【いーべーすぼーるぱわふるぷろやきゅうにせんにじゅう】
ジャンル | 野球・育成 | ![]() ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 |
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発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
発売日 | 2020年7月9日 | |
定価 |
通常版 / パワフルエディション 【Switch】6,980円 / 8,980円 【PS4】7,980円 / 9,980円 |
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判定 | 良作 | |
備考 | パワフルエディションはDL専売 | |
ポイント |
2年ぶりとなる『パワプロ』 実況からeBASEBALLに 東京2020オリンピックモード搭載 各モードの改良 矢部明雄にCV搭載 |
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実況パワフルプロ野球シリーズ |
『実況パワフルプロ野球2018』以来2年ぶりのパワプロ。今作以降はタイトルから『実況』が外れ『eBASEBALL』に変更となった。
任天堂機種とソニー機種でのマルチプラットフォーム、並びに任天堂機でのメインシリーズ発売は実に『15』以来12年ぶり。
そのためか、本作はSwitch版『実況パワフルプロ野球』から始めた新規層向けに作られている部分も多い。
大学野球編ということもあってか、『パワプロ11』の大学が対戦相手として登場したりしている。
延期となった東京2020オリンピックがプレイ可能であり、サクセスやペナントなど多くのモードで日本代表、オリンピックに関わる要素が取り入れられている。
PS4版では初めて最大4人まで(オフライン)の協力・対戦プレイに対応している。
『2016』や『2018』と同様、発売から翌年となる2021年より「2021年レギュラーシーズンアップデート(Ver.1.09に相当)」が行われ、2021年度のシーズンにも対応している。
サクセス
パワフェス
+ | ネタバレ注意 |
サクサクセス
栄冠ナイン
東京2020オリンピックモード
ペナント
マイライフ
OP・BGM
パワフェス
サクセス
+ | 詳細 |
マイライフ
栄冠ナイン
ホームランアタック
野球システム
パワフェス
サクセス
ペナント
マイライフ
栄冠ナイン
+ | 例 |
東京2020オリンピック
その他
パワフェス
マイライフ
サクセス
+ | 詳細 |
+ | 詳細 |
+ | 詳細 |
ペナント
連動関連
サクセス自体は前作と比べ話にインパクトがなく、近年の他作品と比べると育成効率が劣るなどの問題点がある。
とはいえ、単体でみれば破綻やバランス崩壊などはしておらず手堅くまとまった出来に収まっている。
また各モードのシステムも順当に改良されており、いずれも一定の評価を保っている。
難点はあるが総合して、『実況』から『eBASEBALL』へと新しい時代の変化を実感させる良作と言えるだろう。
野球ゲームとしては間違いなく完成度が高いのだが、キャラゲーとしてのパワプロを求める層にはイマイチな評価を受けた作品である。
そのためか次回作である『パワプロ2022』ではメインキャラが再登場する事となり、大きくキャラ面に特化した内容になっている。
*1 ナショナルチームなど本作の一部新要素が影響している。
*2 野手なら「巧打」「長打」「走塁」「守備」の4分野、投手なら「球速」「制球」「スタミナ」「変化球」の4分野。
*3 確定ではなく、戦績が良いほどその可能性が高い。
*4 『ポケットモンスターシリーズ』の「ピカチュウ」の声や、『ONE PIECE』の「トニートニー・チョッパー」役で知られる。
*5 下がるパターンもあるが、確率は過去作と比べて低め。
*6 至高の一塁手、至高の外野手など。
*7 サクスペで「キレ○」+「変化球対抗心」を持った選手を本編に連動させると、「驚異の切れ味」を取得した状態になる。
*8 特にメインキャラは弟が事故に遭う、失恋し思いを引きずる、仲間の暗躍で投手生命を断たれるなど不幸な目に遭う事が多い。
*9 変化球はツーシームファスト、ナックルカーブ、SFFの3つのみで対左打者Gまでついている。なお国際大会以前では打たれ強さGだった。
*10 一応、ホームラン本数の場合は7回以降に1度必ず(普段打席操作が発生しない点差の場合も含めて)4番の打席操作が回ってくるという仕様がある。
*11 チームメイトや彼女のイベントを最後までこなすと金特が入手できるようになった。
*12 過去作『2018』もそうだが、本編における査定評価は★XXX(3桁の数字)で表現される。最大は★999
*13 デッキの自由度が高い上、本編連動に有利な選手イベキャラと相性が良い。そのため、本作発売から1年経過した2021年でも連動向けにはトップクラスの環境である。
*14 特殊能力ランクを一段階下げられる、通称『赤本』がショップに常設されるようになった。価格も一冊100円と格安。サクスペと異なり個数制限が無い上、Gランクの特殊能力を持つ選手も作成可能。
*15 特に野手。投手の場合はピンチの時に操作するため、被本塁打で、失点する可能性があるため、練習機材が貰え無くなる場合がある。
*16 初登場以降で全く出番がないのは15など一部の作品のみ。
*17 タッチアップによる進塁を狙わない場合、捕球されても帰塁が間に合い捕球されなかった場合に本塁生還も狙える二三塁の中間ほどで待機するのがセオリーとされる。
*18 当然ながら現実の野球ではあってはならないボーンヘッドであり、打者だけでなく飛び出した走者がそのままアウトになる危険もある。
*19 新型コロナの影響で東京五輪で出場辞退してしまったため、結果的に実名化しただけに留まっている。
*20 その中でも優勝チームの巨人にはかなり甘い査定が多い。
*21 単年のみでしか活躍していないなら抑え気味になることもあるが近藤健介選手は球界を代表するヒットメーカーとして有名な選手である。ただしアベレージヒッターは付いているのでオートペナントでは相応の成績は残しやすい。
*22 ただこちらは何らかのマスクデータがあるのかオートペナントでは圧勝しやすい。
*23 一方で得点圏打率は.320と打率より高い数値をマークしたにもかかわらず何故かチャンスはEと低く設定されている。
*24 この影響によりプロリーグに対するヘイトが高まってしまった感があり、興味の無いユーザーの中からは「プロリーグなんて辞めるべき」という過激な意見も出るようになってしまっている。
*25 混合チーム「大江戸カーニバルズ」の片割れ
*26 ちなみに、他の大学でプレイした際は秋季全国大会準決勝で当たる時があるが、ここで主人公に敗れた際に「一人がどれだけすごくても限界がある」と戒める主人公に対し例え自らが戦犯になっても、「ザコが足を引っ張ったんだ!」と言い捨て去っていくため、ここでもプレイヤーの心象を悪くしがちである。
*27 死球等を含む。
*28 秋季全国大会決勝前にジューユの提案でチームを団結させるためにスポンサーと協力して敢えて行ったことと発覚するが、一歩間違えたら団結どころかバラバラになる可能性も高かったと矢部から指摘されており、チーム全員からも非難を受けたために反省の様子を見せているのが救いか。
*29 キャプテンになれないパワフル農業大学では試合前の編成も不可能なので木枯を強制的にスタメンで使われてしまう。
*30 こちらはキャプテンになれば編成可能。
*31 通常は連動時のみなのだが、本作は連動時といつまでに連動すると…という期限が2回設けられた(先に連動すれば3回分もらえた)。
*32 参考までにPS4版2016,2018はどちらも初週19万本前後であったが2020は91,547。ただしDL販売は含まれていない点には注意が必要。