ウーラオス

登録日:2020/7/4 (土曜日) 8:40:00
更新日:2020/08/05 Wed 13:01:30
所要時間:約 8 分で読めます




一撃必殺が信条。 相手の懐に飛び込み鍛えられた拳を叩き込む。

時に激しく時に穏やかな川の流れから格闘技の型を編み出したといわれている。


ウーラオスとはポケットモンスター ソード・シールドに登場するポケモンの一種である。
当項目では進化前のダクマについても説明する。




この先ネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。





■データ


分類:けんぽうポケモン
英語名:Urshifu (Single Strike Style/ Rapid Strike Style)
高さ:1.9m
重さ:105kg
タマゴグループ:未発見
性別比率:♂87.5% ♀12.5%
タイプ:かくとう/あく(いちげきのかた) かくとう/みず(れんげきのかた)

特性:ふかしのこぶし(自身の直接攻撃が「まもる」系の技の影響を受けない)

種族値(どちらのかたも共通)
HP:100
攻撃:130
防御:100
特攻:63
特防:60
素早さ:97
合計:550

獲得努力値:攻撃∔2
すがた:いちげきのかた/れんげきのかた
進化:ダクマ→ウーラオス(イベント達成後)



■概要


ソード・シールドのDLC「鎧の孤島」で行くことができる新たなエリア、ヨロイ島で初めて登場する伝説のポケモン
元々はガラル地方から遠い地方の山岳地帯出身であるという。

二足歩行したクマのような姿をしているが、これまでのクマ型ポケモンと違って手足が長いので人型に近く、
擬人化されたクマといった感じの姿といったところか。
ふたつのすがたを持ち、構えだけでなく毛並みにも変化が見られる。

進化前のダクマはこれまでのクマ型ポケモンの進化前と同じく、頭身の低いマスコット的な外見。
けれども黒い眉毛があり、まるで鉢巻を巻いたように見える白い模様と、
実際に後頭部に鉢巻を思わせるヒラヒラした部分があるのが特徴。すでにウーラオスの前身感がある。

■ゲーム本編におけるウーラオス(ダクマ)


まず、ダクマが出てくるのはヨロイじまを巡るDLCのストーリーにおける最序盤。
クララorセイボリーを破って、マスタードの道場に入った際に屋根の上から主人公たちを見ている 謎のポケモン的な感じで登場する。

それ以降出番は暫くないのだが、最後の試練としてクララorセイボリーを倒した後に道場に伝わる秘伝のヨロイとして
ダクマを授けられることになる…が、主人公に授けられたダクマは人見知りが激しく自信が持てない個体であり、
マスタードは主人公に対してそんなダクマと共に冒険することを勧める。
そして特定のレベルに達するとヨロイ島の2か所に存在する塔、通称双拳の塔に挑戦する権利を与えられる。
(チャレンジビーチにあるのがみずの塔、チャレンジロードという岩山にあるのがあくの塔である。)

尚、一度その塔を選ぶと、もう片方には一切挑戦できなくなるので慎重に考えるべし。
そしてこの試練、どちらも ダクマ一匹で行かなければならず、
一匹でも他のポケモンが入っていると手持ちから外すように言われて挑戦できなかったり、逆にダクマがいない場合は意味が無いと言われるので忘れないように。
推奨レベルは殿堂入り前なら30、殿堂入り後なら70。どちらにしても貰った時点のダクマはLv.10なので、けいけんアメなどで育てよう。

修行内容は1階から4階までにいる門下生を倒すこと、それだけである。
各階に待ち構える門下生を倒すと最上階にはマスタードが待ち構えており、
こちらとおなじくダクマを出してくるのでダクマ同士の戦いとなる(きあいのタスキを持っているので注意)。
ここで勝負に勝てば秘伝の掛け軸をダクマに見せることを許可され、言われた通りに見せると…



「べあーく!」
or
「べあくあ!」

そう、ここで晴れてウーラオスへと進化するのである(進化させないことも可能で、その際はいつでも掛け軸を見せられるようになる)。

上はあくのとう=いちげきのかた、下はみずの塔=れんげきのかたに進化させたときでそれぞれ鳴き声が異なっている。
無事ウーラオスへと進化させると道場へ戻ることとなり、そこへホップも駆けつける。

次はダイスープを飲ませてキョダイマックスにすることを言われるが曰く、
ウーラオスは普通のポケモンと違ってダイキノコが苦手らしく、
普通のダイスープは受け付けず、甘いある素材を入れた特製のダイスープを作る必要があるという。
その為、ダイスープに混ぜる特別な素材を探すことになるがマスタードは肝心なその甘い素材を忘れるという大ボケをかましてくる。

そこで甘いある素材というヒントを元にホップがその特別な素材を得るべく、最初は集中の森で探すことに。
丁度チュリネが母親であるドレディアとはぐれてしまっており、
無事再会させると蜜を分けてもらうが蜜の質感から違うと判断、
次に着目したのがカジッチュの蜜であったがこれも違うと判断され、
最後に思い付いたのがビークインのミツ、ダイミツであった。

