アンパンマンはどーこだ?

【あんぱんまんはどーこだ】

ジャンル キャラクターさがしゲーム imageプラグインエラー : ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。無印
mini
対応機種 アーケード
開発・発売元 バンダイナムコアミューズメント
稼動開始日 無印 2010年12月
mini 不明
プレイ料金 200円
プレイ人数 1人
判定 なし
ポイント アンパンマン版『ウォーリーをさがせ
やれることが少なすぎる
それいけ!アンパンマンシリーズ


概要

その名の通り人混みからアンパンマンを捜す、「ウォーリーをさがせ」のようなゲーム。1プレイ200円で、ゲーム終了後にカードが排出される。
のちにスリム筐体版の『アンパンマンはどーこだ? mini』が稼働開始している。

筐体

無印

  • 家を模した筐体で、左側に入口がある。中には2・3人が座れる座席があり、最前部に横長のタッチパネルが設置されている。
    • 家に入れない大人や野次馬のためか、後部にアンパンマンの顔を模した覗き窓が設けられている。

mini

  • 立ってプレイするスリムな筐体。タッチパネルは縦長。

内容

  • まずは「アンパンマンをさがす」か「いろんななかまをさがす」のどちらかを選択する。
    • アンパンマン側には「やさしい」と出ているが、探すキャラクターが変わるだけでゲームそのものの難易度は同じ。
    • 「いろんななかまをさがす」で探す対象はごくごくメジャーなキャラのみ。
  • 選択後は例題が出されたのちゲームスタート(例題は10秒経つと勝手に終わる。スキップも可能)。
    画面中に大量のキャラクターがいるので、その中から指定されたキャラを見つけてタッチパネルをタッチする。対象のキャラは右上に見本が出ている。
  • 制限時間は60秒(ステージ遷移時はカウント停止)で、全10ステージ。お手つきのペナルティは無い。
    • 10秒見つけられないと、「ヒント」として当該キャラのいる画面の4分の1ほどに枠が付く。さらに5秒経過するとキャラクターに後光が差し、答えを教えてくれる。
  • 10問クリアするか時間切れになると終了で、リザルト画面に移る。全部クリアした場合は「ぜんぶできた!」、解けなかった問題がある場合は「よくできました」になる。発表後はご褒美として筐体から「アンカード」*1が排出され、ゲームは終わりとなる。

問題点

  • やれることが少ない
    • 「制限時間60秒」という表示(そもそもこれ自体200円のゲームではかなり短い)を見ると「制限時間内に何回キャラクターを見つけられるか」というゲーム性を想像するだろうが、問題数は10問固定。それは「ゲームが上手になる程ゲームを長く楽しめない」という最悪なバランス調整になっていることを意味する。早くクリアしたところで一切メリットがないのも拍車をかけている。
      • 10問解いたらそれで終わり。クリア時間の記録もつかない。
    • 問題の場面は配置も出題順序も毎回同じ。探すキャラが変わるだけである。
      • よってアンパンマンを探す場合はキャラ変化もないため、毎回同じ問題が出題されることになる。
  • 一部難しい問題がある。
    • 探すキャラクターが車に乗っていることがある。見える範囲が非常に狭く、かなり分かりにくい。
    • ロールパンナを探す問題では、たまに「悪の心に支配されたロールパンナ」が対象の場合がある。背景と完全に同化してしまっているうえ、アニメでもそこまで多く見る形態ではないためここで時間を食ったプレイヤーが多かった。
  • 『mini』は縦画面をうまく使えておらず、上下にやや余白がある。

評価点

  • ゲームの開始・終了時にアニメと同じ音楽が流れる。
    • 一括して許可を取っていないのか、バンダイナムコのアーケードゲームでこのBGMが使われているのは本作のみである。
  • キャラクター発見後の「せいかい!」の表示は10問で全て異なる。演出もそこそこ派手で、とても気分が良い。
  • 曲がりなりにも難易度調整が可能である。
    • 「アンパンマンをさがす」であればアンパンマンだけ探せばいい一方「いろんななかまをさがす」では探すキャラのグラフィックを覚えなければならないため、後者は多少時間がシビア。

総評

アンパンマンや仲間たちを探すという面白い題材だったが、200円でやれることがわずか1分の同じ問題だけではあまりに少なすぎた。もっと問題数が多ければ、あるいはラウンド制であれば、まだ評価は違っていたかもしれない。

余談

  • 2012年、街中から新幹線を探す『しんかんせんはどーこだ?』というアーケードゲームが同じくバンダイナムコから発売されている。
    • モード選択等が本作と完全に一致するため、リソースが無印版と共通の可能性がある。
  • また、2015年には『妖怪ウォッチ』の妖怪を探す『妖怪ウォッチ ジバニャンといっしょ/コマさんといっしょ』が稼働開始している。
    • こちらは『mini』の流用の模様。しかしブームの収束で多くがアンパンマンに復した。
  • 2023年開催のJAEPO 2023で続編『アンパンマンはどーこだ?2』が発表された。
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  • タグ:
  • それいけ!アンパンマン
  • アーケード
  • バンダイナムコゲームス

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最終更新:2024年03月23日 06:32

*1 ACのアンパンマンゲームで共通して排出されるカード