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依頼内容は(PS3・PS4・PSV版で良作判定を消す程の問題点の増強)です。
【すたーおーしゃん せかんどすとーりー】
ジャンル | アクションRPG | 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 2枚組 | |
発売元 | エニックス | |
開発元 | トライエース | |
発売日 | 1998年7月30日 | |
定価 | 7,140円(税込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 1ブロック使用(最大15ファイル保存可) | |
レーティング |
CERO:全年齢 ※PS one Books版より付加 |
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廉価版 | PS one Books:2005年3月3日/2,800円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
ダブルヒーローシステムの採用 個性的かつ魅力的なキャラクター達 やりたい放題のアイテムクリエイション 但しストーリーの完成度は低く、粗が多い |
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スターオーシャンシリーズ |
様々な目新しいシステムとハイクオリティなグラフィック・音楽を搭載したことで話題作となったRPG『スターオーシャン』シリーズ第二作目。
惑星ファーゲットでの戦いから20年後の宇宙暦366年。
かつての戦いの英雄ロニキス・J・ケニー提督の息子クロード・C・ケニー少尉は、父と共に惑星ミロキニアへ調査に訪れていた。
父への尊敬の念と同時に、「英雄の息子」という過保護と色眼鏡と周囲からの期待に溢れた立場へのコンプレックスを抱えていたクロードは、父の忠告にも耳を貸さず正体不明の機械に近づき、見知らぬ場所へと転送されてしまう。
一方、中世の地球相当の文明人が統治する未開惑星エクスペルは、「ソーサリーグローブ」と呼ばれる隕石の落下以来、魔物の凶暴化や頻発する自然災害に見舞われていた。
エクスペルの辺境の村に住む少女レナ・ランフォードは、いつものように村の近くにある神護の森で過ごしていた所を魔物に襲われるも、
ミロキニアからエクスペルへと飛ばされてきたクロードに助けられる。
銀河連邦軍の光学武器「フェイズガン」で魔物を倒したクロードを、おとぎ話で語られる「光の勇者様」だと思い込んだレナは、彼を村へと招き入れ、客人としてもてなされつつもクロードは自身の置かれた状況に悩みふけっていた。
勇者という誤解はすぐに解けたものの、クロードは自身の正体を伏せたまま父の元へ戻る手段を思案し、
宇宙航行技術にはさっぱり期待できないこの星で、唯一宇宙に関連した存在であるソーサリーグローブを調査するために旅立つことを決意する。
一方のレナも、癒しの力を持つ自分の正体と本当の故郷を知るために、クロードの旅に同行するのだった。
魅力的なキャラ。
前作からの進化
戦闘関連
その他
ストーリーの完成度は低く、粗が多い
+ | 例えば…(要クリック) |
伏線放置やご都合主義的な展開、その場限りの設定等の単純な粗も少なくない。
+ | ネタバレ |
+ | ネタバレ |
+ | ネタバレ |
+ | ネタバレ |
システム関連
バグ
この時代のトライエースの代名詞と言っても過言ではない、数々のバグ・設定ミスが存在する。
その他
前作で好評だった要素を大幅に進化させ、やり込み要素もボリュームも飛躍的に増加。
更に魅力的なキャラクター達は好評を博し、後に多彩なメディアミックスが展開された事からも人気ぶりが窺える。
ストーリーは完成度が高いとは言えないが、シナリオ面が曲者揃いの本シリーズの中では無難な内容なので評価を大きく落とすほど強烈に批判されている訳でもない。
総合的に見てもバグや細かい粗こそあれどシリーズ他作品のような致命的な欠点は見当たらず、大小の欠点を補って有り余る数々の魅力でカバーしており、出来そのものも安定している。
結果、シリーズの方向性を決定付け、スターオーシャンとトライエースの名を広く知らしめた出世作となった。
以降のSOシリーズ作品はゲームとしては進化しつつも、同時に長所を打ち消すほどの重大な欠点を抱えている場合が多く、シリーズファンの間では総合的な完成度が高い本作を最高傑作とする声が今も尚多い。
【すたーおーしゃん せかんどえぼりゅーしょん】
ジャンル | ロールプレイングゲーム | 裏を見る |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル | ||
メディア | UMD 1枚 | ||
発売元 | スクウェア・エニックス | ||
開発元 | トーセ | ||
発売日 | 2008年4月2日 | ||
定価 | 5,040円(税込) | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
セーブデータ | 216KB使用 | ||
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | ||
