【せかいじゅとふしぎのだんじょん】
ジャンル | ダンジョンRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | アトラス | |
開発元 | スパイク・チュンソフト | |
発売日 | 2015年3月5日 | |
定価 |
パッケージ:7,538円 ダウンロード:6,980円(共に税込) |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
BGMとグラフィックは良好 味方キャラのAIがかなり頭が悪い |
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世界樹の迷宮シリーズ 不思議のダンジョンシリーズ |
アトラスの人気RPG『世界樹の迷宮』シリーズ(以下SQ)とチュンソフトの看板シリーズ「不思議のダンジョン」シリーズ(以下ふしダン)のコラボレーション。 一言で言えば、 「SQにおけるダンジョンが不思議のダンジョンになったゲーム」。
詳しくはSQ・ふしダン各シリーズのページを参照。
グラフィック
BGM
SQファンへのサービス
一部システムの改善
「琥珀床」について
FP・食品アイテムについて
BGMについて
雰囲気などについて
ストーリー・シナリオについて
+ | 少しだけネタバレ |
その他
頭の悪い味方AI
恐らく本作最大の問題点。以下に主な問題点を挙げる。
テンポが悪い
ダンジョン・DOE・砦の仕様がかみ合っていない
ドロップ率等の設定が杜撰
一部の敵のバランスが悪い
+ | 問題のある連中 |
ダンジョンの練り込み不足
クリア後ダンジョンの仕様
レベルリセットダンジョン(主に第11迷宮)について
その他の問題点
「SQとふしダンとのコラボ」というコンセプト自体は面白く、発売前の期待も高かった本作ではあるが、
蓋を開けてみればふしダンとして以前にゲームとしての作り込みが甘く、「もっと不思議のダンジョン」が存在しないなどふしダンらしからぬ点もあったため、中途半端な作品となってしまっている。
システム面も結果的に両作の悪い所取りとなってしまった感が否めない。
また目に見えてバグや不自然な挙動が多いにもかかわらず、発売後にサポートが殆どされなかったことに落胆した声も多く聞かれる。
評価出来る点はいずれも本作ならではの要素ではなくあくまでファンサービスの要素であり、それらを楽しむためのプレイに影響する問題点は山積みである。
それでも少なくともクリアまでは楽しめるが、クリア後の数値設定の杜撰さはやり込みに堪えるとは言えない。
世界樹の迷宮や不思議のダンジョンシリーズに興味がある人はそれぞれのシリーズを手に取った方が楽しめるだろう。
*1 スキルはSQ4のフォートレスの要素あり。
*2 スキルはSQ4のメディック準拠。
*3 ダンジョン店の売り物を盗めるふしダンおなじみの要素。
*4 SQおなじみの状態異常とは異なるカテゴリのバステ。
*5 少々紛らわしいが、バンド名が「和楽器バンド」。
*6 一般的な琥珀とは異なる本作独自のもの。日常的に食べられている設定もある。
*7 NPCの中にはズバリ「世界樹考古学者」がいる。
*8 具体的にはクリア後に販売される銃。その一種の素材に気付かなければクリア後にずっと買い替えが出来ない事態に陥る
*9 無属性も属性の一種として扱われるSQ4でも、敵は無属性攻撃を無効化する手段を持たなかった。
*10 数量限定だが、ある程度の図鑑完成の報酬としてもらうことも可能。
*11 「モンスターハウスの巻物」該当するアイテムで、その部屋がモンスターハウス化する。
*12 ちなみにカンストレベルのSTRがあっても、すべての敵を一撃で倒せる訳ではない。
*13 それぞれ、シレン4+とシレン5+、ペルソナQとSSQ2
*14 この口調のキャラを連れて帰るクエストがいくつかある。