登録日:2012/07/01(日) 22:13:06
更新日:2024/04/08 Mon 11:18:30
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ポケットモンスターシリーズに登場する主人公。
プレイヤーの分身となる少年あるいは少女である。
単に「ポケモン関係作品の主人公」であればアニメのサトシたちやポケスペ等の漫画作品の皆、あるいは『GO』のプレイヤーアバターも含まれうるが、
本項では本家作品(赤・緑・青・ピカチュウ~ウルトラサン・ウルトラムーン)の主人公である…プレイヤーの分身となるキャラクターについて説明する。
【概要】
プレイヤーが動作を操り、台詞を喋ることは無く(一部の例外を除く)、「はい」「いいえ」またはそれに準ずる選択肢のみで進行する。
所謂、プレイヤーの分身タイプの無個性主人公。
各作品ごとに出自や設定、外見も異なるが、操作の仕方は基本的に変わらない。
性別は第一世代と第二世代の金・銀までは男の子のみで、クリスタル以降は女の子も選べる。
彼らは大抵各地方の田舎町に住んでおり、母親と二人暮らし。
父親についてはほとんど語られない作品から「ジムリーダーに挑戦する」という形で親子同士ポケモンバトルを行う作品までさまざま。
今までポケモンを持った事がない新米トレーナーで、物語の冒頭でその地方の
ポケモン博士から最初のポケモンを一匹貰いうけ、旅に出ることから冒険の幕が開ける。
ポケモンを育て、戦わせてポケモントレーナーとしての腕を磨きながら、
ポケモンジムを巡ったり、ポケモン図鑑のデータを集めたりしながら仲間をふやして次の町へ進む。
そして最終的には四天王を倒しポケモンリーグに殿堂入りするまでがお約束の流れ。
また、その道中で悪の組織の野望を食い止めるイベントがあり、第三世代以降はそれがメインシナリオのテーマに大きく関わっている。
分身型主人公とはいえ、作中ではNPCから「強くて優しい」という主旨の評価を何度か受ける。
各地方の
チャンピオン達によれば、主人公達は皆同じような強い目をしているらしい。
ちなみに時系列や世界線がシリーズによってバラバラな都合上、主人公間の年代はシリーズが出た順番と一致しない。
そのため存在が示唆されることはあっても前作主人公(やライバル)と出会う展開もほとんどない(後述のレッドのように全くないわけではない)。
一部の作品ではライバルなど主人公以外の役割で登場することもあり、その場合は普通に喋る。
スマートフォン向けゲーム『
ポケモンマスターズ』(以下『ポケマス』)では歴代主人公もバディーズとして登場し、今までセリフがなかった主人公にも個性が与えられている。
名前は『ルビー・サファイア』まではあらかじめ用意された候補or自分で付ける、『FRLG』以降ではプレイヤーが
自由につける形となるが、
単に「主人公」と呼ぶと分かりづらくなるためか、ファンからはNPC時の名前や、PVで使用された名前で呼ばれている。
コトブキヤのフィギュア『ARTFX J』以降、最近は公式でもそれらの名前で呼ばれる事が多くなった。中には公式に逆輸入された名前も。
カントー地方の
マサラタウンから旅立つ。『初代』では男の子のみで、女の子は『FRLG』で追加された。
『FRLG』では鞄にバトルサーチャーをつけている。
ポケットモンスターシリーズの記念すべき最初の主人公にして、生ける伝説。
『初代』『GSC』『ピカブイ』では赤白の帽子と赤いベスト、黒いシャツ、青いズボン。髪は外はねの黒髪。
『FRLG』では初代のデザインをアレンジした感じで、赤い帽子とベスト、黒いインナー、青いズボンに茶髪、そして黄色のリュック。『HGSS』『BW2』では衣装はそのままに身長が伸びている。
TVスペシャル『ポケットモンスター THE ORIGIN』では『FRLG』をベースに、デザインが所々アレンジされている。
『SM・USM』では作中時間の経過に合わせてか、Tシャツと青いズボンというラフな格好をした青年に。
いかなる時も無口を貫いており、感情も「!」や「?」で表現される。本人曰く「言葉は不要!」とのこと。
『初代』では最初に名前を決める際に、バージョンごとに3種類の名前が用意されている。
