絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-

【ぜったいぜつめいとしつー いてついたきおくたち】

ジャンル サバイバル・アクションアドベンチャー

対応機種 プレイステーション2
メディア DVD-ROM 1枚
発売・開発元 アイレムソフトウェアエンジニアリング
グランゼーラ(ゲームアーカイブス版)
発売日 2006年3月30日
定価 7,140円(税込)
プレイ人数 1人
レーティング CERO:15才以上対象
廉価版 アイレムコレクション:2008年2月7日/2,800円(税込)
配信 ゲームアーカイブス:2015年2月18日/1,000円
判定 なし
ポイント 水害で沈みゆく街の群像劇
グラフィックや表現は○
豊富な選択肢
頻発する処理落ち
絶体絶命都市シリーズ : 1 - 2 - 3 - 4Plus



サバイバル交錯劇、遂に開幕。



概要

アイレムが送り出したサバイバルアクションゲーム『絶体絶命都市』シリーズの2作目となる作品。
前作からの正当進化版と言えるゲームであり、複数主人公制を採用するなどボリュームが増加している。

前作は地震災害がメインだったが、今作は地下都市を襲う大水害がモチーフとなっている。


あらすじ

首都島の壊滅から数年。
失われた第3首都の座は空席のまま、都市開発の波は激しさを増し、様々な都市に及んでいた。
ここ、富坂市もその一つ。

四方を山と海に囲まれた地方都市、富坂市。
この街を変えたのが、限られた土地を有効かつ計画的に開発する地下都市開発計画「ジオフロンティア計画」。
この計画は、富坂市に飛躍的な発展をもたらした。
今もなお、その勢いは留まるところを知らない。

そして2010年12月、ジオフロンティア計画の第1期工事が完了する。
この日から、富坂市は地上と地下を融合させた都市「ジオシティ」として本格的に歩み始める。

折しもこの日はクリスマスイブ。
季節外れの大雨は祝福の雨か、それとも・・・
(説明書より抜粋)


