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トライダーG7







 身長:57m
 体重:777t
 出力:5700万馬力
 大気圏内飛行速度:マッハ7.7

「毎度お騒がせして申し訳ありません。
 ただいまよりトライダー、発進いたします。
 危険ですから白線の外までお下がりください」

「安全確認!発進!」

+ 担当声優
  • 竹尾ワッ太
間嶋里美
アニメ本編
伊倉一恵
『新スーパーロボット大戦』

間嶋女史は前番組の『機動戦士ガンダム』にてミハル・ラトキエ役で出演しており、
そこで共演したカイ・シデン役の古川登志夫氏とは本作でもワッ太の同級生・大山健一役で共演、
後に2年後の同枠で放送された『戦闘メカザブングル』でも共演したりと縁がある。
現在は引退しているが、『スパロボ』にて過去に演じた役限定で復帰している(上述の『ザブングル』での持ち役であるビリン・ナダが切っ掛け)。

伊倉女史は『逆襲のシャア』から参戦したネオジオンパイロットのレズン・シュナイダー役との兼役。
その後『スパロボ』シリーズで新録の機会が訪れなかったが、
『新スパロボ』から22年後に発売された『スパロボX』にて、『魔神英雄伝ワタル』の虎王役で新録参加をしている。

1980年に名古屋テレビ等で放送されたサンライズ製作のロボットアニメ『無敵ロボ トライダーG7』の主人公機。
全宇宙の征服をもくろむロボット帝国に支配されたガバール星から脱走した、
メカ開発研究所所長・ナバロン博士(地球人名・梅本)が設計し、地球にある三葉工業で建造された地球唯一のスーパーロボットで、
零細企業「竹尾ゼネラルカンパニー」の前社長だった竹尾道太郎が彼を助けた際にお礼として貰ったもの。
道太郎が不慮の事故で亡くなったため、以後は社長職を継いだ息子の竹尾ワッ太が操縦する事となった。

様々な変形機構や武装が施されているが、中でも特筆すべきはその頑丈さ。
ロボット帝国で使用されている合金「ガバールニウム」で建造されたが、
後のメンテナンスや補修・部品交換で多くの部分が地球製の鋼鉄素材に置き換わっているが特に性能低下は起きていない。
劇中では一撃で宇宙パトロール艇や純地球製巨大ロボット(第43話に登場)が撃破されるような攻撃を受け止めたり、
直撃を受けても平気なシーンが度々あり、作中の地球メカの中では最強の防御力を誇る。
なお、ナバロン博士はロボット帝国の方針に反発したとかではなく、単に自分の理想のロボットを作りたいから脱走して火星に来た所で事故に遭っただけで、
トライダーG7の設計開発についても特に侵略に対抗するなどという事情も無く、純粋に前社長への恩返しのために全力投球したものだと考えられる。
竹尾ゼネラルカンパニーの面々もそうした経緯こそ知っているものの、ナバロン博士の事情などは知る由もなく、
「前社長の親友で凄い天才だけど、梅本ってのも前社長の名前に合わせた偽名だろうし、謎めいた人だったなあ」という風にしか認識していない。
ちなみに竹尾ゼネラルカンパニーにおけるトライダーの活躍により、他の会社からも三葉工業にトライダーの発注があったが、
その時点で梅本(ナバロン博士)が火星に旅立って消息不明になっていたため、トライダーは竹尾ゼネラルカンパニーにある1体だけしか存在しない。

普段は児童公園の地下に頭頂部が露出した状態で格納されており、発進時には竹尾ゼネラルカンパニーの女性社員・砂原郁恵による冒頭のアナウンスが流れ、
住民が退避した後に公園の地面が左右に開き、安全確認後にトライダーが発進する。出動後は頭部があった空隙に噴水が出現する。
また、第35話から発進バンクに追加されたモニター画面には「SR 0A FORTRAN Transfer-2 CODE by Microsoftという表記が見える。
マイクロソフト社は認知してるのかって?知らん。…つーか「FORTRAN」ってIBM社のはずだし(マイクロソフト社のは「BASIC」)
あと現代基準だと大文字で「FORTRAN」は旧式だとか(現行の「Fortran」は1990年以降なので仕方が無いが)

