// / \: : : : : ヾ:\
/ . ヽ: :_:_:_j:::::::ヽ
/ / ′ / / 「-一─:<
′ / ! !イ /| / ハ 「: : : : : : : :\
\ ! /⌒Y | || .′ ィ^i | |: : : : : : : : : : \
ヽ.ー! !一i | | 下、 / ! // | | |: : : : : : : : : : : : :\
`! !ーi十 ィ=ミVi! |,斗─j!─ ! ト: : : : : : : : : : : : : : :\
.. -Y=三イ V i朴f:i:! |/弐二jミ / ノ |: : : : : : : : : : : : : : : : 〉
イ三 !=- ∧ ヽト弋ノ 笏zう:::ゞ イ| |: : : : : : : : : : : : : /
〃 )、 |::::: 込 少.′′ / | ヽ:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_ /,、 ───、
!⌒ヾ. -=彡ィ八 |、 ::::::: / / .′:从 \: : : : : : : :..:/ \ / !
イ  ̄ ヽゝ _彡 {::::∧|::ヽ ´` -=彡' イ:::::::. 个ー‐→<: : : :../: : _:_:/ヽ. |
/ 「  ̄「 ト、ル | V /::::::::` ー┬─/ /: /::::::::: | /1、/: : ヽ./ ヽ、:.\ |
{_/|___! : |::::::\ノ 〉'::/^弋:::: r┴‐´ ∠―/::::::::::: 从 /三 !: : : : : :. :ヘ | ヽ: :.イ
『チルノ』
【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃【統率】3 【武勇】6 【情報】1 【政治】⑨+1
┃ クール王国一般人。アホの子。
┃ ちょっと喧嘩が強く、簡単な氷の魔法を使えるだけのガキ大将―――と、思いきや。
┃ 妙なリーダーシップと放っておけないアホの子具合から、内政面で他人の協力を得て、
┃ その能力を引き出すのが抜群に上手い。
┃ 実は孤児院出身で、孤児院に多くの仕送りをしている。
┃
┃【能力】
┃
┃○サイキョーver2.0
┃ 放っておけないアホの子。何故か皆が手助けしてくれる。
┃ 彼女がサブとして参加する内政の判定の成功率に、常に+10%。
┃ このスキルは成長しない。
┃
┃○賑やかし
┃ 他人をノセるのが上手い。彼女がサブで内政判定に参加する場合、
┃ 【判定値】に足す数字は【能力値の半分】ではなく【能力値そのまま】となる。
┃ このスキルは成長しない。
┃
┃○祈り
┃ 無垢なる祈りは他者の為に。
┃ 1年に1度だけ、『~に1回』などの回数制限のある他者の特殊能力の使用回数を1回分回復させる。
┃ 再充填は1月。このスキルは成長しない。
┃
┃○願い
┃ 無垢なる願いは他者の為に。
┃ 1度だけ、ありとあらゆる自身が参加していない判定を『振り直す』事が可能。
┃ 1度使うとこのスキルは消滅する。このスキルは成長しない。
┃
┃○希望
┃ 無垢なる希望は他者の為に。
┃ 1年に1回、ありとあらゆる自身が参加していない判定に、+10%の成功補正をかける。
┃ 再充填は1月。このスキルは成長しない。
┃
┃○お祭り娘
┃ トラブルを巻き起こす性質の持ち主。
┃ 1季に1度、ランダムイベントを2つ発生させる事が出来る。
┃ 使用回数の回復は1月、4月、7月、10月。この能力は成長限界である。
┃
┃○商業力
┃ 内政の中でも商業に特化した能力を持っている。
┃ 商業振興判定に参加した場合、成功率に+10%。
┃
┃○⑨
┃ 政治力の数字は『⑨』固定。何回コミュっても成長しない。アイテムの補正は乗る。
┃
┃○ゼロマスク(アイテム・下級)
┃ とても扇動とか政治的な事に適性が高そうな怪しいマスク。
┃ 所有者の【政治】を+1する。元の【政治】が10以上の相手には意味がない。
┃ が、チルノには大き過ぎるので、チルノが持った場合は抱きかかえて持ち歩く事になる。意味あんのかそれ。
┃
┃○賢者の扇(アイテム・上級)
┃ かつて賢者が持っていたという扇。
┃ 所有者が【政治】を使う判定に参加した場合、成功率に+10%。
┃ ……扇ですよ?