特徴

  • 今作では主人公が5名(隠しキャラを含めると6名)存在し、それぞれが全く異なる立場・視点から同じ災害の中で生き抜いていくオムニバス方式となっている。
    • 主人公はプレイヤーが任意に選ぶのではなく、予め決められた順番でプレイしていく。
    • 一度エンディングを迎えた後は任意のシナリオのみをプレイする「フリーゲーム」が追加される。
+ シナリオ紹介(後半のネタバレ含みます)
  • 第一話「篠原一弥」
    • ジオフロンティア計画の完成祝賀記念式典のパーティー会場でウエイターのアルバイトをするため街に来ていた、大学生の篠原。仕事を行っている最中に、チーフウエイターから大雨で市内を流れる羽代川が決壊したとの情報を告げられる。チーフの命令で客の誘導に奔走している最中、大規模な水害が発生。同じくアルバイトをしていた藤宮春香と共に更衣室に取り残されてしまう。篠原は藤宮と共に地下からの脱出を図る。
    • 第一話ではあるが、最も長いシナリオ。災害から逃げ回って脱出を目指すオーソドックスな内容であり、回る場所は非常に多くその分災害に巻き込まれやすいため死亡ポイントはかなり多い。ただし、中盤で街から脱出することも可能。また、他のキャラと絡む場面が多く、篠原の取った行動が後の主人公の攻略時に大きく影響することも多い。
    • 特殊技能は「暖めあう」。同行者である藤宮と暖めあうことでTPを回復できる。ちなみにこの時の反応は藤宮の好感度によって変化する。
  • 第二話「佐伯優子」
    • 会社の人間からの書き付けで兄である佐伯聡のマンションを訪れた優子。しかし、そこで目にしたのは殺害された兄の姿だった。さらに、突然駆けつけた警察に殺人の罪を着せられ逮捕されてしまう。しかしその後、災害で収監された警察署が崩壊し、脱走に成功する。佐伯は自らの無実を証明するため、偶然出会った田辺知事の秘書である青山透と共に水没しつつある街を探索する。
    • 第一話に次いで長いシナリオだが、第一話に比べ死亡ポイントは少なめ。ただし、佐伯は凶悪犯として扱われているため、市民の誘導に当たっている警官に見つかると即座にゲームオーバーとなるという制限がある。
    • 冒頭で手錠を填められてしまう為、ぶら下がりができないと言った一部制限がある。ただし、着替えは可能である。どうやって着替えているのかなどと突っ込んではいけない。*1
    • 特殊技能は「出来心」。使用することで街にいるキャラからアイテムを盗む事が出来る。本当の犯罪者になります。と、説明にあるが別にペナルティは無い。この方法でしか手に入らないアイテムもある。
  • 第三話「柘植明」
    • タクシー運転手の柘植はコンビニでいつものように立ち読みをして暇つぶしをしていた。業務に戻り、偶然コンビニで乗せた作業員風の客を韮沢ジオセクションまで送り届けると、今度は記者の本多涼子が乗り込んでくる。本多は持ち合わせがないにもかかわらず「着払いで払う」と言い張り、結局連れて行くことになる。その後、事件の調査に半ば無理やり協力させられ、様々な場所を巡らされることになる。
    • 運転手という職業柄、移動はタクシーを使うことになる。探索シーンは少なく、主にタクシーによる移動がメイン。山道や川を突き抜けたり、建物内をタクシーで走り回って水害から逃げる迫力のあるシーンもある。
    • タクシーに乗っていれば雨風は防げるし、ヒーターを使っていつでも回復が可能。一見、楽なプレイが出来そうだが、壁などにぶつける度にタクシーは壊れていき、走行不能に陥る事こそ無いものの最終的には窓が割れて雨風が入り込むようになる上に回復も不可能になってしまう。こうなるとアイテムを使って補強するか、非常に目立たない場所にある修理屋に行かなければならない。
    • 特殊技能は「カーラジオ」。固有の移動手段であるタクシーに乗っている時のみ使用可能で、災害情報とバラエティの2種類を聞くことができる。
      • どちらも時間帯によって放送されている番組が異なる。
  • 第四話「西崎佳奈」
    • 富坂商業高校に通っている西崎は内向的な性格のせいか、同級生の桜坂綾乃に毎日のようにいじめられていた。災害が起き、避難勧告が出ている日も例外ではなく、綾乃たちに掃除用具入れに閉じ込められ、避難しそびれてしまう。掃除用具入れから出た時*2には既に大半の生徒が脱出した後。西崎は残って生徒を探していた教育実習生の比嘉夏海と共に避難場所である体育館へと進む。
    • 最終話を除けば最も短いシナリオ。死亡ポイントもほとんどなく、難易度はかなり低い。
    • 特殊技能は「おもいで」。特定の場所に来たり、物を調べると西崎の思い出が蘇えり、このコマンドを使うとこれらをいつでも回想できる。
      • ちなみに思い出の内容は「トイレにいたらバケツの水をかけられた挙句学校に来るなと罵られた」「貴女の存在自体がイライラすると罵られた」「何もしてないのに土下座を強要された」など。思い出と言うよりトラウマに近い。
  • 第五話「速水裕司」
    • 羽代川トンネルで倒れていたところを青山に助けられた速水。しかし、災害によって負った頭の傷のせいなのか、記憶を完璧に忘れてしまっていた。佐伯聡の恋人である成瀬沙耶と一緒に、記憶を取り戻すため思い当たる場所を巡ることになる。
    • ある程度災害が広がっている状況から始まるためか、エアベッドやゴムボートなどを使った移動シーンが多い。また、他のシナリオに比べあたたまりポイントや回復アイテムが少ないため、難易度は若干高い。
    • 特殊技能は「記憶を思い出す」。様々なイベントで手に入る記憶の欠片を繋ぎ合わせて、自分の名前や性格など色々なことを思い出せる。後半ではこれを行うことが必須となる。