- 赤:「レッド」「サトシ」「ジャック」
- 緑:「グリーン」「シゲル」「ジョン」
- 青:「ブルー」「ツネカズ」「ジャン」
- ピ:「イエロー」「サトシ」「ジャック」
このうち「
サトシ」「
シゲル」は後にそれぞれアニメ版の主人公とライバルの名前として採用された。
『FRLG』では自分で名前を入れることになるが、何も入力しなかった場合はランダムに色々出てくる。
『初代』や『金・銀・クリスタル』のものに加え「ファイア」「リーフ」、それに「サトル」や「ケン」「シゲキ」などなど。
『ポケマス』では息遣いのみだがCVは付いており、
公式からの発表はされていないが、恐らく
蒼井翔太が演じていると思われる。
ポケモンを 守って あげること
それが わたしの ポリシー
ランダムで入る名前は男の子と同じ「ファイア」「レッド」「リーフ」「グリーン」に加え、
『クリスタル』のもの、更に「ミスズ」「ジュンコ」「ユキコ」「リエ」などなど。
当時は一部のファンからフグリと呼ばれたりもした。「リーフグリーン」の略であって他意はない…ハズ。
『HGSS』では追加キャラとして出るのではないか?という噂もあったが特にそんなことはなく、その後各種商品展開でもレッドやグリーンのグッズばかり出るためいまいち影が薄かったが、
近年では『スマブラSP』に参戦したり新作フィギュアが出たり(この時に名前が公式化)、『ポケマス』にも実装されたりと本編ゲーム以外では露出が増えてきている。
が、MV「GOTCHA!」ではクリス共々見事にハブられた
ジョウト地方のワカバタウンから旅立つ。
お母さんが作るグレン風火山ハンバーグが好き。
『HGSS』では旧作を元にしつつも大胆にアレンジされた。ポケスロンではジャージ姿も拝める。
さらに選ばなかった方も主人公をサポートする友達として登場するようになった。
『HGSS』版の名前の由来は「音」(響/琴音)。
それじゃあ ぼくは さきに いくから!
こんどは ぬかされないようにっと
初代主人公よりも活発なイメージを与える見た目で、左手首に
ポケギアをつけている。
黒+黄色のキャップ帽子と、同じカラーリングのハーフパンツ、赤い上着を着ている。鞄はグレーのリュック。
『HGSS』ではよりスポーティーな格好になり、ハーフパンツは黒一色に。
第2世代での名前候補は以下の通り。
- 金:「ゴールド」「ヒロキ」「テツオ」「タカシ」
- 銀:「シルバー」「カモン」「トオル」「マサオ」
- ク:「クリス」「ヨウスケ」「タカヒロ」「タカオ」
『HGSS』では過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「カケル」や「トウゴ」など。
TVスペシャルに声付きで登場(この時の名前は「ケンタ」)したり、
『ARTFX J』のラインナップに選ばれたりしている数少ない男の子主人公(どちらも彼以外にはレッドしかいない)。
『ポケマス』でのCVは、廣瀬大介が担当。
ポケモンの 気持ちを 知って
彼らが 望む世界に していって あげられたらなぁ
『クリスタルバージョン』以降、主人公は男女両方が登場するようになった。
短めのジャケット、黄色と黒のスパッツ、赤いタートルネックに加え、丸い帽子を被っている。
後ろに二つ束ねた青緑色の髪は上向きに折れ曲がっている。
ポケギアは首から下げている。鞄は小さめでピンク色のリュック。
リメイク前にしか登場していないため影が薄く、『ポケマス』では主人公の中で一番背が低く描かれている。
余談だが、彼女のイメージカラーは青をベースにしている。
これは当時のゲーム内グラフィックは1キャラにつき4色しか使えない中で、
ポケモンではその内2色を透明色と主線の黒で固定しており、さらに人間に関しては必ず肌の色に1色割り当てられるという厳しい制約があったため、
男の子主人公の赤と対になる形で女の子主人公に青が採用されたという背景がある。
金・銀には女の子主人公のグラフィックがないため、彼女で通信ルームに入ると強制男装イベントが発生する。
『ポケマス』でのCVは公式からの発表はされていないが、
阿澄佳奈が担当。
マリルの においを かいだら ぞうきん みたいな においがしたの!