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
チルノ外交スキル
【純真】 ―――善良な性質に強く傾いていたり、子供好きの相手との会談に連れていくと、好印象を得られる。
ただし、子供を連れていくのが不適切な会談の場合、逆に印象が悪くなる事も。
| ̄ ̄`7
_,,,,、 .| /
ヽ, | | /
ヽ_| ,.へ``'''"
/\ _,.. ∠/___\、
/ \ ア;-'└‐'---:┘ヤ、
``''ー、,,_/ ,r' /:::;:::::::::::、::::;::ヽヽ,
,'::/::;'i‐'ト、:::::::|'i‐ト,ヤ::::', / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|:::i::::i:|.○ \ノ ○|::i/:::::| | チルノは【能力値の上限が全部一桁】だけど、
「 ̄`| |、::i:::::i' r─┐ レ'レレ''! < 【特殊な特殊能力を覚えられる】特殊型!
ー''''" く.`,ヘレ | ,| ノ'"ヽ,' | 特殊能力特化型って考えても良いね!
/\ `''ーr'─''''j" ,/,.) \________
,ァ `ー, レム、/ 、 ,/ `;
7´ `; /、 _ l゚ _ ,ヽゝrァ '
ゝrァ'´ >-、,,_ Å ,/、
/;;_/:::::::`":::`"::::::::ヽ,
`ヽ;、_:::::::::::::_;;/
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ヽ, | | /
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/ \ ア;-'└‐'---:┘ヤ、
``''ー、,,_/ ,r' /:::;:::::::::::、::::;::ヽヽ,
,'::/::;'i‐'ト、:::::::|'i‐ト,ヤ::::', / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|:::i::::i:|.○ \ノ ○|::i/:::::| | 具体的には『味方の行動にプラス補正』
「 ̄`| |、::i:::::i' r─┐ レ'レレ''! < 『回数制限のある能力の使用回数を回復』
ー''''" く.`,ヘレ | ,| ノ'"ヽ,' | 『ランダムイベント複数回振り』など、変わった能力が目白押し!
/\ `''ーr'─''''j" ,/,.) \________
,ァ `ー, レム、/ 、 ,/ `;
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/ \ ア;-'└‐'---:┘ヤ、
``''ー、,,_/ ,r' /:::;:::::::::::、::::;::ヽヽ,
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|:::i::::i:|.○ \ノ ○|::i/:::::| | 後は、内政サブとしての適性の高さは既に皆様ご存知の通り。
「 ̄`| |、::i:::::i' r─┐ レ'レレ''! < 本人は弱っちいけど、味方の能力を引き出す事にとにかく長けてるね!
ー''''" く.`,ヘレ | ,| ノ'"ヽ,' | 成長の為のイベントは特に規定されてないから、気楽に育てると良いんじゃないかな。
/\ `''ーr'─''''j" ,/,.) | ―――以上が情報でした。それじゃみんな、まったね~!
,ァ `ー, レム、/ 、 ,/ `; \________
7´ `; /、 _ l゚ _ ,ヽゝrァ '
ゝrァ'´ >-、,,_ Å ,/、
/;;_/:::::::`":::`"::::::::ヽ,
`ヽ;、_:::::::::::::_;;/
/ `'''' ̄|
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あたいがお願いする!