廉価版 | アルティメットヒッツ:2009年12月3日/2,800円 | ||
判定 | 良作 |
2008年にPSPで発売されたリメイク版。開発はトライエースではなく、トーセと共同でスクウェア・エニックス自ら担当。
PA、エンディングの追加
PS版からの改善点
PS版ファンにとっての不満点
作品単体の問題点
前作「1」のリメイク版の出来が良かっただけに期待されていたが、本作は作中でも「オラクル」で宣言している通り、リメイクと言うよりも移植に近い作品となった。
システム面においてはPS版に比べて改良はされているが、見逃せないバグや仕様変更が目立ち、避けて通れない道とは言え声優や絵柄の変更は古参ファンの不満になりやすい。
しかしPA追加やフルボイス化、新キャラの参戦など追加要素も少ない訳ではなく、ディスク交換の手間も掛からず、「フリーズしない」「持ち運び可能」と言ったようにPS版より優れた点は確かにある。
個人のプレイスタイル、絵柄や声の好みにもよるので、どちらが良いとは一概には言えないが、PS版未経験者にとっては上記の「PS版ファンにとっての不満点」はほぼ気になるものではなく、バグも少なくなった本作の方がとっつき易くなっているのは確かであると言えよう。
【すたーおーしゃん せかんどえぼりゅーしょん】
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 |
プレイステーション3 プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ |
発売元 | スクウェア・エニックス |
開発元 | ジェムドロップ |
発売日 |
2015年10月28日 2015年12月24日(PS3版) |
定価 | 2,100円(税別) |
判定 | 劣化ゲー |
ポイント | バグや設定ミスが増加 |
PSP版の移植作品。『スターオーシャン5』の宣伝も兼ねて発売された。 移植はトライエースのプログラマーが独立した会社のジェムドロップが担当した。
PS→PSP版の移植リメイクはファンの間で賛否両論ありつつも問題なく遊べたが、今作は移植作品としてはかなりお粗末な出来である。
PS4版は多少の劣化点・最適化不足こそあるが普通に遊べる出来のため、名作であるSO2を手軽に遊ぶ分には特に問題はない。
ただしPSV版は上記の理由で非推奨と言わざるを得ない。VITAで遊びたいなら、PS4版を買ってリモートプレイで遊んだ方がいいだろう。
PS5での正常な動作が保障されていないゲームの1つ。起動は可能なものの戦闘画面の下半分がバグるなどゲームの妨げになる現象が起こる。
PS5のストアでは非表示になっており、インストールしたければPCやスマホのブラウザかPS4のストアから購入する必要がある。
ただし現在は普通に表示されるようになっているため、ハード側のアップデート等で改善したのかもしれない。
*1 後年、母親は同じく前作の仲間キャラだったイリアだと明かされている。
*2 続編の『ブルースフィア』では全員が使用可能。
*3 組み合わせ不可能なのは二者択一のキャラや、各主人公でしか仲間にならないキャラ同士の場合
*4 前作でも存在していたが、5冊と少なく、うち3冊は時期限定、1冊は確率が極めて低い、と入手難易度の高いレアアイテムとなっている。
*5 炎を身に纏って突撃する技では「うおおお、あっちぃいいい!」と叫びながら攻撃してくる。考えようによっては大抵の炎使いが無条件でできている「自身に受ける炎は熱くない」という対策ができていないと邪推される事も
*6 「さて、地獄巡りの片道切符は、貴様等の命で買ってもらうとするか」「本気を出したらどうだ?まさか、これが全力というわけでもあるまい」など。長い!
*7 当人の力の低さを補うように強力なナックルが多く、また攻撃の出がクロードの剣よりも遥かに速い。
*8 威力的には中盤レベルで、その頃に再使用可能になりそうな気もするがそんな事は無い。
*9 前述の扉をぶち破るシーンでは人目も憚らず発砲しており、実際この後で「隠すには広まり過ぎた」と言われる。もっとも、その町以外では特に話題にもならないが。
*10 こう書くと少々棘のある言い方に思えるだろうが、ゲーム内で実際に「あいつに怒り狂われるのはゴメンだ」「変なヤキモチは妬くな」とディアスに言われてしまっている。
*11 このため、ロニキスが登場していた漫画版『ブルースフィア』は、『3』発売後の単行本化の際に修正を余儀なくされた。
*12 後述のラスボスをパワーアップさせるPAでの「眠っていた父の意識が目覚めてしまったようです」と言う台詞から、ランティスの人格がその時まで眠っていたとも解釈出来るが、普通にラスボス戦を迎えた時にもランティスのものとしか思えない台詞を発しているので、その辺りは曖昧にされている。リメイク後に発刊された漫画版SOSEではランティスの人格は時折眠りに就き、その間のみフィリアの意識体が具現化出来ると語られている。
*13 エナジーネーデ到着からの期間限定サブイベントを複数起こす必要あり。常に街やダンジョンを隅々まで回る人なら問題無いのだが、そうでなければうっかり逃す可能性もある。知り合いさえすれば仲間にはしなくても良い。
*14 PSP版では「住民全員を助けられるほどのエネルギーは無い」という台詞が追加され、多少のフォローはされている。
