ミハイル・ロア・バルダムヨォン

「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ミハイル・ロア・バルダムヨォン - (2014/01/03 (金) 14:03:48) の編集履歴(バックアップ)









「―――私は知っている。死を。あの闇を。何十回とくぐり抜けたあの虚無を―――!」


TYPE-MOON製作のPCゲーム『月姫』及びそれを題材とした格闘ゲーム『MELTY BLOOD』に登場するキャラクター。
基本的には「ロア」と呼ばれる。ロアといってもコンパチヒーローシリーズのあいつとは無関係。
『月姫』における物語のラスボス的存在。
『MELTY BLOOD』における担当声優は『犬夜叉』の殺生丸や『コードギアス』のオレンジことジェレミア・ゴットバルト、『ガンダムUC』のブライト・ノア等を演じる成田剣氏。

死徒と呼ばれる吸血鬼であり、シエルの所属する教会からは最も強力な死徒である「二十七祖」の一角とされているが、
二十七祖たち(ないし死徒社会)からは吸血種として存在する意味を持たない在り方と、かつての横暴から異端視されており、祖として認められていない。
そのため二十七祖の番外位として位置づけられているという微妙な立場。

もとはキリスト教の信徒であり、魔術のスタイルは聖書解読に縁ある数秘法(ゲマトリア)。
魂を加工し、肉体が滅びた時に魂をあらかじめ決めておいた他の人間の赤子に転移・同化させ転生する能力(魔術)を有する。
通称はその能力に由来した「アカシャの蛇」や「転生無限者」など。

+ 原作『月姫』での詳細、ネタバレ有り
『月姫』において登場するのは主に18代目のロアであり、三咲町に住んでいた遠野の一族の長男「遠野四季」に転生している。
その関係から遠野志貴遠野秋葉や、遠野家の住み込みの使用人である琥珀翡翠と因縁があり、
また、18代目のロアに転生する前の「ロア」によって、アルクェイド・ブリュンスタッドシエルネロ・カオスとも深い関係がある。
そして、弓塚さつきをはじめとした三咲町の住人を殺害した連続猟奇殺人の元凶でもある。

ロアの転生は、前世のロアの意思や意識、知識を最初から持った赤子を産まれさせるというものではなく、
ロアの魂の情報を転写された子供は、ロアの転生体としての自覚はなくそのまま普通の人間として育つことになる。
しかし、前世のロアを受け継ぐに相応しく成長した段階で魂のロアが覚醒し、
それまで肉体が持っていた「人間としての意思」を奪って、「ロアの意思」が肉体の主導権を握り、ロアと化す。

そのため転生体の人格は意思や知識こそ「ロア」の物であるが、ロアが覚醒するまでに育った人間としての意識をベースとしているため、
紛れもなくロアでありながら、紛れもなく転生先の人間でもあるというややこしい状態になっている。
ただ、ロアが覚醒すれば善人であろうが悪人であろうが凶悪な殺人鬼になってしまうことと、ロアの魂の汚染により肉体が吸血鬼化することは共通している。
また、どういうわけか知らないが17代目も18代目もロアが顕在化すると裸の上に服を一枚だけ前を開けて着る露出狂になった。
ファンからは裸にコート一枚の盟友とのペアルックなんじゃね?とか予想されている。

こうした人格を削ぎ落とす転生の手法を取ったのは、「永遠」を追求する意思のみに純粋化しようとした初代ロアの目的に由来する。
18代目の現在ではオリジナルのロアの人格はほぼ消えているが、時と場合によってはオリジナルのロアに近い趣味嗜好や口調が顕在化する時もある、混在した状況になっている。
簡単に言えば一人称が「私」で理知的で落ち着いているのがロア寄りの意識で、一人称が「オレ」で凶暴で図々しくお喋りなのが四季寄りの意識。

吸血鬼としての身体能力に加え、ナイフを得物としており、
また、アルクェイドルートでは志貴の「モノの死」を捉える「直死の魔眼」に似て非なる、「物を生かしている部分」を捉える魔眼を使う。
固有名が無いため、この能力はファンからは「偽直死の魔眼」と呼ばれることもあるが、公式の名称では無い為注意。
この能力は生物を生かしている命(生命力)を線や点として捉え、切ることで対象の命そのものを直接削ることが出来る。
命の線を切ることで肉体を力を入れずに容易く切断したり、命の点を突くことで傷の大きさに関わらず対象の生命力を根こそぎ消し去ることができるが、
存在の寿命を断つことで、直接「死」という結果を出す直死の魔眼と異なり、命を断ってもその時点ではあくまで「生命力を失った」だけに過ぎず、
生命力を失ったことで死亡するまでにタイムラグがあったり、死ぬまでに生命力を補給すれば再びの活動は可能。
当然生物相手にしか効果が無いが、代わりに志貴の眼のように能力の使いすぎで脳を痛める事はないようだ。

原作では一切使用しないが、実は蒼崎青子と同じカバラ系列の魔術師であり、
人気投票では、雷属性の魔術や固有結界「オーバーロード」の術者であることが、魔術を使う「さつきルートにおける真ロア」の存在と共に紹介されている。

