「ポケットモンスター 金・銀」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
本項ではゲームボーイ/ゲームボーイカラー用ソフト『ポケットモンスター 金・銀』と、マイナーチェンジ版であるゲームボーイカラー専用ソフト『ポケットモンスター クリスタルバージョン』の両方を紹介します。
判定は全て「良作」です。
【ぽけっともんすたー きん・ぎん】
ジャンル | RPG | ||
対応機種 | ゲームボーイカラー(全GB共通) | ||
メディア | 8MbitROMカートリッジ | ||
発売元 | 任天堂 | ||
開発元 | ゲームフリーク | ||
発売日 | 1999年11月21日 | ||
定価 | 3,990円(税込) | ||
配信 |
【3DS】バーチャルコンソール 通常版:2017年9月22日/1,111円(税別) 特別版:同日/1,389円(税別) |
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判定 | 良作 | ||
ポイント |
新タイプやもちもの等大幅な新要素 2つの地方を股にかけた大冒険 |
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ポケットモンスターシリーズ関連リンク |
大人気シリーズの2作目。
前作?から3年後の物語で、舞台は和情緒あふれるジョウト地方。
GBCに正式対応し色の表現が多彩になったことや、当時のGBソフトとしては珍しい時計機能、後の作品でも重要となる様々な新要素で注目を集めた。
前作で好評価を得たことや、アニメや雑誌の広報、延期に次ぐ延期などから、本作に期待するファンは非常に多かった(詳細は余談の項で)。
この世界には、ポケットモンスター(通称ポケモン)という生き物が住んでいます。
ずっと昔から人間とポケモンは、なかよく遊んだり、いっしょに力を合わせたりして暮らしてきました。
が、その生態には謎が多く、ワカバタウンのウツギ博士をはじめ、いろんな科学者がポケモンの研究を続けてきました。
そんなある日、ウツギ博士はポケモンじいさんと呼ばれる知人から1通のメールをもらいます。
「すごいものを発見したから見に来てくれ!」…というのですが、ウツギ博士は研究に追われる毎日。出かけることができません。
そこで近所に住む仲良しの少年・ゴールド(主人公)を研究所に呼び、「どんなものなのか見てきてくれないか?」と頼みました。
やさしくて好奇心の強いゴールドは、こころよく引き受けます。
するとウツギ博士は3匹のポケモンを見せ「好きなポケモンを1匹、パートナーとして連れていくといいよ」と言いました。
初めてポケモンを手にしたゴールドは大喜びです。一方、そんな様子を窓の外からジッと見つめる人影が…。
ゴールドと同じくらいの年の少年です。ゴールドが不審に思い、外に出て話しかけてみると「人のことジロジロ見てんなよ!」と、乱暴に突き飛ばされました。
この少年はいったい何者なのでしょうか。そしてポケモンじいさんの大発見とは…。
(金版の説明書より引用)
個性豊かな新ポケモンと色違い
色違いポケモン
性別
ポケモンの「タマゴ」
なつき度
ポケルス
時計機能と便利ツール
対戦面の調整
ふしぎなおくりもの
どうぐ
改善されたグラフィック
サブイベントやストーリーが多数追加
タイムカプセル
UIの改善や便利要素の追加
以上の追加要素の多くは形を変えながらも後作に続投されている。
前作からの正統進化
伝説のポケモンの捕獲環境
新システム「タマゴ」
幅の広がった対戦要素
シナリオやキャラ周り
セーブデータ保持用の内蔵電池の消耗が早い
チコリータの災難
捕獲難易度が不当に高過ぎる徘徊系
ストーリー進行の障壁
面倒甚だしいなつき進化
ポケモンのタマゴに関する問題
+ | 調整不足な点の数々 |
カントー地方の問題点
使い道に乏しいガンテツボール
+ | ボールの設定ミスの詳細 |
まだまだ粗めな対戦バランス
地味な新ポケモン
前作『赤緑青ピカチュウ』がないと不可能・困難な要素
「タイムカプセル」の問題点
「ふしぎなおくりもの」の問題点
ライバルについて
レベリング手段に乏しい
問題点の一部はリメイク版で改善されることとなった。
1作目の問題点を上手く調整し、さらに様々な追加要素を加えた本作。それらのほとんどは後作でも引き継がれ、改良されており、シリーズのシステムを大きく進歩させた作品。
またポケモンの世代刷新の際はこの作品に倣い、基本的なシナリオ展開、対戦システムはそのままに、新ポケモンの追加、バランスの調整をメインに行っており、シリーズの方向性を決定づけたといってもよい。
さらに前作との互換性もあって、制作側の意気込みが強く感じられる。長らく発売延期をした作品だが、それに見合った内容といえる。
本作はシリーズものの続編として、一つのお手本と言えるだろう。
永きに渡る発売延期による顛末
熱心な対戦環境の研究
不具合など
幻のポケモン「セレビィ」
アカネのミルタンク
その他
『金・銀』発売後の展開
【ぽけっともんすたー くりすたるばーじょん】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | ゲームボーイカラー(専用) | |
メディア | 16MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ゲームフリーク | |
発売日 | 2000年12月14日 | |
定価 | 3,990円(税込) | |
配信 |
【3DS】バーチャルコンソール 通常版:2018年1月26日/1,111円(税別) 特別版:同日/1,389円(税別) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
女主人公初登場 オンラインに初対応 |
前作から約1年後に発売されたマイナーチェンジ版。『ポケモンスタジアム金銀』と同時発売。
後のマイナーチェンジ作と比べると変化は少なめだが、前作の『青』『ピカチュウ』と比較すると新要素は多い。
後述するモバイルシステムGBの旗艦タイトルでもあった。