ちょっと ショックよねー
『クリスタルバージョン』からデザインが一新され、完全な別人になった。
赤い七分袖にオーバーオールタイプの青いショートパンツ、ニーハイソックス、白いキャスケット帽。
髪は茶髪で、バナナみたいな結び方をしている。鞄は黄色の肩掛け式。
ハードの性能が向上し、色数制限がほぼなくなったため、フィールドグラフィックに赤を使いつつ男の子と差別化出来るようになった。
ランダムで入る名前は過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「イオリ」や「フウカ」など。
『ポケマス』でのCVは公式からの発表はされていないが、千本木彩花が担当。
ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ。
珍しく父親がはっきりと登場して絡みもある主人公であり、この父の
ジムリーダー就任のためにホウエンに引っ越してきた。
主人公の家族がジョウトに住んでいたことは『ルビー・サファイア』当時から明かされていたのだが、
『BW2』の
センリの紹介でアサギシティ出身であることが明らかになった。
超古代ポケモンが引き起こす天変地異から世界を救うなど、スケールが大幅に上がったのも、
選ばれなかった方の主人公がNPCとして登場するようになったのもここから。
ちなみにこの2人、性格やセリフのみならず、テーマ曲のアレンジまでもが異なっている。
『ORAS』では左腕に
メガシンカ用アイテム「メガバングル」を装着している。
同世代の『XY』と違ってキャラメイクはできないが、ポケモンコンテストライブ用の衣装が存在する。
2人の名前は、発売当時一番多かった子供の名前から取ったとのこと。
トレーナーって どんな ものか
オレが 教えてやるよ!
『ルビー・サファイア』では黒と赤を基調とした長袖長ズボン。
『エメラルド』では緑を基調としたデザインに変更され、半袖半ズボンになっている。
独特な白い帽子を被っており、当時は白い髪と勘違いする人も多かった。
『ORAS』では全体的に『エメラルド』版のアレンジといった風貌で、ウェットスーツのような赤いトップスに黒いハーフパンツ。
変わらず特徴的な白い帽子からは茶色い髪の毛がはっきり見えている。
鞄は斜め掛けリュックで、色は『ルビー・サファイア』では黄色、『エメラルド』『ORAS』では緑。
『RSE』当時は「……」を多用するなど、どこか冷めた印象もあったが、
『ORAS』ではそういった一面は和らぎ、逆に熱血寄りのキャラ付けになっている。
『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「リクヤ」「カイト」、他の名前候補は「ヒロアキ」「ヒトシ」「ケイ」。
『エメラルド』では上記に加え「ラルド」「シュウサク」「タツヤ」「ユキヒト」など。
CVはスペシャルムービーでは
岡本信彦、『ポケマス』では公式からの発表はされていないが、
三瓶由布子が担当。
ポケモンの 準備は……
いいに 決まってるよね! それっ!