      • 繋ぎ合わせる情報によっては全然違う記憶が完成する事もある。それは思い出すというより自分で記憶を作ってるというのではないだろうか…?
  • 最終話「篠原一弥・須藤真幸」
    • 第一話で篠原が富坂駅まで辿りついているかどうかによって主人公が変わり、篠原が途中で街から脱出していた場合、前作主人公の須藤が操作キャラになる。
    • 詳細は隠すが、目的はどちらも同じで「水没する駅からビルに逃げ込み、メディアタワーの頂上にたどり着く」。ただし須藤の場合、足を負傷しており移動速度が非常に遅いというデメリットを負っている。
    • 須藤の特殊技能は「解き明かす」。様々な情報を集め、それを繋ぎ合わせて謎を解き明かすというもの。ただし、やることは速水と同じである。これをやったか否かで結末が変わるが、完成させるには条件がある。
  • また、主人公がとった行動が別の主人公のシナリオに影響を与える「主人公相互干渉効果」というシステムを搭載しており、主人公同士の思いと行動が交錯する様を描き出している。
  • 例を挙げれば、「スプリンクラーを作動させてしまった事で警官が出現し、その場に居る別の主人公の行動に制限がかかる」「主人公が他の主人公に手を貸す事で、もう一方の主人公の攻略が楽になる」など。中にはかなり後になって干渉効果が発覚する物や、攻略・他主人公のエンディング条件に直結するような物もある。
  • その他にも、不要なアイテムをゴミ箱や「回収おじさん」という謎の人物に預けておくと、後に別の主人公がそれを回収する事もできる。
    • ゴミ箱は当然入れたそのゴミ箱からしか回収できず、他の主人公がそこを訪れるかどうかもその時点では分からないので、受け渡し目的で利用するのは得策ではない。以降の主人公にアイテムを渡したい時は回収おじさんを頼るべき。
  • 前作の「喉の渇き(QP)」に代わり、今作では「体調(TP)」を管理する事が重要となる。
    • 舞台は真冬の都市であり、その上雨や水しぶきなど服や体が濡れる要素がそこかしこに存在している。体が濡れた状態で放置しておいたり、雪が降っているような寒い場所にいるとTPが減少(体調が悪化)して動きは緩慢に、視界も悪くなっていき、TPが尽きると「行き倒れ」てしまいゲームオーバーとなる。
    • 前作のような体力ゲージ(HP)は存在せず、ダメージを受けるとTPが直に減少する。TPがそのままHPの役割も果たしている為、本作は「主人公の状態に応じてHPが徐々に減少するゲーム」という解釈で良い。
    • 濡れの度合いは水滴のアイコンで表示される。水滴が多いほど濡れている事になり、TPの減少が早くなる。乾燥時は「DRY」と表示される。また、主人公達の服や髪などの外見にも反映される。
      • 前作同様、揺れが起きた際に踏ん張らないと転倒してダメージを受けるのだが、今回は濡れた場所で倒れると一気にびしょ濡れになってしまう為、前作以上に転倒には気を付ける必要がある。
      • 傘、雨ガッパといったアイテムを装備すれば濡れを抑える事ができる。但し、これらを装備したまま飛び降りたりジャンプしたりと激しい行動を取り続けると壊れてしまう。
    • 体調は使い捨てカイロや救急セットで回復/維持できる他、ストーブや焚き火などの「あたたまりポイント」で暖まる事で服の乾燥と体調回復が一度にできる。
    • あたたまりポイントはセーブポイントも兼ねているため、要所要所に設置されている。
      • 調理器具を持っていれば「食事」も可能で、カップラーメンやレトルトカレーなどの食料アイテムを消費してTP自動回復の効果を一定時間得る事が出来る。
      • しかし、中には濡れて使い物にならなくなっていたり、燃料切れのため燃料を探してこなければならない物も存在している。
  • 前作同様、深い水に落ちてしまったり、高所から落下してしまうなどすると即ゲームオーバーとなる。これらは少しの操作ミスで落ちる事も多々あるので、気を抜かずプレイする必要がある。
    • 急に足場が崩れる・物が上から降ってくるなどの初見殺しも多いため、何度も死にながら進めることになるだろう。
  • エンディングは、選択肢や行動によって変化するマルチエンディング方式。エンディングによっては、主人公が死亡ないし消息不明となる事もある。生還しても逮捕されてしまう、なんて結末も。
    • また、どのようなエンディングを迎えたかによって他の主人公のエンディングが変化したり、新たな主人公が出現する事もある。そのため、隠し要素の開放のためにはベストエンド以外のエンディングを迎える必要がある事も。
    • シナリオを一つクリアする度、今クリアしたシナリオのまとめが、主人公またはその同行者のモノローグという形で挿入される。これは本作サブタイトルにもなっている「凍てついた記憶たち」としてシナリオ毎に5つまで保存可能であり、スタートメニューから自由に閲覧できる。
      • ネタ選択肢もちゃんと拾うので、時には抱腹絶倒ものの回想になる事も。
  • チュートリアルモードも搭載されており、「富坂市民災害センター」という施設で5つの部屋を順にめぐり、災害の疑似体験をするという設定でチュートリアルが行われる。どの部屋も、最終的にジオくん*3に話しかける事でクリアとなる。
    • すべての部屋をクリアすると部屋ごとの成績が集計され、成績に応じて称号が与えられる。また、初めてチュートリアルをクリアした際には「市民災害センターコンパス」というコンパスを入手できる。
    • 操作に失敗してダメージを受けたか否か以外にも、クリアまでのタイムも成績に反映されている。最高評価を出すには結構急ぐ必要がある。
      • 尚、各部屋の成績は部屋前で観察している男性の台詞から大凡分かるようになっている。最高点を出せていれば「僕が見た中で一番○○だったよ」と評される。