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そのアイテムの使い道
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、 _ _ {. .i
ヾマヽ /´ ヽ\ \i\ ←けっこー気に入ってる
\ ', ,'i }: :ハ '|. . .i
}} i::', /: : :il l. . . ゝ 「あたいがお願いする! 今日のおゆはんはオムライス!」
ヽi、 ヾミ=彡:.:.::/ イ. ,/
ヾミミートヽ://:/レ/イ
\:.. r'不 ,.、j、` Y/≧'__
,ヶ、l/人):::、´ゝ\ >
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`´ l:::::::::::::::::::::::ヽ`ヾ
i:::::::::::::::::::::::::::lヽ-
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L^_∠ゝ'-‐ヾ´
ヾ、 `ゝ
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l´ / ヽ <
ゝ/ .,. , ヽ. ヽ
ソ / ,. l /| i i ヽ { ヽ
/ / / .∧ / | ∧ |. U
/ / /l / ヽ / | / ヽ | ヽ
//| /十フ~ ヽ / ート -<、 ヽ | ヽ. ヽ
ソイ | /| レ ヽ/ | / > | \ ヽ 「はいはい。
/ レ' | ● ● く ヽ .| \ヽ もう、仕方がない子ねぇ」
/ (. | xxx xxx > <`ヽ ` ヽ
/ / <ヽ > >ノ , ヽ
/ > く ヽ ┌┐ ,;' > l ヽ
/ , > < ` 、 ` ´ _,.. ´) < , i、 ∧ |\.ヽ
|/ヽ/ > <∨∨∨ `~ > ..-'''"l、,.( <´ソ∨∨ ∨ ヽl
_(, 、< ┌―――--ヽコトこ)"''( , )
ヽイ´^ /iー、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:)i! |ヽイ匚ロミ "'i
ソγー‐´、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| | ` ´ ノ,.|`´_iヽ
l ) ;:;:;:;:;:;:; リ´ヽ , 、./ ヽ
ヽ 丿;:;:;:;:;:;:;:ヽ:::::`´`〈 〉
`Yー´,-‐‐、 :;:-、ソ:::::::::::: ) /
`ー ( ` ヽ `i :://~~~~~/ヽ
|.:.:.:.l.:.:.|:.:. .:.|.:.:./:.:.∠_//_.|:.:.:./.:.:./ /:./ヽ:.ヽ }:.:
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/:.|:.:.}}|.:.|:.|.:.:.|、{rf夊仏\|:.:./rフ´/_.| {:.::.| |/
. /:./|:.:.| l.:.l:.|.ト:.'. ̄¬‐┴ヽ',:.//‐´ \_/ ヽ_l
// }:.l:ヽrヽl:.l:.ヽ:ヽ ヽ, ,}\ ヽ
/´ .':.ハ.:.{=l:.'.:.ヽ:.',-\ {_ ̄ ̄ ̄ヽ ', (……あのマスク、カッコ良いな。
/:/ }:.:|FT〕、:.\ ヽ ̄ヽ l 頼めば貸して貰えないだろうか)
// /|:.:l|{≡}|ヽ-、\ 、__ _ / .| | ',
/´ l:.|}:|f i:|. \ ___ ¨ヽ { l ',
/´l:ハヽヽ、 \ ¨ `才:.ハ
ノ _}:.:|\\ \ , ' ´/:.:./ /,ヽ
}二二匁≡⊃><ヲ‐≠ォ{! ./´ \
/:∧: : / /: :  ̄7 / ̄ ̄l ヽ _〉___
/: ∨: :/ /: : : : :/ /-、〈〉/ __|____
チルノの算数教室
/l/\l\
/::: \
|::::. / ̄ ̄\ .| (←だぼだぼのゼロマスクをかぶって、算数の勉強をするチルノの図)
|::::. | | |
|::::: | | |
\: \__// |
/ `一---ー´ |
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| `ーヽl_l_l.} ヽl_l_l.} \
(、`ーー、ィ } ̄` ノ ⑤ ①①①① \
`ー、、___/`"''-‐" ⑩⑩⑩⑩⑩ \
⑩⑩⑩⑩ \
サイキョーのけんじゃ
_,. -――‐-
/ `丶
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,' /ーァ ー一ァ ヽ
| /二/ >く ',
{ /二二二 \. |
、 _ _. ', / | ヽ ,'
ヾマヽ /´ ヽ\...', ___ /
\ ', ,'i }: :ハ..ヽ / ', | /`\ /
}} i::', /: : :il. \ ', l / / ヽ /
ヽi、 ヾミ=彡:.:.::/ イ. ,/\ __ -―' "´
ヾミミートヽ:/})7レ/イ //
\:.. r'不 ,.、j、` Y/≧'.//
,ヶ、l/人):::、ヘ \// _>
/´.::!::::::::::::::::\`ー=<
`´:::::::l:::::::::::::::::::::::ヽ`ヾヽ、_
〃.:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::lヽ-`ー=ミ
