【よっしーあいらんどでぃーえす】
ジャンル | アクション | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | アートゥーン | |
発売日 | 2007年3月8日 | |
価格 | 4,571円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 3個 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
配信 |
バーチャルコンソール 【WiiU】2015年4月8日/950円(税8%込) |
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判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
世界観に似合わぬ難易度 微妙なグラフィックとサウンド ラスボスのスカシっぷり |
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ヨッシーシリーズ |
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の正統な続編。前作から12年もの空白があった上での突然の発表はファンを大いに驚かせた。
絵本のような絵柄など前作の世界観はそのままに、今作はヨッシーはベビィマリオ、ベビィDK、ベビィピーチ、ベビィワリオ、ベビィクッパの5人を背に乗せ、各キャラが持つ力を利用してヨッシーアイランドを冒険する。
+ | 一応ネタバレ注意 |
前作ファンから批判を受けている最大の原因は、やはり『前作の続編として深く関わりを持つ作品として制作された事』に尽きる。
SFCのスペックを限界以上に引き出したグラフィックや独特の演出、緻密ながらも面白味に富んだシステムの数々、初心者から上級者まで柔軟に対応した難易度設定等、アクションゲームとしてもヨッシー作品としても屈指の名作……その続編を名乗る以上、前作から浮いてしまわぬよう相応のクオリティが要求されるのは仕方の無い事であろう。
以上を踏まえた上で「本作が前作と肩を並べるに足る完成度を持っているか」と訊かれると、難易度設定以外の面を見てもお世辞にもそうだとは答え難く、こういった酷評に繋がってしまった。
このように、前作をプレイした事があるかないかによって評価が大きく変わるゲームである。
ただ、前作への思い入れを抜きに単体のゲームとして見ても、ステージの構成の悪さや、面倒かつ不親切な仕様の数々に加え、即死トラップの増加・意地悪な敵配置・初見殺しの多さ・スペシャルアイテムの廃止等でゲーム自体の難易度が高くなっている等の要因により、新規プレイヤーからの評価も分かれやすい。
*1 従来(GBA版含む)では、十字キー左右どちらか押しっぱなしでダッシュすることができた。