評価点

  • 被災地の表現。前作よりもグラフィックが進化している事もあり、常に緊張感に満ちたプレイとなる。
    • 前作ではゲーム開始時には既に街はほぼゴーストタウンと化していたが、本作は災害発生時のパニックや避難する人々の様子などをよりリアルに描いている。
    • BGMもかかる場所が少なく、多くの場所では雨音や足音といった効果音のみが響き渡る。これも被災地の緊張感を再現する事に一役買っている。
    • さらに、突然の鉄砲水や濁流など、ダイナミックなアクションシーンも多数存在する。
    • キャラのポリゴンも進化。2006年のPS2ソフトしてはあまり高品質とは言えないが、それでも前作よりは格段に良くなっている。今回はちゃんと口パクもある。
  • 操作性の向上。
    • 一部の場所を除いて右スティックによる視点操作が可能になり、周囲を見渡しやすくなった。また、ぶら下がり状態から下に飛び降りる事も可能になり、探索しやすくなった&前作ではぶら下がり状態からは必ずよじ登らなければならなかった)。
    • 走る際もスティックを軽く倒すと駆け足、大きく倒すと全力疾走になり、使い分けが可能に。災害から逃げるシーンでは緊迫感も出る。
    • ふんばり状態で移動する事で、四つん這いでの移動も任意に可能になった(前作では必要な場面で自動で行っていた)。
    • 「叫ぶ」もストーリー上で必須の場面が幾つか存在する。時にはただ叫ぶだけでは駄目な場合も。
    • 泳ぎは不可能になったが、水に身を浸す事自体が命取りな今回の設定を考えると仕方ないだろう。
  • 豊富な収集要素。
    • 前作同様に「コンパス」の収集要素がある。このコンパスは、まさにコンパスといった普通の物からゲーム内容にちなんだ物、ネタに走った物、さらにはアイレムに関係する別ゲーネタまで幅広くカバーしている。
      • リストの最後に入るコンパスはなんと「絶体絶命都市3のコンパス」である。製作陣の次回作に対する熱意が伺える*4
    • コンパス以外に「装備品」の収集要素もある。こちらも雨ガッパやコート、ゴム長靴、警官の服*5など実用的な物もあれば、サンタ服やナース服、はたまたネコ耳やアフロヘアーなどのネタ装備品までかなりの数が存在する。
      • 勿論、そういったネタ装備品を装備していてもゲームは普通に進行し、シリアスなシーンではふざけた格好のままシリアスに進む。それが例え、黒幕との直接対決の真っただ中であろうとも…。
      • 装備のカテゴリも、上下で個別に設定できるのは勿論、頭、顔、手、足、と、非常に細かく装備できる。次回作以降は種類の豊富さと引き換えに、上下や靴がセットになって自由度が下がっているので、本作ならではの要素である。
      • 同行者に渡して着せる事も可能。鼻眼鏡だろうがネコ耳だろうが装備可能な品であれば喜んで装備してくれる。
      • なお、装備品は基本的に装備することで寒さに強くなるため、ネタ装備でも決して何の役にも立たないわけではない。ふざけた外見だがサンタ服は見かけ通り防寒性能が高いなどの利点もある。その他、「解体」することで可燃ゴミにすることも可能で、可燃ゴミは燃やせばTPを回復できるため、ゲームを進めて行く上でも装備品の収集は重要になる。
      • クリア後は一度でも入手した装備品はゴミ箱から無制限に取り出す事が出来る。
    • 隠しアイテム的要素の「宝石」もある。これは前作から引き続き登場の宝石女*6こと竹辺幸にアイテムを渡したり会話したりすることで入手でき、5人の主人公で5つ全て集めるとささやかなご褒美がある。
  • ストーリー性の向上。
    • オムニバス形式になった事で、様々な思惑が交錯する複雑なストーリーが描けている。一つ一つのシナリオの密度は前作より下がっているものの、あるキャラの行動の理由が別の主人公で明らかになったり、前のシナリオでの出来事が意外な所に繋がったりと、群像劇ならではの物語構成が魅力。二周目のプレイでは新たな発見もあるだろう。
  • 選択肢の高い自由度。
    • 前作では明確に主人公のキャラクターが固まっていたが、本作の主人公達の振る舞いのほとんどは選択肢に委ねられる。前年に発売された同社の『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』の特徴を継承しており、その中に明らかにその場の雰囲気や展開にそぐわない、いわゆる「ネタ選択肢」が大量に存在する。
    • 「娘(春香)に代わってくれ」という電話に対し「私が春香よ」と返答する(この時の主人公は)、今まさに命の危険にさらされている人物からの救助要請に対し「チップを弾むなら」と言い放つ、何故兄を殺したと言う刑事の問いかけに「兄の財産目当てよ!」と言い放つなど、言動が外道そのものな選択肢も多い。
    • 台詞以外にも、客に届ける冷水を雨漏りの水と入れ替える、高架橋からぶら下がっているコック長からコック帽子を取り上げる、足が挟まって動けない教育実習生にサラダ油を塗ったくるなど、明らかに常軌を逸した行動も取れたりする。
      • こういったネタ選択肢を選ぶと、担当声優の熱演・怪演が聞ける。通常プレイに飽きたらどうぞ。
    • 特に、いじめを受けていた主人公の一人「西崎 佳奈」が、命の危機に瀕しているいじめの首謀者を前にして言い放つセリフは必聴。いじめっ子を罵る選択肢は数も多く、内容も「いつまでもそこで寝転んでるがいいわ!」「遺言があるなら、聞いてあげますよ」「もうすぐ私に会わなくなるから嬉しいでしょう?」など、半端ではない。
      • ちなみに、このいじめの首謀者を助けるか否かはプレイヤーの判断次第。散々罵った挙句見捨てる事も出来、すべて許して命を助ける聖人の如きプレイも可能。散々罵倒しておいて、最後の最後で度量の広さを見せて許すといったツンデレプレイも出来る。
      • それがよく判るのがこの動画である。選んでいる選択肢は勿論、他の選択肢も要注目。よくここまで用意できるものである。
      • 但し、この場面で見捨ても助けもしないでいつまでも罵り続けると、因果応報とばかりの災難が主人公に襲い掛かる。やり過ぎはいけません。
    • 通常の選択肢でも、例えば何か依頼を受ける時にもそれを使命感を持って引き受けるのか、嫌々引き受けるのか、敢えて断るのかと言ったように細かい態度を選べたりもする。
+ 更にはクライマックスでも…(少々ネタバレ)
  • 終盤、黒幕と対峙するシーンでは銃を突きつけられ、殺人ウイルスを渡すように迫られるのだが…。
    • ここでもはっきり拒む主人公らしい選択肢の他に、「快諾してあっさりと返してしまう」「返す代わりに見返りを要求する」などといった外道分たっぷりの選択肢や、「自分だけの物という理由で引き渡しを拒む」というマッドサイエンティストのような返答、さらには「仕方がないので返す」と最後の最後でヘタレる選択肢まである。当然これらの選択肢を選ぶと、それに応じてストーリーが進行し、選択肢によってはそのままエンディングを迎える。
      • さらには、黒幕の動機を聞いた後には「黒幕の思想に同調し、忠誠を誓う」という選択肢まである。「むしろ悪役に同情したくなる」という人向けの選択肢まであるとは…恐るべし。
    • ちなみに、黒幕が正体を現した際にはその人物の名前を選ぶ選択肢が出てくるが、ここで登場する選択肢には正解のほかに名ありの男性キャラの名前がほぼ全て出現している。正解以外を選んでもゲームは進行するが、全力で別人の名前を叫ぶ主人公と冷静にツッコミを入れる黒幕の図はもはやコントにしか見えない。
  • この特徴は本シリーズの他、パチパラシリーズ収録の『パチプロ風雲録』や『R-TYPE TACTICS II』など、以降の九条一馬プロデューサーが関わるアイレム作品*7へと更に継承されて行った。
  • 主人公の振る舞いは大半が選択肢に委ねられるので、本編での主人公自身のキャラクター性は薄めだが、オブジェクトを調べた際にはなかなかに個性的なコメントを返してくれる場合もある。第3主人公の「柘植 明」は特にユニーク。

