機種 | タイトル | 備考 | 判定 | |
ワンダーボーイ / 高橋名人の冒険島 | ||||
AC | ワンダーボーイ | 『ワンダーボーイ』シリーズの1作目。難易度はかなり高い。 | ||
SG-1000 | ワンダーボーイ (SG-1000) | ハードの制約上、内容はほぼ別物の移植。 | ||
FC | 高橋名人の冒険島 |
『ワンダーボーイ』のキャラ差し替えFC移植版。AC版にほぼ忠実な移植。 正規ライセンスの移植作品であるが、ハードの普及台数の関係上、こちらがオリジナルと誤解されることも多かった。 |
不安定 | |
MSX | 高橋名人の冒険島 | 内容はほぼ別物の移植。こちらは『ワンダーボーイ』のBGMが使われている。 | ||
SMS | スーパーワンダーボーイ | ハード性能の向上によってほぼAC版の忠実な移植になり、さらに新ステージが8つ追加されている。 | ||
GG | ワンダーボーイ(GG) | SMS版の移植。ほぼ忠実な移植だが画面の解像度が変化しているため若干バランスが変化。 | ||
GC/PS2 | ハドソンセレクションVol.4 高橋名人の冒険島 | 『冒険島』のキャラクターグラフィックを3D化したリメイク版。 | ||
GBA | ファミコンミニ 高橋名人の冒険島 | FC版『冒険島』の移植。 | 不安定 | |
Win | Wonder Boy Returns |
ライセンスを受けた韓国の会社によるリメイク。 グラフィックが現代風になった他、原作者監修の新ステージやティナがプレイヤーキャラになるといった要素を追加。 |
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Switch/PS4/Win | ワンダーボーイ リターンズ リミックス | 『Returns』に新モードなどの要素を追加した移植版。 | なし | |
ワンダーボーイ モンスターランド | ||||
AC | ワンダーボーイ モンスターランド | ARPG色の強いシステムになった2作目。 | ||
PCE | ビックリマンワールド | 『モンスターランド』のキャラをTVアニメ版「ビックリマン」に差し替えたPCE移植版。 | 良 | |
SMS | スーパーワンダーボーイ モンスターワールド |
『モンスターランド』の移植版。移植に当たり新しく1ステージ追加されている。 本作から『モンスターワールド』シリーズが派生していく。 |
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FC | 西遊記ワールド | 『モンスターランド』のキャラ差し替えFC移植版。他社移植版の中では本作のみジャレコより発売。 | ||
SMS | Mônica no Castelo do Dragão | ブラジルの子供向け作品『Turma da Mônica』のキャラに差し替えた作品。 | ||
PS3 |
SEGA AGES ONLINE ワンダーボーイ モンスターランド |
DL専用。AC版の移植で、オンラインランキングや新規のチャレンジモードなどに対応。 | ||
Switch |
SEGA AGES ワンダーボーイ モンスターランド |
DL専用。レバガチャによるゴールド増殖技が使えなくなったマネーハングリーモードを追加。 | ||
ジャレコレ ファミコン編: 西遊記ワールド | ||||
ワンダーボーイIII モンスター・レアー | ||||
AC | ワンダーボーイIII モンスター・レアー | ステージ前半がジャンプアクション、後半がシューティングとなるシリーズでも一風変わったシステムを持つ作品。 | なし | |
PCE | ワンダーボーイIII モンスター・レアー |
ハドソン移植の『ワンダーボーイ』シリーズでは唯一そのままの名前で移植された作品。 バーチャルコンソールでは、海外版の『モンスター・レアー』名義で配信されている。 |
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MD | ワンダーボーイIII モンスターレア | MDへの移植にあたり、わずかにタイトルが変更されている。 | ||
モンスターワールドII ドラゴンの罠 | ||||
SMS/GG | モンスターワールドII ドラゴンの罠 |
スコア制が廃止され、よりARPG要素が強くなった『モンスターワールド』シリーズ2作目。SMS版は海外のみ。 『ワンダーボーイ』の名前は冠されていないがれっきとした『ワンダーボーイ』シリーズの4作目である。 |
良 | |
PCE | アドベンチャーアイランド | 『モンスターワールドII』のキャラ差し替え移植版。ただし日本国内での販売はこちらが先。 | ||
SMS | Turma da Mônica em O Resgate | ブラジルの子供向け作品『Turma da Mônica』のキャラに差し替えた作品。 | ||
Switch/One/ PS4/PS5/ Win/Mac/Linux/ iOS/Android |
Wonder Boy: The Dragon’s Trap ワンダーボーイ ドラゴンの罠 WonderBoy:ドラゴンの罠 |
原作者監修によるリメイク作品。 当時のグラフィック・サウンドとアレンジされたグラフィック・サウンドを独立して任意に切り替えることができる。 One版は国内未発売。 |