元々本機は子供が操縦する事は想定されていないため、まだ小学生のワッ太には操縦席のシートも大きく、コックピットも手に余るサイズで、
ワッ太が座ったままでは手が届かない位置にあるレバーやスイッチもある他、
やはり大人の道太郎に合わせた調整なのかレバーも固めのため、引く際に両手を使わねばならない事が多い。
それでもワッ太は会社のため、ご近所の皆さんのため、社長としてトライダーG7を操って奮闘。
大家族を抱えながらも実質的な会社経営を務める専務の柿小路梅麻呂、メカマンとしてトライダーのメンテナンスを主に務める常務職の厚井鉄男、
営業担当の決して後に羽柴とか改名したりはしない木下藤八郎、そして経理・事務・お茶汲み担当の砂原郁恵の4人という少ないながらも社員に支えられつつ、
ロボット帝国が送り込むメカロボットの撃退を始めとした依頼をワッ太とトライダーは日々こなしていく。

+ パイロットの竹尾ワッ太について

「緑ヶ丘小学校6年2組竹尾ワッ太、頑張るぜ!」

本作の主人公。
竹尾ゼネラルカンパニー二代目社長で、社員からは「若社長」と呼ばれる。
その名の通り竹を割ったかのように真っ直ぐな性格の小学6年生(誕生日は12月27日で、第47話で12歳になっている)。
初代社長の父亡き後、トライダーG7を操縦できる唯一の人物であり、
授業中でも専務が呼びに来ると早退して出動を余儀なくされる身。
「仕事」は学校公認であり、不足した授業時間は大量の宿題や補習で補われている。
運動神経は抜群だが勉強はいまひとつ(ただし、仕事の関係上宇宙関係の知識は豊富)で、遅刻や居眠りをする事もしばしば。
第6話では社会科の授業で、「人が働く理由」を聞かれた時には「生きるため」と答えるなど、
現実的な感覚が身に付いてしまっているが、最終話で無事小学校を卒業するに至った。

性格は漢気に溢れ、父親が亡くなった際、遺言では「トライダーG7を売却して社員の退職金にあてろ」「ワッ太は好きな事をやれ」と言われており、
ワッ太自身、母が託児所を営んでいる事もあって、妹弟との暮らしも(多少苦しくはなるだろうが)問題無かったのだが、
会社が倒産した後の社員達に行く宛が無いと知り、自分から進んでトライダーのパイロットになって会社を継ぐと宣言して二代目になった。
自他共に認める「社長」だが、前述の通り実質的に経営しているのは専務であり、本人の業務は公認免許を持つトライダーのパイロットである。
ただし専務の方も忠誠心ある人物なので、会社を乗っ取ったりするような動きは一切無く、
また、竹尾ゼネラルカンパニーはトライダーG7を駆使した「何でも屋」として荷物運搬から惑星開発・探査、危険物処理などを手広く扱う企業であるため、
トライダーを縦横無尽に扱えるワッ太あってこそ成り立つ以上、立派に「社長」を務めている。
スパロボでは富豪枠である破嵐万丈が欠場すると代わりのスポンサー枠として登場したりもするが
原作ではミサイルを撃つ度に赤字を気にするほど経営が苦しい描写がある。
地球軍からの依頼料が安すぎではなかろうか?(依頼料100万円で大喜びするあたりが時代を感じる

