【すーぱーろぼっとたいせん】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイ | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | ウィンキーソフト | |
発売日 | 1991年4月20日 | |
定価 | 3,980円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | なし | |
特徴 |
スパロボシリーズの原点 パイロット不在など独自要素が多め 悪役でも懐柔できる画期的なシステム シリーズでは珍しい通信対戦を搭載 |
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コンパチヒーローシリーズ | ||
スーパーロボット大戦シリーズ |
複数のロボットアニメのキャラクターが共演するゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』の第1作。
ただし本作のみは『コンパチヒーローシリーズ』の範疇に含まれており同シリーズ初のシミュレーションRPG作品でもある。
このため以後のスパロボシリーズとは毛色やコンセプトが異なっている。
+ | 参戦作品一覧 |
謎の宇宙怪獣ギルギルガンによって、スーパーロボット達の星は重大なピンチに見舞われつつあった。
ギルギルガンは怪電波を使い、スーパーロボットを次々と操り人形としてしまったのだ。
だが、ここに不屈の精神でその支配を打ち破ったヒーローがいた。
彼は立ち上がった。ギルギルガンに支配されたかつての仲間達を救い出し、再びこの星に平和を取り戻すために。
(HDリメイク版のプロローグより引用。文章自体はGB版もひらがな表記・句読点なしである点を除いてすべて同じ)
コンパチヒーローシリーズとしては初のシミュレーションRPGであるからか、システムは非常に粗削りで、SRPGとしての戦略性にもかなり問題がある。
しかし「複数のロボットアニメのロボットが共演して共に戦うSRPG」というコンセプト自体は大いに高い評価を得た。
のちのスパロボシリーズに慣れ親しんだ人は、「シリーズの原点として」というよりも、別のゲームとして新鮮な気持ちでプレイできるだろう。
2014年、PS3・PS Vita用のHDリメイク版が配信。実に20年越しのリメイクであり、ファンを大いに驚かせた。
『第3次Z時獄篇』(2014/4/10発売)の初回特典として、発売日前に無料でダウンロード可能だった。
2024年3月頃に事前告知なしでダウンロード販売が終了した(*8)。パッケージ版の販売はないので、現在は新規で購入できない。
敵ユニットの説得やアイテム探索などGB版独自のシステムはほぼそのまま残したうえで、現行のスパロボの一部システムを搭載したことでGB版の問題点の多くが解消されている。
追加・変更点は以下の通り。
シナリオ・演出面
システム面
*1 本来の名称は「ピクドロン」。
*2 グレートマジンガー自身は敵としての登場もあるが、初期装備固定なので追加武器のブレストバーンは使えない。
*3 唯一、アフロダイAだけは空適応が低い関係で不遇。強力な仲間のサポートがあればクリアは可能。
*4 ただしこの両機は上述の通り威力11の武器を持つという個性がある。
*5 逆にいうと上述の不要になった武器アイテムは装備可能者が1体いればその1体に何度も装備させて消滅させられる
*6 原作を考えればそこまで矛盾はしないが、ガンダム系は不倶戴天の敵でも相性は悪くないので、ゲーム内で一貫性はない。
*7 このためか、当時はF91をリーダーに選ぶプレイヤーも多かった模様
*8 過去作のゲームアーカイブスも同様。
*9 本来撃墜できるダメージを与えた敵ユニットのHPを1だけ残す。
*10 対象の味方ユニット1体を自分の隣に移動させる効果。
*11 全ての武器が移動後使用可能になる。
*12 次に移動する時の移動力が3上昇する。