『ルビー・サファイア』では赤いバンダナ、胸元に太めの黒ラインが入った赤いトップス、スパッツ。
『エメラルド』では緑のバンダナ、オレンジ色のカットソーにスパッツ。
髪型は漢字の「八」のようになっている。色は茶。そして何がとは言わないがとても10代前半と思えないくらいでかい。
『ORAS』では『ルビー・サファイア』版を踏襲しつつも、スリムになり露出がやや上がった。
赤いキャミソールに白いショートパンツ、スパッツ。頭には赤いリボンを巻いている。
鞄はどうしたら自転車が入るのかと言いたくなるウエストポーチで、色は『ルビー・サファイア』『ORAS』では黄色、『エメラルド』では緑。
ユウキとは違い『RSE』当時から明るい性格で、セリフの量もユウキより若干多い。
『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「ムツミ」「ナミ」、他の名前候補は「アイコ」「マキコ」「キョウコ」。
『エメラルド』では上記に加え「アヤナ」「カオリ」「サエ」「ミサコ」など。
シンオウ地方のフタバタウンから旅立つ。
時空を司るポケモンがメインシナリオに関わるため、世界を救うスケールは前作よりもさらに上がった。
『ダイヤモンド・パール』では夏服、『プラチナ』では冬服になっている。手首にはポケッチをつけている。
名前の由来は「光」(光輝/光)。
もっ もちろん ちゃんと
ポケモンずかんも がんばってるよ
『ダイヤモンド・パール』では赤いハンチング帽、白いシャツに黒いベスト、青いズボン、赤いマフラー。鞄は黄色いリュック。
『プラチナ』ではハンチング帽はそのままに、青いジャケットに赤いトップス、黒いズボン、白いマフラーを着ており、鞄はグレーに。
こんな すてきな べっそうで すてきな ひとと いっしょに……
って ゆめ みちゃうかも あたし
『ダイヤモンド・パール』では白いニット帽、黒いタンクトップ、ピンクのミニスカートにブーツ、そして赤いマフラー。鞄は黄色い手提げバッグ。
『プラチナ』では丈がミニスカートのようになった赤いコート、白いマフラーを着ており、ブーツのデザインも変わっている。鞄の色は白。
髪型は青みがかったロングヘアーで、髪飾りは『ダイヤモンド・パール』では黄色、『プラチナ』ではピンク。
どっちにしろ寒冷地を生足で踏破する辺り只者じゃない。
イッシュ地方のカノコタウンから旅立つ。
従来は小学校高学年くらいの年齢イメージだったが、本作から中学生くらいのイメージに変わったらしい。頭身も上がり、大人っぽくなっている。
どちらの性別もカットインが凛々しい。というか人によっては怖いと感じるぐらいに殺気立っている。
男女間の扱いの格差が生じ始めたのもここからである。
ちなみにトウコとメイはこのカットインのポーズでフィギュア化されている。
選ばれなかった主人公はシナリオには絡まないが、バトルサブウェイのマルチトレインにタッグパートナーとして登場する。
名前の由来は「戦い」(男女共に「闘」)。
続編の『BW2』では思い出リンクをすると、自分で決めた彼らの名前が『BW2』に反映される。
これは公式で名前が固定されてしまったレッド(初代・FRLG主人公)と異なる点である。
黒いインナーに青い上着、ダークグレーのパンツという服装。鞄はグレーの斜め掛けリュック。
キャップ帽のデザインはツバ側が赤で後ろが白、モンスターボールのマークは黒。髪は茶。
白いインナーに黒いベスト、青いショートパンツ。鞄はピンクのショルダーバッグ。
キャップ帽のデザインは白地にピンクのモンスターボール。髪は焦茶色のポニーテール。
今風で活発そうな格好と見事なパイナップルヘアーが特徴的。チャームポイントはお尻。
『ポケマス』でのCVは永井真里子。
同作ではカットイン時の鋭い目つきの悪さのネタが拾われた。どうやら当人は無意識だが若干気にしている模様。
「勝負になると顔が険しすぎるみたいで、たまに相手のトレーナーやポケモンをびびらせてしまう」とのこと。ポケモンまでビビらせる気迫とは……
『BW』の続編。同じくイッシュ地方のヒオウギシティから旅立つ。
ジョインアベニューにポケウッドやイッシュの難関、
PWTなど寄り道やクリアするところが沢山あるため、結果的に歴代でもかなりハイスペックなチートキャラになる。
作中の何人かのNPCによれば、前作の主人公達にとても似ているらしい。
また、テツやルリによれば彼らの声は大人っぽいとのこと。
主にポケウッドのカットインのせいで、歴代主人公で最も表情の喜怒哀楽が激しい。
本作のみ主人公のイラストが杉森建氏によるものではなく当時ゲームフリークに所属していた(現在は退社)大村祐介氏によるものになっている。
他と比べて画風が違うのはこのため。
名前の由来は「共鳴」(
キョウヘイ/
メイ)。本当は男の子の名前を「
キョウ」にしたかったらしい。
ポケモン好き 同士が みせるのは
ベストすぎる コンビネーションだね!