ただ前社長が亡くなっても負債は抱えておらず、余剰資金こそ無いものの赤字経営ではない。公共料金とか滞納してたけど
前社長がトライダーを手に入れた頃はスーパーロボットを保有しているという事でそこそこ仕事もあって繁盛していたのだが、
大体の企業が一台はロボットを所有するくらいロボットが普及してしまった事で、大手に仕事を奪われてしまったのである。
ワッ太が二代目社長に就任するのと平行して、妙な暴走ロボットによる事件が頻発するようになり、
前社長の防衛軍時代の友人でもある足立長官から対処依頼を持ち込まれるようになった事で、
これを片っ端から撃破していくトライダーと竹尾ゼネラルカンパニーの知名度は上昇し始め、様々な仕事が舞い込むようになっていく。
……のだが、それでも経費がかつかつな理由は、主に特注品でワンオフ機のスーパーロボットであるトライダーのメンテナンス費用。
暴走ロボットがしょっちゅう現れるせいでひっきりなしに戦闘を行う羽目になり、収支がトントンとなってしまうのだ。

+ 変形パターン
G7の名の通り、ロボ形態であるG7を含め7種類もの無駄に多い変形パターンがある。
変形時の掛け声は「(現在の形態)・チェンジ・(変形する形態)」となっているが、
トライダーG7からの場合は「トライダー・チェンジ・○○」となる。

  • トライダー・コスミック
トライダーの基本的な飛行形態。
全長63m、全幅57m、全高22m。最高速度マッハ30。
武装はコスミック・ミサイルとロケット砲。

  • トライダー・フォートレス
コスミックの後部に専務以下4人が乗るサポートマシンのトライダー・シャトルがドッキングした形態で、
社屋から遠く離れた月や火星などでの仕事の際に社員一同で移動する為に使用される。
オートパイロットで航行可能で、ワッ太もドッキングベイからシャトルに移り(コスミックでは頭部が後部になる)皆で休憩(おやつ)を取るのが定番の光景。

  • トライダー・ビーグル
陸上作業用形態。「車」の事ならビークル(Vehicle)のはずだけど。ビーグルじゃ犬種(Beagle)だよ*1
長座姿勢のG7にシャトルから発進したトライダー・キャタピラ(無限軌道付きの台車)が合体する。
全長54m、全幅32m、全高40m。重量137t、出力1億1277万馬力、最高速度250km。
荒地整備や登坂を得意とし大重量物の運搬にも最適、ブルドーザーとしての使用も可能。
武装はロケット砲とバルカン・ミサイル。劇中では第7話と第37話に登場。

  • トライダー・イーグル
超高速飛行形態。コスミック以上の高速移動が必要な時に使用される。
全長56m、全幅57m、全高24m。最高速度マッハ37。
翼部がカッターとなっており劇中ではそれでメカロボットを切断していた。
それ以外の武装はコスミックと同様。登場は第45話。

  • トライダー・マリン
水上・水中航行形態。登場は第44話。魚雷が武器。
トライダーの頭部のみで変形するため、トライダー・フォートレスの状態から分離して、フォートレスはシャトル側から操作する。
下部に生やしたフロートで浮いているが、水中戦の時は収納される。

  • トライダー・ホーク、トライダー・モビル
マリンの飛行形態と地上形態。劇中未登場。まぁ小ささが重要とかでもなければコスミックとビーグルで事が足りるし

+ 武装・必殺武器
  • バルカンミサイル
両手の指から発射される小型ミサイル。
雑魚メカロボット程度なら一発で木端微塵にしてしまう。

  • トライダー・ミサイル
G7では左右の腰からせり出して発射。
専務が「ミサイルは高いんですから」と言ってくる。
コスミック時は前翼や両肩部から発射。

  • トライダー・カッター
円盤状の手投げ武器。両脇腹部に収納。
トライダー・ルアーとカッター2つを合わせる事で超電磁ヨーヨーのように扱う事も出来る。

  • トライダー・チェーン
フック付きの鎖。左脚部に収納。

  • トライダー・ビーム・キャノン
第26話から登場した拳銃型の片手持ちビーム砲というかぶっちゃけビームライフル。右腹部に収納。
ワッ太の射撃はテレビで見た西部劇を参考にしているとの事。