バカゲー要素

  • 前述の選択肢やコスチュームに加えて展開や演出もバカゲー要素が高い。
  • 上述したチュートリアルは、操作やシステムの説明が主だが、この時点で既にツッコミ所満載である。
    • 「主人公(顔立ちやボイスからして篠原だと思われる)の全力ジャンプでやっと崖の淵につかまれる程度の幅と、数mはあろうという高さのある谷間を飛び越えさせる*8」「肘ぐらいの高さのフェンスがあるにもかかわらず「手が滑った」とバケツの水を主人公に降り注がせる清掃のおばちゃん」「梯子を上ったり、細い足場をつたってようやくたどり着けるような場所に平然と移動しているジオくん」など、中々にツッコミどころに溢れた仕上がりとなっている。
    • というか、4部屋目以降の部屋は失敗すれば普通に負傷、運が悪ければ命を落としかねないような構造である。リアルな災害を体験するという意味では決して間違っていないのかもしれないが、安全面には大いに問題があると言わざるを得ない。
    • 評価を教えてくれる男性は、上述のおばちゃんに水を掛けられる部屋で最高評価を出すと「僕が見た中で一番(水を)被っていたよ」と言う。それは成績に関係あるのだろうか…?
  • メイン主人公の篠原は女性を担ぎながら手だけで綱を渡ったり対岸にジャンプするなど単なるバイトの学生なのにレンジャー部隊か自衛隊並で、笑えるほどの体力の持ち主である。西崎も篠原ほどではないが、気弱ないじめられっ子は演技だったのかと思えるような「SASUKE」ばりの行動を取ることもある。
    • ただのタクシー運転手のはずの柘植も、時にはアクション映画顔負けのカースタントを披露する。
    • 主人公以外にも、土砂崩れや鉄砲水に巻き込まれても何事も無かったかのように現れる秋元刑事、ダム決壊による濁流に呑まれても(場合によっては車に撥ねられても)平然と復活する辺見先生など、驚異的な生命力の持ち主がちらほら存在する*9
  • 篠原編ヒロインの藤宮春香には主人公への好感度とある人物への感情度が設定されており、それに応じて一部の展開が変化する。
    • 途中、篠原が高架から転落するシーンがあるのだが、ここで好感度が高いと「私のが!」と叫ぶ。水害発生まで篠原とはただのバイト仲間だったはずだが、ほんの数時間で急接近し過ぎ(或いは本人だけがその気になっているのか)である。吊り橋効果、恐るべし…。
  • 全体で見ると数は多くはないが、ネタに満ちたサブイベントも用意されている。
    • 特に篠原編冒頭のアルバイトは迷子を助けたり、○○を持ってきて欲しいという依頼を受けたり、ジオくんの着ぐるみを着られたり*10と、かなりきめ細かく作られており、大いに遊ぶ事が出来る。会場内でふざけた行動を取ると即座にチーフが飛んできて怒られるのも面白い。
    • 尚、厨房にいるコックの中には更衣室の壁に穴を空けて女子更衣室を覗こうとしている男*11や、コック長(中年男性)の写真を大事にロッカーにしまっている男も居たりする。何なんだこの職場…。