青い上着にグレーのハーフパンツ、ブルーのライン入りの黒いレギンス。
赤いサンバイザーを被っている。鞄はグレーのショルダーバッグ。
髪は茶色で、帽子の上にふさふさと広がった髪型をしている。
スペシャルムービーでのCVは
入野自由。掛け声・命令のみとはいえ、画風の違いもあってか若干大人っぽい印象を受ける
一方『ポケマス』では小堀幸が演じており、やや幼めなイメージに。
すっごい ワクワク してきました!
メイっぱい がんばっちゃいますね!
白と水色のシャツに黄色のキュロットスカート、黒いタイツ。胸のボールは先輩よりもでかい。
白いサンバイザーを被っている。鞄はピンクの肩掛けバッグ。
髪は茶色で、大きなシニヨンのついたツインテールをしている。
頭のお団子がドーナツやあんパン、椎茸などに見えるなどとツッコんではいけない。本人もそう見えているけど
CVはスペシャルムービー、『ポケマス』共に
豊崎愛生。
ちなみに『ポケマス』では他の『BW』主人公3人が原作を踏襲した口調なのに対し、メイは完全に独自のキャラ付けになっており、
誰に対しても敬語で話すようになった。恐らく
サブウェイマスターに対して敬語で喋ったことを踏まえたのだろうか(といっても一言だけだが)。
新しく引っ越してきた
カロス地方のアサメタウンから旅立つ。
第5世代よりもさらに大人びた雰囲気をしている。こちらも年齢は中学生くらいのイメージか。
左手にはメガシンカ用アイテム「メガリング」を装着する。
肌の色は黄・白・黒の三種あり、目の色や髪の色もそれぞれ違う。また、髪型と髪色と目の色と衣服は自由に変えることができる。
衣装デザインのコンセプトは第5世代『BW』『BW2』に近いものとなっている。
髪色バリエーションは金、オレンジ、オーク、茶、黒。
選ばれなかった方は、隣の家に住む友達兼ライバルとして登場し、主人公のことを「お隣さん」と呼ぶ。
名前の由来は「穏やかな」(フランス語/スペイン語)。
オレと きみで どっちが
強くなるか 競争しないか?
赤い帽子に付けたサングラスが特徴。鞄は黒いショルダーバッグ。
初期衣装は青い上着と紺のズボンで、髪は少し伸ばしている。
髪型バリエーションは4種類。ベリーショート、ショート、ミディアムの他、ゲームを進めるとミディアムパーマも追加される。
ライバル時の外見もデフォルトのものだが、主人公の時とは違い帽子を被っていない。
セレナよりも衣装や髪型のバリエーションが圧倒的に少ないことに定評がある。
『ポケマス』でのCVは公式からの発表はされていないが、
小野賢章が担当。
アナタと アタシで どっちが
強くなるか 競争しない?
赤い帽子に白縁のサングラスを付けている。鞄はピンクの肩掛け鞄。
初期衣装は黒いトップスに赤いスカート、黒いニーハイソックスで、髪はおろしたロングヘア。
髪型のバリエーションは6×2種類。ショート、ボブ、ミディアム、ロングの他、ゲームを進めるとポニーテール、ツインテールも追加される。また、前髪を2種類から選択可能。
カルムと同じくライバルの場合は帽子を被らないが、セレナの場合は髪型もポニーテールに変わる。
『ポケマス』でのCVは
鬼頭明里。
同作では上記の要素を踏まえてかおしゃれ好きになっており、カルムとはキャラ付けが差別化された。
本作からはゲーム内では性別に関して明確に問うことは無くなっており、主人公に対する「男の子/女の子」の表記が少なくなっている。
ただし、実際にはこれまで通り性別を意識した見た目である上、これまで通り区別されているメディアも多いため、本項では以降も男の子/女の子とする。
カントー地方から
アローラ地方に引っ越し、4島を周る島めぐりに挑戦する。
年齢は島めぐりの挑戦資格が11歳になったらとのことなので恐らく11歳だと思われる。
はい/いいえ以外の細かいセリフのある選択肢が多く、過去作主人公のように無口とも言われないので(過去作主人公と比べると)
無表情だが結構おしゃべりだと思われる。
家族の前で
マオや
スイレンと言った美少女のベッドや
グズマの長らく使っていないかび臭いベッドにも飛び込んでいく度胸の持ち主で、
それぞれ違った解説風の独白まで飛び出す事からプレイヤーの間では「ベッドソムリエ」などと呼ばれる事も。
左手には
Zワザ用アイテム「Zリング」(SM)、「Zパワーリング」(USM)を装着する。
