電気鉄道編 あまりにバカ正直なゲーム内容で新規層からは不評に。
反面鉄道ファン向けの要素は充実しており、評価が割れる。
賛否両論
鉄道にっぽん! 路線たび きかんしゃトーマス編
大井川鐵道を走ろう!
子供向けのトーマス要素が挿入された、実質2in1作品。
そのせいで鉄たび部分は非常にボリュームが薄くなってしまった。
シリ不
鉄道にっぽん! 路線たび 会津鉄道編 3DS最終作。観光列車を運転する独自モードを実装。
ゲーム性もいつもの通りに戻り、シリーズ集大成を飾った。

据置機シリーズ

機種 タイトル 概要 判定
無印/EXシリーズ
Switch/
PS4/Win
鉄道にっぽん! 路線たび 叡山電車編 3DS版から映像を完全に更新したリメイク作。
ハードの進化に合わせ、映像も車両も倍以上に増えている。
Switch 鉄道にっぽん! 路線たび 三岐鉄道編 収録ダイヤは北勢線1往復のみで非常に薄味。
資料館や映像でも工夫がなく、シリーズ屈指のボリューム不足作に。
シリ不
鉄道にっぽん! 路線たび 明知鉄道編 仕方ない面もあるとはいえボリュームダウン路線が継続。
本作より電車でGO!!ワンハンドルコントローラーに対応。
なし
鉄道にっぽん! 路線たびEX 清流運転 長良川鉄道編 従来作に『RealPro』のシステムを反映した新ブランド。
3DS版には無かった復路が収録された。
Switch/
PS4/Win
鉄道にっぽん! 路線たびEX 登山鉄道 小田急箱根編 『EX』の第2作。スイッチバックや散水など特有の操作が体験できる。
派生シリーズ
Switch/
PS4/Win
鉄道にっぽん! Real Pro 特急走行! 名古屋鉄道編 リアル志向を打ち出した新ブランド。
だがリアル要素もプロ要素も中途半端で、評価は真っ二つに。
賛否両論
Switch 鉄道にっぽん! RealPro 特急ロマンスカー! 小田急電鉄編 『RealPro』シリーズ第2作。運転可能距離は過去最長となる。
小田急の全路線に加え、直通運転する箱根登山線を収録している。
鉄道にっぽん! メモリアル JR東海 キハ85 特急南紀編

シリーズ概要

日本の鉄道路線を実写映像で運転する鉄道シミューレーターシリーズ。公式略称は『鉄たび』。
解像度に難がある3DSという携帯ハードで実写映像を採用するのは多少無謀であったが、路線長が短い地方ローカル線を題材とすることで容量等の問題をクリアしている。
本格的なシミュレーションは指向せず、あくまで一般向けのゲーム性を重視しており、運転方法のアドバイスが常に充実しているため難易度は控えめ。
また、地域密着型の鉄道ならではのこだわり抜かれた路線紹介や観光案内は見応えがある。

ほぼ制作が休止していた『電車でGO!』シリーズに代わる手軽な鉄道ゲームとして多くの期待が寄せられる中で登場したものの、最初の2作品がイマイチな出来だったため、一時は下火となった。
しかし、第3作『叡山電車編』からゲームデザインが抜本的に見直され、新規層にもプレイしやすくなった。
以降は路線の性格に合わせて夜間ダイヤを収録したり、上下線で異なる景色を収録したり、運転車両を増やしたりと様々な形で工夫が凝らされ盤石な人気を得ることに成功した。
主に3DSで展開されていたが、2019年以降はSwitchやPS4といった据置機・PCでのリリースにシフト。大手私鉄を舞台に本格指向をうたった『RealPro』シリーズも登場したほか、それ以降は従来のシリーズも『RealPro』のシステムを取り入れた『EX』として展開されるようになっている。

ちなみに『Japanese Rail Sim 3D』シリーズとして『会津鉄道編』以外の3DS版各作品が海外でも配信されている。
ただし『長良川鉄道編』のみ、なぜか美濃太田~美濃市/美濃市~美並苅安/美並苅安~山田/山田~北濃の4分割で発売された。

最終更新:2025年03月23日 11:02