魔神少女エピソード2 -願いへの代価-

【まじんしょうじょえぴそーどつー ねがいへのだいか】

対応機種 ニンテンドー3DS
Windows (Steam)
発売元 フライハイワークス
開発元 INSIDESYSTEM
発売日 【3DS】2015年11月4日
【Steam】2017年1月20日
定価 【3DS】800円
【Steam】980円
判定 良作
ポイント 容量の増加で前作から更にボリュームアップ
バランス調整で初心者にも易しく
前作からの正当進化にして完成形
魔神少女シリーズ


概要

2014年に配信されてからは無名タイトルでありながら大人気になった3DS『魔神少女 -Chronicle 2D ACT-』の続編となる2Dアクションゲーム。
前作同様に魔神「ジズー」を操作し、ゲルマ帝国の野望を打ち砕く物語。
イラスト担当は前作のNAN-A氏の他に『この素晴らしい世界に祝福を!』のイラスト等で知られる三嶋くろねなど数多くの絵師を迎えている。
また、今作開発に際して、イラスト投稿サイト『pixiv』にて雑魚敵のキャラデザを募集する公募企画も開催され、今作には採用された雑魚敵が実際に登場している。


特徴・前作からの変更点

  • 難易度について
    • 最初から始める際は前作同様にゲーム難易度の選択を行う。
    • 今作の難易度は前作同様の「カジュアル」「ノーマル」「ルナティック」の他に「カジュアル」の下の難易度として「ベリー(x2)イージー」が追加された。
  • キャパシティ
    • 今作は攻撃を行う際に「キャパシティ」を使用して行う。
    • 「キャパシティ」はインストールゲージの上に存在するゲージを消費する。
    • ゲージの減り具合は攻撃の種類によって異なり、ゲージは時間経過により少しずつ回復する。
    • 特殊武器に当たるスキルは前作ではパワーアップゲージを用いて使用していたのだが、今作ではキャパシティを用いて使用。すなわち、今作では通常攻撃と特殊武器が実質統合された事になり、前作の問題点の一つを実質解消した事になる。
  • リベンジマジック
    • プレイヤーキャラにおける超必殺技的な要素。
    • ダメージを喰らった際に専用ゲージに蓄積する「リベンジパワー」が一定の値になると使用可能になる。ゲージがMAXに近いほど与えるダメージが上昇していく。
    • また、発動中はカットインと共に画面が停止する他、全身無敵にもなる事から、文字通り「逆転の一撃」として使用する事が出来る。
    • プレイヤーにこのシステムが導入された事により、前作における各ボスが体力が赤になった際に使用してくる大技がリベンジマジックに指定。また、敵側もリベンジマジック発動時に無敵時間で反撃してくる様になった。
  • マジックアイテム
    • 様々な補助効果を任意のタイミングで発動させる事が出来るアイテム。一定の体力を回復する「ライフ回復」や近くにある鈍色のシェガーの位置を知らせてくれる「シェガーサーチ」などが存在。
    • ステージ選択画面から行ける「アルショップ」で購入後、武器選択画面で使用する事が出来る。