ビークインのミツを得るべくハニカーム島へ行くが当のビークインはいない。
ここで真ん中に生える木に体当たりを仕掛けると何かが現れ、木の中にある巣に引きずり込まれる。
すると巨大なビークインが現れるのでこれを倒すことでダイミツという素材を落としていく。

ようやく特別な素材を得た主人公とホップは道場に戻り、特別なダイスープをウーラオスへ飲ませられるように。
特別なダイスープを飲んだウーラオスはキョダイマックスできるようになり、同時に最後の試練をマスタード直々に与えられるので外に行くと本気になったマスタードと勝負することになる。
ちなみに素材をど忘れしたのは嘘であり、ハナから主人公らを試すことが目的だったこともここで判明する。

勿論最後の切り札で出してくるのはこちらが選ばなかった型のウーラオスだが予想通りキョダイマックスしてくる。
ここでこちらもウーラオスを出すかはプレイヤー次第。技の通りは互いにごまかせないため、やるかやられるかの勝負になるだろう。
マスタードのウーラオスを倒すことでようやく修業は終了し、ストーリーは幕を閉じるのであった。


■対戦におけるウーラオス


ダクマ・ウーラオスともども「伝説のポケモン」として紹介されているが、シーズン8以降のランクバトルにも参加可能であり、第八世代初出のポケモンでは初めてとなる「準伝説」に該当するポケモン。

合計種族値は550と、準伝説として見ると低い方(ウインディフラージェスよりも下。)
思い切り物理アタッカー向けの配分となっている。ある種の分岐進化によってタイプが異なり、使用感も当然ながら変化する。
130の大台に乗った高い攻撃と、ミミッキュを僅かに上回るという絶妙な素早さを持つ。意図的に設定している気がするが

専用特性「ふかしのこぶし」はざっくり言うと直接攻撃は「まもる」系統の効果を受けないと言うもの。
完全に「まもる」系統の技を無視する為「キングシールド」「トーチカ」「ニードルガード」「ブロッキング」の追加効果も受けない。
さすがに「ダイウォール」は貫通しない。
また「フェイント」のように打ち破る効果は無い為、ダブルでは後続の攻撃はきっちり守られる。

いちげきのかたは「あんこくきょうだ」、れんげきのかたは「すいりゅうれんだ」と、
それぞれ異なる性質とタイプの専用技を覚えるが、必ず急所に当たる点では共通している。

いちげきのかたの専用技である「あんこくきょうだ」は威力80の文字通り重い一撃を相手にお見舞いする技であり、必ず急所に当たるという破格の性能。
しかも持ち合わせているふかしのこぶしによって相手の防御技を貫通するという反則に等しい技となっている。
あくタイプであり相性で半減されにくいのもポイントで、通りの良さがいちげきのかたにマッチしている。

れんげきのかたの専用技の「すいりゅうれんだ」は威力25の攻撃を三連続で見舞い、しかも全て必ず急所に当たるというこちらも破格な性能。
連撃によって「ばけのかわ」「がんじょう」「きあいのタスキ」「みがわり」による、被弾回数稼ぎを相手に許さない。
ただしゴツメやさめはだ/てつのトゲのダメージも3回喰らうため、ゴツメ持ちのナットレイがタイミングよく受けに来た日には目も当てられないことになる。

いずれにせよあく/みずの物理技でここまでの威力は珍しいが、「シェルアーマー」「カブトアーマー」には注意。

どちらも覚える技は広く、かくとう技はデメリットはあるものの高威力な「インファイト」を筆頭に小技含めて取り揃えており、
その他の技も三色パンチやひこうタイプ対策の「ストーンエッジ」やフェアリータイプ対策の「アイアンヘッド」と「どくづき」、物理ダイマックスへの切り札になりうる「カウンター」、便利な積み技の「ビルドアップ」を覚えるため、対応範囲は良い。
しかし、パワフルな見た目に反して意外にも「じしん」は覚えない。注意。
覚えられるじめん技は「あなをほる」のみ。
そして何故か「とんぼがえり」を覚える。

いちげきのかたは文字通り重い一撃を相手に叩き込んでいくスタイルで、タイプはズルズキン、ゴロンダと同じ。
特性のおかげで「まもる」「みきり」を無視できるので対ゴーストタイプ、特にギルガルド対策には持って来いのポケモンである。
この姿のみ強力な先制技の「ふいうち」を覚えるので、採用すれば対面で勝ちやすくなるし、ドラパルトにも「おにび」で妨害されなければほぼ打ち勝てる。
耐性も多く、特に多くのかくとうタイプの天敵であるエスパー技を無効化できるのは大きい。
一方で弱点はフェアリー、ひこう、かくとうと少ないものの、
特にフェアリー技を4倍で受けてしまう弱点がある点は痛く、このタイプが出た場合は倒しきれないとどうしようもない。退却検討。
かくとうタイプとのミラーマッチに弱いというあたり、守りを捨てた型ともとれる。

