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※本稿では、2018/07/03時点の稼働弾「超神化4弾」までを扱います。
【しんこうちゅうおうじゃむしきんぐ】
ジャンル | キッズアーケードゲーム | ![]() |
対応機種 | アーケード(Nu SX) | |
発売・開発元 | セガ | |
稼働開始日 | 2015年7月16日 | |
プレイ料金 | 1プレイ+カード100円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | なし | |
ポイント |
5年振りの新作 課金前提のキラカード 世界観の違い等からターゲット層どころか旧作ファンにも受け入れられず |
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甲虫王者ムシキングシリーズ |
かつて社会現象を起こすほどの大ヒットを起こした『甲虫王者ムシキング』(以下『旧作』と表記する)シリーズの最新作。
後継作である『アダー完結編』や『合虫ガッツ!!』ではなく旧作に近いシンプルなバトルシステムとなっている。
+ | 問題となったムシ |
+ | 詳細 |
+ | 詳細 |
+ | 詳細 |
ムシキングの復活ということで大きな話題を呼んだ一方、旧作とは世界観や登場するキャラクターが全くの別物といった点に加えキラカードシステムにより、重課金必須の間口の狭いゲームとなり、さらに追い打ちをかけるかのようにCGグラフィックの手抜きや演出の安っぽさが問題となり、かつての栄光を取り戻すまでには至らなかった。
バトル、特に対人プレイに関してはそれなりの評価を得ているものの、対人戦環境の不備、公式大会の激減、超神化編でのインフレによる既存カードの相対的な大幅弱体化など、この点に関しても多くの課題が残っていた。
そして課題の解決がなされぬまま、稼働終了を迎えてしまった。
ただし、指摘される問題点には『アダー完結編』や『合虫ガッツ』の時点で方向性が既に変更された部分も多く、本作に限った問題には限らない点については留意されたし。
裏を返せば、それほどにまで初代作がプレイヤー間で飛び抜けて高い知名度や思い入れを抱かれていることの証とも言えよう。
ある意味、初代を越えられなかった作品なのかもしれない。
原名亜種 |
アダー完結編以前のカブトムシでは「カブトムシ」同様バーコードの(*54)種数が最も多い 2003秋から2007ファーストまでの間で唯一「性格なしのカード(*55)」がある 2007ファーストでは上翅の黒い個体(*56)が登場 アダー完結編以前では唯一の大型甲虫の雑誌付録カード アダー完結編最終弾の2009第5弾の「最強セレクション」あり ザックの冒険編と森の民の伝説の表向き最終ボス |
リッキー |
上翅の青い個体だけ登場(*57) 最後の強さ200 ヘルクレスオオカブトの中で唯一アダーコレクションがある 森の民の伝説とザックの冒険編の真の最終ボス 森の救世主の表向きの最終ボス |
オキシデンタリス |
2007ファースト限定で上翅の黒い個体(*58)が登場 「ネプチューンオオカブト」と超必殺わざ以外が同じ 「ムシキング」と属、超必殺わざ以外が同じ 最後の強さ160 |
エクアトリアヌス |
アダー完結編にて最後の大型甲虫として登場 上翅の青い個体が旧作の最終ボス |
*1 お助け昆虫によっては+2が上限のものもいる
*2 4弾に限り、あるGRのムシをSGRへ覚醒させられる。
*3 公式サイトにはSSR以上のムシを入手可能と記されているが、SRのムシも対象となっている。
*4 「ウエストウッドオオシカクワガタ」は旧作でグラフィックが変更される前の「ギラファノコギリクワガタ」、「スマトラオオヒラタクワガタ」は「ダイオウヒラタクワガタ」のグラフィックを流用改変していると思われる。
*5 同種の色彩変異個体。
*6 現物のメキシコゾウカブトはエレファスゾウカブトとは胸角の角度が変わる程度の差しか無い
*7 アダー完結編のEXノーマルに限り原名亜種の生息しているドミニカ(百獣対戦アニマルカイザーのカードではこちらが出身地の欄に記載されている)になっている。
*8 本種の学名は「Lucanus cervus judaicus」であり、ラテン語で「ja,ji,ju,je,jo」は「ヤ,イ,ユ,イェ,ヨ」と発音するため「ユダイクスミヤマクワガタ」の表記の方が正しい。同じように誤表記が広まってしまっている生物の代表例はティラノサウルス(学名が「Tyrannosaurus」のため「ティランノサウルス」表記の方が正しい)が挙げられる。