+ 初代ロアから現在のロアまで
初代ロアは800年程前に教会の司祭の立場にあった人間で、現在シエルが所属する異端狩りのエリート部署である埋葬機関の元になった部門の設立者にして、
高い素質・知識・技術を兼ね備えた魔術師でもあった。
「永遠」という命題に憑かれ、研究の果てに人間の身では自らの望む結果は出せないとして死徒になる道を選び、
自分が吸血種である事を知らなかったアルクェイド・ブリュンスタッドを騙して自身の血を吸わせ、一度死亡した後に死徒として蘇生
派閥からあぶれていた死徒たちをまとめて一大勢力を作り上げた。
初代ロアは中世でトップクラスであった魔術師としての力と、当時最高潮であったアルクェイドの力の一部を奪って使いこなしたことで強力な死徒になっており、
新参者を諫めに現れた他の二十七祖をあっさり返り討ちにするなど数年間暴虐を尽くしたが、教会と共同戦線を張ったアルクェイドに滅ぼされる。
この時の暴虐が他の二十七祖から疎まれる理由の一つとなっている。
しかしその時には既に転生の魔術を確立させており、以後800年に渡って転生と消滅を繰り返すこととなる。

なお、十七回にわたる転生において、初代を超える力を持った転生体は存在せず、
十七代目(シエル)が、初代と同等のポテンシャルを持っていただけだったとか。

転生先に選ぶ人間は素質のある者、社会的地位のある家の者が選ばれるが、絶対条件ではなく例外もある。
先代17代目の転生先はシエルであり、死んでも復活するようになった原因である。
ネロ・カオスの使う「創世の土」はその頃のロアとの共同研究で編み出した物。

そうして転生を繰り返しながら、自らの求める「永遠」を追い続けている……と思われている。
しかし、本人も最後まで気付かず、他のあらゆるキャラクターも知ることはなかった(シエルルートのみ志貴は知ることになるが)のだが
自分自身を死徒とするため、利用するだけの存在だったアルクェイドを見た瞬間より、その姿に生涯でただ一度の恋をする。
そうして、自分自身の感情を恋と理解できないままに、永遠を追い求めているのだと思い込みながら
無意識下では「アルクェイドと相対する」という目的のためだけに転生をし続けているという、歪んだ宿命を背負った吸血鬼でもある。


+ ロアの十八代目転生体である遠野四季について、ものすごいネタバレ

「うるさいんだよ、おまえは! いいか、オレを一人にしろ、オレの中を見るな、オレの夢をかってに使うな…………!!
おまえが、おまえが、おまえがいつもオレを支配するから、オレは不安でたまらないんじゃないかっ!」

「……出て行けよ。オレの中から出て行け。オレの家から出て行け、オレの名前から出て行け! 邪魔なんだ、邪魔なんです、邪魔なんだってば、オレが!!!!」


本物の遠野の長男で秋葉の実兄。勿論どっかの閻魔とは関係ない。
スタッフからの通称はハルオ。秋葉の兄貴だからハルオ(春男)という直球なネーミング。ファンでもそのまま通称としてハルオと呼ばれている。
秋葉同様鬼の血を引く混血。遠野の血についてや反転などの詳細については遠野秋葉の項を参照のこと。

かつては、父親とは反りが合わなかったものの、妹である秋葉を家族として深く愛すると共に、
義理の兄弟である志貴とはとても仲が良く、親友といって良い間柄であった。
しかし、ある日ついに「ロアの意思」が覚醒し「人間としての四季の意思」は消されてしまう。
通常ならそのまま覚醒した「ロアの意思」が肉体と人格の主導権を得る。
しかし混血である四季は、本来鬼としての意思と鬩ぎ合い抑制するはずの「人間としての四季の意思」がロアに消されたことで、
「鬼としての四季の意思」が覚醒し、幼くして魔に傾いた混血に反転してしまう(同時にロアの意思も鬼の血により正常に顕在化できなくなり、
8年間ほど精神が壊れた状態の過程を経て、表ルートではロアがなんとか顕在化に成功するが、
裏ルートでは人間としての四季の人格のほぼ完全な崩壊に伴い、反転した四季に破壊と殺戮衝動を送るだけの弱い意志に成り下がってしまう)。
その際に側にいた秋葉を殺そうとするが、志貴が秋葉を庇ったため代わりに彼を殺害、その後すぐさま父親の遠野槙久によって処断された。
だが混血としての能力で志貴の命を奪い取って共融したためことで辛うじて生存。志貴も秋葉から命を分けてもらうことで生存する。
『月姫』において秋葉と志貴が倒れやすいのはこれが原因(秋葉一人分の命で秋葉と志貴と四季の三人分の命を担っている)。
一度は完全に反転したものの、一度死亡したことで四季はある程度人間に近づいた状態で落ちついた。
このため槙久は四季が人間として社会復帰できる時まで彼を家に閉じこめ、同時に世間体のため志貴を一時的に実子だということにすることを計画、
志貴に暗示を掛けると共に記録や戸籍を改ざんし、この一件をなかったにする。