  • トライダー・セイバー
二挺の実体剣。両手に持ち相手を捌く。両脚部に収納。
ワッ太曰く隣のクラスの大門先生直伝との事で、これは第30話「大門先生は鬼コーチ」でのエピソードと思われる。
大門先生はワッ太のクラス担任の三重子先生目当てでちょくちょく顔を出し、ワッ太の面倒も良く見てくれていて、
ワッ太が少年剣道大会に出場する事になった際には剣道をばっちり仕込み、ワッ太は初出場ながら準優勝を飾っている。
直後に現れたメカロボットもこの剣道を活かして撃破しており、辛くても逃げず諦めず挑戦する、ワッ太の確かな成長に繋がった。
まあこの時は少年大会なので教わったのも一刀流だったのだが、二刀流も実践剣術として教わっていたのかもしれない。

  • トライダー・ジャベリン
右脚部に収納されている伸縮式の十字槍。
名前通り投擲しての攻撃も行え、劇中ではトライダーの主力武器として決め手となる攻撃をよく与えており、
そこから下記のバードアタックへ繋ぐのが黄金パターンとなる。

  • トライダー・バード・アタック
胸部に刻まれた鳥の形のシンボルをトレースして展開する鳥の形のオーラを身に纏い突撃するトライダーG7の最強技。
科学忍法火の鳥っぽい技。あっちもミサイルには五月蠅いが火の鳥には寛容だったなぁ
劇中では破られた事のない文字通りの必殺技であり、第16話ではトライダーの10倍以上のサイズがあるメカロボット・サンダーすら一撃で真っ二つにした。

(以上、Wikipedia及びスーパーロボット大戦Wikiより引用・改変)

+ 『無敵ロボ トライダーG7』の解説
本作品は『機動戦士ガンダム』の後番組として放送された作品。
今でこそレジェンド級のアニメ作品となっている『ガンダム』だが、放送当時から高年齢層からの評価は高い一方で、
その難解な物語から中盤以降は視聴率がハッキリと下がっていき、特に低年齢層からの人気が振るわず、サンライズアニメ全般に対する子供離れ、
それに伴う(当時のアニメ関連利益の命綱であった)関連玩具の売り上げに、長期的な悪影響が出ると危惧されるようになっていった。
放映短縮決定後に出した合体セットが売れて決定を後悔したという話もあるので、
むしろスタート時に合体ギミックの再現が間に合わずリングミサイルなる謎ギミックでお茶を濁したのが原因という説もあるが

そのため、低年齢層にも分かりやすく話題を共有しやすいアニメが必要と判断され、今作は徹底的に子供向けの明るい作風で描かれる事となった。
『ガンダム』とは異なり、前々作のようなスーパーロボットアニメとして描かれているが、その一方で出撃までのシークエンスや、
出撃する度に武装使用の経費を含め、経営に苦心する竹尾ゼネラルカンパニーの描写や社長と小学生の板挟みの中で頑張るワッ太の日常生活、
敵の襲撃によって物価が上昇していく描写なども描かれており、別方面でリアリティを追求したアニメと言える。
そういった制作側の判断、「明るいアニメを盛り上げる」という番組スタッフ・玩具関係者の努力が見事かみ合い、
本作はサンライズオリジナルアニメとして、今もってなお、歴代最高の平均視聴率を堅持するという名作の座を勝ち取ることになった。