ノ,:.::::::::::::l::::::::::::::::_::「フ..::::::::::::::..丶
´-─━─-L^_∠ゝ'-‐ヾ´-─━─--`
ヾ、 `ゝ
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平和の女神像
_,. -――‐-
。 ___ 。. / `丶
r;;ァ r;;ァ.Y 。 / \
ヽ Y | r;;ッ ,' /ーァ ー一ァ ヽ
rv' ´| ̄`/、rッ | /二/ >く ',
`{ } { /二二二 \. |
. ゝ、 _ ノ _ _. ', / | ヽ ,'
ヾマヽ /´ ヽ\...', ___ /
\ ', ,'i }: :ハ..ヽ / ', | /`\ /
}} i::', /: : :il. \ ', l / / ヽ /
ヽi、 ヾミ=彡:.:.::/ イ. ,/\ __ -―' "´
ヾミミートヽ:/})7レ/イ //
\:.. r'不 ,.、j、` Y/≧'.//
,ヶ、l/人):::、ヘ \// _>
/´.::!::::::::::::::::\`ー=<
`´:::::::l:::::::::::::::::::::::ヽ`ヾヽ、_
〃.:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::lヽ-`ー=ミ
ノ,:.::::::::::::l::::::::::::::::_::「フ..::::::::::::::..丶
´-─━─-L^_∠ゝ'-‐ヾ´-─━─--`
ヾ、 `ゝ
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―――農地にて
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_,. -――‐-
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r;;ァ r;;ァ.Y 。 / \
ヽ Y | r;;ッ ,' /ーァ ー一ァ ヽ
rv' ´| ̄`/、rッ | /二/ >く ',
`{ } { /二二二 \. |
.ゝ、 _ ノ _ _. ', / | ヽ ,'
ヾマヽ /´ ヽ\...', ___ /
\ ', ,'i }: :ハ..ヽ / ', | /`\ /
}} i::', /: : :il. \ ', l / / ヽ /
ヽi、 ヾミ=彡:.:.::/ イ. ,/\ __ -―' "´
ヾミミートヽ:/})7レ/イ //
\:.. r'不 ,.、j、` Y/≧'.//
,ヶ、l/人):::、ヘ \// _>
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〃.:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::lヽ-`ー=ミ
ノ,:.::::::::::::l::::::::::::::::_::「フ..::::::::::::::..丶
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├┬┤ サイキョー の チルノ ├┬┤
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【人物列伝:チルノ】
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',.7 . ハ !. i' ∧ l }::.i
v ', ! i. ト i |レ,-'y, i !./
{ ! .i |,ト-ル'ヘ ! _,ゝ、i ; |,
', l ゝ ハ-ムt、\|.'ヒ!;リ ! ; |.ヽ
>:ヽ ヘ !弋リ , `´ i .l .ゝ::::',
/.:.:::ヽ,i.'、ゝ、 ,-‐,' .入 ! |::::::',
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『チルノ』
“聖女”チルノ。史書にはそう記されている。
元々は親も知れぬ孤児、捨て子であり、アムステルダム薩摩の孤児院で生活していた。
後にクール家に雇われ、内政に従事。ただし当人の能力は高くなかったとされている。
ただ、彼女の場合はとかく他人を動かしてしまう不思議な魅力があり、彼女が何か
特別な指示を出したわけではないのだが、周囲の人々を実力以上に張り切らせる何かが
あったと言われている。
その辺りはやらない夫らの当時のクール家の人物達も高く評価しており、チルノの事を
内政の要と評する言葉も手記などに散見される。
グラズヘイム戦後、ほどなくしてクール家の家臣を辞し、修道女としてアーランドの学校に
併設されている孤児院で働き始める。
周囲の人々を不思議と惹きつける魅力を持ち、無私の精神で人々の為に祈り、働き、
率先して誰かの為に何かをしようと頑張り続けた彼女の姿は多くの人に影響を与え、
いつしか彼女は“聖女”と呼ばれるようになったという。
とはいえ当人はその称号や修道女という言葉から連想されるような物静かなタイプではなく、
むしろ極めてお転婆な女性であったらしい。
聖女という称号も嫌っていたようで、『私は聖女ではなく、ただ皆が大好きなだけ』という言葉を
残している。
とはいえその言葉を心底から語り、また、大好きな人々―――即ち自分の身の回りだけではない、
もっと多くの人々の為にと働き、祈り続けた彼女は、今でも聖女として語り継がれている―――
▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