志貴は四季の穴を空けないために遠野の長男にされた、言わば偽物の「遠野シキ」であり、
槙久自身も四季が人間よりの人格に落ち着き次第、四季と志貴を再度すりかえるつもりであった。
槙久は四季が落ち着くまでの世話を琥珀に任せていた…が、凶暴化したシキに痛めつけられたことで
本格的に壊れてしまった琥珀は感情がない状態で人間らしくあろうと「遠野家への復讐」を計画、「槙久は四季を死ぬまで幽閉するつもり」といった嘘を吹き込み続けた。
そのため、「遠野シキ」の地位を得て秋葉と楽しく暮らしている志貴を、「自分を殺して全てを奪ったも同然」として強く恨んでいる。
結果的に槙久は四季に殺害され、そのまま四季は野に出て殺人鬼として好き勝手やり始めるのだった。
そして、槙久の後を継いだ秋葉が志貴を呼び戻したことから月姫本編が始まる。

混血としての能力は『不死』と『共融』。
不死は要は「死に難くなる」力(「死なない」ではない)、共融は「他人と混ざる」力。
この能力の片鱗として、肉体を欠損してもその部分がなくても生存できるように肉体を組み替える「拒死性肉体」、
肉体を組み替える力で血を意のままに凝固させる「血刀」、
臓器移植のごとく、失った部分を他者の肉体で補う接触融合呪詛『蝕離』として使う。

しかしロアが顕在化して完全に死徒になると、これらの混血としての能力は全く不要になる。

幼い頃は志貴や秋葉と遠野邸で遊びまわっており、また設定を考えれば翡翠も志貴ごしに四季と一緒に遊んでいた可能性がある。琥珀さん孤独すぎる
秋葉が自分より志貴に懐いてた事には心の何処かで嫉妬していたが、それ以上に「良い奴」である志貴との想い出を大切にしたかったようである。

しかし、ロアが覚醒したことで全ては台無しになる。ロアの覚醒による人としての意思の消滅、それに伴う魔への反転、
その後の実父に殺され長年の幽閉、そして琥珀の謀略から自分の立場と秋葉を奪い去った志貴を強く恨むことしか残されなかった。
月姫表ルートでは志貴への憎しみしか四季としての要素は無く、志貴への復讐を遂げた後は意識すらも消えてしまい、ロアとしてそのまま殺害され消滅し、
月姫裏ルートでは反転による凶暴化と道徳性の欠如と、破壊と殺戮衝動を四季に送るロアの影響で、かつての四季の性格はほぼ崩壊した「反転した四季」として暴れて殺されて死ぬ。

おまけに志貴も四季と遊んだ記憶どころか四季自身のことも忘れ去っているため、ほとんどのルートでただの仇敵としてしか見なされない。
秋葉からも当然恨まれているからどうしようもない。秋葉は肉親であり、また同じ血を引き反転してしまった混血として同情できるものがあるのか、反転してしまってもまだ四季への情が残っている描写があるが、
翡翠に至っては思い出すだけで怒りに震えるくらい恨んでいる。
琥珀さんは他人を恨むとか不可能な人なのだが、心の奥底では哀憎入り混じる非常に複雑な感情を抱いているようだ。優先順位は秋葉と志貴と翡翠>超えられない壁>四季だが。
そしてロアの転生先になってしまったばっかりにアルクェイドやシエルからも恨まれるのだから、もう……

結局、本編中において、彼が人間らしい会話ができたのは、とある要因で反転した志貴と、お互いに相手の正体に気付いていない時にした会話のみ。
お互い正常だった時はマブダチであっただけあって、長年の恨みやロアの影響による破壊衝動や吸血衝動を抜きにすれば、
双方異常者に反転すると、出会った瞬間に刃物で相手を殺そうとしたり、会話の内容もぶっ飛んでいるが、のんびりと談笑できるくらい性格の相性は良いようだ。

「久しぶりに人間と話してる」


なお、本編中ではほとんど救いが無く殺されるだけのキャラであるためか、メインキャラでは珍しく「犠牲者」と解説されている。
元々、秋葉を一途に思う気持ちは(歪んではいるものの)本物であるし
上述した志貴との会話シーンや、救われない設定、悲しさを残す最後、特徴的な戦い方などから
発売当時より人気は高く、同情の声も大きかった。
それを受けてか、歌月十夜や漫画版月姫では志貴の友人としての立場を強くクローズアップした話がある。
ちなみに、メルブラや漫画版を見る限り魔術回路はあるようだが平均的な魔術師程度らしい。



