百獣の剣
むかしむかしある王国に、とても幼い王様がいました。政務は頭の良い大臣たちがしてくれるので、幼い王様の仕事は玉座に座って笑顔でいることだけ。そんな王様には3つの願いごとがありました。
1つは早く大きくなること。幼い自分の無力さを、王様はいつも感じていたのです。国民に、そして他の国に認められるために、王様は早く大人になりたい、そう思っていました。
もう1つは、民が安心して眠れる国を作ること。それは亡くなった王様の父がいつも語っていた夢。幼い王様は大好きだった父の夢を叶える、そう決めていたのでした。
最後の1つは、自分たちが政治を行うために父を殺した大臣たちを1人残らず殺すこと。幼い王様は大人になったその時に、どんな方法で大臣たちを殺そうかを笑顔で考えていました。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 百獣 |
| EN | Beastbain | ||
|
NieR Replicant
NieR:Automata | |||
| + | NieR Replicant |
| + | NieR:Automata |
殺シノ所以
私は、依頼を受けて標的を殺す、殺人者だった。
ただ自分の腕だけを信じ、それ以外のものは信じない。
そういう人生以外、選択肢がなかったのだ。
ただ自分の腕だけを信じ、それ以外のものは信じない。
そういう人生以外、選択肢がなかったのだ。
今日の標的は、長らく私の依頼人だった裕福な男だ。
どういう気か知らないけど、自分で自分の殺しを私に頼んだのだ。
あんな裕福な男も、人生に絶望することがあるのだろうか。
どういう気か知らないけど、自分で自分の殺しを私に頼んだのだ。
あんな裕福な男も、人生に絶望することがあるのだろうか。
剣を突き付けたその時、男は私に何か言いたそうにした。
私は最後の言葉を待つために、男の瞳を見つめたまま静止した。
しかし、男は考えなおしたように顔を伏せ、私は依頼を果たした。
私は最後の言葉を待つために、男の瞳を見つめたまま静止した。
しかし、男は考えなおしたように顔を伏せ、私は依頼を果たした。
報酬は、鍵を外した金庫に入れてあると言われていた。
探ると、一人分の殺しの報酬金の他に、私宛の手紙が入っていた。
男から寄せられる感情には……長く、気づかぬフリを続けていた。
探ると、一人分の殺しの報酬金の他に、私宛の手紙が入っていた。
男から寄せられる感情には……長く、気づかぬフリを続けていた。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | |
| EN | Murderous Intent | ||
| 解放: フレンリーゼ(異存たる狩人) | |||
克己
冬。見上げると、ビルの合間を飛行機が飛んでいった。
ココではないドコかへ行きたいとは全くもって思わないが、
俺の毎日は、代わり映えしない。
自分ではない何者かになりたいとは……少しだけ、思う。
ココではないドコかへ行きたいとは全くもって思わないが、
俺の毎日は、代わり映えしない。
自分ではない何者かになりたいとは……少しだけ、思う。
兄貴からのお下がりのジャケットは、
別に格好いいからって着ているわけじゃない。
俺よりずっと年上の兄貴は、夢を叶えてパイロットになった。
正直、兄貴のことは認めている。口では言わないけど。
別に格好いいからって着ているわけじゃない。
俺よりずっと年上の兄貴は、夢を叶えてパイロットになった。
正直、兄貴のことは認めている。口では言わないけど。
長いこと赤のままの信号を待ちながら、何の気なしにジャケットの腕ポケットを探った。なんでこんな不便な位置に? と思うそのポケットからは、クシャクシャになった受験票が出てきた。
兄貴が一度、パイロットの資格試験に落ちた年のものだった。
兄貴が一度、パイロットの資格試験に落ちた年のものだった。
俺も……俺も、何かがしたいんだ、自分にしかできない何かを。
すがるようにまた空を見上げたが、飛行機雲すら出ていやしない。
信号が青に変わり、横並びだった人達が一斉に歩き出す。
後れをとらないように俺は、白線だけ踏んで急いで走って渡った。
すがるようにまた空を見上げたが、飛行機雲すら出ていやしない。
信号が青に変わり、横並びだった人達が一斉に歩き出す。
後れをとらないように俺は、白線だけ踏んで急いで走って渡った。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | |
| 追加日 | 2021年4月10日 | ||
| EN | Abnegation | ||
| 解放: ラルス(異存たる兵士) | |||
廃鋼ノ禁刃
あるところに、とても真面目なサラリーマンの男がいた。男は、きっちり定時に出社し、きっかり定時にタイムカードを切り、誘われた飲み会を全て断って帰宅する。夜は家族で食卓を囲もうと妻と約束して以来、それを破ったことは一度もない。
ある週末、男は妻と小学生の息子を連れ、隣県の山へハイキングへ出かけた。毎月第三日曜日は、マイカーで遠出をするというのが家庭のルールだ。男は、雨が降ろうと、雪が降ろうと、息子が熱を出そうと、そのルールを破ることは決してない。
ハイキングの途中、息子の姿が見えなくなった。男と妻が心配して周囲を探すと、虫を追いかけて山道から逸れてしまった息子が、沼に足を取られて溺れかけていた。妻は、息子を助けようと沼へ駆け寄ったが、溺れた息子に手をつかまれ、引きずり込まれていった。
そうして、男の妻と息子は揃って溺死してしまった。警察に事情を聞かれた男は、こう答えたという。助けたくても助けられなかった、妻と息子が溺れていた場所は「立ち入り禁止」の看板が立っていたんだから、と。
| 武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
| 属性 | 風 | シリーズ | 廃鋼 |
| 追加日 | 2021年8月9日 | ||
| EN | Forbidden Scrapsteel Blade | ||