*9 おそらくモデルはカキカモルフォチョウ
*10 おそらくモデルはビリディアウラタカブトハナムグリ
*11 2004セカンドプラスのカードから「エラフスホソアカクワガタ」に修正され、次のバージョンからゲームでも訂正された。
*12 学名が「Odontoravis latipennis」のため「ラティペンニスツヤクワガタ」の方が正しい名称となる。
*13 学名が「Hexarthrius parryi」のためそれに従えば「パリーフタマタクワガタ」となる。英語版では「Parry Stag-beetle」となっている。
*14 旧作の稼働開始以前に学名が「Dorcus parryi」から「Dorcus ritsemae」に変更されている。カードの説明文に「リツセマオオクワガタと呼ばれる事もある」と記載はされている。初登場時期の関係上、英語版には登場しなかった。
*15 アニマルカイザーではカブトムシ・クワガタムシは2009年に初登場した。
*16 変更後の学名ではサビイロカブトと別属になり、仕様上タッグ相性が悪くなってしまう。属がステータスとして機能しない「かぶ太」「ムシカードをスキャンしなかった時に出てくるカブトムシ」も「通常版及びアダーコレクション」「(スーパー含む)ムシキング」「キング」「カブト丸」「オキナワカブト」と同じにするためか学名の訂正はされなかった。
*17 1億枚突破記念までは南米アンデス山脈沿いに広く生息するリッキー亜種と思われるデザインであったが、超必殺わざが変更された2006DSから原名亜種に近くなった
*18 旧作の開発には生きた昆虫や標本、関連グッズを販売し、昆虫雑誌を発行している「むし社」が携わっていた。
*19 本作に筐体が流用された。
*20 それでもおおよその感覚の目処は立てられるため、やろうと思えば左程難しく無いのが実情ではある
*21 グーのお助け相性を持たないためオオシモフリスズメを採用できない上に、グーのお助け相性持ち体力も高いSGRグラントシロカブトの方が圧倒的に扱いやすく、Vブースターを持たない弱みも相まって発表当初と比較すると大きく評価を落としてしまっている。
*22 チョキのSGRは種類が少ないため4通りしか無いものの、グーとパーのSGRは6通り全て網羅している。
*23 2回追撃の能力を持つお助け昆虫のうち最低ランクとなるのは「Nアブラゼミ」だが、NでありながらRである「ツクツクボウシ」と同等の威力を持っている。
*24 厳密にはレアリティが低い分攻撃力に補正が掛かり、「テイオウゼミ」の追撃威力を若干ながら上回る。
*25 N、Rのカブトムシ系のデッキに組んだ場合に限り、必殺ふうじの効果を発揮する。こちらは「SRカブトハナムグリ」と異なりパー属性のため、無理なくカブトムシ系のデッキに組むことも可能。
*26 ただし「漫画でのデフォルメ化された姿を相似拡大しただけ」の姿で登場する他、ステータスが通常版と比べて大幅に変更されている。
*27 初期シーズンにおいて、SRは2015ファーストと2016ファーストでは4種なもののそれ以外の弾では5〜7種、超神化編では5種登場した。Rは最も少ない2015ファーストでさえ6種、2015セカンドに至っては10種も登場していた。こちらも超神化編においては一貫して5種登場。
*28 上記のR4種は初期シーズンにて既に覚醒を済ませているため覚醒対象としての再録枠ですらなく、どの弾においても全く同じ性能のままと再録する必要性が全く存在しない。
*29 一応激闘5弾より「ダイオウヒラタクワガタ」が正式に実装されたものの、事前にプロモーションカードとして登場している。
*30 SRノコギリタテヅノカブトも同様の扱いだが、あちらは激闘編以降はSSRポルテリータテヅノカブトとして性能が改められており、超神化編にて再収録もされている
*31 旧作時代に雑誌での募集により採用された技で、応募時の技名は「ホールインワン」であった。
*32 ただし「サイドロックボム」は柔道の巴投げをモチーフにしている。
*33 2007年に記載された攻略情報でもブラック博士が「超必殺わざが変更されたくらいで何大騒ぎしているんじゃ!今に始まった事じゃないだろ!」と指摘していた。
*34 日本かオセアニアの虫しか収録されておらず、強さ160以上の甲虫がムシキングしかいない為か、このバージョンのEXノーマルは他のバージョンのスーパーレアと同様に究極必殺わざを使うカードになっている。