賛否両論点

  • ストーリー性が高まったのは良いのだが、その分「災害を生き延びる」という要素が薄い展開が増えた。
    • 「襲い来る災害からの逃亡・脱出」に重きを置いているのは第一話の篠原編だけで、他は「無実を証明する」「不正の証拠を掴む」「テロを阻止する」と言った目的の為に被災地を駆け回る事になる為、災害から逃げるという点については副次的な要素になりがち。
      • 第四話はそういった大掛かりな目的こそないものの、後述するようにシナリオが短く、内容も「辛い思い出に浸りながら避難する」というものなので、緊迫感やサバイバル要素は薄い。
      • 敵に襲われるシチュエーションではほぼ毎回災害に助けられる*12為、まるで災害を味方に付けているようなシナリオ運びも見受けられる。特に第二話が顕著。
    • また、前作でも陰謀渦巻く展開で風呂敷を広げ過ぎた事に対する批判はあったが、本作の被災地もまた大掛かりな陰謀が渦巻いている。上述した主人公達の目的もこの陰謀に関連した事である。
      • しかし前作が陰謀自体が災害に関係していたのに対し、今回は災害によって陰謀に狂いが生じたという形になっており、前作とは趣が異なっている。
    • これらにより、「災害から逃げるサバイバルアクション」としてのコンセプトが前作よりも薄まってしまった点は否めない。反面、展開に多様性を持たせて各シナリオを差別化出来ているのも確かなので、一長一短と言った所か。
  • 上述したネタ、バカゲー要素も「雰囲気を壊す」「重くなりすぎず楽しめる」などと賛否両論な面も。前作はバカゲー要素が少なかったので尚更である。