  • パペルネトレード
    • 前作ボスの一人である獣人族の少女「パペルネ」が経営する商店。前作における「グロウパート」に相当する要素。ステージ選択画面の左から行くことが出来る。
    • 「グロウパート」同様に所持トレースを用いてプレイヤーのステータスレベルを上昇させる「ステータスを成長!」「テクニカルスキルを成長!」、入手した緋色のシェガーとトレースを消費して各スロットのレベル上限を上昇させたり現在のスキルと追加スキルを交換したりする「スロットをカスタマイズ!」の3種類が存在する。
      • 「ステータスを成長!」でプレイヤーのステータスを上昇させる事が出来る、いわゆる前作における「グロウパート」に相当するシステムの一つだが、今作では上限値が大幅に引き延ばされている。
      • もう一つの「グロウパート」に相当する「テクニカルスキルを成長!」項では、前作同様に特殊武器の攻撃力アップの他に特殊効果の付加も可能なのだが、今作では特殊武器の威力アップと特殊効果付与が独立項目となり、「攻撃力は高いが範囲は狭い」という様に自分だけの性能を持つ特殊武器を作り出せる様になった。
  • アルショップ
    • 前作ボスの一人であるトレジャーファイター「アル」が経営するショップ。パペルネトレードと同じく、ステージ選択画面の左から行くことが出来る。
    • トレースを支払って上述のマジックアイテムを購入する「マジックアイテムを入手!」、禁断アイテムを購入する「禁断アイテムを入手!」の2項目が存在する。一定回数ゲームオーバーになると解禁されていく「禁断アイテムを入手!」の2種類の項目が存在する。
    • 「マジックアイテムを入手!」ではマジックアイテムを購入する他、追加料金を支払う事によってマジックアイテムのレベルを上昇させる事が出来る。
    • 「禁断アイテムを入手!」はゲームオーバーを繰り返すと出現。ここで入手した禁断アイテムは攻撃力が大幅に上昇したりトレースが自動的に蓄積されるなど、非常に強力な効果を持っているが、代償として現在のプレイ中には一切プレイングレベルの獲得が出来なくなってしまう。ご利用は計画的に。
  • アフタートーク
    • 今作でステージをクリアすると、後日談的な内容としてジズーとボスキャラがスキット形式で会話を繰り広げる「アフタートーク」が追加される。
    • 「アフタートーク」は情報収集を主な役割としているが、時折雑談も混じっていてバリエーションが多い。
  • ポーズメニュー
    • ポーズメニューの項目は前作の物に加えて新たにステージの最初からやり直せる「リトライ」が追加された。
  • その他
    • 前作の各種通常攻撃はオマージュ元の『グラディウス』同様にインストール時に自動的に別のショットへと切り替わる形式だったが、今作では武器選択画面で通常攻撃を任意で切り替えられる様になった。
    • 「タッチスキル」という名称で武器選択画面での操作を経由してタッチスクリーンに攻撃を割り当てる事が可能になった。
    • ボスを撃破した際には入手した特殊武器のプレビューが流れる様になった。