メインキャラクターのほぼ全てと深い関わりを持ち、さらに性格は冷酷かつ残忍な、ラスボスらしいラスボスだった(過去形)。

+ ファンや公式での彼の扱い(泣)
そんな『月姫』における最終ボスとも言うべき重要なキャラクターではあるが、色物としての側面も強い。
第1回の『月姫』人気投票で、ちゃんと投票フォーラムも用意されたラスボスなのにも関わらず投票数ゼロというあまりにも悲惨な成績を残したのが不運の始まり。
ちなみに、ちょろっと語られただけで当時はまだ登場すらしていない夢魔この人にすら負けている。ろくな設定も無い「高田君」というモブにも負けた。
そもそも名前すらない、TVでニュースを報道してた一ニュースキャスターにまで負ける始末。
(最低得票数というくくりでみれば月姫どころかTYPE-MOON世界に一ミリたりとも関わりのないこいつにまで負けている
 え?最近Fate/Prototypeに中の人が出た?…ああそう

その影響か、月姫+ディスクでは遠野家の庭でラジオ体操を踊っているという謎のキャラ、
歌月十夜でも初代ロアや先代ロアは出番があったが、現代のロアはおまけシナリオで知得留先生にセクハラ発言をかまして即退場を喰らう生徒「ロア助」だったりと実に駄目な感じである。

+ それというのも…
ロアの正体、というか「四季が18代目ロアになった経緯」が詳細に語られるのは後半、
所謂「遠野ルート」に入った後なのだが、この後半では表ルートと姿がまるで異なる
というか、遠野家ルートに登場するのは事実上、四季のほうであると考えたほうがいい。
しかも、出番があるほうの表ルート片方(シエルルート)では途中で死ぬ。え? あなたラスボスですよね?
つまるところ、事実上ラスボスらしい扱いなのはアルクェイドルートのみという……
しかも、イベント絵が一つも無い。中ボスであるネロ・カオスや裏ボスである四季にはそれぞれイベント絵は少ないものの存在するのにラスボスの彼には無い。
ぬわぜだぁ~!
MBAAでも自分のルートのED絵が姫アルクだけでロア自身は全く写っていないのであった。

また、戦闘においても地味で、ラスボスの割にあまり強そうではない。
一応、アルクェイドやシエルに勝ってはいるが、どちらも相手の状態の悪さに付け込んだだけで、直接対決なら普通に負ける程度でしかない。
能力にしても、命を見て捉える魔眼と再生能力くらいなもので、(格ゲー補正のない)志貴と真っ向から斬り合いをして互角だったりする。
というか、公式で「ネロのほうがずっと強い」と断言されている。
アルクェイドの力を手に入れた初代やら、シエルの体に入っている先代バージョンやらならば
おそらく、TYPE-MOON世界でもなかなかの強さのはずなのだが……。
ロアが弱いというよりは、四季の身体が転生先としてあまり優秀ではなかったということなのだろう。

さらに、吸血鬼としての能力の関係上、ロアよりの姿では本来四季が持ち得た異能さえ使用出来ない。
しかも、命を捉える魔眼を直死の魔眼だと勘違いして、テンション上がってる始末。
「偽直死」ともファンから称されるロアの魔眼だが、本人的には偽ってるつもりは全く無い素の勘違いだったから困りもの。
志貴の有名な「教えてやる。これがモノを殺す~」というセリフも、
「それ死を視てないよ。命を視てるだけだよ」的な事を説明されても全く理解できずに混乱してるロアに対するツッコミみたいなものだったりする。
+ 原作でのやり取り

「…物事の『死』が視えるという事は、この世界すべてがあやふやで脆いと言う事実に投げ込まれることだ。

 地面なんて無いに等しいし、空なんて今にも落ちてきそう」

「何を――何の事を言っているんだ、おまえ」

「…一秒先にも世界すべてが滅んでしまいそうな錯覚を、おまえは知らない。

 ――それが、死を視るという事なんだ。

 この目はさ、おまえみたいに得意げに語れる力なんかじゃない。

 それがおまえの勘違いだ、吸血鬼。

 命と死は背中合わせでいるだけで、永遠に、顔を合わせることはないものだろ」

「だから――その目で私を見るなと言っているだろう…!!」

「―――教えてやる。

  これが、モノを殺すっていうことだ」

挙げ句の果てには足首から復活出来るほどの再生能力を見せた癖にコンクリートで生き埋めにされた程度で動けなくなるしで、なんともはや。ラスボス(笑)
ちなみにこの時の醜態を「ロアが弱いんじゃなくてコンクリートが凄かった」として「KONKURI」とコンクリートを崇めるというネタも存在する。

まぁネタっぽい解説に対して念のために書いておくが
元々ロアの偽直死は、月姫本編のアルクェイドルートで繰り返し提示されていた(殺人事件の起きた時刻に志貴には全くアリバイがなかったり、志貴が見た夢の中で起きた殺人事件は全て実際に起こったりなど)
「街で起きている連続殺人鬼の正体は志貴自身なのではないか?」という作中のキモとなるミスリードをプレイヤーに与える為の最大のギミックであり、
「殺人鬼は、志貴以外には見ることの叶わない死の線を切っている」ということが大事なのである。
勘違い云々の展開も、シナリオ終盤の怒涛の展開のひとつに過ぎず、
「殺人鬼は志貴ではなかった→そもそも志貴の見ているものとロア(殺人鬼)の見ているものはまるで異なる世界だった→だから志貴は世界の危うさを知っていて、殺人を犯さないのだ」
という流れの中で、プレイヤーのテンションをクライマックスまで押し上げる舞台材料の一つなのである。
月姫の展開がすっかり知れ渡ってしまった現在では、ミスリードもあまり意味を為さなくなってしまったが。
……影が薄いのはまったくもってそのとおりなんだけど。