*15 あるPAではネーデの本当の歴史について市長も知らないのではないか?と推測する。
*16 ちなみによしだもろへ版の漫画ではルシフェルはガブリエルに返り討ちに遭い、ガブリエルの中のランティスの狂気を前に正気を取り戻して他の十賢者と共にガブリエルを止めようとする、という展開になっており、この解釈は当てはまらない。
*17 本作は近接キャラにも複数の特徴を持たせており、没個性化を防いでいる。上述のアシュトンは通常攻撃がトップクラスに優秀な反面、必殺技は癖が強く使いにくいものが多い。クロードは主人公らしく通常技・必殺技ともに火力・性能が高水準だが、技の演出が長いものが多い。例えばクロードと同じ「空破斬(剣を振り抜いて発生した衝撃波で攻撃する技で、遠距離だと飛び道具になる)」だが、ディアスのそれはクロードより発生・弾速・燃費・性能など様々な点で明らかに優れている(殊更に飛び道具版の性能は本作の必殺技の中でもトップクラス。弾速が凄まじく早い上に硬直まで非常に短いため連発が可能。さらに空中にいる相手には連続ヒットするなど致せりつくせり)。
*18 なお、バグか仕様かは不明だが、ディアスに通常攻撃の回数を増やすアクセサリーをつけてもなぜか増加しない罠がある。
*19 一部のアイテム攻撃は通用する
*20 ファミ通のファイナルガイドのスタッフインタビューでは、山岸功典プロデューサーがこれを何度も実行したことがあると発言し「やりすぎ」とツッコまれた。
*21 使用するとすぐに逃走出来る
*22 クロード編では決勝まで自力で勝ち進まないと貰えない。レナ編では厄介な準決勝がイベントでカットされるので、イベント終了後にギャムジーのところへ行けば貰える
*23 操作不能化+即死効果付加
*24 無敵状態のシン&メタトロン&ザフィケル
*25 高く跳躍して敵の頭上から斬る技。威力は高いが当てにくく、主に高速移動手段として使用される。
*26 東まゆみ版の漫画ではピンク色の服とドット寄りにデザインされている。これ以外にもこの作品はキャラデザインに若干オリジナル要素が入っている。
*27 ネーディアンはゲーム後半に登場する種族であり、一般的なエルフのイメージに近い尖った耳を持つ。フェルプールは猫の耳や尻尾を持つ、猫科の動物を祖先とする亜人種であり、今作のレオンや(猫耳こそないが)前作のラティやミリー等がこれに該当する。
*28 更にはエルネストを仲間にしている場合、その事に触れるプライベートアクションまでわざわざ用意している。
*29 攻撃力が2万あるか1万と弱点属性で2倍ダメージの効果で、1ヒット目で攻撃力の等倍でカンストした9999+0.5倍でダメージ上限が4999の星が8個+{0.5倍で上限4999の2、3ヒット目}+{0.25倍で上限4999の星が16個}=14万ダメージになる
*30 この点は『SOSE』でも変わらず、『SO2R』でようやく情報が明示されるようになった。
*31 所謂「エニックスお家騒動」で東氏がエニックスからマックガーデンに移籍したため。他の移籍作家の多くは移籍後もエニックス時代に連載していた漫画を引き続き連載していたが、本作の場合はそもそも原作がエニックスのゲームだったので、移籍後もマックガーデンで引き続き連載すると言うわけにはいかなかったのである。
*32 正しくはレベルアップ時のスキルポイント獲得量アップ。その代償に戦闘中の移動速度が低下するが、この公式攻略本には書かれていない
*33 該当するのはクロス城下町でのPA「結婚への憧れ」。どの選択肢を選んでも愛情値が下がってしまう
*34 正しくはなんらかのアイテムがランダムで手にはいる
*35 設定上は内部や地下に機械が張り巡らされ、高度なテクノロジーが活きてるということになっているが。
*36 参加したキャラの感情度が上昇する戦闘の一つである。
*37 PSP版から追加されたにもかかわらずPSP版のデザインと違う事や映像の内容が物語序盤のみ(武具大会まで)を描いている事から、まだキャラクターデザインの変更が決まっていない開発初期にエクスペル編のOPとして用意されたものではないか、という推測をされる事もあるが真相は不明である。
*38 PS版ではチサト役の笠原留美氏が兼任していた。
*39 PS版ではエクスペル編では仲間は最高でも7人どまりだが、PSP版ではウェルチを入れるとディアス加入時点で8人になってしまうパターンもある。新キャラということでウェルチを仲間入りさせる既存プレイヤーも多かったため、被害が多数出たようだ。なお、ストーリーの展開とウェルチ加入条件の関係上、ディアス→ウェルチの順で加入させることは不可能である
*40 『エルネストとウェルチがいる』『セリーヌとエルネストがいる』ケースが多かったが、バグが起こったPTを見ると、上述した通り、ディアス8人目加入がトリガーとなっている可能性は高く、ディアスを7人目までに加入させれば問題ないという検証結果が出ている
*41 一応、レナの叔母というポジションで固有名も与えられており、東氏の漫画版でもチョイ役として登場しているが、前述のキャラを差し置いて立ち絵を用意するようなキャラとは言い難い。
*42 一方でアニメの方にはしっかり登場している。これで立ち絵が用意出来ていないのは明らかに変。
*43 『SO1』は冒険の大部分をダイジェストで流し、『SO3』は序盤に尺を割き過ぎて中盤以降が駆け足になっていた。