評価点

  • 容量増加に伴うボリュームの上昇
    • 最初に出現している選択8ステージを挑戦する段階では一見すると前作と変わらない進行方式になっているのだが、8ボスステージをクリアすると新規ステージが4つ出現する。
    • このため、今作のステージは前作から計4つも増加していて、ミニゲームの存在も相まって約800円という低価格の割にはかなりのボリュームを誇る1作と言っても良いだろう。
  • 難易度バランスの調整
    • 今作は前作からゲームバランスの調整を感じられる様になっている。
      • 前作のステージは無茶な初見殺しが非常に多く、経験者からも「初プレーはイージーでのスタートを推奨する」と言われていたのだが、今作ではその様な配置が廃止されている。
      • 前半に当たる選択8ステージは敵配置や攻撃が大人しめになっている一方で、後半に当たる4ステージから先では全体的に敵の攻撃が激しくなり敵やトラップの配置もより巧妙になるので、歯ごたえが感じられる難易度へと変化する。
    • ゲームのレベルは3段階から4段階へと増えた事により、プレイヤーの間口も前作以上に幅広くなっている。
      • 最低難易度のベリー(x2)イージーは攻撃力及び獲得トレース量が増加している点をはじめとして、落とし穴のいくつかがアシストブロックで塞がれている他、ミスしてもインストール済みの能力が没収されない等々、アクションゲームを初めてプレーしたりアクションが苦手な人にも勧められやすい難易度になっている。
      • 最高難易度のルナティックは全体的な攻撃力や獲得トレースの上昇、特殊武器の仕様変更、スロットのカスタマイズ(後述)といった要素が重なった結果、前作ほど理不尽な難易度ではなく、ノーマルをある程度こなせるプレイヤーでも入門を勧められるレベルになっているのが良い。
    • 前作における最終ステージはノーマル以上の難易度では体力回復アイテムが一切出現しない関係で、リカバリーが難しい展開になっていたのだが、今作ではライフアップのマジックアイテムが実装されたり、ボスラッシュのボスを撃破すると確定で回復アイテムをドロップする(カジュアルのみ)ので、前作と比べると大分マシに感じられる様になっている。
  • 演出類の強化
    • 今作は前作から容量が増加しているのだが、ゲームのボリュームに加えて各種演出類も大幅に強化されている。
      • 今作は前半及び後半ステージの他にもステージ選択及びボス戦のBGMも前半後半とそれぞれ用意されている。これに加えて、前作ではタイトル画面の流用だったモードセレクト画面にも個別に楽曲が用意されている他、ステージ選択画面から行けるパペルネトレード及びアルショップとアフタートーク画面にも個別楽曲が存在。
      • これらの事から、ルディミカルのリミックス曲の存在も相まって、総収録曲数は本作は前作以上に実に多くの楽曲が収録されていると言っても良いだろう。
    • ボイスの量は前作から大幅に増加。
      • OPや中間イベント等で行われる各種ムービーシーンではフルボイス化が施されている他、プレイヤーがパワーアップしたりリベンジマジックを発動させると掛け声を挙げるようになったり、ステージのボスも攻撃の際に掛け声を発したり撃破時に断末魔を挙げるようになったりと、新規追加されたアフタートークの存在も相まって、今作では前作以上にキャラがしゃべりまくる内容になっている。
    • ボスとの会話シーンもレベルアップしていて、台詞に合わせてキャラクターが動いたり、キャラアイコンの表情も変化したりする。
    • 戦闘面ではリベンジマジックの導入により、カットインの存在も相まってより派手な戦いが繰り広げられる様になった。
  • より強化されたプレイヤーの成長
    • 「パペルネトレード」の機能の一つ「ステータスを成長!」は、前作の「グロウパート」に相当するプレイヤー性能の強化が可能なのだが、各性能の成長に関して成長上限が拡張された事により、前作を上回る更なる育成が可能になった。
      • これを利用する事によって、ライフの場合は成長させるにつれて多くなっていく他、最終的には鉄壁の体力を誇るようになる。通常攻撃(ライナー、コメット)の攻撃力も成長させると、難易度との組み合わせによってはほぼ全ての雑魚敵を一撃で葬り去ったり、ボスにも弱点武器並の強烈ダメージを与える威力へと変貌を遂げることになる。
    • 前作における鈍色のシェガーを取得してのスロット強化はシェガーの色毎に対応するスロットが決められていたのだが、今作では色の概念が廃止された上、前作の同機能に相当する「パペルネトレード」内の「スロットをカスタマイズ!」にて、好きなスロットを強化する事が出来る様になった。