こんな作風のため主題歌も歌詞に「我が社の金庫を守るため、いや! 地球の幸せ守る為」等と出てくるなどやけに世知辛いものになっている。

ちなみにナバロン博士の設定など見る限り、
ガバール星人(というかヒューマロボと称されたアンドロイドなのだが)は意思疎通の図れない種族というわけではないのだが、
ワッ太達とストーリー面で絡む事は全く無い
お互い上からの命令(依頼)で何も知らずに戦闘していただけで、さらに言えば作中のラスボスであるオンドロンも侵略の下請け企業の社長でしかない。
ロボット帝国マザーコンピューター・シグマの指示の下で様々な地球侵略作戦を実行に移すも、
地球軍からの依頼に「最近は変な暴走ロボットの事件が多いな」程度の認識で解決に乗り出したトライダーG7相手に尽く失敗。
「我々が無能だから負けたのではなく、シグマが地球人に負けたのだ」と侵略司令官ザクロンに主張した事で、オンドロンは最終話前に粛清されてしまう。
そしてザクロンは、今回の負けを認めるとマザーコンピューター・シグマの沽券に関わる問題=帝国崩壊に繋がるとして、
「調査の結果、地球は侵略する価値の無い下等生物の巣窟で、そんな惑星の侵略に時間をかけた責任を取ってオンドロンは自裁した」と捏造して報告。
この結果ロボット帝国は侵略を停止して撤退、侵略路線から内政重視に方針転換したため、地球を守り切ったとはいえロボット帝国もほぼ無傷のまま。
事情を知らない竹尾ゼネラルカンパニー社員達も「最近はロボット退治の依頼が無いなぁ」とボヤいているぐらいである。

では最終回「とびだせ! 若社長!!」はどうなるかと言うと、戦闘は一切無い
描かれるのはワッ太達の小学校卒業式、専務の奥さんの妊娠報告(13,14人目)、父兄代表としての専務のスピーチ……。
そして登場人物達の新たな門出を祝うパーティ中、舞い込んできたのはこれまでとは打って変わって地味なドラム缶廃棄作業の依頼。
普段は仕事仕事の専務も難色を示し、流石に今日くらいはと気を利かせて断ろうとした所、率先してワッ太が引き受けて飛び出していくという、
正に若社長ワッ太の成長を描いた『無敵ロボ トライダーG7』に相応しい物語の締め括りとなっている。

余談になるが、この『トライダーG7』、そして次シリーズの『最強ロボ ダイオージャ』もかなりの成功を収めたが、
これらの放映中に、『ガンダム』の再評価、及びそれを構成した富野監督の手腕への期待が高まっていくことになり、
サンライズも、他のスーパーロボット的なアニメ作品群との差別化を模索するようになる。
そして『ダイオージャ』後の『ザブングル』放映を皮切りに、
再び富野監督が指揮を執る、シビアな世界観を描くロボットアニメシリーズ作成へ舵を切ることになっていった。


「専務! どんな仕事だって断っちゃだめだよ!
 はい、竹尾ゼネラルカンパニー、お受けします!
 場所は? ……はい、了解しました!」

「社長……!」

「先代社長にだんだん似てきましたなぁ……」

+ 外部出演
シミュレーションRPGシリーズ『スーパーロボット大戦』シリーズにはPSの『新』にて初参戦
敵機撃墜による獲得資金にボーナスが入る専用スキル「社長」を引っ提げ金策要員として役立つが、
ユニット改造が変形時に反映されてなかったり、強化イベントも無かったりと正直不遇気味。
なおオリキャス出演については妥協していた時期だったらしく、ワッ太どころか中の人がバリバリの現役だったはずの郁恵ちゃんでさえも代役であった。

『GC』からはオリキャス出演を果たし、さらには社員も木下*2を除いて戦闘中通信での掛け合い要員としてオリキャスで勢揃いしている。
ついでに前番組であるファーストガンダムと初共演した事もあり、
「ガンダムの次はトライダー! 常識だよね」と援護時にメタい事をのたまう場面も
上の作品解説でも述べた通り『ガンダム』が本放送時不評で人気に火が付いたのが再放送時だという事を考えると常識かは微妙だが、
本作と後番組の『ダイオージャ』が富野監督が復帰して続編が放送されるまで放送枠を確保していてくれてたのは事実ではある

『Z』シリーズにも『第2次Z』から参戦。ワッ太以外の社員が乗り込むシャトルも出撃できるユニットとして採用され、
加えて『GC』では一人声無しだった木下にもオリキャスが復帰し、晴れて社員全員がオリキャス出演となった。