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ワンダーボーイV モンスターワールドIII | ||||
MD | ワンダーボーイV モンスターワールドIII | ARPGとしてのシステムがさらに強化された『モンスターワールド』シリーズ3作目。 | 良 | |
PCE | 超英雄伝説ダイナスティックヒーロー | 『モンスターワールドIII』のキャラ差し替え移植版。 | ||
SMS | Wonder Boy in Monster World | サターン発売の前年に海外で下位機種へ移植された。 | ||
MD | Turma da Mônica na Terra dos Monstros | ブラジルの子供向け作品『Turma da Mônica』のキャラに差し替えた作品。 | ||
PS3 |
SEGA AGES ONLINE ワンダーボーイV モンスターワールドIII |
DL専用。オンラインランキングや新規のチャレンジモードなどに対応。 | ||
モンスターワールドIV | ||||
MD | モンスターワールドIV |
『モンスターワールドシリーズ』4作目。 シリーズで唯一女性主人公であるため(*1)、本作は『ワンダーボーイ』の名前は冠されていない。 |
良 | |
PS3 |
SEGA AGES ONLINE モンスターワールドIV |
DL専用。オンラインランキングや新規のチャレンジモードなどに対応。 | ||
Switch/ PS4/Win |
ワンダーボーイ アーシャ・イン・モンスターワールド |
原作であるMD版『モンスターワールドIV』のリメイク作品。 内容や要素に関しては「原作から一切変えない」というコンセプトで作られている。 |
良 | |
モンスターボーイ 呪われた王国 | ||||
Switch/PS4/PS5/ One/XSX/Win |
モンスターボーイ 呪われた王国 |
原作者である西澤龍一氏も認めた、シリーズのエッセンスを受け継ぐ作品。 元々はMWシリーズのオマージュ作品として作られたが、後に西沢氏が公認してシリーズ入りを果たしているものの、 商標等の都合で現状ではMWシリーズの名を付けられていない。 One/XSX版は日本未発売。 |
良 | |
オムニバス作品 | ||||
PS2 |
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.29 モンスターワールド コンプリートコレクション |
『ワンダーボーイ/モンスターワールド』シリーズのAC版及びセガハード版の全てを収録。 | ||
360 |
SEGA AGES ONLINE モンスターワールドコレクション |
DL専用。『モンスターランド』『モンスターワールドIII』『モンスターワールドIV』の3本を移植。 PS3の単体版とほぼ同内容。 |
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Switch/PS4 | ワンダーボーイ アルティメット コレクション |
機種 | タイトル | 備考 | 判定 | |
高橋名人の冒険島シリーズ |
初代こそ『ワンダーボーイ』のガワ変え移植だったが、 『高橋名人の冒険島II』以降は独自のオリジナル路線へと進む。 |
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FC | 魔神英雄伝ワタル外伝 |
ウエストン開発のアクションRPG。 アクションパートの基本システムが『モンスターランド』と共通している。 |
なし | |
西遊記ワールドII 天上界の魔人 |
ジャレコによる『西遊記ワールド』のオリジナル続編。 前作の元である『モンスターワールド』とは全く別系統のゲーム。 |
『ワンダーボーイ』はシリーズ2作目の『ワンダーボーイ モンスターランド』(1987年)以降はRPGの要素を取り入れた戦略タイプ中心へ路線変更し、後の『モンスターワールド』シリーズに繋がっていった。
ただし、シリーズ3作目の『ワンダーボーイIII モンスター・レアー』(1988年)だけはシューティング要素を取り入れたアクション+STGになっている。
4作目の『モンスターワールドII ドラゴンの罠』以降は家庭用ゲーム機のみでの展開となった。本作は89年に海外版マスターシステムで発売され国内では未発売であったが、92年にGGに移植されている。
5作目の『ワンダーボーイV モンスターワールドIII』(1991年)はMDで発売された。
1994年には『モンスターワールド』シリーズの最終作として『モンスターワールドIV』が発売された。
同作は主人公キャラが女の子に変更されたため、『ワンダーボーイ』シリーズからは除外されている。
なお本来ならば本シリーズがオリジナルなのだが『高橋名人の冒険島』『ビックリマンワールド』といったガワ替え作品がともに、当時ファミコンブーム真っ盛りでその象徴的な高橋名人、ロッテのスナック菓子の「ビックリマンチョコ」のオマケ「悪魔VS天使シール」のブーム(*2)が2年も続き当時アニメ化されたほどのノリノリだったビックリマン初のゲーム化作品だったことなど、注目度がケタ外れだったことから本元のシリーズより先にそちらを知った人も多く、本元の作品でありながら「じゃない方」のような扱いを受けている不憫な一面もある。