そんなわけで、プレイヤーとしての印象に残っているのは断然四季のほうであり、
後述のメルブラにおける琥珀との掛け合い(ギャグが入っているが)や対秋葉用勝利メッセージはそちら寄りになっている。
また、メルブラAAで七夜が珍しく親しげに接しているのも四季と語らいたかったからである(お陰で「余分なものが混じってる」「吸血鬼分は不要」とか言われ、殺されるが)。
人気投票でも別キャラ扱い。しかもこっちの方が人気が高い
前述のロアが『0票』を取った人気投票では11位、『月姫』オンリーでは最後となった第四回ではロア36位に対し四季31位。
数字だけを見れば大した事がない様に見えるが、「ワラキアや軋間より上、メカヒスイとほぼ同値」と言えば決して侮れない数字であることはご理解頂けると思う。
もっともこれはMBアーケード進出前に行われたアンケートである為、現在、あるいは月姫リメイク後に改めてアンケートを行えば別の結果が出る可能性は高い……とでも思ったか?
TYPE-MOON10周年人気投票でも、ロアが106位に対して四季は93位と上を行かれている。Fate/Zero第一期放映中かつ非登録で投票可能という月姫勢にはあまりに不利な実施内容なので順位の低さは仕方ないが……。
ちなみにメルブラプレイヤー勢では下から6番目。そのうち青子と琥珀さんと七夜は「魔法使いの夜」「月姫」名義のもの(青子7位、琥珀さん13位、七夜30位)と票割れを起こしているのが原因なので実質暴走アルクェイド、メカヒスイについでのワースト3である。
まあ暴走アルクェイドに至っては投票枠さえ用意されなかったのでそれよりマシか。逆に言うと枠があるのにもかかわらずこの順位
プレイヤーキャラ以外ではオシリスの砂やG秋葉に勝っている。
その経緯を受けてか、あるいは全12話という短い中でロアは四季であることを表すためか、
原作を蔑ろにしている箇所が多いという評価を受けることになったアニメ版「真月譚」では、
「ロアの衣装に四季の顔」という妙に中途半端な姿で登場、双方のファンから不評を買った。
内面も同じで、志貴・秋葉の前では四季寄り、シエル・アルクの前ではロア寄りになるらしく、
アルクと対峙している際に志貴に向かって「そうせかすな、お前の相手は俺じゃない」と言っている。
なお魔眼は使用するが、ミスリードを与える描写は全部削られている。
あと、吸血鬼のくせに橋の上から川の中に飛び込んで逃げた。



但し漫画版では一転して魔眼、異能、魔術を全て活用する最強の敵となっている。
五次キャスターばりの神殿を構築してシエルを真っ向勝負で圧倒し、
原作より力を残している(学校を真っ二つにした)アルクェイドさえ敵わないその姿は正真正銘のラスボス。
前述の中途半端な姿も「四季」から「ロア」への変化の途中、という解釈で(コスチュームがアレンジされているものの)組み入れられている。
シリアスなロアを見たい方には一読をお勧めする。
ただし志貴覚醒以降のやり取りは原作以上にヘタレ。というより漫画版の眼鏡が輪をかけて強すぎるのが原因


また同じく歌月十夜によれば、語感が似ているためよくネロと名前を間違えられていたらしい。スタッフに。
様々なキャラクターのデモで登場しても概ね扱いが悪く、「陰が薄い」だの「アンタ誰?」だの言われたり、「ネロ」と名前を(意図的に)間違われたりと散々
(ファンの間でも「なんでこっちが」「四季が先だろう常識的に考えて」という声が少なくないのがまた泣ける)。
ってか、本人ですら琥珀に対して「他の連中がオレを知らないってのは、まあ、流してやってもいい。うん、いいよ、仕方ないし。つっこむのもつかれたし」とか
オレがどれだけラスボスに相応しいか説明してくれよ!」「ようやく勝ち取った参加枠」とか言ってる始末である。
……まぁ、ロア(というか四季)と琥珀で真面目な話をやろうとすると、間違いなく重苦しく暗い話をやるハメになるのは間違いないので、コメディノリでいくしかないのは確かだが。
不幸ネタでいじられるさつきからも「日陰者」として親しまれたり*1、同じイロモノキャラ扱いの白レンからすらも路地裏同盟次期有力候補と見なされている。
実際さつきルートでは路地裏同盟に後輩として勧誘され、白レンにも「路地裏同盟なら一番の下っ端」と言われていたり、
白レンルートでもさつきルートでさつきに敗れた後という設定なのか、白レンの「路地裏同盟」という言葉を聞いて「本気でかからないといけない」と脅威に感じていたりする。