反面、敵組織のロボット帝国はその作風が災いして原作再現が難しい…と言うか、ワッ太達との絡みが無さ過ぎて居なくても原作再現に支障が無いためか、
登場したのは今の所は『GC』とそのリメイク作『XO』のみ。
『GC(XO)』でもザール星間帝国(『未来ロボ ダルタニアス』の敵勢力)の客分扱いである。
ザクロンが司令官クロッペン戦死後の後釜に就いたりと、作品としての存在感はあり、
ユニットとしても弱くはないので不遇というわけではないのだが、参戦した所で竹尾ゼネラルカンパニーの名前さえ知らないのが原作再現な訳で…。
一方で『Z』シリーズでは梅本(ナバロン博士)が登場する為その存在も語られるのだが、
なんと本編開始前にガイゾックの侵略に屈した事になってしまった。なんてこった!
また一応、初参戦の『新』でも出す予定はあったらしく没データに存在しており
おまけ要素集の『スペシャルディスク』ではカラオケモードにてその姿を見る事ができる。

また、複数回参戦しているにも関わらず、2026年現在まで公式の集合絵には何故か一度も登場していないという謎のジンクスが存在している。
……これ、わざとやってない?*3

その分他作品のキャラとは積極的に絡んでおり、クロスオーバーには恵まれている。
会社の社長という事もあって会社経営のロボット関連との絡みが多く、
競合他社同士(特に『GC』・『XO』や『T』ではオリジナル主人公が同業者だったりする)での仲もとても良く描かれる。
あと、厚井常務が中の人ネタで『ミスター味っ子』の味皇みたいな発言をする事も
前述したガンダム以外でも同じ放送枠のザンボットやダイターン3との絡みも多く、「無敵シリーズ」と認識されるようになった。
またトライダー自体も、『第2次Z再世篇』ではナバロン博士が「人の道具ではなく、人と共に歩むロボット」を志した事で鉄人28号と肩を並べたり、
ビアル星人が最後の希望として作り上げた機体のコアロボットを参考にトライダーを開発したという事が語られている。
そして本来であれば人を幸福に導くはずのシグマが侵略に舵を切ったのは、ガイゾックによって改造されたためだと……。でもロボット帝国は出てこない
ちなみに鉄人28号との絡みが多いのは、主人公の年齢の近さやその製造目的が共通な事に加え、
同じ'80年放送の同期組だからというのもあるのだろうと思われる*4

一方で、ワッ太が「(社員を除く)仕事相手にはきちんと敬語で話す」という設定はスパロボでは再現されていない。
シナリオがややこしくなるため…というより基本的にそういう対外折衝は部隊の指揮官(ブライトとか)がやってしまうので、
再現に力が入らないのかもしれない。

性能面においてはコスミック・ビーグル以外はスルー。イーグルは『第3次Z』から武装演出で再現されたがと三段変形可能なスーパー系、
ダイターン3と似通った仕様であるが、サイズは一個下のL止まりな事もあってパンチ力は弱めに感じる所。
一応の売りであった変形能力もトライダーで普通に飛べる為か、『第3次Z』を以てユニット能力からは削られてしまっている。
『第2次Z』からはダイターン&ザンボットとの3体での合体技「無敵コンビネーション」等が登場。
パイロットのワッ太も小学生であるが故に微妙な能力である事が少なくない分、特殊技能「社長」が強い存在感を示す。
上述の通り初登場の『新』では獲得資金プラス補正の効果だが、
再参戦時の『GC』(『XO』)では撃墜数に応じて獲得資金にボーナスが入る仕様になった為か廃止。
『第2次Z』以降は効果が「マップクリア時にパイロット育成用のポイントを追加で獲得する」というものになり、
出撃させないのは最早縛りプレイと言っても良いほどにその恩恵は大きくなっている。
『T』で大企業の社長で、世界一の大富豪という設定の『勇者特急マイトガイン』の旋風寺舞人と共演した際は、両方とも社長スキルを持っているが、
エースボーナスではワッ太が育成ポイント獲得量アップ、舞人が資金を追加で獲得と、会社の規模で差別化がされている。
周回すればするほど資金が余ってワッ太の方が重宝されるのは内緒
なお破嵐万丈(『ダイターン3』の主人公)は舞人以上の資産を持つらしいが会社を経営していない(破嵐財閥?あれは旧シリーズのオリ設定だし)ので、
社長スキルは持っておらず、舞人と共演している『V』『X』では万丈が資金、舞人の方が育成ポイントアップであった。
ちなみにシナリオでは(ワッ太に発破をかける目的で)舞人による竹尾ゼネラルカンパニーの買収が提案された際に、
「勇者特急隊にトライダーを編入するため、トレインモードを追加してトライダーG8にする」という提案がされている。
……コスミックに動輪でも追加するのだろうか?