肌の色は前作から一種追加され白・黄・褐色・黒の4種になった。
前作同様髪や衣装は自由にキャラメイクが可能で、前作では外せなかった帽子も外せるようになった。
衣装は南国のアローラに合わせて半そで・ゆったりとした服がほとんど。性別格差は前作よりは減ったものの、やはり女の子の方が多め。
『USM』ではデフォルト装備を含め、衣装は男の子は33種、女の子は32種が追加され、
中には念願の
サトシキャップや、モブキャラやポケモンをモチーフとした
モンハンの装備テイストなものも存在する。
『FRLG』以降久々に選ばなかった方の性別の主人公が登場せず、ゲーム内で設定された名前も存在しない。
加えてユーザー間の俗称による便宜的なものが複数存在し、その通称が公式に逆輸入されるなど、少々めんどくさい状態にある。
さらに言えば、実はゲーム中に「ミヅキ」という名前の一般トレーナーがいたりする。過去作にも後発の主人公と同じ名前の一般トレーナーは存在したが、(逆輸入された結果とはいえ)同一作品で主人公の名前と被るのは異例。
『ポケマス』では
原作の無表情ネタが拾われた。
ハウ曰く「ふたりとも 考えこんじゃったり のんびり してたりで たまに 反応が 遅れるんだよねー」とのこと。
アローラ! ちょうど きみの話を
聞いた ところだったんだ
『SM』では青いと白のボーダーシャツと黒にアクセントで赤が入ったズボン、黒+水色のベースボールキャップ。
髪は気持ち長めのミディアムヘア。バリエーションは最初は5種類で、殿堂入り後にもう1種追加される。
鞄は帽子と同じ色のリュックサック。
『USM』では「アクティブ」と冠された一式のコーデで、青を基調としたノースリーブシャツに加え、白系のビーチパンツの下にレギンスを穿いている。
帽子は赤黒調のクラッシャーハット、髪はショートヘア。
髪形のバリエーションは「ショート」と「ナチュラル」が追加され、計8種に。
『SM』ではゆったりとしたクリーム色のトップスに緑のホットパンツ。生足がまぶしい。
帽子はイソギンチャクのようななんとも形容しがたい赤い帽子。海外ユーザーから「ニワトリちゃん」の異名を獲っている。
髪はやや長めのボブカット。バリエーションは殿堂入り後に追加されるものも合わせて合計7種類。
鞄は赤と黒のショルダータイプのものを斜め掛けしている。
『USM』では「バカンス」と冠された一式のコーデで、橙色のキャミソールに白いショートパンツ。生足がまぶしいのは相変わらず。
帽子はハイビスカス風の花飾りが付いたストローハット、髪は二つに纏めたおさげを前側に落としたツインテール。
髪形のバリエーションは「リゾートツインテール」と「スプラッシュカール」が追加され、計9種に。
2度目となる第1世代のリメイク。『FRLG』とは違い主人公とライバルが一新されている。
頭身が低く描かれているためか、歴代の中でも特に幼く見える。
着せ替えも一応用意されているが、全体の柄が変わるのみで種類も少ない。
『SM・USM』の反省からか、本作からはPVでもバージョン名以外の名前が使われるようになった。
男の子がカケル、女の子がアユミで、ライバル(シン)と共に「進む」にまつわる単語(駆ける/歩み/進)、すなわちタイトルの「Let's Go!」を意識した名前が付けられている。
ゲーム中では協力プレイで選ばなかった方も出てくるが、ストーリーに絡むことはない。
攻略本で増田順一氏から「本編である」と言われている『ピカブイ』だが、公式では外伝扱いされているのか、
ポケスペ主人公のモデルにならない、客演や公式フィギュアにラインナップされない、
MV「GOTCHA!」でも男女共に登場しない…など、歴代主人公の中でも特に影の薄い存在だったりする。
ガラル地方のハロンタウンから旅立つ。
据え置き機に移行したことでグラフィックの恩恵を大きく受け、歴代主人公の中でも特に表情が豊かになっている。
名前の由来は「勝利」にまつわる単語(勝る/有利)。
初期衣装は7ぶたけポロシャツ(レッド)、デザインデニム(紺×グリーン)、ワラビーブーツ(ブラウン)、ワッチキャップ(グレー)。ソックスは履いていない。
鞄は父からもらったトランクタイプのレザーボストン(ブラウン)。
あたしの パシオでの 野望……
それは カレーを はやらせること!