問題点

  • 処理落ちが酷い。屋内は比較的症状が軽いが、屋外だとかなりの頻度で処理落ちが起きる。
    • 特に、雨の降っている場所は顕著。メニューを開いたり、アイテムを拾ったりするだけで数秒かかる事も多い。
  • 後半になるにつれどんどん存在感が薄くなる相互干渉システム。
    • 干渉する/される人物に偏りがあり、その上後半になるにつれ「なくても構わない」程度の干渉しか存在しなくなる。
    • 第1主人公である「篠原 一弥」と、第2主人公である「佐伯 優子」の二名がほとんどの主人公と関わるのに対し、第3主人公の「柘植 明」、第4主人公の「西崎 佳奈」はシナリオ中わずか二回しか他の主人公とかかわるポイントがない。
    • しかも、後者2名の干渉ポイントはシナリオに大きな影響を与えるものではなく、攻略難度に直結したりもしない。言ってしまえば存在しなくても何も問題がない。
      • 公式コンプリートガイドのスタッフインタビューでは「影響の少ない干渉ポイントを入れたのはどのポイントが大きく影響するか分からないという駆け引き感を出したかったから」という旨が語られているのだが、それにしても影響の大小が偏っていると言わざるを得ない。
  • 主人公毎にシナリオの長さのばらつきがある。
    • 特に第四話の西崎編は非常に短い。
      • 最終話を除けば、他は作中時間で二日以上あるのだが、この第四話は一日(しかも昼過ぎから日没までの僅か数時間)で終わってしまう。主人公の西崎自体も本筋のシナリオには全くと言って良い程絡まない、まるでおまけのようなシナリオである。舞台も学校の中だけで、他のシナリオとは比較にならないほど狭い。
      • 前半に発生する辺見先生とのチェイスだけは初見殺しだが、肝心の災害に襲われるシーンも極めて少なく、(チェイスイベントを除けば)自分で高所から飛び下りたりでもしない限りゲームオーバーになる事はほとんど無い。結局人間が一番怖いのか…。
      • 比嘉夏海が一応のパートナーという事になっているが、彼女と行動を共にする場面自体ほぼ皆無で、他のシナリオのパートナーのように着せ替えて遊ぶ事も出来ない。寧ろ、いじめっ子である桜坂綾乃の方が終盤で共に屋上を目指す分、よほどパートナーらしい。
    • 柘植編も西崎編ほどではないが短い。探索要素があるお陰で初見ではそれなりに掛かるものの、クリア手順を知っていると急がなくても1~2時間程度で終わってしまう。
    • 一番長いのが最初の篠原編で、以降は佐伯編、柘植編、西崎編とシナリオを進めるにつれて短くなっていく為、尻すぼみな感覚が否めない。第五話の速水編が佐伯編に次ぐ長さなのが救いだが。
  • 作中で明かされない謎がある。
    • 冤罪を着せられた佐伯優子を、災害の中で追い続ける秋元刑事。彼は優子が犯人だと確信しているが、鉄砲水に流されようが土砂に飲まれようが執拗に優子を追い続け、逮捕どころか射殺までしようとする。が、なぜ彼がそこまでして優子を逮捕もしくは殺害したかったのかは明かされないまま話が終わる。
      • 一応「今の刑法は生ぬるい」「この檻がなければ俺がこの手で」と発言するなど、優子と言うより犯罪者という存在に対して強い憎悪を抱いている事は早いうちに判明する。しかし、肝心の「なぜそのような考えを持つに至ったのか」という点は何ら明かされないまま退場してしまうので、強烈な行動の割にはキャラが浅い印象を受けてしまう。
    • 様々な主人公にかかわったある人物が、終盤に瀕死の重傷を負った状態で現れるのだが、こちらも全ての真実は明かされずじまいで終わる。
      • その人物と別れた際、見覚えのある人物がその後を追うかのように歩いていく演出があるが、これに関しても思わせぶりなだけで何も語られない。
    • あるサブイベントで「命より書類が大事」と周りの制止を振り来って橋を渡った挙句、そのまま橋が崩れて行方不明になるモブの女性がいるのだが、この人物に関しては何の説明も無い。このイベントで何かアイテムが手に入る訳でもない。
      • この女性を追って橋を渡ろうとした場合、橋が崩壊して渡れなくなる上にこの後のエリアが面倒なことになるため、警告のようなイベントに近いか。少々思わせぶりだが。
    • 前作の主人公である須藤は足が不自由になっているのだが、その理由は語られない。
      • 前作終盤で銃撃を受けているシーンはあるが、撃たれた部分は腕であって歩けなくなるような目には遭っていない。後に九条氏は「(足が不自由な理由は)別の機会で語る予定」と述べているのでやはり無関係の模様。
  • 豊富なコスチュームが存在するが、キャラ毎の装備制限が結構ある。
    • キャラによって装備出来るものと出来ないものが決められているのである。性別毎の制限ならともかく、別に着用しても何ら不自然は無いような服が着られなかったりと、結構装備制限が厳しい。服装のカスタマイズの自由度は決して低くは無いが、高いとも言えない。高校の制服を西崎以外が着られない事に不満を持つプレイヤーも居たとか。
  • 転倒したりしゃがんだりして顔が水中にある状態で一定時間が経過すると溺死する。というシステムがあるが、ほぼ死にシステムとなっている。
    • 転倒すればすぐに起き上がるし、長時間水に潜っていなければいけないようなシチュエーションも特に無い。溺死までにもかなり時間的余裕があり、わざとやらない限り死ぬことはまず無い。
    • 後年の続編のように永遠に息を止めていられるよりかは、リアリティがあって良いかもしれないが…。
  • 佐伯編のシナリオ終盤、あるアイテムを取る為に梯子を昇降するのだが、その際に手錠の鎖が伸縮する。
    • ゲームの進行上、梯子が使えないのでは先に進めないので仕方無くはあるが、なんともシュールな光景である。無理に梯子を使う場面を入れなくても良かったのではないだろうか。
      • そのアイテムは敵対者に奪われないように隠されてあるものなのだが、そこは風雨に晒される場所でどう考えても隠し場所には相応しくない。そもそもアイテム自体隠されてすらおらず野晒しで置かれている。もっと説得力のある場所に隠して梯子も使わなくていいようにするなど、他にやりようはありそうなものだが。
  • あるアイテムに関する嫌らしい表示。
    • ゲーム内でとあるアイテムを使った際に「このアイテムはもう必要ないようだ、このアイテムを捨てますか?」という『BIOHAZARD』を彷彿とさせる選択肢が表示される場面があるのだが、後々にそのアイテムを使用する機会がある。
    • 選択肢に従って捨ててしまうと一部のアイテムが入手出来なくなる。そこまで大きな要素ではないがかなり悪質なトラップである。前述の『BIOHAZARD』シリーズを経験しているプレイヤーなら尚更引っかかるであろう。そのアイテムは使用ブロック数も多いので、後々必要である事が分かっていなければ空きスペース確保の為にまず手放してしまうはずである。
  • ゲーム中は出会ったキャラが人物リストに追加されていくのだが、そのキャラと最後に出会った主人公の視点での情報で更新される為、一部のキャラは最終的に変な形で登録されてしまう。
    • 特に「西崎 佳奈」は最後の登場は速水編で遭遇した際なのだが、この時の主人公である速水にとって西崎は名前も知らない女子高生に過ぎない為、最終的にリスト上にて「西崎佳奈」ではなく「女子高生」という名称で確定されてしまう。仮にも主人公の一人にこの扱いは酷いのではないだろうか…。確かに本筋のストーリーからすれば関わりの無いただの女子高生に過ぎない訳だが。
    • 須藤もしっかり作中で名前が出ているのに、人物リスト上の名称は「ジャーナリスト」である。初代主人公になんという仕打ちだろうか…。
  • その他
    • 揺れた際にふんばらないと転倒するのは前作と同じだが、前作では走っている最中に転倒すると前に転がり、静止中だと尻餅をつくという感じに分けられていたのに対し、本作ではどんな場合でも「後ろに倒れる」で固定。細かい点だが少々不自然になった。
    • 前作ではストーリー進行に応じて主人公や同行者の服が破れたり包帯が巻かれる演出があったが、今作では濡れの演出がある程度で前作に比べると危機感が薄れた。服装が自由に変えられる関係上、仕方ない話ではあるが。

総評

前作の正当進化と言えるゲームであり、前作よりも大きく進化した要素が多い。
豊富な収集要素やバカゲー的な選択肢もあり、プレイする毎に違ったスタイルでプレイできる自由度の高さが魅力である。
しかし、頻発する処理落ちや一部主人公の妙に短いシナリオなど、詰めが甘い所も多く見受けられる。
決して悪いゲームではないが、良作とも言い難いゲームである。
それでも次回作以降はボリュームが少ない、ネタに走り過ぎ、システムとシナリオの出来が悪いと言った様々な問題を抱えているため
総合的に考えて本作がシリーズ最高傑作だというファンも少なくない。