支援機であるトライダー・シャトルも『第2次Z』から参戦しており、『T』ではトライダーとの合体攻撃も追加された。
こちらは最初はカスタムボーナスで「補給時の気力減少なし」だったのだが、
徐々に何故か気力が上がるようになり、『T』に至っては「補給時気力+10」と大幅に上がるように。
またエースボーナスでマップクリア毎に強化パーツ「郁絵のおやつ」を入手でき、
これを売り捌いて強化ポイントに変えることもできるため、ワッ太の「社長」とは別方向で部隊の強化に貢献する。
せっかく作ってくれたおやつを売り捌くという絵面はあんまりなのだが有用なのは確かで、
「マップクリア毎にパーツ入手」という同系統のボーナスが「おやつ枠」と呼ばれるようになっていたりもする
(『V』『X』で該当する『クロスアンジュ』のパイロットの場合は人形なので、「内職」と言われる事も)。
なおこの枠は『30』で入手が資金のみにまで弱体化し、『Y』では強化パーツ売却が削除された事でついに廃止となった。
一方パイロット登録の無い『GC』『XO』でも『ダルタニアス』の戦災孤児らに作ってあげたり等シナリオ内での出番はあり、
なんとバーナード・ワイズマン少尉が生存時に味方に加わる切っ掛けまで作っている。
「少なくともタイヤキの分までは働いて見せるぜ」とはその時の彼の弁。決して食い逃げしたわけではないのでご安心を
また、Zシリーズではワッ太の「社長」と対になる「サラリーマン」がスキルに設定されており
(データ上意味があるのはシャトルのメインパイロット扱いの柿小路専務のみ。また、同業者にあたる『ダイ・ガード』の主人公らも所持)、
こちらは「レベルアップ時等に自分用のパイロット育成ポイントを追加で得る」というもので、
言うなれば社長が「仕事に応じた給料を配る」のに対し「仕事に応じたボーナスを得る」形式である。
『T』では(オリジナル主人公も該当するのに)サラリーマンスキルが廃止されてしまったが、
代わりに全パイロットが撃墜数を一定以上稼ぐと追加でさらにポイントが得られる形で再現されている。

+ 戦闘デモ
『新』
『GC』
『XO』
『第2次Z破界篇』
『第2次Z再世篇』
『T』

アニメ第1話
新番組予告


「がんばれ!!」

「任しときぃ!」


MUGENにおけるトライダーG7

Gino Sodano氏による3Dモデルを使用して作られたものが存在。ボイスは外国語。
同氏製作のコンプゲー『THE WAR』用のキャラだが、MUGEN1.1専用キャラとして単体での使用も可能。
Kon-El from Partinico氏のグレンダイザーを素体としており、構成ファイル名が改変元のままだったり、
改変元から流用していると思しき技があるなどの面影が残っているが、性能自体は差別化されている。

