【せぶんすどらごん にせんにじゅう】
ジャンル | RPG | 通常版 |
リミテッドエディション |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | ||
メディア | UMD 1枚 | ||
発売元 | セガ | ||
開発元 | イメージエポック | ||
発売日 | 2011年11月23日 | ||
価格 |
通常版:6,279円 DL版:5,600円 リミテッドエディション:8,820円 |
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廉価版 |
PSP the Best 2012年12月11日/2,800円(税別) |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
正式続編だが前作の前日譚 有名声優陣が多数出演 問題だったUIが大幅に見直された RPGとしての出来も良い |
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セブンスドラゴンシリーズ - 無印 / 2020 / 2020-II / III code:VFD |
『セブンスドラゴン』の続編。ハードは前作から変更されてPSPでの発売となった。
明記はされていないが前作の前日譚に位置づけられており、前作のはるか過去に起きた、現代世界におけるドラゴンとの戦いが描かれる。
ディレクターの新納一哉氏・BGMの古代祐三氏・モンスターデザインの山本章史氏などは続投。キャラクターデザインは前作のモタ氏から漫画家の三輪士郎氏になり、頭身が上がるなど前作とは全く異なるデザインになった。
主題歌はボーカロイド「初音ミク」を用いたsasakure.UK氏の「SeventH-HeaveN」。
時は現代、2020年。
魔獣「マモノ」を討伐するために結成された特務機関「ムラクモ」に招集を受けた一般人のあなた(プレイヤー)は、そのS級の才能を見出されムラクモの候補生としてマモノ討伐の戦いに参加することになった。
初任務としてある建物内部に巣食うマモノの討伐を命じられ、順調に雑魚マモノを討伐していくムラクモ候補生たち。しかしその最奥に待ち受けていたマモノ――「ドラゴン」に、主人公らムラクモ候補生は敗北してしまう。
それと時を同じくして、地球の全域に彼らを倒したのと同じ「ドラゴン」が舞い降りる。
人類の科学とは桁外れの力を持つドラゴンたちは瞬く間に地球全土を蹂躙し、人類はあっけなく生態系の頂点から転がり落ちた。
プレイヤーら生き残りのムラクモ候補生が目を覚ました時、すでに人類は絶望的な状況にあった。
日本政府はマモノ討伐のエキスパートであるムラクモ機関に希望を託し、ムラクモ機関は生き残った自衛隊と協力して日本の国土を取り戻していくことを決断。
「ムラクモ13班」として再編成されたプレイヤーらは、人類の生き残りをかけてドラゴンとの戦いに身を投じる事となる。
キャラクターメイキング
+ | 各職業について |
キャラクターの育成
ゲーム進行
戦闘
ダンジョン
ドラゴン
初音ミク2020とDIVAモード
親切さ
ダンジョン探索のストレス減
練られた職業・ゲームバランス
前作から大きく改善された戦闘周りの仕様
豪華声優陣
演出
前作とのつながり
その他
ストーリー
+ | 以下ネタバレのため注意 |
演出について
自由度・ボリュームの低下
不親切な点が一部残っている
キャラクターメイキングの仕様・幅の狭さ
戦闘関連
初音ミク関連
その他
不親切さがいろいろと目立った前作に近年のイメージエポックの悪評や、「声ゲーに良ゲーなし」という前評判から不安視されていたものの、蓋を開けてみれば前作の反省点を多く改善して堅実にまとまっていた良作。
派手なアピールポイントや新システムこそ無いものの、バグも少ないため安定して遊ぶことができる。RPG好きで凄惨な描写などに抵抗がないならやって損はない一本。