余談

  • 本作の公式サイトからは、妙に凝った作りの「富坂市公式サイト」に行くことができた。しかし、現在はゲーム自体の公式サイトともども閉鎖されている。
  • 実在の企業であるコロンビアとコラボしており、作中に製品を模した大型バックパックが登場する。大量の荷物を持ち運べる便利なアイテムだが次回作ほど露骨な宣伝は入らない。説明書を読まなければ気付かないレベルである。
  • 前作と同じく、説明書には「災害対策マニュアル」という、ゲーム本編とは特に関係のない情報が書かれている。
    • なお、前作のマニュアルは主に地震災害に対応していた内容だったが、今作のマニュアルは水害に対応したものとなっている。
  • 本作に登場した不死身の刑事秋元は『パチパラ14 ~風と雲とスーパー海IN沖縄~』収録の『パチプロ風雲録6 ~情熱編~』にも登場している。
    • 同作でも殺人容疑が掛けられたヒロインを逮捕するという役割だが、本作の横暴ぶりが嘘のような誠実な刑事になっている。
  • 本作を含む『絶体絶命都市』シリーズは、2011年3月に全作品が販売終了、廃盤となった。
    • しかし後に九条氏を始めとするアイレムのゲーム部門主要スタッフが設立した会社「グランゼーラ」が本シリーズの版権を取得。今後は既存タイトルの配信開始と、続編の復活に向けて活動すると発表され、2018年には新作が発売された。
      • 現在では『3』までの過去作が全て配信で入手可能である。
  • 本作は以降のシリーズ作との関連は薄めだが、本作に登場したキャラの一部は次回作以降に出演する事もある。
    • 柘植編パートナーの本多は『3』の本編に登場する唯一の『2』キャラである。また、柘植もマルチプレイのステージのみだが続投している。
      • 本多は初代主人公であり先輩である須藤と共に『4』の後日談にも登場。相変わらずの強引な取材方法で同作主人公を振り回す(と言うか主人公が自分から振り回されに行く)。
    • メインヒロインの藤宮は『4』の後日談にさりげなく登場し、本作についてもほんの少しだが触れられている。
    • また、グランゼーラ開発の『巨影都市』には絶体絶命都市シリーズのキャラがゲスト出演しており、本作からは篠原、佐伯、青山、柘植、速水、秋元、辺見先生と、特に多く登場している。主人公が一人足りない?気の所為でしょ?
      • いずれも原作をプレイ済みならニヤリとする登場の仕方であり、特に篠原はバイト中に怒られてしょんぼりする演出まで再現されている。
      • 余談だが、『巨影都市』では着せ替え可能且つ、本作には無かった服の破損演出がある。しかし、着せ替えの自由度が高い本作で、しかもハードの性能的に同じものを求めるのは酷だろう。
  • 『巨影都市』の早期予約特典には本作メイン主人公&ヒロインである篠原と藤宮の衣装(ウェイターとウェイトレスの制服)が収録されていた。
    • また、同じくグランゼーラ開発の『マンガ・カ・ケール』では本シリーズ関連の素材がDLCで配信されている。本作からは篠原&藤宮の衣装の他、ジオくんジオくんコンパスがチョイスされている。

*1 上着は肩の上から羽織る形になるが、服は一体どうやってるのか普通に袖を通す。

*2 既に水害発生二日目の昼であり、丸一日掃除用具入れの中で気を失っていた事になる。どんな状態だ…。

*3 ジオシティのマスコットキャラで、作中のいたるところに登場する。CVは阿澄佳奈女史。

*4 『3』では案の定、「絶体絶命都市4のコンパス」が登場した。

*5 佐伯編ではこれで警官の目を欺ける場面がある。但し、普通の警官の制服なので防寒性能は極めて低い。

*6 ちなみにこの呼び名は公式公認である。

*7 氏が現在所属するグランゼーラの作品も同様。また、氏の退社後のアイレムで開発されたパチプロ風雲録の新作にもこの特徴は残っている。

*8 なお該当する部屋をクリアした後に部屋の内部を主観視点で覗くと、別の利用者が「飛ぶべきか迷うように右往左往した挙句ジャンプを敢行するも、結局対岸に飛び移れず落下する」という場面を見る事ができる。ゲーム中で彼のその後には一切触れられないが、果たして無事なのだろうか?

*9 しかしこの2人のどちらも最終的には災害に呑まれて消息不明(恐らく死亡)になる。いかに超人でも自然災害には勝てないのだ…。

*10 残念ながらすぐに脱ぐ。

*11 実際にこの覗き穴は主人公も覗くことができ、ヒロインの姿をチラっと見る事ができる(着替え中ではないので期待しないように)が、いざ災害が起きた後に女子更衣室にいるヒロインの安否を確かめようと覗いても、暗くて見えず役に立たない。所詮はエロ目的の穴か…。

*12 追いつめられると地震や濁流が起こり、追っ手だけが巻き込まれる。というワンパターンな展開が続く。