そもそも、こいつと縁があるキャラからはネロと七夜以外例外なく嫌われている。
ワラキアの夜からは上記の通り、初代ロアの暴挙によりロアを疎んでおり「吐き気を催すほど不愉快」と言われ、
アルクェイドに至っては怒りで顔がワルクになるほどである。
おまけに実のところ、ある程度親しげに接した七夜も本当に会いたいのは四季であってロアなんてどうでもいい
なので、表面に出ているのがロアと知った途端「吸血鬼分は不要」と要らない子扱いしてゲン担ぎに殺した。


そして因縁ある琥珀からは徹底してネロ扱いされるというイジメに遭う。
具体的には、初っ端から「チェンジ」と対戦相手をリーズバイフェにしろとのたまったり、
「お前が俺を知らないわけないだろ!」と怒られれば、「私の知ってる四季様はそんなピアニストみたいな格好しない」と四季である事を否定、
挙句の果てに前述の「ネロア」呼ばわり。

「おおお、ようやく勝ち取った参加枠だというのにこの仕打ち……!そんなに、そんなにオレが憎いのか琥珀ぅ……!」


まぁ、琥珀は四季を憎んではいない(正確には憎むことが出来なかった。色々思うところはあるようだが)ので、
恐らく 素のイジメ だと思われる。原作時点で四季の天敵や苦手キャラは 常に琥珀 だし。
ギャグ的に言ってるが「長年地下室で積み上げてきた上下関係」は手段も方法も相当真っ黒だったのは想像に難くない。

同じくプレイヤーキャラクターに昇進したリーズバイフェと比べても露出が少ないのも(ポスターにはイラストが描かれているが、シルエット風)要因の一つといえる。
一部のプレイヤー達からも「なんで四季じゃなくてコイツなんだよ…」とボヤかれる始末。
キャラクターデザインの武内崇自らも「『月姫』の中で一番どうでもいいと思われてるよね、きっと」と発言しているので、地味なのは最早公式なのかもしれない。
一応、自分のストーリーや一部のキャラのストーリーはシリアスな扱いなんだよ? ギャグの方が印象に残るから仕方ないが。

制作サイドには「ビジュアルジャンキー」「ピアニスト」とも呼ばれている。
このピアニストは、某漫画家が月姫を知らない人にロアを見せたら「この人ピアニスト?」と言われたという体験に由来。

MELTY BLOOD』では『Actress Again』から登場。
時間軸では既に魂ごと滅びているのだが、再演されたタタリにより人ではなく土地の記憶から再現され三咲町に現われた設定になっている。
何故か「誰も知らない死徒」である筈のワラキアの夜の存在を知っていたが、理由は不明。

+ AAでのロアストーリー
メルブラでは以前共に研究を行っていた盟友のネロ・カオスを「ダンナ」と呼んで、その本来のロアの性格から離れた青臭さに驚かれる反面、
勝利時のポーズに神父のような服装になるなどオリジナルのロアに近い面を見せる事もあり、原作より混在した状態となっている。

他のキャラのストーリーでは概ねギャグキャラ扱いだが、自分のストーリーではしっかりと悪役やってたりする。

自らが仮初の存在である事を早々に自覚しながらも、レンを人質に取り遠野志貴を誘き出し、殺害。
自らを討伐しに来たかつての転生先であるシエルをも倒す(この際には忠告めいた事も言う)。
最終的には志貴を殺され怒り頂点のアルクと対峙するが、志貴に執着するアルクを「堕姫」「欠陥品に用はない」と一蹴。
しかし器を壊された事で、真祖の姫君が覚醒。
圧倒的戦力差を冷静に分析しながらも、これこそ自らが恋した存在と喜び勇んで突撃するロアであった。

「は―――それでこそ、それでこそだ!

  八百年前。私は確かに永遠を見た。

 あの時よりいささかも色あせない月の姫よ―――!

   十八度目の死、最期の転生を、ここで燃やし尽くしてご覧に入れよう!」





『MELTY BLOOD』での性能


主に 原作では使われなかった 雷を放ち操る数秘文を行使して戦う魔術師然としたキャラクターとして参戦している。
これはおそらく原作ではお蔵入りになった「さつきルート」における魔術を使う「真ロア」を、
さつきルートノーマルの後日談であるメルブラ無印の延長線にあるメルブラシリーズの参戦に当たって採用したためと思われる(公式人気投票のメルブラ風紹介でも、ロアは「真ロア」で紹介されている)。
そのためかロア専用ステージとして、原作では登場していない学校の地下のねぐらが登場していたりする。
ちなみに原作アルクェイドルートで使用した「モノを生かしている部分が見える魔眼」は一切使わない。
まぁ元々、上記のミスリードのためだけの能力で、原作展開が知れ渡った今、使っても仕方ないんだけども。