れんげきのかたはこれまた文字通り軽やかな連撃を相手に見舞うスタイルであり、みがわり持ちやがんじょう持ちに強いという利点がある。
水タイプにしては貴重な電気技を使えるので、相手の水ポケモンに対して有利に動ける。
ニョロボン・ケルディオ以来となるみず/かくとうで、いちげきのかたと違って4倍で受けてしまう弱点はなく、耐性も多め。
先制技については、威力こそ「ふいうち」に劣るが安定感のある「アクアジェット」を覚えられる。
ただ弱点自体はでんき、くさ、ひこう、フェアリー、エスパーといちげきのかたよりも多い上、みずとしてもかくとうとしても弱点が丸出しなのが気になる。
また、ふつうのダイマックスで使うか、キョダイマックスで使うかはパーティコンセプトと相談することになるだろう。
(いちげきのかたの場合まずキョダイマックスで安定するのだが)

両方とも専用技によりリフレクター・ひかりのかべ・オーロラベールに強く、壁貼りポケモンや時間稼ぎ戦術に対する強烈なメタとして機能するのがポイント。
一方でこのポジションのポケモンとしては特殊耐久が高いとは言えず、捨て身で突っ込んできた火力アイテム持ちサザンドラあたりが伏兵になりかねないことも…。ちなみにサザンドラはちょうどウーラオスを抜ける。


■キョダイマックス


怒りの化身と呼ばれている。凄まじい形相と雄叫びで世界の邪気を払うという。

片足立ちの構えでぴくりとも動かずキョダイマックスパワーを爆発させる時を待っている。

体型は通常形態からほとんど変わらないが、
「いちげきのかた」は黒っぽかった部分が赤くなり、灰色だった部分が白っぽくなる。
「れんげきのかた」は黒っぽかった部分が青い違いがあるが、それ以外はほぼ同じで、
どちらも共通して目は瞳のないものになっている。
また、「いちげきのかた」は両足を地に着けて拳を構えているのに対し、
「れんげきのかた」は片足を上げて手掌を構えている。
その姿はまるで金剛力士のそれぞれ阿形と吽形のよう。

いちげきのかたはあく技がキョダイイチゲキ
れんげきのかたはみず技がキョダイレンゲキとなり、
どちらもまもる・ダイウォールを無視してダメージを与える強力な効果がある。ここでも時間稼ぎを許さないのが強み。
ただし「キョダイレンゲキ」は雨を降らせて火力を底上げする「ダイストリーム」を捨ててしまうことになるので、人によっては選択に悩むかもしれない。

キョダイイチゲキのエフェクトは正拳突きとともに拳から赤黒いエネルギー波的なものをぶっ放す派手なもので
キョダイレンゲキは水の力をまとった目にもとまらぬ連撃を相手に浴びせる華麗なものという違いがある。


■余談


  • 試練に挑む前にダクマを預かり屋・ポケジョブに入れていると戻ってきたら試練を受けてくれと言われる。これに飽き足らず交換で手放したり、HOMEに入れていたり、果ては逃がしたりすると…
    連れ戻してくるように何度も念を押されるが、無視して塔に入って試練を受けられる。この時は好きなポケモンで塔に挑める上、手持ちの数にも制限はない。ただし、マスタードは「ダクマがいなくて残念」、門下生も「ダクマがいないと意味がない」と口々に言ってくるのですごく後ろめたい気持ちになる。

  • キョダイマックス形態のモチーフは上でもチラっと述べた金剛力士の阿形と吽形とされるが、
    一部ファンには金剛力士だけでなくそのタイプから某作品もモチーフになっているのではないかと推測されている。
    れんげきのかたで「はいよるいちげき」「クイックターン」神の1F当身「ミラーコート」を覚えたら更にそれっぽかったかもしれない…。

  • マスタードが選ばなかったほうの姿を繰り出すため、いちげき/れんげきどちらを選んでも両方の図鑑説明を埋めることができる。ただし、キョダイマックスのすがたは自分で発動しないと図鑑に登録されないので、通信プレイ必須となる。

  • 塔にはどちらか一つしか入れないが、その掛け軸でダクマを何匹でも進化させられる。
    つまり、GTSやサブデータで入手したダクマを複数進化させ、GTSでウーラオス⇔ウーラオスという希望でも出しておけば簡単にもう片方の型を入手できる。

  • 他の伝説のポケモンの例に漏れず「タマゴ未発見」だが、実はヒードラン以来の雌雄が存在する伝説のポケモンであったりする。
    こちらはご丁寧に性別比率が♂7:♀1と、♂が多い。




追記・修正は悪か水のどちらかを極めた方にお願いします。

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最終更新:2020年08月05日 13:01