2023/10/25開始のイベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」で先行実装された★3アーチャー。イベント終了後はフレンドポイントガチャから排出される。

ステータスはATK寄り型。同クラス同レア8騎中ではATK4位、HP3位。
カード構成はB2A2Q1のセイバー型、Hit数はB3/A3/Q4/EX5/宝具4hit。
Q・EXがHit数が多いため平均より高めのNP効率・スター効率。
クラススキルは「対魔力 D」「単独行動 EX」。

属性は中立・中庸・人。アストルフォと同様に、性別不明だがエドワード・ティーチの「紳士的な愛」の対象となる。

スキル

【スキル1】狙撃環境 C CT:8-6
自身にBusterアップ(3T)とBusterカードのクリティカル威力アップ(3T)を付与する。
Buster限定だがダメージが伸び、クリティカルダメージはさらに強化される。
1つのスキルとしては効果量が高く、このスキルだけでもバスタークリティカルの威力が飛躍的に上昇する。

【スキル2】仕切り直し(再装填) C CT:8-6
自身の弱体を解除し、「毎ターン自身のクリティカル威力をアップ(1回・5T)する状態」(5T) と毎ターンスター獲得状態(3T)を付与する。
毎ターンクリティカル威力アップ状態を1つずつ付与していく特殊なクリティカル強化スキルとなる。
クリティカル強化は1回なのでクリティカルが発生するとその一撃で全て消費してしまうが、持続は5Tと長いので重ねがけでのクリティカルも狙いやすい。不要なカードにスターが集中しているときは、あえてカードを選ばないという選択肢もあり。
クリティカル威力強化は最大倍率50%と高く、重ね掛けしてからの一撃は強力。1Tごとに付与されるので、Bカードが来た時点で都度クリティカルを狙うという使い方も効果的である。

【スキル3】迷彩狙撃 B CT:8-6
自身に回避状態(3回・3T) とBusterカードのスター集中度アップ(3T)と「毎ターン自身に強化成功率をアップ(5T)する状態」(3T)を付与する。
クリティカルサポート及び宝具の確率バフを確定させるのに必要になるスキル。また回数型3T回避と優秀な防御スキルをかねる。
スター集中はBカードのみであり、このスキルを利用すればスキル1・2による強烈なBクリティカルを狙うことが可能。
「強化成功率をアップする状態」はターン終了時付与なので、実際に強化成功率が上がるのは次のターン以降となる。
つまり後述の宝具威力アップを自バフのみで100%にするには3T待つ必要がある。
付与される強化成功率アップは5Tだが、付与自体は3T経過時点で終わる(最大3つの強化成功率アップが付与される)

経過ターン 必中 Arts&Busterアップ 宝具威力アップ
使用直後 85% 70% 55%
1T 100% 85% 70%
2T 100% 100% 85%
3T 100% 100% 100%

3T周回の最終担当としても宝具バフ率を100%にするには1T足りず、自バフだけだと心もとないので、コマンドコード(羅竜の面)や強化成功率アップのスキルを持つサーヴァントと組み合わせるのがいいだろう。

+ 確率強化の仕様

確率強化とは「皇帝特権」に代表される一定の確率で強化が成功/失敗するスキル/宝具。
成否が安定しない代わりに、成功さえすれば強力な効果を得られるものが多い。

確率強化のスキル・宝具の使用者が「強化成功率アップ」効果を受けると成功率を上げ、確定させることが可能。
現状では確率強化スキルと強化成功率アップの両方を持つサーヴァントは確率が60%~85%ばかりのため、スキルレベル次第で確実に効果を受けることが出来るようになる。
ただしそれは自身の確率強化スキルを確定にさせるには充分な倍率ということであり、他者に付与した時は足りないこともある。
例外的にクロエは成功率アップは持っているが確率強化スキルは持っておらず、イリヤシトナイイリヤ〔水着〕のみが対象で、上昇量はスキルレベルに関わらず一定。

スキル・概念礼装・指令紋章には「被強化成功率アップ」効果を持つものが存在する。
こちらは確率強化のスキル・宝具の効果対象者が受けると成功率が上がる。
「皇帝特権」等は自身が効果使用者&効果対象者なのでどちらの効果でも恩恵を受けられる。

”確率で付与”と記載されていない通常のスキル・宝具の強化効果であっても、ほとんどは成功率100%で計算が行われている。
回数制の「強化成功率アップ/ダウン」「被強化成功率アップ/ダウン」は確率でない強化時も1回としてカウントされて消費される。

【注意点】
強化成功率アップは「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を上げる」効果。
例えば蘭陵王の「勢い破竹の如し」レベル10を自分に使った場合「魔性の貌」の成功率は60%+40%で100%=確定で成功となり、
自分以外に使うと60%のまま。
蘭陵王と美遊とカラミティ・ジェーンは対象が単体のため、使用する対象には気を付ける必要がある。

被強化成功率アップは、「その効果を受けているサーヴァントが受ける強化の成功率を上げる」効果。確率は強化成功率アップと加算になる。
例えばアンデルセン深窓の麗人を装備して宝具を使用しても、確率が上昇するのは自身への強化のみ。
全体に確率強化のバフをばら撒くタイプのサーヴァントには不向き。