初期衣装はニットパーカー(グレー)、リボンワンピース(ピンク)、チェックソックス(グリーン)、ミドルブーツ(ブラウン)、ニットベレー(グリーン)。
鞄はこちらもレザーボストン(ブラウン)だが、母からもらったものでデザインも違う。本人曰く宝物だそうな。
人気の高さもさることながら、『figma』や『ポケモントレーナーズ』など公式グッズの多さ、『ポケマス』への参戦など、歴代主人公の中でも特に優遇されている。
『ポケマス』でのCVは
幸村恵理。
上のセリフからも分かる通り、超が付くほどのカレー好きとして描かれている。
アニメ
ゲームの主人公をモデルにしたキャラは以下のとおり。
- 赤・緑の主人公 → サトシ(主人公)
- 金・銀・クリスタルバージョンの男の子主人公 → ケンタ(外伝作品『ライコウ雷の伝説』主人公)
- クリスタルバージョンの女の子主人公 → マリナ(外伝作品「ライコウ 雷の伝説」ヒロイン)
- ルビー・サファイア・エメラルドの女の子主人公 → ハルカ(AGシリーズのヒロイン)
- ファイアレッド・リーフグリーンの男の子主人公 → レッド(ポケットモンスター THE ORIGIN)
- ダイヤモンド・パールの女の子主人公 → ヒカリ(DPシリーズのヒロイン)
- ハートゴールド・ソウルシルバーの女の子主人公 → コトネ(DPシリーズに数話ゲスト出演)
- X・Yの女の子主人公 → セレナ(XYシリーズのヒロイン)
また、劇場版の冒頭に流れる世界観ナレーションのシーンでは、以下のキャラ達がポケモンバトルしている姿が映されたことがある。
- ルビー・サファイアの男の子主人公(ユウキ)
- ダイヤモンド・パールの男の子主人公(コウキ)
- ハートゴールド・ソウルシルバーの男の子主人公(ヒビキ)
その他、ポケモンジェネレーションにて上記以外の主人公キャラクターも一部登場している。
マンガ
それぞれの項目を参照。
(ある意味当然ながら)ゲームにおけるデザインをなぞったキャラクターデザインとなる事が大半。
『SPECIAL』の場合は原作となるタイトルに合わせて主人公が交代していくが、
リメイク版が発売したタイトルは過去主人公の服装がリメイク準拠の物に変わる(過去作を平行世界扱いせず同一世界扱いしている)という形になっている。
なお、一部キャラはリメイク前の服装に戻すこともある。
さあ! ついきと しゅうせいの せかいへ……。
レッツ ゴー!
