パンクショット
【ぱんくしょっと】
ジャンル
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スポーツ
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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コナミ
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稼働開始日
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1990年
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配信
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アーケード アーカイブス 【Switch】2025年5月8日/838円 【PS4】2025年5月8日/837円
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判定
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なし
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ポイント
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殴りまくり2on2バスケ
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概要
タイトル通りパンクなBGMと80年代中期アメリカを意識したキャラクターデザインの2on2バスケゲーム。
「バトルかバスケか、どっちもだ」のコピーに違わず、乱闘要素も付加されている。
2on2バスケとは、2人対2人、2つのゴール(コートの両側に1つずつ)でプレイするバスケの事。通常のバスケよりもオフェンシブで展開が速いのが特徴。
特徴・評価点
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最大2人同時プレイ可能。協力プレイと対戦プレイが選択できる。
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一人または対戦時には、相棒はNPCが勤めてくれる。AIは割りと賢い方。
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1レバー3ボタン式。
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シュートボタンを押すと、入るか入らないかはともかく相手のゴールに向かってシュートする。状況に応じてスラムダンクも行う、自動変化型シュート。
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パスボタンは相棒に向かってパスする。相棒がボールを取れない状況に無い限りはパスは成功する。
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攻撃ボタン。殴ったり蹴ったりして相手をぼこぼこにする。殴られた相手はひるんで一瞬動けなくなり、ボールを持っていた場合は落とすので拾うことができる。
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同時押しでラリアットやバックドロップも可能。過度に殴られたり投げられたりすると一定時間動けなくなる。
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攻撃はボールを所持していない時しかできないが、特にデメリットは発生しない。当然相手も殴ってくる。
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ステージ毎に異なるギミックが搭載されている。
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マンホールが抜けたり海に落ちたりといった些細なものから、鳥に襲われたりバナナの皮で滑ったり、爆弾の爆発に巻き込まれたりとさまざま。これはもちろん敵もひっかかる。
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ギミックにひっかかると一定時間動けなくなり、ボールを所持していた場合は落としてしまう。
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大抵の場合、動けなくなる時間は殴られすぎた時の気絶よりも長い。
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制限時間は2分。その間に多く点を稼いだチームの勝ち。
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殴る蹴るとやりたい放題に暴れる痛快さと、ゴールを決める爽快さが程よく同居しており、プレイが楽しい。
難易度はともかく
問題点
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絵面が地味。
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時代相応のグラフィック、時代相応のモーション。サングラス黒人の主人公に、赤モヒカンの相棒も、奇抜ではあるものの魅力的では無い。
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制限時間2分というプレイ時間の短さも拍車をかけている。全5ステージ×2分+デモで、ワンコインクリアでも15分未満は短すぎる。
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ステージ2から跳ね上がる難易度。
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ギミックが難しくなるわけではなく敵が賢くなりすぎる。適当にプレイしていてはクリアできない。
総評
単純明快なシステムにやりたい放題、さまざまなギミック搭載と作りこみは丁寧。プレイ時間こそ短いものの、遊んでいて面白くはある。だがグラフィック、モーション、ゲーム内容全てが地味。コナミが絵面にこだわる理由が良くわかるようなゲームだ。
移植
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アーケードアーカイブス(Switch/PS4)
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アーケードアーカイブスの1作品として2025年5月8日に配信。アーケードでの稼働から35年越しの家庭用初移植となった。
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日本国内版のほか、海外版の最大2人用と最大4人用を収録。その他、「こだわり設定」にて1P側コントローラーで選択したプレイヤーのキャラクター(2Pから4P)を操作する事ができる(日本版と海外4人用版のみ)。
最終更新:2025年05月08日 06:42