前述のように羅竜の面のような回数性の成功率アップは次に受ける強化全てが対象であり、それが確率強化スキルか否かを問わない。
なので次に受けた強化が確率強化スキルでない場合は無駄に消費され、成功率アップ効果が消えてしまうので注意しよう。

フィンの「女難の美/華麗奔放」、アストルフォの「理性蒸発」、概念礼装の死霊魔術のような「強化自体は確定で成功し、効果の発動がランダム」な効果は成功率アップの対象とならない。

強化成功率ダウンは「その効果を受けているサーヴァントが受ける強化の成功率を下げる」効果と「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を下げる」効果が混在している。
オベロンのクラススキルの〔マーリン〕に対しての強化成功率ダウンのみ「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を下げる」効果。)
通常のスキルなどの確定の強化は確率100%なので倍率分の数値下がった確率強化になる。一部の確定の強化*1は確率500%で影響がないものも存在する。
強化成功率ダウンの倍率の強化成功率アップを付与することで確定に戻すことも可能。
ただし森長可の強化成功率ダウンの倍率は非常に大きいので、無理矢理成功率を上げるメリットは薄い。

  • 被強化成功率アップ効果のあるスキル
    Class Rare Name スキル名 Range Turn Effect
    Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5
    Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10
    5 スカサハ 原初のルーン(CT6~8) 単体 1T 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 20
    5 ニトクリス〔オルタ〕 冥府神の裁定(CT7~9) 全体 1T 40
    Class Rare Name クラススキル名 Range Turn Effect
    5 ミス・クレーン 道具作成(衣) 全体 - 10
  • 被強化成功率アップ効果のある指令紋章
    Rare Name Range Turn Effect
    4 羅竜の面 自身 2T 20%

宝具「 二つ玉にて撃ちて候 (ふたつたまにてうちてそうろう)

ダメージ前に確率85%で必中状態(1T)
&確率70%でArts・Busterカード性能アップ(1T)
&確率55%で宝具威力アップ(1T)×2を行い、
Buster単体攻撃を行い、
ダメージ後に自身の強化成功率アップ状態を解除する。

宝具威力に関係する事前バフが全て確率式になっているのが特殊なB単体宝具。
強化成功率アップが複数かかっている状態の時は、高倍率のバフが掛かるため、高いダメージを狙える。
最大火力状態だと宝具の事前バフだけでB20%+宝具威力40%となり、ここにスキル1のB30%も加わって高火力となる。
ただし、強化成功率アップは宝具攻撃後に解除されてしまう。NP供給して2発目も撃つ場合は強化成功率アップがなくなっている状態が多いので、連続で宝具を使用した際は威力が低下しがちとなる。

なお、解除されるのはあくまで強化成功率アップなので、毎ターン強化成功率アップ付与状態は消えない。

総評

特殊な強化形式を採用しているクリティカル&宝具アタッカー。
クリティカル・宝具ともに、数ターン待つことで真価を発揮する。

数ターン待ってからの1撃は双方ともにかなりのバフが掛っており、上手く嵌ったときの爆発力はすさまじい。
特にクリティカルに関しては1撃限定で300%ものクリティカル威力バフがかかるゲーム内屈指のロマン砲となる。
また、クリティカルサポートのスキルも自己完結しているので、他のサポートが無くてもある程度は自分のみでこなせる。
クリティカルアタッカーとして運用をしながら宝具まで繋ぐことになるだろう。

なお、真価を発揮するのに数ターン要するという特性上、スロースターターになりがちという欠点を併せ持つ点に注意。
特に宝具に関しては確率55%の宝具威力バフ×2の影響が大きいので、なるべく3Tは待ちたい。
スキル2による1回のクリティカル威力アップは、威力恩恵の低いQカードでも消費されてしまう。
また、NP獲得スキルがないので、サポーターなしだと自分のカードを切ってNPを貯めるしかない。その過程でクリティカル威力バフが消失しやすい点も注意。

総じて爆発力と使いづらさを併せ持つロマン砲型な性能をしているといえる。

相性の良いサーヴァント

B定番サポーターであるが、光のコヤンスカヤおよびオベロンとは相性よし。

強化成功率アップ持ちは少ないながら何人か居るので、必要に応じて採用を考えてみるのも良いだろう。
同クラスだとニコラ・テスラカラミティ・ジェーンなどが居る。サポーターとしては美遊蘭陵王など。
例え他者から付与された強化成功率アップでも宝具を使用した時点で解除されるので注意。

相性の良い概念礼装

NP獲得がなく、回数型クリティカルもある都合上、カレイドスコープなどでNPを確保したい。
強化成功率アップはクイーンズ・ドリーム深窓の麗人などがある。
礼装ではないが、コマンドコード「羅竜の面」で強化成功率を補うことも視野に入れたい。

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最終更新:2024年02月08日 15:29

*1 多数のマスタースキル、「スケープゴート」などターゲット集中効果

*2 攻撃強化限定

*3 攻撃強化限定