- サンムーン主人公の記事希望。サンムーン主人公は公的に11歳と公言されている珍しいタイプ(年齢がはっきり明言されているのは、赤緑以来)。 -- 名無しさん (2016-12-16 12:58:14)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-12-18 20:03:54)
- ルビサファだけ人名なのは当時多かった名前を採ったって聞いたことあるがどうなん -- 名無しさん (2017-01-06 21:01:37)
- 1作で良いから両親が揃った主人公ってのも見てみたい -- 名無しさん (2017-01-06 21:27:49)
- ↑ルビサファ「あのっ…」 -- 名無しさん (2017-01-06 22:37:07)
- ↑2 両親揃ったがどういう意味なのかで若干ニュアンスは変わるけど、↑の方の言う通りルビサファは? -- 名無しさん (2017-01-06 22:41:25)
- ↑1、2.言葉が足りなかった。両親が2人とも家にいる主人公って意味。ルビサファは父親はいるけどジムにいて家にいた記憶なかったから -- 名無しさん (2017-01-06 22:52:10)
- 博士に選ばれて~も特殊な立場とはいえ、守り神に見初められて~というのはかなり歴代でも特異だなSM主人公 -- 名無しさん (2017-01-06 23:09:39)
- 複数の組織を倒した主人公はEとSMだけだな -- 名無しさん (2017-01-07 21:01:20)
- 出だしで触れてるのに説明がないサンムーン主人公… -- 名無しさん (2017-01-07 21:05:17)
- 商業施設の経営者にして映画俳優であるBW2主人公。マジで何者なの… -- 名無しさん (2017-01-16 07:59:24)
- ORASのテレビナビで見られる番組によると主人公の年齢は12歳だと。 -- 名無しさん (2017-01-16 08:07:23)
- サトシとシゲルはアニメで使われてるけど、何れツネカズも使われるのかな? -- 名無しさん (2017-06-06 18:53:13)
- 途中で男の子と女の子両方入れたのも、プレイヤーの幅が広がるきっかけの一つかもなと自分は思う。 -- 名無しさん (2017-06-06 22:45:59)
- フィギュア見るとBW2主人公がブッチギリでデカいな… -- 名無しさん (2017-06-14 17:43:47)
- ウルトラサンムーン主人公の公式イラストが公開されたけど、デフォルトネームは何かな? SM主人公と別人扱いかな。 -- 名無しさん (2017-08-20 16:40:28)
- USUMの主人公はPVでは男主人公が「コウタ」で、女主人公が「コウミ」表記だったので、SMとUSUMは主人公のデフォルトネームが違うので、別人主人公かもしれない。 -- 名無しさん (2017-10-24 10:45:40)
- USUM主人公の記事を希望。SMとは平行世界の同一人物みたいだけど、キャラデザインが一新されてるし、デフォルトネームも別名なので・・・。 -- 名無しさん (2017-11-25 16:42:36)
- 自演コメントを削除しました -- 名無しさん (2017-11-29 19:58:59)
- ↑何でと思ったらすいません。自分が書き込んだことを忘れてレスしていました。道理で同じ意見のわけでした。本当にすいませんでした。 -- 名無しさん (2017-11-30 08:10:31)
- BW2女主人公のフィギュア来たけど…でけぇ -- 名無しさん (2017-12-24 21:54:30)
- ポケスペでは、USUM主人公はサンとムーンとは別人の新主人公二人として出して欲しいな。サンとムーンのコスチェンやオリキャラ主人公二人じゃなくて。USUM主人公のデザインが気に入ってるし、アシマリの問題も解決するし。何より、ムーンはコウミの髪型にするのは無理なので・・・。 -- 名無しさん (2018-01-17 13:11:00)
- レッド→櫻井孝宏 ヒビキ→中村悠一 ユウキ→神谷浩史 コウキ→福山潤 トウヤ→小野大輔 キョウヘイ→入野自由 カルム→鈴村健一 ヨウ→國立幸 -- 名無しさん (2018-01-22 23:17:23)
- 名前に太陽と月が入ってるのはレンジャーのヒナタ、カヅキに10年経って二組目だな -- 名無しさん (2018-03-18 08:16:38)
- リーフちゃんスマブラ新作参戦が果たせて良かった、本当に良かった…実質カントーリメイクのレッツゴーでも出てなくてもう半ば諦めてた所だったよ… -- 名無しさん (2018-06-13 04:30:39)
- 剣盾の主人公もええなあ -- 名無しさん (2019-11-22 13:19:11)
- ポケモンごっこのような着ぐるみを着せられるようになるのはいつなのかな -- 名無しさん (2019-11-22 16:45:14)
- 金銀のレッドの事書かんのか? -- 名無しさん (2019-11-22 19:21:13)
- 剣盾においての女主人公の人気凄い。着せ替え要素が大きいのもあるが可愛いもんなあ。 -- 名無しさん (2019-12-01 22:36:46)
- ポケマスの内容を踏まえてか大きく書き換えてますけど、主人公のデフォネームについてはある程度の注釈をつけるべきでは…?あと -- 名無しさん (2021-01-23 21:04:39)
- ↑ミス。ポケマスの内容=本編での主人公ではないのだから、そこも注記をしておくべきではないでしょうか? -- 名無しさん (2021-01-23 21:05:45)