*35 アダー完結編と没データ含む
*36 そもそも超必殺わざ変更前のカード排出終了時にはアダーコレクションが導入されていない上、復活時には強さ160以上のムシがアダーコレクションになる事はなかった。
*37 2005セカンドから2006DSまでは究極必殺わざを使えなかった。
*38 出身地問わず通常版では全て物語が同じだが、アダー完結編では「アダーコレクション(在来種含む)や雑誌付録カード(通常版とバーコードが同じカードは除く)等の特殊なムシカード(甲虫カード)」を使用した場合には専用の物語が導入された。また、アダー完結編の革命軍の外国甲虫は「アダーの洗脳が解けてポポの仲間になった」という説明がされた。その他、2006DSの「さばくの森」では「パプアキンイロクワガタの方から助けを求めに来る」という説明がされた。
*39 もっとも「百獣大戦アニマルカイザー」や「どうぶつの森シリーズ」などの「ヘルクレスオオカブトとともに登場する作品」では2番手として扱われる事が多いが。
*40 実際には強さ180でも過度に高く設定されていると言えるため、「ネプチューンオオカブト」や「ヘルクレスオキシデンタリス」とステータスを逆にして出すべきであったと言える。
*41 後に「ウエストウッドオオシカクワガタ」と改名されて再録された際に覚醒でSSRとなった
*42 体長が93mmを下回るチョキ属性のSRは「ラコダールツヤクワガタ」、「ディディエールシカクワガタ」、「インペリアリスツヤクワガタ」、「アラガールホソアカクワガタ」の4種しかいない上、ゲーム上のCGグラフィックでは明らかにラコダールとディディエールの体格を下回っている。
*43 旧作では必殺わざがパーのカブトムシだったが変更された。
*44 アダー完結編含め必殺わざがグーのカブトムシでは最小。
*45 「SSRタイタンオオウスバカミキリ」、「SSRコノハムシ」、「SRカブトハナムグリ」など。これらのお助け昆虫は体力にステータス配分が偏っており、ある程度攻撃面の確保されたムシの方が相性がいい。
*46 むし社の『ビー・クワ』など一部の書籍ではこの計測が採用されている。これは頭角の角度で体長に大きな差が出る為。
*47 公式では現実の最大体長が大きく更新されたためとしている。
*48 「フラッグ」はカード化はされておらず、ゲームには登場しない。
*49 欧州を代表する昆虫「ヨーロッパミヤマクワガタ」の亜種。ムシキングシリーズより先に「百獣大戦アニマルカイザー」に登場している。
*50 しかもバーコードは通常排出と同じ。
*51 その上該当選手のインタビューにおいて「色んな意味でどうぞ」「大学院生ならおかしくない」「察してくれって顔してる」など必要以上に彼を弄っており、運営側すら半ばおもちゃとして扱っていた節がある。
*52 一部の大会では中学生以下などの年齢制限を行っていたが年齢を偽って出場するプレイヤーが問題となった。
*53 劇場版ではリッキーの方が優遇されていた。原名亜種は1作目ではそもそも登場せず、2作目ではエキストラで登場するだけ。
*54 性格なし(2003秋第1弾まで)、性格あり・超必殺わざ変更前(2003秋第2弾から1億枚突破記念まで)、超必殺わざ変更後の黒バーコード(2006DSからフォレストグリーンまでと雑誌付録)、2007夏シャイニング、緑バーコード(2007ファースト)の5種。「カブトムシ」は性格なし(2003秋第1弾まで)、黒バーコードの通常版(2003秋第2弾からフォレストグリーンまで)、アダーコレクション(1億枚突破記念からフォレストグリーンまで)、緑バーコード(2007ファースト)、対戦バトラーズターミナル限定のムシ王スペシャルの5種。
*55 2007夏シャイニングのシークレットカードになっている。ただし、バランスタイプに設定された為ステータスには影響しない。
*56 2007ファーストのカードをスキャンするとこのグラフィックで登場。5周年コレクションカードでは緑バーコードが収録されていない。
*57 この為、上翅の青いヘルクレスオオカブトを「リッキー」とするという誤情報が広まったのか、ムシキングと無関係のフィギュアでも「ヘルクレスリッキーブルー(この名称も厳密には架空のものと言える)」として販売された。なお「百獣大戦アニマルカイザー」では上翅の青い原名亜種が「ブルーへラクレス(亜種の指定は学名だけ)」として登場する。
*58 2007ファーストのカードをスキャンするとこのグラフィックで登場。5周年コレクションカードでも緑バーコードだが、こちらは新録された通常版となっている。