【こらむす】
ジャンル | パズル | ![]() ※画像はメガドライブ移植版 |
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対応機種 | アーケード(SYSTEM C) | ||
発売・開発元 | セガ・エンタープライゼス | ||
稼働開始日 | 1990年3月 | ||
プレイ人数 | 1~2人 | ||
判定 | なし | ||
ポイント | 落ち物屈指の難易度 |
『テトリス』の大ヒットによって落ち物パズルブームが誕生。
アーケード版が訳合って裁判沙汰になったため、セガが完全に権利を買い取った(*1)落ち物パズルゲームである。
セガのアーケード版の落ちものパズルゲームの系譜としては、国民的ゲームともなった『テトリス』と『ぷよぷよ』に挟まれ、知名度と難易度はどちらもこの二つより厳しいと言わざるを得ない。
シンプルな内容なので一つのゲームとしてみた場合ボリューム不足という難点がどうしてもついてまわるが、根本にあるパズルとしての完成度は高いので没頭するプレイヤーも多い。
稼働から25年以上経った今でもゲームセンターで時々見かけることがある。パズルに興味がある人は気軽に遊べばいいし、腕に自信のある人は限界に挑戦してみると良いだろう。
ここでは初代『コラムス』の移植を表記する。
いずれも初代『コラムス』の移植。
続編で本作の難点は次々と解決されていく。
セガ純正落ちゲーのせいか、「宝石が落ちてくる」「物体を3つ並べると消える」など、コラムスのパロディらしきミニゲームを収録したゲームはそこそこある。
いずれもセガ発売。
また、ドリームキャスト版『スーパーパズルファイターIIX』(カプコン)の追加ルール「Yモード」は、宝石つながりかコラムスと同じ消去ルールを採用しているが、こちらはツモとなるブロックのみ元の『スパズル』と同じく2個組・自由回転可能になっている。
*1 1989年にHP社のJay Geertsen氏が作成した
*2 「魔法の石」ではなく「魔の宝石」が正しい
*3 テトリスも通常時とピンチ時で切り替わるがシームレスという程ではない。
*4 有名所では「タントアール」「サンダーフォースAC」「ぷよぷよ」
*5 なお、元祖『ぷよぷよ』はその前年の1991年にMSX2とFCDで登場したのが始まりであり、そちらにはセガは関わっていない。
*6 ドット絵やプリレンダ3DCGなど凝ったものではなく、太い黒線で輪郭を描いて色を塗っただけの絵。例えるならマリオペイントでもすぐに描けそうな絵、だろうか。
*7 セガ開発・発売のシリーズ作品で2000年7月にゲームボーイで「サクラ大戦GB 檄・花組入隊!」(発売:メディアファクトリー)。アーケードの移植作品としては2002年にゲームキューブでセガが「バーチャストライカー3 Ver.2002」が参入するまで他社ハードのセガ作品は途絶える。
*8 地面がせり上がる段数は難易度設定で変わり、イージーは1段、ノーマルは2段、ハードは3段、ハーデストは4段となる
*9 エムツーの松岡氏が「病み付きになる『無限キャベツ』の様にコラムスを」という思いから命名