【すーぱーろぼっとたいせん さーてぃ】
ジャンル | シミュレーション | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション4 Nintendo Switch Windows(Steam) |
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発売元 | バンダイナムコエンターテインメント | |
開発元 | BBスタジオ | |
発売日 | 2021年10月28日 | |
定価 |
【PS4/Switch通常版】9,460円(税込) 【超限定版】31,460円(*1)(税込) 【Steam版】オープン価格 |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
ミッション制になり攻略の自由度大幅増大 DLCによる作品の追加参戦 やり込み要素もボリュームアップ |
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スーパーロボット大戦シリーズ |
30年の時を経てーーー
戦え、この星の明日のために
『スーパーロボット大戦』シリーズ30周年を記念した作品。本作では従来作品のシステムから大きなテコ入れが行われている。
タイトルロゴの「30」は『マジンガーZ』などの生みの親でありスパロボシリーズとも縁が深い漫画家の永井豪氏によるデザイン。
+ | ... |
全体的に『スーパーロボット大戦MX』および『スーパーロボット大戦GC』に近いシステムとなっている。
シナリオ面
フリーシナリオのスパロボにしては珍しく、ストーリー描写、クロスオーバーともに充実している。
システム・演出面
+ | シナリオのネタバレにつき格納。 |
シナリオ面
システム・演出面
過去作で搭載されたフリーオーダーシステムと、サブシナリオシステムがミックスされた意欲作。
システム面に多くのテコ入れが行われた事でシリーズに長らく指摘されていたマンネリ感が大きく緩和している。
難易度面でも、豊富な難易度設定や、特定の高難度ミッション、繰り返しプレイが可能な育成ミッションなど、プレイヤーの行動自体で歯ごたえが変わる要素が多く盛り込まれており、シリーズ経験者でも新鮮味を強く感じられるだろう。
一方で、「戦闘アニメーションのクオリティの良し悪しが顕著」「出撃枠の問題」など、過去作で見られた問題点は未だに健在なのは残念なところ。
とはいえ、ストーリー、クロスオーバーがおおむね優れていることから、DLCも含めた参戦作品に惹かれたユーザーなら、プレイして損はない作品と言える。
*1 ゲーム本体の他、METAL BUILD魂「ヒュッケバイン30」とデジタルサウンドトラックシリアルコードが付属。
*2 初回購入特典であるサイバスターとSRXが該当。
*3 『1』~『V』までの参戦。うち『V』は新規参戦となる。
*4 龍虎王、アルトアイゼン・リーゼ、ライン・ヴァイスリッター、ダイゼンガーが該当。
*5 寺田Pは自身のSNSで「これまで『バンプレストオリジナル』などと書かれていた出典表記を『スーパーロボット大戦OG』に統一した」と言及している。
*6 マサキとSRXチーム、クスハ、ブリットは『α』、ギリアム、イルムは『第4次』または『F』、キョウスケとエクセレンは『IMPACT』、ディドは『DD』のワールド2。
*7 グラフィックは『第3次Z』や『V』に参戦した「ガンダムUC」版の色変え使いまわしだが、メガ粒子砲の効果音がちゃんと初代のものになっている。
*8 ただしメタスはこれまでのスパロボにおいてもサポート寄りでありあまり戦闘アニメが再生される機体ではないため仕方ないとする意見も多い。
*9 具体的には巨大化ビームトンファー一閃→ビームサーベル突き刺し→画面奥まで押し込んで爆発させるとなっており、迫力はあるがそもそも動きが少ない。
*10 原作では死亡するが今作では無条件で生存するキャラクターが存在する都合で、生きているにもかかわらず死亡したキャラクターと共にさも残留思念のように登場するカットインが入ってしまう。ZシリーズでもZガンダムが似たような現象を引き起こしていたのでスパロボでは有りがちといえば有りがちだが。
*11 古澤氏は『α』および『OG』シリーズのイングラム・プリスケン役として知られており、『DD』でイングラム役として出演した際も旧芸名でクレジットされている。