トライダー・バード・アタックやトライダー・セイバー、トライダー・コスミックに変形してコスミック・ミサイルを発射するなど、
原作の技や演出が一通り搭載されている他、色々な変形形態が1体ずつ突進する技なども所持している。
なお、元々巨体のロボット達が殴り合うコンプゲー用のキャラ故か、攻撃のリーチ・判定共に強烈。
改変元と同様に、一般的なサイズのキャラよりも巨大キャラと戦わせた方が良いだろう。


「父ちゃん、見ててくれ!
 これからもずーっとな!」

出場大会

  • 「[大会] [トライダーG7]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
余談になるが、同じくサンライズが後に制作した『巨神ゴーグ』でも、
主人公達の移動拠点となる水陸両用装甲車の名が「キャリア・ビール」となっていたりする。
尤も、ビーグルは『ビーグル号航海記』で知られるイギリスの軍艦名にも使われているため、
イーグル(鷲)やホーク(鷹)と同じノリで名付けられたとも考えられる。
……と言いたい所だが、当時スポンサーのタカラから発売されたプラトイでは「ビークル」(英語表記でも「VEHICLE」)に修正されていたので、
やはり間違えていたと見るのが妥当か。いずれにしろ、英語に疎い昭和の日本人にありがちな勘違いだったと言えるかもしれない。
今更修正できないのでこれをそのまま作中の正式表記扱いで押し通している感もあるが。『スパロボBX』にて参戦時もビーグルのままだし

*2
この木下の声を担当していたのは、お笑い芸人の正司トキオ氏(原作当時は「山本相時」名義)。
同氏は俳優業も行っており、『仮面ライダーV3』にも結城丈二(後のライダーマン)の助手役等で出演していた経歴もあるが、
アニメへの声優としての出演は本作以外では『アパッチ野球軍』のみと、非常に少なかった。
さらに晩年は芸能事務所に所属せず、若手芸人の仕事場を兼ねたショーパブを経営していたとの事で、
これらの条件が重なったのもあり『スパロボGC』開発時に連絡が付けられなかったとしても無理からぬ処だったのであろう。
なお残念なことに『第2次Z』出演後に正司氏は亡くなられているのだが、
その事が判明したのも経営していた店の常連客である一般の方のブログ記事からである。

*3
以下はトライダーが参戦している『スパロボ』の集合絵に登場している機体の内、『ガンダム』シリーズを除いた純正のサンライズ作品に絞ったもの。
……ものの見事にかすりもしないレベルで外れていると言わざるを得ない。
別のタイトルじゃいるだけ扱いの作品も描かれている事もあるというのに、一体製作陣はトライダーをどうしたいのだろうか。
ここまで来ると最早陰謀論が疑われるレベル

特に『Zシリーズ』においてはシリーズタイトルで最終作まで出演しているのにも拘らず、
『ボトムズ』と『コードギアス』が一度も退かなかったせいで載るチャンスすら与えられないまま終わった。
いくらトライダーが原作再現無しで、『ボトムズ』と『コードギアス』が初参戦かつストーリーに関わる作品だからといって、この扱いの差はあんまりじゃないか。
ゴッドマーズが独占していた東京ムービー枠は『第2次Z再世篇』で鉄人28号、マジンガーZが独占していたダイナミックプロ枠は『第3次Z時獄篇』で真ゲッター1
グレンラガンが独占していたガイナックス枠は『第3次Z天獄篇』でディスヌフに変わっているのに……。
……エヴァ?あれは2007年から版権元がカラーに変わったから。ついでに『グレンラガン』も2021年頃に版権がガイナックスから離れた

*4
ここで言う『鉄人28号』はスパロボに参戦した通称「太陽の使者」版(2代目アニメ版)の事。
太陽の使者版以外は基本的に「大日本帝国が開発した戦争用の兵器」である。
余談だが、アニメオリジナルの続編(初代の続編)『超電動ロボ 鉄人28号FX』の方も平和利用が目的。


最終更新:2026年06月22日 15:42
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