リメイク版デスティニーにおけるバルバトス
「ブチ殺す!!!」
そんな人気のおかげか、前作(テイルズオブデスティニー)のリメイク版にまで隠しボスとして登場。
リメイク版に限らず別作品にも登場する理由は 未来永劫終わりの無い戦いを強いられた亡霊だかららしい。
どう見ても最高の御褒美です、本当に(ry
前述の「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」が
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」に格上げされ、
やたらと濃いカットイン(上の画像)も付属するようになった。
これは以降も彼を象徴する大技(秘奥義)となり、年月が経ってもなお変わらない存在感を放ち続ける。
攻撃自体も晶術によるカウンターからアイテム使用者へ突進しての連続攻撃に変化。
5桁ダメージを容易く叩き出す。相手は死ぬ(操作キャラのHPは5994、DC版で9999まで)。
のけ反っている間や演出の長い技を使うタイミングにアイテムを使うと反撃を免れる。
他のカウンターは行わなくなったが、倒れたままでいると「いつまで寝てんだ!」とダウン中のキャラに追撃する厄介な攻撃技を習得。
戦闘の構えが変わり技の性質も変化(「三連殺」が瀕死にする効果のない打撃になるなど)、
HPが減るにつれ攻撃技が激しくなったり、耐性が上乗せされる(後述)、
新技も大量に追加されて相変わらずの理不尽っぷりを見せ付けた。
中でも、「ワールドデストロイヤー」という彼の最大の必殺技はほぼ 画面全体が攻撃判定(攻撃判定が無いのはたどり着けるキャラが僅かな画面最上部のみ)な上ガード不能、
更に条件次第で 億単位のダメージを弾き出す(繰り返すが、操作キャラのHPは9999まで)という圧倒的な存在感を誇っている。
ただしその時点での装備だと 十数万くらいのダメージだが、それでも明らかにインフレしています、本当に(ry
↓有志の最大被ダメージ検証
その動画では、 2,147,483,647(21億)ダメージを記録している。これは内部処理上の限界値であり、16進数で7FFFFFFFである。
しかも正確な計算式によると 3,247,974,081ダメージは出ている筈らしい……(繰り返ry)。
また、一発で沈められるせいで単発技と思われていたが、 実は3HIT技だった。
加えて20回の回数制限付き ハイパーアーマーを標準搭載しているせいで、妨害することすら大変。
(注:20回攻撃を当て、21回目の攻撃で仰け反るようになる。ただし、コンボが途切れるとアーマー復活)
D2でも使用したジェノサイドブレイバーも、ほぼ全画面攻撃になるように、バルバトスがわざわざ画面端にまで移動してから放つ使用に変更。当然CPUは100%直撃する。
BCが100になると発動するようだが、命中率低下付与のイビルチャージというタックルの使用頻度が高いため、これを食らった後に攻撃すればすぐに発動する。
更に、HPが減るといつでも好き勝手に放てるようになるのでかなり迷惑。
まともに食らえば即死だが、さりげなくこの技には10秒間守備力-99%化というとんでもない状態異常が加えられてるので、
カス当たりで助かったとしても、その後ちょっと何かの攻撃を食らえば結局即死は免れない。
戦闘ランクSIMPLE(最低難易度)で戦闘に突入すると 「貴様に俺と戦う資格はねぇ!!」と言いながら
即死級の破壊力を持つ「チープエリミネイト(チャージ時間無しのジェノサイドブレイバー)」を開幕から使用し、
何らかの手段で凌いでもそれ以降は攻撃の後に組み込んで(10回まで)使用してくる。
しかも攻撃力そのものが異常なほどにまで跳ね上がっており(最高難易度以上)、
またSIMPLEではクリティカル率の上昇補正が低く、発生時のCC回復も少なく、コンボを続けることが難しい為、
最低難易度が一番難しいという異常っぷりである。
その桁違いの攻撃力により「攻撃判定に接触=死亡」という等式が成り立つほどである。
え? カス当たり? 1ヒットで即死ですがなにか?
また、実際にプレイしてみればわかるが、SIMPLEの仕様として「鋼体の残り枚数が表示されない」という点もかなりの負担になる。
それを一人+ノーダメージで倒す動画(Youtube)
も存在はしているのだが。
というわけで、SIMPLEで挑むぐらいなら最高難易度で挑んだほうが良い。
結局どの難易度でも苛烈な攻撃を仕掛けてくるが、倒し易さと報酬は最高難易度のほうが絶対にマシである。
ただし前作とは違い、リメDは 極めれば全キャラ1人で、2人操作すればお手軽に永久可能といった仕様(相手が複数の時はしっかり戦略を組まねばならないが)である。
加えて、高難易度(CHAOS)の戦闘は ハメるか瞬殺されるかの戦いである。
特にこのバルバトス、リメDのプレイ動画ではハメ・永久で容易くフルボッコにされているようだが、
ぶっちゃけると ハメなきゃ倒せないくらいの戦闘力は持っているのである。 そのような若本キャラが他にもいたような……
システム上、永久コンボ自体は操作なども含め簡単ではあるのだが、バルバトスが倒れるまで失敗することなく入力し続けなければならず、
落としたら死ぬという極限の緊張感に耐える集中力・精神力が必要となる。
一度でも落としたら一発でこちらを全滅させうる攻撃をドカドカ繰り出してくるし、それを掻い潜って20回ものアーマーを削らなければならなくなる。
要するに、
プレイヤー側にのみ常時死兆星状態の北斗の拳をやっている
ようなものである。
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グルグルまーわーれ! |
対バルバトスで一番簡単な永久コンボはジョニーの「ビートヘヴン→まわれロンド×n」で浮かせ続けるというもの。
まわれロンドの攻撃判定が出ている間にCCが回復するので、クリティカルが全然出なくても、最小CCが5あれば大丈夫。
集中力が途切れて手元が狂う可能性を差し引いても、とにかく勝ちたいならこれが一番良いだろう。
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アイテム禁止に対する抜け道 |
禁じ手(と言う程でも無いが)として、このゲーム内にはアワーグラスというアイテムが存在する。
その効果は簡単に言えば 発生ほぼ0Fのザ・ワールド。 DIO様もビックリの性能である。
当然止められる時間は短めなのだが、このアワーグラスは 相手の鋼体を一気に0にする追加効果がある。
つまり戦闘開始直後に使用→時止めが終了する際に多段攻撃で楽々20回分の鋼体を剥がせるのである。
しかもこのアイテム、当然上記のアイテムカウンターには反応しない(これは他の作品でも同様)。
まさに公式チートである。
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あと少しで倒せる…よし、アワーグラスで一気に落とすぞ! |
生かして帰さん!!!