全スタイル共通で飛び道具が豊富だが、いずれも発生の遅さや射程に癖があるため撃ち合いには向かない。
空中ダッシュの性能は高いものの、空中戦に強い通常技も欠く。地上での動きも重く、通常技はリーチがやや短い。
地上で使える中段技が一つもないので、ガードを崩すのも難しい。
性能の優れた必殺技を駆使して中距離で戦っていくのが基本となる、トリッキーで上級者向けのキャラ。

また、スタイルによって強みが全く異なり、スタイル間差が大きいのも特徴。
例えばクレセントとフルムーンでは 共通する必殺技が一つも無い
クレセント⇔ハーフでも共通する技は昇竜系技である「昇雷」だけで、
ハーフ⇔フルでも「赫訳・鬼尾」のみしか共通必殺技が無いなど、スタイルによって必殺技の構成がガラリと変わる。
そのため戦う相手によってスタイルを変え、それぞれのスタイルの戦い方を覚える必要がある。


クレセントムーンスタイルでは、設置型飛び道具の「数秘紋・蛇の巣」や、充電量ごとに性能が変化する「数秘紋・積雷分離」を使った立ち回りが要求される。
他のスタイルには無いトリッキーな立ち回りが可能だが、逆に言えば立ちまわることが難しく、さらに他のスタイルに比べて必殺技の性能も低め。
フルムーンスタイルでは落雷を落とす「秘雷針」を牽制や固めに使う立ち回りが要求される。
しゃがみAの発生が早く追撃可能な投げを持ち、「砕き昇雷」を盾にした攻めが強い。
ハーフムーンスタイルは斜め下に空中ガード不能な落雷を放つ「雷針・砌」、雷と化して突っ込む「瞬雷」、シエルのセブンスもどきとして飛び道具狩りに使える「セブンスヘブン(原罪)」など、
必殺技の性能は対応力がありロアの中では高め。ただし通常技は微妙なのでしっかりコンボをする必要がある。


アークドライブ「天の崩雷」は演出は派手でカッコいいのだが、火力は微妙。
ただ、コンボに組み込めることや、アナザーアークドライブだと画面半分ほどのリーチになり空中ガード不可になるなど利点もある。

ラストアーク「空洞航路・十七転生」は火力はラストアークの中でもかなり低いがBLOOD HEATの残り時間による威力補正を受けない。
また蒼崎青子のように飛び道具をEXシールドしようと、発動時点で相手をロックすることができる。


必殺技の性能こそ高いが、通常技の性能が低めで、火力や防御力も低いため、現時点では弱キャラと認識されている。
特に、クレセントムーンスタイルの性能は、某レシオランクスレでネコアルクと同レベとされている。

ただし、型にはまれば相手を封殺することができるポテンシャルを秘めているので、一概に弱いと言える訳ではない。

また、彼のボイスは妙にテンションが高い
通常攻撃でヒョォ!ヒャァ!
その上何故か空耳多い
通常投げで「キモッティーノ!」、フルムーンスタイルでのEXエッジ「雷蛇鬼流祭」を使えば「ネギラーメェン!」
ラストアーク「空洞航路・十七転生」に至っては大半の方に聞き取ってもらえさえしない。(正しくは「オーバーロード・ゲマトリア!」
これらの特徴的なボイスにより、彼のネタキャラ扱いは更に加速した

+ AACCでの性能……
どうしてこうなった。
クレセントムーンスタイルがまさかの超絶大幅強化。
AAでの最下層キャラから一転。今度は最強クラスのぶっ壊れキャラと化した。
特に目を引くのが、EX波動の超性能。
簡単に言うと、かなりの高速発生で、それなりに範囲が広い上に空ガ不可の飛び道具。
しかも受身不能時間がやたら長く、当たれば大体画面端へ連行される。そこから更にコンボが可能。
加えてガードさせて有利、というか確反がほぼ存在しないレベルで異常に隙が少ない。出し得の権化のような技である。
その上ダウン引き剥がし効果まで付いているというのだからもう訳が分からない。

また優秀な……というかこれまたヤバめな性能の設置技も持っており
これのおかげで固めやゲージ効率、他には崩しも色々素敵に。
被弾しても消滅せず、それなりに画面に残るくせに、設置も起動もやたら隙が少ない。
起動後は一瞬で発動し消滅するものの、地味に発生保証もあり。
おまけに自動で敵をサーチする機能まで持っており、そして止めとばかりにやっぱり空ガ不可。
範囲自体もかなり広く、コンボに・固めに・牽制に・勿論起き攻めにもと様々な場面で使いまくれる万能技。
コンボ〆から安定して設置可能で、そこからの鴨音中段が簡単に出来るようになっており
ネックだった崩し能力の低さも克服しているという完璧っぷり。

とまぁ、やり過ぎなくらいに強化されており、ネット対戦での対戦拒否など日常茶飯事。
実のところ根本的な部分の癖の強さは変わっていないのだが、そんな事がどうでも良くなる位に
EX波動の性能がぶっ壊れている。