      • また、この項目では新規スキルの購入や使用中のスキルスロットの入れ替えも可能になってい他、前作のリーバが使用できたスキルの一部をジズーも使える。前作では後半戦で取得出来た「ガード」もここで取得が出来る様になった。
      • 中でも「ガード」を早期取得可能になった点は大きく、ステージ道中やボスで安全に戦えたり難易度ルナティック攻略の際の足掛かりとしても機能する事になる。
      • また、「パニッシュメント」を装備可能になった点は、リーバ特有の高威力攻撃をジズーでも使用出来るようになった事でもあり、硬い雑魚との戦いは勿論のこと、難易度ルナティックを含んだボス戦でも大活躍させる事が出来るだろう。
  • 探しやすくなった鈍色のシェガー
    • 鈍色のシェガーは前作では隠し場所のヒントこそメッセージ形式で存在していたものの、具体的な隠し場所については分からず。結局ステージ内を探し回るハメになりやすかった。
    • だが、今作の鈍色のシェガーの隠し場所には小さくキラキラしたエフェクトが付けられている事から、シェガーの隠し場所が視覚的に分かるようになった。
    • これに加えて、マジックアイテムの一つとして、鈍色のシェガーの隠し場所を教えてくれる「シェガーサーチ」も存在している事からヒントも分かりやすく、今作のシェガー集めは前作から格段に楽になったと言えるだろう。
  • より扱いやすくなった特殊武器
    • 前作の特殊武器はインストールゲージを消費して使用する関係上、特殊武器を使用する際には残弾に気を配る必要があった事から、使い勝手は良くなかったのだが、今作ではインストールとは別のゲージを採用した事により、ゲージの状態に気を配る必要なく特殊武器を使用する事が出来る上、攻撃ヒット時にトレースも落とす関係でインストールとの両立も行いやすくなった。
  • 前作以上に強烈で個性的なキャラクター達
    • シリーズ処女作の前作は濃いキャラクターが多かったのだが、今作はそれを上回るレベルで登場キャラが個性的かつ濃くなっているうえ、ステージクリア後に解禁されるアフタートークの存在も相まって、キャラの描写がより詳細に描かれる様になった。
    • 「背の小さなロリっ子だが口が悪くツッコミ属性に全振りしているキャラ」、「露出度が異常に高い不思議ちゃんのボクっ子」、「一見すると何を考えているのか分からない無気力なマッドサイエンティスト」等々。
    • また、今作では主人公のジズーもツッコミ役に回る様になっていて、ボス戦前の会話シーンはさながら漫才の様な賑やかさを見せている。
  • 見てて楽しいアフタートーク
    • 今作ではステージをクリアするとボスキャラとの会話が楽しめる「アフタートーク」が解禁されるのだが、「アフタートーク」の内容はジズーがひたすら真面目に情報を聞くストーリー重視の物から、ボス戦の際の会話と同様にジズーがツッコミorボケに回った上でのショートコントの様な物まで様々なタイプが存在している事から、会話を見てるだけでも面白い。
    • また、数こそ少ないがボス同士の会話が聞ける物も条件を満たすと解禁される他、クリア後に解禁されるソラでのプレー時でも専用のアフタートークが用意されている。
  • 豊富なやり込み要素
    • クリア後は前作同様にプレイングレベル一覧が追加されるのだが、リストの形式が縦一覧からマス目形式になったので、ページをめくらなくても達成or未達成の項目が一目で分かるようになった。
      • また、どうしても達成できない項目を「シェガーのかけら」を大量に使用して手動でオープンさせる文字通りの「無理やりオープン」も今作で実装されている。
    • クリア後に解禁されるミニゲームは前作から続投の「ポーカー」に加えて、シェガーのかけらかゲームコインを消費してゲーム中のギャラリーのドット絵を解禁していく「シェガチャ」、ボスの一人の「ルディ」を操作するリズムアクション「ルディミカル」が新たに登場。
      • 後者は息抜きはもちろんのこと、景品としてプレー内容に応じた数のシェガーのかけらをもらえる事から、シェガチャやシェガーショップの代金となるシェガーのかけらを短時間で稼ぐのにも適してる。
    • 前作から続投している「ポーカー」は絵柄が今作向けに変更されているのはもちろんのこと、下画面に役の説明が表示される様になったのもポーカーを初めてプレイする人にとっては嬉しい。
    • 同じく前作から続投した「シェガーショップ」はポーカー以外のシェガーのかけらの入手方法が増えたり獲得量が増加したことにより使いやすくなった。
      • また、シェガーショップではアップデートの際にコマンドを入力する事によって「裏シェガーショップ」に行けるようになった。「裏シェガーショップ」では、『メゾン・ド・魔王』とのコラボ衣装といったプレイヤーのコスチュームが購入できる他、かなりの高額になってしまうのだが、表で購入出来た物より更に強力な効果を持つ項目を購入する事が可能に。