残念ながら、バルバトスは残り体力が20%を切ると、全ての状態異常に耐性を持つ。
実はアワーグラスの正確な効果は「敵全てに停止の状態異常を付加する」というものであり、ここまでくるとアワーグラスでさえも無効化されてしまう。
当然「 ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え ! 」が飛んでくるので、20%を切ったらアワーグラスは使ってはいけない。
ちなみにSIMPLEではBCを使って来ない代わりに最初から全状態異常耐性がついてるので、結局アドバンテージは無い。
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因みに、シリーズ通して有効なアイテムに、アワーグラスのほかにオールディバイドというものがある。
これは敵味方の攻撃力が半分になるというもので、長期戦にこそなるが、高火力相手との戦いには有効なアイテムである。
よって火力の高いバルバトス戦に有利である……かと思いきや、実はバルバトスはこれを使うとすぐにヴァイオレントペインなる肉体強化技を使用してくる。
この技は自らの攻撃力を2倍にする利点と自らの防御力が半減する欠点を持ち、要はオールディバイトを無効化する。
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「弱い・・・弱すぎる・・・」
Q.バルバトス強すぎるんだけど。
A.バルバトスだからしょうがない。
Q.ハメ殺しとか卑怯じゃないの?正攻法で戦えよ。
A.バルバトスだからしょうがない。
Q.なんで他の作品にまで出張ってくるの?
A.若本だからしょうがない。
「貴様ら、こんなところで長々と何をしている?
鼠のように逃げおおせるか、この場で死ぬか、
どちらか選べぃ!」
RPGの定番として「全員をオート操作にしてスティックを固定して放っておく」というレベルアップ方法があるが、
リメDでは長時間スティックを一定方向に倒している+全員オート操作という条件を満たすと、何とバルバトスが制裁に現れる。
通称「 野生のバルバトス」。
この戦闘には絶対に勝てないので、彼の言うとおり「鼠のように逃げおおせる」しかない。
一応逃げる時間を用意してくれるのが彼の最後の優しさだろうか。大抵は逃げる間もなく死ぬが。
しかもこのバルバトス、シナリオ進行も場所もおかまいなしにあらゆる状況で出てくるため、ゲーム開始直後にいきなり出すことすら可能。
まさかオートレベルアップをこのような形で対策するとは……バンナム恐るべし。
ディレクターズカット版では、更に出番が増えた上に理不尽極まりない新技が3つも追加された。
一つが 殺・魔神剣。ええ、あの魔神剣ですよ奥さん。ついにテイルズの代名詞を習得しちゃったんです。
「引き裂いてやろうか!?」の声と共に斧で衝撃波を飛ばすのだが、こちらの飛び道具やキャラを貫通しながらフィールド端まで連続発生する仕様。
1発でもくらえば画面端に届くまで連続で食らい続けるので、最初から端にいない限りは食らったら生き残れない。
しかも 確率で即死効果付きというひどい性能である。
二つ目の ヘルヒートは「余裕かましてんじゃねぇ!!」の掛け声とともに宙に浮きながら炎の弾丸を放つというもの。
何とこの弾丸はものすごい速さで、恐ろしいまでの追尾効果あり、更に量が多いため(その数何と 32発)、バルバトスの技の中でも特に回避困難である。
しかも 封印状態になるという厄介な状態異常が付いており、アイテムによる回復が制限された上で術技を封印されるともはや逃げるしかなく、
逃げるにしてもバルバトスは全敵の中でトップクラスのダッシュ性能を誇るばかりか遠距離技にも長けてしまっているため、食らってしまうとほぼ絶望的。
基本的にHPを半分以上減らした時に使ってくるが、SIMPLEの場合は最初から使ってくる。回避は不可能に近いので、ただでさえ高い難易度がさらに高騰してしまった。
三つ目が、デスティニー2のカウンター技でもあった「俺の背後に…立つんじゃねぇ!!」を再現した バック・スナイパー。
食らうと強制的にHPが1になり、画面上空へ叩き飛ばされる。運が悪いとそこから三連殺などとどめの追尾攻撃。
その他、デス・アビスに小型化の状態異常が負荷されたりと厄介度がかなり上がっている。
これにより、アイテムを使えないというのに、睡眠以外の全ての状態異常攻撃を習得してしまった。
また、バルバトスはジアースクラッシャー(斧で地面を叩き割り、出てきた岩を砕く技)を放っている間は実は隙だらけで、その隙にアイテムを使えば反撃されなかったのだが、DC版ではこの技が不発すると岩を砕く行動にまで移らなくなり、隙がなくなってしまうなどと、無駄に細かいところにまで調整が入れられている。
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