本項目ではプレイステーションソフト『新スーパーロボット大戦』と『同・スペシャルディスク』の紹介をしています。
【しんすーぱーろぼっとたいせん】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | ウィンキーソフト | |
発売日 | 1996年12月27日 | |
定価 | 7,004円(税3%込) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※ゲームアーカイブスで付与されたレーティングを記載 |
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廉価版 | PlayStation the Best:1998年8月6日/2,940円(税5%込) | |
配信 |
ゲームアーカイブス:2011年7月6日/1,000円(税5%込) ※2018年10月30日配信終了 |
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判定 | なし | |
ポイント |
長いロードと奇怪なストーリー 宇宙人扱いの東方不敗をはじめ、版権敵キャラが妙に不遇 演出やゲームバランスは良好 |
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スーパーロボット大戦シリーズ |
全ての戦士が轟き叫ぶ!!
+ | 参戦作品一覧 |
従来と比べて妙にコメディチックな展開が多く、気色の違うストーリー自体に好みが分かれる。それに伴い、キャラクターがおかしな改変をされているなど、ツッコミどころが非常に多い。
原作との相違
名前の通り世界観を一新して仕切りなおされた作品だが、SRXチームやシャアの変なキャラ付け・東方不敗のトンデモ設定など、シナリオ面はあまりのぶっ飛び加減から決して好印象とは言えない。
一方で、ゲームバランスの大幅な改善や新仕様の採用等、評価点も多数存在している。
特に戦闘アニメの大幅な進化は目を見張るものがあり、後の作品にも影響を与えるなど、シリーズの進化を語る上で欠かせない作品である。
特に戦闘アニメがすべてリアル頭身のスパロボは版権SRPGのスパロボとしては現状本作のみであり、今でもリアル頭身のスパロボ復活を望む声は多い。
ゲーム内
ゲーム外
【しんすーぱーろぼっとたいせん すぺしゃるでぃすく】
ジャンル | シミュレーションRPG(及びデータベース) | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | バンプレスト | |
開発元 | ウィンキーソフト | |
発売日 | 1997年3月28日 | |
定価 | 2,800円(税抜) | |
判定 | なし | |
ポイント | フリーバトルモードの実装 |
『新スーパーロボット大戦』のファンディスク的存在のソフト。
本編の「オプション」項目を拡充したもので、更に新項目も追加されている。
各項目の内容は、以下の通り。
何かと問題のあるシナリオばかりが槍玉に挙げられる『新』だが、本作では戦闘・ボイス・デモ等の各要素をシナリオと切り離した上で味わえる。
そのため「本編はシナリオ以外は決して悪くないものだった」とファンに再認識させる存在となり、純粋なファンアイテムとして以外にも存在意義があったといえるだろう。
*1 これは『SDガンダム』で版権を買う事により、ガンダムシリーズの版権を一括で買い取れるためとユーザーに推測されている。
*2 一応『F完結編』にもリアルカットインが存在するが、本当に極一部のみ。以降は10年以上に渡りガンダム系カットインが採用されなかった。
*3 例外的に『α』には被弾モーションこそないが、回避モーションは僅かに存在する。
*4 実際、今作に近い時期の『F完結編』や『CB』は非常にバランスが悪い事で知られている
*5 大半が平均Lv30代半ばで2回行動が可能になる。他作品では非常に遅い『マジンガーZ』のボスでさえLv41で可能になり、しかも最遅でもない。
*6 メタ的に言えば開発スタッフの負担の軽減かもしれない。
*7 名称こそ違うものの、このデザインはOVA版『マジンカイザー』でボスボロットの宇宙用装備として登場した。
*8 本作開発中は誰もその事に気付かなかったらしい…。
*9 本作のシステムが便利すぎたのかもしれない。ちなみに『64』はフル改造こそ必須だが追加用の資金は不要。
*10 なお後の作品でも、二回ほどこの機体はオリジナル進化を遂げている。パイロットのほうは流石にここまでの暴れっぷりは無い。
*11 …しかし後述の東方不敗の扱いで紛糾したようにこちらもスタッフ間で物議を醸し、「やめてくれと頼んだのに『それを通すのが君の仕事だろ』と言われてしまった(スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE #680)」と寺田Pが当時の混乱を語っている。
*12 『聖戦士ダンバイン』で機体が巨大化する現象。
*13 当ゲームのサウンドトラックにボーカルVerが収録されており、また曲名も「PSYCHIC ENERGY」であったり歌詞の内容もR-3ならびにパイロットのアヤを彷彿とさせる物だった事から、当初は最初からR-3用の戦闘BGMとして用意されていた可能性もある
*14 CD-ROMはカセットROMと違って発売直前でも間に合うほど製造が早く、パッケージや説明書の方が時間が掛かるため。本作に限らず、当時は誤表記や没要素が記載された説明書が多かった。
*15 攻撃力4500・消費EN50
*16 攻撃力8000・消費EN100
*17 後の作品に参戦したリメイク版「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」においても、本作に参戦したGガンダムのスーパーモードやレイズナーのV-MAXに近いシステムにされている。
*18 シールド防御に関しては、発動時に専用セリフを発するキャラもいるが、それも極少数。
*19 しかも何故か2ターン目以降でないと説得ができず、それができるようになった事を示唆するセリフ等もないので気付きにくい。
*20 パイロットの性能差は当然として、ゾンビ兵の場合は地上編最終シナリオで2回行動をしてこない。
*21 致命傷となる攻撃を受けてもHPが10残り撤退する、こちらが逃げ出す等。
*22 ブルッケングの下位であるゲドラフは2800。シース改に至ってはたったの200と、最弱雑魚の円盤(550)の半分もない。因みにシース(通常版)の獲得資金は1000。
*23 宇宙編ラストステージは超巨大な戦艦が背景の半分を占めている、
*24 「女性に興味を示さない」と言われただけで露骨に気持ち悪がるなど、彼の描写にも問題がある。
*25 原作を意識してなのか後のスパロボでもカテジナのその後については語られなかったりぼかされたりすることが多い。
*26 『スペシャルディスク』のフリーバトルにも登場していないため、各出版社に提供した資料に不備があったと思われる。
*27 「デビルガンダムに魅入られた」と言われているが、その理由は全く描かれていない。
*28 上手くストーリーに絡ませにくいのか、シャッフル同盟は不在である事が多い。ちなみに本格的な登場は『64』、ボイスありでの登場は8年後の『MX』。
*29 『DD』での『勇気爆発バーンブレイバーン』のように、ソーシャルゲームで放送中に限定参戦するケースはあるが、コンシューマーゲームでは極めてレアケース
*30 他のMSの資料を渡されていなかったのか、ゼクスが開発したという触れ込みで登場する「ザドック」「ゲルドラ」という謎のスパロボオリジナルユニットが登場する。
*31 隠しマップでゾンビ化しているので、死亡したことは確定と思われる。
*32 『COMPACT』『COMPACT2』『IMPACT』『A』のプロデューサー兼シナリオライター。
*33 デカい箱に入った限定版の高額ぶりだけでなく付属のフィギュア12体の出来の悪さが有名であり、当人たちはこの限定版を指して「箱」と一貫して呼称している。