賛否両論点

  • 前作からの続投キャラについて
    • 今作におけるもう一人のプレイヤーキャラである「ソラ」は前作からの続投キャラなのだが、見た目は勿論のこと、担当声優の演技まで前作から大幅に変わっている事から、前作から引き続きプレーしているプレイヤーは「ソラ」の変わりっぷりに困惑しがち。
    • なお、後に発売された初代のリメイク版では多くのキャラのボイスが原作から流用されているのに対して、彼女だけは演技は今作準拠の新規ボイスに変更されている。

問題点

  • 少々煩雑になったメニュー関連の操作
    • 今作の操作方法は前作の物がそのまま引き継がれているのだが、メニュー画面に「リベンジマジックの発動」や「マジックアイテムの選択・使用」「タッチスキルのセット」が加わる事によってメニュー関連の操作が煩雑になってしまっているので、慣れないうちは混乱しがち。
  • ソラのスキルについて
    • プレイヤーキャラの一人であるソラが鈍色のシェガーの交換で取得可能なスキル「マスタリー」は正直言ってゲームバランスを崩壊させるレベルの強さ。
    • というのも、このスキルをインストールするだけで現在の全スキルのレベルがスロットの最大値まで永続的に強化させる事が出来る、「これを発動させるだけで最強状態になれる」という物。
    • ぶっちゃけ言うと、これを購入しただけでスピードアップ以外の他の能力のインストール必要性が無くなってしまい、結果的にゲージ内容のほとんどが意味の無い物になってしまう。
    • しかも、一発で最強まで強化できてしまう関係で、ミス後の復活も殆ど苦労せずに行う事が出来てしまう。
      難易度ルナティックは相変わらず1ダメージを喰らうだけでゲージが空になってしまう仕様なのだが、マスタリーは一発で全ての装備をインストールできる関係でルナティックの短所を帳消しに出来てしまう。
      • ちなみに、ジズーでこれに該当するスキルの「ガード」はプレイヤーの周囲にダメージを防ぐバリアを貼る物なのだが、ダメージを喰らうと解除され再度インストールする必要が生じることから、流石にマスタリーほどの壊れスキルではない。
  • やはり強いライナーショット
    • 前作におけるライナーショットは最強クラスの能力だったのだが、今作での弱体化した点といえば弾速が遅くなった程度で、消費キャパシティの少なさも相まってまだまだ強い。
    • その一方でコメットは弾速がライナーと差別化された事や装備切り替え方式の変更で扱いやすくなったものの、消費キャパシティが多めという事やスロットのカスタマイズで高威力のパニッシュメントと入れ替えられてしまうことから、むしろ前作以上に活躍の機会が失われてしまった感がある。装備の使い分ける必要が生じるようになったものの、未だに「魔神少女=ライナーショットゲー」という点から脱却できていない。

総評

容量の増加により演出やシステム面の強化が施された他、問題のあったゲームバランスも改善され、結果的に初代からの内容は今作で完成を見せる事になった。
難易度も抑えられているので、PCにも移植されている点も相まって、魔神少女シリーズを初めて触れる際にはうってつけの作品と言えなくもないだろう。


移植

  • 今作は後にWindows版もリリースされている。
    • Win版では追加要素として、前作のラスボスにしてもう一人のプレイヤーキャラである「リーバ」が新規プレイヤーキャラとして追加。
      • 同作のリーバはインストールのうちソードレインがソードドライブに差し替えられている他、他のプレイヤーキャラ同様にパペルネトレードでスキルを変更する事が出来る。
      • 更に、スキルの「ナイト」をインストールする事によって、前作ボスの一人である騎士団長「ヴェーリー」をオプションとして率いる事が出来るので、結果的に初代に登場したキャラクター全員が続投した形になった。

余談

  • 概要にもある通り、今作の開発に際して、登場する雑魚キャラの公募企画がpixivにて開催された。
    • なお、今作で登場した雑魚敵の多くは後に発売された外伝作品『ブレイブダンジョン』にも継続して登場している。

その後の展開

  • 今作に収録されているミニゲームの「ルディミカル」は後にSwitch/Win/iOS/Androidにて『魔神少女音楽外伝 ルディミカル♪ ノリノリズムにゃん』として独立版として発売された。
    • 同作は今作収録版とは異なりボタン毎に割り振られたオブジェを叩いていく形式になっている。また、新たな操作方法として「ジャンプ」が追加されている。
    • なお、同作で導入された「ジャンプ」は後に『エピソード3』収録版ルディミカルにも本家シリーズに逆輸入されている。
  • 2024年8月6日にシリーズ10周年記念として『4』の発表とともに本作のNintendo Switch版を予告無しで配信。
    • 公式によればsteam版をベースにした移植とのこと。
最終更新:2024年08月07日 00:19