フルムーンスタイルは主力であったBEJCがやや弱体化。胡散臭いめくりがやり辛くなった。
とはいえ、出てしまえば判定自体は相変わらずとんでもなく強いのでそこまで問題でも無い。
どれくらい強いかと言うと七夜のB六兎以外では落とせないと言われる程。
発生こそ遅いもののメルブラ最強の空中攻撃とも呼ばれる圧倒的な判定を誇る。
また通常のJCもBE版ほどではないが、相当に判定が強いので上を取ってしまえば好き放題できる。
逆に上を取られるとどうにも苦しいのでなるべくそういった状況は避けたいところ。
起き攻めも強力になっており、Cが比較的苦手な殴り合いに対応できるのも長所。

ハーフムーンは、相変わらず通常技は癖が強くて正直イマイチ。
逆に瞬雷などの必殺技も相変わらず素直で扱いやすく、かつ中々の性能。
これらを活かした立ち回りも依然強い。しかし素直すぎて立ち回りに幅を出し辛いという面も。
他スタイルと比べると覚える事が少なく、動かすのは割と簡単でお手軽に使える。また固めも中々強い。
反面火力は低く、いつも通り崩しも微妙。やる事が決まっているので最終的にはプレイヤーのスキルやセンスに依存する部分が大きい。
決して弱いスタイルではなく、むしろかなり強いのだが……。



「喰い足りねぇ、飲み足りねぇ、

     殺り足りねぇじゃねえか!!」




MUGENでのロア

  • ⑨氏製作 MBAA~MBAACC仕様
同氏のレン同様クレセント、フル、ハーフの3つに加えて姫アルク専用のイクリプスムーンスタイルを搭載し、
固有システム・基本行動・必殺技の3種類がそれぞれスタイルを選択できるという仕様になっている。
公開当初はWinmugen用だったが、MBAACC仕様へコンバート、現在はmugen1.0専用。

某ロダの匿名の方、フツノ氏、KELN氏、アムギス氏の4者によってAIパッチが作成されている。
ただしフツノ氏のAIは本体の更新に対応しておらず、今後の更新も不明。他の3者は1.0版まで対応。
ちなみにKELN氏のAIを導入すると、ネームが「Pianist NeRoa」に変わってしまう謎のおまけつき。哀れなりネロアさん・・・。
また、横入り氏が音質改善パッチを公開しているが、本体の更新には未対応のため一部のボイスが未収録であるので注意。

  • HM氏製作 餓狼MOW仕様
同氏製作の鬼いちゃんと同じくメルブラのシステムは全廃されており、餓狼MOWのシステム搭載のロア。
技構成はクレセントスタイルをベースに瞬雷と雷針・砌が追加、瞬雷以外の必殺技は全て飛び道具となっている。
ちなみに、フォルダ名やディスプレイネームがデフォルトで「NeRoa」となっている鬼畜仕様。ネロアさんかわいそうに・・・。
大ポトレからも哀愁が漂う

性能的には豊富な飛び道具を駆使して中~遠距離で戦うキャラ。
飛び道具にはやや癖があるものの、一回ダウンを奪えれば設置を置いたり数秘紋・積雷分離をチャージしたりと、中~遠距離戦の選択肢が豊富。
MOWのシステム上飛び道具を撃っていれば勝手にゲージが溜まっていくのでゲージ効率も高い。
加えて波動は隙も少ない上リーチも長く出が早いと牽制に持って来いだったりする。
「空洞航路・十七転生」は潜在超必当身技として搭載。持続は短いが、反撃部分が全画面投げ扱いなので成立させれば5割近くを確実に奪える。
その反面、地上中段が無く固めも難しく、そもそも近距離の通常技がやや微妙なため接近戦が大の苦手。おまけに若干の紙装甲
食らい判定も他のHM氏のキャラ同様大きめなため、かなり立ち回りに気をつけないとコロッと死ぬ、癖の強いキャラとなっている。
悠季氏の外部AIが公開された。

  • humi氏製作 クレイジーロア
humi氏製作。最初の凶悪枠ロア。
並のキャラでは太刀打ちできないので注意が必要。

  • 極楽主義者氏製作 普通ネロア
ロアにしては珍しく神キャラである。やったね!
これで人気が増える・・・かもしれない。

  • 極楽主義者氏製作 ブラッディーロア
普通ネロアの殺傷力強化版らしい。
親変更に並列混線など上位神クラスの殺傷力を持つ。


  • rr氏製作 遠野四季
キョン子を制作したrr氏による物。
ルージュノワール氏の遠野志貴をベースにしており、ドットも遠野志貴の改変のようだ。
音声はロアのものを使用。現時点ではAIの他、EX必殺技や超必殺技が未搭載のwip.ver2。

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー


プレイヤー操作


生まれて初めて、

おそらく、いや生涯にただ一度のみ、

私は、その白い少女に恋をした―――――。



*1
ちなみにさつきは彼が親吸血鬼だと気付いておらず、彼から解放された時も「あんな地味なのが私の親なわけないって」と笑い飛ばした。
そのためか不明だが、TYPE-MOONエースVol.3におけるメルブラ人物相関図ではさっちんとロアとの間に矢印がない